タグ:アジ紙 ( 34 ) タグの人気記事

箱入り、シンディのクローン人形

f0141785_4215357.jpg
地元のチャリティショップで、ちょっくら面白いものに出会いました。初代シンディ人形のクローンらしき、1960年代のファッション・ドール。大抵クローンと言うと、精巧な模造品では全くなく、一目でニセ者と分かる、素材も造りも数段安価な粗悪品なのですが、今回手に入れたこの人形は、当時の玩具としては造りがかなり真っ当な上、箱入り未使用で状態が極めて良いせいか、一瞬本家本元のシンディと見分けが付かない程です。初期のシンディの顔がかなりシンプルだった為、特に模倣し易かったのかも知れません。いや、タミー人形のクローンと呼ぶべきかな。シンディも、元はと言えばタミーのバッタなので…(笑)。シンディ(及びタミー)のクローン人形は、当時沢山出回っていたようで、フリーマーケットやチャリティショップで時々見掛けるアイテムです。クローンのほうも、ビンテージ人形ファンにとっては十分魅力や価値があるらしく、ネットオークションでも取り引きされています。この人形も、レトロ感は満点です。
f0141785_4225333.jpg
茶髪の前髪有りストレート、ミドル・レングス。髪質は未だツヤツヤ&サラサラで、植毛技術はこの時代としては良好。返って本家シンディより良い程です。ただし前髪の長さがヘンなのは、製造時からのカット・ミス…。
f0141785_4233853.jpg
頭部のみソフトビニールで、残りのボディは、中が空洞のいかにも安っぽいポリ製です。ファッション・ドールとしては、一つ致命的な欠点があります。赤とロイヤルブルーのチェック+白いヨークの中々可愛いワンピースには、背面にスナップが二個付いていて、明らかに着せ替え出来る人形であることを意味しているはずなのですが、この後ろ開きが小さ過ぎ、服を脱ぐことが出来ません! セットして出荷する際、どうやら服を着せてから頭を嵌めていたようです(確かリカちゃん人形の箱詰めも同じ順番)。一生この服のままで居てもらうしかありません…。箱の中には、スタンドも一緒に入ったままでした。昔のリカちゃん人形のような仕様の、腰を支えるタイプのスタンドです。

f0141785_4253195.jpgf0141785_426056.jpgf0141785_4261476.jpg
この外箱のデザイン&印刷だけでも、十分興味深いと思い惹かれました。イギリスらしい(って言うか中華レトロ?)、かなりクドいタッチのお姐さんが描かれています。「FiFi」と言うのが、この人形の名前のようです。ビンテージ・バービー同様、箱の側面にはスタイル画がズラリ。これらのファッションから、1960年代前半~中盤頃の製造かと思われます。
箱やドレスのタグには「Empire made」、人形本体には「Made in Hong Kong」と記されています。「Empire made」は、大英帝国内製造の意味で、1960年代後半頃まで使用された表記です。当時英国領だった香港製も、この中に含まれるそうです。
[PR]
by derliebling | 2013-10-11 15:16 | おもちゃ・人形

イギリスの植物柄切手のFDC 3種

切手のFDC(初日カバー)は、フリーマーケットでも良く見掛けるアイテムですが、大抵プロの業者が販売しており、価格は一枚1ポンド以上と、フリマの相場としては高め。切手コレクター用のフェア等に比べれば安いはずですが、フリマの多くのものが、50ペンスや20ペンスで売られているものですから。そんな中、一枚10ペンスでFDCを売るストールに出会いました。皆イギリスのもので、イギリスの好みの切手はもう大抵持っているけれど、FDCになるとまた違った魅力が見え、結局自分用と友達用に8枚程度買いました。すると、全部で50ペンスに更に値引きしてくれました。その中から、植物を描いた3枚を御紹介。
f0141785_19311364.jpg
こちらは1979年発行の、「(イギリスの)春の花」。右上から下へ、水仙、スノードロップ、クリーム色のプリムローズ、ブルーベルと、古くからイギリス人に愛される、御馴染みの野草が写実的に描かれています。背景は違えど構図を揃えたセンスは中々ですが、もしこの切手だけだったら、余り気に留めなかったかも。
f0141785_19314176.jpg
やはり目を引いたのは、FDCらしいプリミティブなプリントのイラスト。切手の図案に関係なく、チューリップや勿忘草など春の花が何でも描かれています。ちょっとツヤのあるバーコ印刷のようなインクでプリントされています。ヨーロッパの春らしいイースターのテーマカラー、黄色、緑、そしてスカイブルーの色合いです。
f0141785_19323499.jpg
続いて、1967年発行の、「イギリスの花」です。花と言っても園芸種ではなく、野草を描いているようで、幾つかは、上の「春の花」と被ります。中には、我が家の庭でも定番の、ニックキ雑草も描かれています。白地を生かした背景に、右端にグレイ地の女王のシルエット、またはグレイ帯に白抜きシルエットを持ちいた工夫が利いています。これがあるとないとじゃ、画面の締まり方が違うと思います。
f0141785_1933292.jpg
でもやはり惹かれるのは、FDCの封筒のイラスト。全体的に淡いロマンティックな色合いです。赤インクのみバーコ印刷のようで、少し盛り上がってツヤがあります。黄味の少ない、甘めの赤い色なのも気に入っています。ちょっと版ズレ気味の、掛け合わせの部分も良い味出しています。
f0141785_1933859.jpg
最後の一枚は、1976年の「王立国立バラ協会100周年記念」発行の切手のようです。イギリスのFDCには良くあることですが、中に厚めの紙の説明書が入っています。それに寄れば、「クィーン・マザー」こと故エリザベス皇太后(ジョージ六世妃、現エリザベス女王の母)が、この協会のパトロンだったそうです。
f0141785_19334274.jpg
こちらは封筒のデザインはどうってことないのですが、切手そのもののバラの選択が興味深いと思いました。右から、葉も香る原種系の「Sweet Briar」、オールド・ローズを代表するヨーロッパ最古のバラの一つ「Rosa Mundi」、ハイブリッド・ティーの「Grandpa Dickson」、そしてフロリバンダの「Elizabeth of Glamis」です。グラミス(グラームズ)とは、エリザベス皇太后の幼少時の居城の名前。つまりこのバラは、皇太后自身から名付られたようです。スコットランドのグラミス城は、シェイクスピアの「マクベス」の舞台としても知られ、他にも不気味な伝説の数々、そして幽霊が出ることでも有名です。
[PR]
by derliebling | 2013-08-02 15:35 | ステーショナリー・グラフィック

ワーナー・ブラザーズ・キャラクターの古い壁紙

f0141785_651534.jpg
フリーマーケットで買ったこの古い壁紙は、私にとっては典型的な「カテゴリーC」の古物です。ワーナー・ブラザーズ等のアメリカン・キャラクターには、普段は全く興味がないけれど、この味の出捲くった印刷には大変引き付けられました。印刷部分は少し盛り上がっていて、一色の印刷面に濃淡があり(中央はほぼ均一だが端の色が濃い目)、版画みたいな技法なんですよ。多分ゴム版じゃないかな。使用色はかなり多くて、当然激しく版ズレしています。ちゃんと著作権とって作成しているのかは全く怪しいものですが、アメ・キャラの場合そんなことは私にはどうでも良く(笑)、でも一応キャラクターのイラスト自体は崩れていなくて正確です。
f0141785_6534100.jpg
本来のイメージとは全く違った、目に優しい中間色の色彩や、レトロな書体も魅力です。
f0141785_682478.jpg
こんなプリミティブな印刷、例え今生産しようとしても、手間&コストが掛かり過ぎて、返って高級品になりそうです。実際イギリスの高めの壁紙(モリス柄やキャス・キッドソン等)には、今でもこの手の技法で印刷されているものがあるようですが、アメキャラと高級感って根本的に相反するような…(笑)。
f0141785_655386.jpg
一部を切り取って、額装しても映えそうです。とは言え、やっぱり私は飾らないだろーな(笑)。P太に見せたら、「これは珍しくて興味深い古物だ!」とやはりとても感心していて、コレクターが多い人気のキャラクターだから、eBayで結構売れるんじゃないかとのことでした。
[PR]
by derliebling | 2013-06-25 15:39 | ステーショナリー・グラフィック

イギリスの昔の紙製ドミノ 2

f0141785_1421433.jpg
週二回目の地元のチャリティショップ巡りで、やはり前回は見掛けなかったこんな商品に出会いました。箱の中には、9×4cm程度のかなりブ厚い板紙の札が30枚位入っていて、二種類の絵が組み合わさった構成です。中には、同柄が繋がっている場合もあります。このドミノとは、今でもイギリスで時折見掛ける幼児用の玩具で、ドミノ倒しではなく、パッケージのフタのイラストにもある通り、同じ絵柄を並べて札を繋げる、パズルみたいな遊びのようです。フタの裏側に、英語とフランス語に寄る遊び方の説明が載っています。
f0141785_6371878.jpg
パッケージは、A5サイズ位の布目の紙箱で、これ自体も中々なアジ紙に育っています。このパッケージの、いかにも知育玩具と言うような(…本当に「知育」かな??)、キリリと無駄の無い堅苦しいデザインも、また魅力です。書体の選択が、この時代ならではだと思います。
f0141785_1423393.jpg
このドミノの絵柄は、魚、白黒猫、ボール、リンゴ、蝶、パンジー、毒キノコの7種類。一体何を根拠に選ばれたモチーフなのかと思いますが(笑)、シンプルなタッチ、キッチュな(ちょっと毒々しい)色合い、見事な版ズレが、レトロな良い味わいを出しています。そして国産品なのが、古さを物語っています。そう言えば、ドミノの絵柄って好みのものが多くて、何だか結構縁があります。このドイツ製のも、そしてイギリスの古いものもそう。現在1ポンド屋なんかで販売されている中国製の木製ドミノも、何故か絵柄はレトロで中々魅力的す。
[PR]
by derliebling | 2013-03-26 15:34 | おもちゃ・人形

昔の富士山観光リーフレット

昨年帰省した際、実家にこんな味のある紙切れが転がっていたので、大事にとってある訳では全くなさそうだし、勝手に持って来ました(笑)。何せこけしも描かれているし。それにしても、物置でも押し入れでもない場所に、突然こんなに古いものが落ちているなんて、一体どれだけ散らかった家なんでしょうね(苦笑)。
f0141785_410219.jpg
発行1955年と記載していある、古~い富士山の観光パンフレットです。この時、五合目までの路線バスが初めて開通した為、富士山登山が断然ラクになり、お年寄りや子供でもチャレンジ出来ると謳っています。まず、イラストに描かれた登山者(?)達が、菅の笠&蓑姿と言うのが、凄く気になります。これが当時の、一般的な登山装備だったのでしょうか?? だとしたら、結構ショックです。
f0141785_4173264.jpg
中面にも、味のあるイラストの地図が掲載されています。ちょっと「サザエさん」の原作漫画に似た雰囲気。バス開通と言っても、この頃のはボンネット・バスだったようです。地図中にゴルファーも描かれていて、当時既にゴルフを楽しむ人が居たのが伺え、結構文化資料として興味深く思いました。
f0141785_4111198.jpg
こちらの小さなカットには、一応リュックを背負った登山者も混じっています。
実は私、富士山には未だ登ったことがありません。一度車で、五合目まで行っただけ。富士五湖や樹海(爆)には、何度も遊びに行ったのですが。富士山は、古来からの信仰の地。強力なパワースポットであることには間違いないし、日本人ならやはり一度は登ってみたいものですね。
[PR]
by derliebling | 2013-02-09 15:27 | ステーショナリー・グラフィック

ビンテージのXmasラッピング・ペーパー2種

f0141785_3104051.jpg
ブライトンのアンティーク・モールで出会った、古いクリスマス用のラッピング・ペーパーです。大きさは、一辺60cm位のほぼ正方形。一枚50ペンスでした。紙質はペラペラで、丁度シモジマなんかで売られている日本の業務用の包装紙を、もっと透ける程薄くした感じ。表面はかなりツヤがあり、裏面はザラッとしています。確か「晒紙」とか言う名前なんですけど、安価なのにレトロな質感が中々魅力的で、何より丈夫だし、印刷の発色も悪くないので、仕事で使ったことがあります。イギリスは、日本の店舗のように無料ラッピング・サービスなんて滅多にないから、自分でラッピング・ペーパーを買って包む機会が多いんです。けれど売られているラッピング・ペーパーは、コシが無くて破け易い、非常に扱いにくい紙が一般的(その割に高い。おまけに良いと思えるデザインも少ない)。例えお洒落な高級なペーパーを使ったとしても、どうせこっちの人は、ラッピングなんかロクに眺めず、直ちに破壊するごとくビリビリ破って開けちゃうし。もしこの晒紙のようなラッピング・ペーパーがあれば、低価格で包み易くて良いのになーと、つくづく思います。(なのでイギリスでは、代わりにクラフト紙系のラッピング・ペーパーを良く愛用します)
f0141785_3111267.jpg
こちらは、緑地にイギリスらしいクラシックなキャンドル(ランプ?)柄。版ズレもチープな色合いも、良い味になっています。キャンドルの周囲には、ヒイラギ、クリスマス・ローズ、更に星が散っていて、紙も印刷も質素なものの、十分華やかな雰囲気が感じられます。こんな昔ながらのクリスマスの雰囲気に、やはり一番ホッとします。
f0141785_3113081.jpg
もう一つは、黒地にちょっと中欧っぽい文様的なウォール・ストライプ風の柄。写実的な緑地とは対照的な、子供の落書きのようなシンプルなタッチです。大きなキャンディのようなモチーフは、イギリスのクリスマスに欠かせない「引っ張りっこクラッカー(中に小さなプレゼントが入っている)」を表しているのだと思います。
どちらのデザインも、現在一般的なツヤ紙に今時のプリントだったら、全く素敵には見えなかったと思います。この紙質、この稚拙な印刷だから良いのです。この時期ブライトンのアンティーク・モールでは、昔のギフト・ボックス(紙箱)なんかも売られていました。やはり古い印刷物の魅力は逆らい難いなと思いました。
 
[PR]
by derliebling | 2012-12-23 15:26 | ステーショナリー・グラフィック

イギリスの復十字シール

f0141785_2231539.jpg
切手じゃないけど、切手好き&アジ紙好きには絶対気になるアイテム、復十字シール(クリスマス・シール)。今までアメリカや北欧のは持っていましたが、イギリスにも存在するんです。しかも1960年代のは、凄~く絵柄が可愛い。 と言う情報だけは持っていたのですが、今までイギリスでも一度も、目撃する機会すらありませんでした。それが、やーっと手に入れることが出来ました。…日本で(笑)。昔から好きな、吉祥寺のビンテージ雑貨屋さんで出会いました。
f0141785_22313956.jpg
御覧の通り発行は1966年で、左上から右へ、(何故か)長靴を履いた猫、イギリスらしくコマドリとボーブル、キャンドルとベル、ソリに乗った子供のモチーフです。イギリスでは、この時代の素敵な昔絵本を探すのは大変なのに、本当に復十字シールには、東欧の絵本にも負けない好みの可愛い絵柄が沢山あったようです。印刷が高品質とは言い難く、かなりの版ズレが古さを物語っています。全体的にかなり鮮やかな色を使用しているのに、現代の製品と違って目に優しい色合いなのは、ビンテージならではの魅力です。
[PR]
by derliebling | 2012-12-19 15:27 | ステーショナリー・グラフィック

ドイツのハニカム・フルーツのピック kawaii

f0141785_415481.jpg
以前キチ吉ちゃんと一緒にベルリンに行った際、普通の庶民の屋内マーケット内の、これまた普通の、タバコや歯ブラシが売られているような日用雑貨店の隅で見付けたものです。キチ吉ちゃんと半分コしようと言っていたのに、未だそのままでした(汗)。ピックと言うよりは、焼き鳥用の串位の長さの棒の先に、ハニカム仕様の果物モチーフが付いています。果物は、リンゴ、オレンジ、パイナップル、洋ナシ、レモン、プラム(?)の6種類あります。既にビンテージかデットストックのような前世紀的な趣でしたが、10本位入って一袋75セントの現行品でした(当時ユーロは今よりずっと高かったのですが)。色合いが何ともレトロキッチュで、お洒落なカフェ等のではなく、昔ながらの喫茶店か、デパート最上階のレストラン(今でもある?)で出てくるようなアイスクリーム、パフェやサンデーに飾ると、雰囲気が盛り上がりそうです。
f0141785_422282.jpg
売られている時は、こんな平べったい状態でした。紙部分をクルッと開くとハニカムが膨らみ、葉っぱの切れ込み部分を噛み合わせて、接着剤や粘着テープ無しで開いたまま固定でき、また外して畳むことが出来る、中々賢い仕組みです。串部分さえ綺麗に洗えば、何度でも使用できます。ただしハニカム部分の染料が、相当ドぎつそう&体に悪そうで、食品に色が移らないよう注意が必要…です。
f0141785_425394.jpg
ハニカムと言うもの自体、郷愁を誘うレトロなアイテムです。そう言えば最近、IKEAでハニカムのシールが売られています。単なる円形の結構大きなサイズなのですが、カードに使ったり、壁に貼ったり、自分のアイディアで色々活用する為のもののようです。
[PR]
by derliebling | 2012-08-13 16:20 | テーブル&キッチンウェア

アメリカの復十字シール

f0141785_6483466.jpg
周囲は目打ちに囲まれ、裏面には湿らせると粘着出来る糊が付き、切手そのもの。絵柄は全くクリスマス切手のように見えて、実は切手ではない…。それが復十字シールです。大抵国名と年代は記してありますが、金額のないところが、唯一切手とは異なる点でしょうか。でも、ほんの小さな紙片の中に、情報やデザイン要素がギュッと凝縮された魅力は、きっと切手ファンの心をも掴んでしまうのではと思います。復十字シールは、結核撲滅運動の募金の為に、クリスマス時期に発行されるもので、世界の多くの国々、または市町村や機関に寄っても発行されたようです。現在も発行され続けているようですが、セルフ糊式の娯楽的なシールが余り一般的でなかった60年代以前は、クリスマス・カードを送る際、封筒を装飾したりするものとして、おそらくもっと盛んに利用されたのではないでしょうか。アメリカが特に発行枚数が多く盛んだったようで、コレクターもアメリカに多いらしく、これらもアメリカの業者から購入しました。1930~70年代のものです。コレクターに寄っては、大きなシートごと買ったり、または印刷過程の試し刷り状態を購入したりする程マニアックなアイテムなようですが、私は単に何種類もの可愛い柄を楽しみたかったので、返ってお得でした。アメリカからの個人輸入と言えど、何せ小さな紙辺だから、郵送料も微々たるものでした。
f0141785_6502512.jpg
可愛いと思った柄を、幾つかピックアップしてみます。実物の大きさは、それぞれ全て日本の普通切手と同じ位。2~4種で1揃いになっているものが多いようです。男の子と女の子で一対と言うのも、一般的だったようです。この時代のアメリカのカードのデザインは抜群に可愛いので、復十字シールのデザインに可愛いものが多いのも頷けます。
f0141785_6505282.jpg
左の情けな顔の女の子のバックは、本当は鮮やかな黄緑色だったのですが、見事に写らず(涙)。
f0141785_6513654.jpg
吊りズボンなど服装に、時代を感じます。顔が描かれていなくとも、十分可愛い。
f0141785_6521565.jpg
復十字そのものが、柄に組み込まれています。アメリカのシールには、復十字が強調されたデザインが多いように思います。
f0141785_6524469.jpg
聖歌隊も男女平等。でも今の時代だったら、全ての人種を入れなきゃ人種差別だ!だの、ユ★ヤ教バージョンも作れだの、もっと色々注文が付きそう…。
f0141785_6532163.jpg
何だかアールデコな雰囲気。物凄い豊頬サンタですが、色違いで2種揃えたお洒落なデザインです。
f0141785_6534454.jpg
71年と、今回購入した中では比較的新しいもの。シンプルでも、結構凝った構成。
f0141785_654958.jpg
大胆に版ズレしちゃってます。1944年は、太平洋戦争の終戦間近な年。日本がドン底の苦しい時代でも、アメリカでは未だクリスマスを祝う余裕が十分あったと思うと、感慨深いものがあります。
f0141785_6554794.jpg
クリスマスに鳩のモチーフって、かなり好きなんです。更に地色が紺色だと、永遠のデザインと言う気がします。構図もタッチもスッキリお洒落で、お気に入りの一枚です。
f0141785_6561946.jpg
この柄のみは、以前雑貨屋で購入したことがあり、既に持っていました。一瞬2種類だけに見えて、何気に線対称で4種1セットになっています。ぎこちなさの残る印刷が魅力。
f0141785_657186.jpg
まるでマトリョーシカのような、丸々とした赤頭巾少女。これも、かなりのお気に入りです。
f0141785_6573187.jpg
大きな樅の木を、子供達が手を繋いで一周している、色合いも書体も可愛く、これも大好きな柄。
f0141785_6575830.jpg
靴下のフォークロアな刺繍が素敵。
f0141785_6581824.jpg
やたら血色の良い、ツルッ禿げサンタさん。バタ臭さにアメリカらしさを感じます(笑)。

結核は、私にとっては因縁深い病気。とにかく復十字シールには魅力的なデザインが多いので、機会があれば、今後も進んで入手したいと思います。実は日本やイギリスの50~60年代の復十字シールには、今回のアメリカ物以上に、死ぬ程可愛い柄があるのです…。しかし日本製はまだしも、イギリス製は、ここ本国イギリスでも、未だ一度も実物にお目に掛かったことすらありません。
[PR]
by derliebling | 2011-12-23 18:30 | ステーショナリー・グラフィック

中原淳一の千代紙

昔、西★球場で定期的に行われているフリーマーケットに行ったことがありまして、結構高い入場料を払わされるのですが、はっきり言って「もう二度と行くもんかいっ」と思える程、人生最悪のフリマの一つでした(笑)。ドーム付きで雨天や寒い季節でもOKと言う利点はあり、日本のフリマとしてはかなり大規模なものの、売られているものが…、CKやDKNY、ヴィヴィアンなどの超ニセモノTシャツばかりを売るストール(しかも売っているのはガイジンが多かったような)が半数を占めていたからです! 残りは子供の不用品を売るストールと、プロの商売人ばかりで、こりゃー入場料払っても何も買うものないなとガッカリしていた矢先、唯一心引かれたのが、このプロの骨董商が売っていた中原淳一の千代紙。
f0141785_084784.jpg
復刻版は今でも「いせ辰」で売られているはずですが、これは東京ヒマワリ製の当時(昭和初期?)のものです。トランプ柄とは、何てモダンなデザインの千代紙なのでしょう。復刻版の鮮やかくっきりな刷りも十分魅力的なのですが、経年で焼けた粗末な紙質と、素朴な木版の掠れた風合いに、逆らい難い魅力を感じました。サイズは全体でA4位。古いものの割に、状態は良好です。一枚1000円だったと記憶しています。このトランプ柄と、下の千代紙柄(千代紙をコラージュした千代紙と言うのもまた斬新な…)の二枚を買いました。決して私には安い買い物ではなかったけれど、その後一般の骨董品店等でも、オリジナルの淳一千代紙に出会う機会はなく、結構珍しいものなのかも知れないので、満足できる買い物でした。
f0141785_082156.jpg
ただ千代紙としては、柄が大きく均一でない為、加工し辛くて実用的ではありませんよね。勿論、私は勿体無くて切り刻むなんて出来ませんから、元々額装しようと思い購入しました。右端の商品名のロゴ等も絵になります。当時購入した人も、実際には勿体なくて使用しないで保存していた人が多かったようです。
[PR]
by derliebling | 2011-06-23 16:29 | ステーショナリー・グラフィック


こんにちは!「ぴよよん」です。当ブログに御訪問頂き有り難うございます♪ 英国に住んでいますが中欧好きです。蚤の市等で出会った、または手作りなどの可愛い雑貨たちを紹介していきたいと思います。


by ぴよよん

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カテゴリ

全体
ごあいさつ&お知らせ
おもちゃ・人形
アクセサリー
テーブル&キッチンウェア
ファブリック
インテリア・デコレーション
箱・缶・入れ物
バッグ・靴・帽子
ファッション・コスメ
手芸用品
ステーショナリー・グラフィック
本・メディア
食べ物・飲み物
旅行・お散歩
ガーデニング・植物
動物
その他
イギリス生活・文化

タグ

(647)
(340)
(218)
(192)
(171)
(170)
(169)
(165)
(152)
(150)
(148)
(147)
(146)
(137)
(136)
(127)
(118)
(98)
(98)
(96)

お知らせ

2014年8月1日より、新ブログで更新しています。

日々のつぶやきブログはこちら

コメント欄を承認制にしています。確認・返答するまで時間が掛かる場合がありますが御了承下さい。

Copyright
©2007-2016
Der Liebling
All Rights Reserved.





ロンドン ホテル

最新の記事

ブログ移転のお知らせ
at 2014-08-01 15:30
シトラス・カラーのラインスト..
at 2014-07-31 15:37
赤毛のアンの親友、ダイアナ人形
at 2014-07-30 15:33

記事ランキング

以前の記事

2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月

検索

ブログジャンル

海外生活
雑貨

ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

お気に入りブログ

KICSI KAVE./...
でこぴんぬ
ミンミンゼミ
こけし絵日記~津軽こけし...
うきうきビール生活 in...
Der Lieblin...
国立コーヒーロースター/...
ぴよよんのたわごと
SnowDrop☆gra...

画像一覧

ライフログ

つぎはぎ おばあさん きょうも おおいそがし (講談社の創作絵本)

UVレジンだからできる大人ジュエルなアクセサリー

レトロな雑貨に囲まれたあたたかな暮らし―I love zakka home. (別冊美しい部屋 I LOVE ZAKKA home.)

モダンアンティーク・テーブルウエア―1950~70年代イギリスのかわいい食器たち

マーケットで見つけたかわいい東欧のレトロ雑貨 (玄光社MOOK)

切手で旅するヨーロッパ

えほんとさんぽ―さがしに行こう!絵本・雑貨・カフェ

アッチュム!フランスのかわいい古書を探しに

エプロンメモ

おばあちゃんのエプロン

旅のおみやげ図鑑

乙女みやげ

いやげ物

旅のグ

少女スタイル手帖 (ランプの本)

内藤ルネ―少女たちのカリスマ・アーティスト (らんぷの本)

その他のジャンル