笑うマシュマロ
この前P太と二人で街へ行ったら、イギリスの昔ながらの駄菓子屋を再現した、ヴィクトリアン風のオシャレなお菓子屋さんが新規オープンしていました。棚には広口瓶に入った沢山の種類のお菓子がズラリと並び、量り売りしてくれるタイプです。値段は特に高くは無く(返って売り場効率悪いんじゃないかと勝手に心配するが…)、手軽な袋入りアソートや、数十ペンスで買える一般の駄菓子もあります。肝心の味のほうは、イギリスの昔ながらのお菓子だから全く期待できませんが(笑)、クラシックな内装の店内やパッケージを見るのは楽しいものです。P太も懐かしさで嬉しくなり、何か買ってくれると言うので、マシュマロを一袋注文。私はモチモチ&グミグミした食感が大好きなので、マシュマロも結構好きです。

マシュマロは、ペール・カラーも可愛く、形にも楽しいものが沢山あるお菓子です。今回のマシュマロは、色がかなーり薄くて分かり辛いのですが、笑い顔付きです。この顔がすっかり崩れちゃって、ニッコリ微笑んでいるというよりは、ブキミにへらへら薄ら笑いしているか、無理矢理引きつり笑いしてような、ヘナチョコリン具合が気に入りました。味のほうは、…まあ普通。バニラの風味が利いているかな。食べ続けるのが困難な程甘いこともないので、イギリスのお菓子としてはまずまず合格点です。

マシュマロの食べ方としては、勿論そのまま食べるの他に、ココアに浮かせる、スヌーピーの漫画に良く出て来るような、BBQで串刺しにして炙る等が知られていますが、私のお気に入りは、プレーン・ヨーグルトに粒ごと入れて、よく絡ませて、そのまま数時間冷蔵庫内に放置すること。マシュマロがヨーグルトの水分を吸収し、甘さがヨーグルトの酸味で和らぎ、ムースみたいな不思議な食感のデザートになります(笑)。




ホレ、もっと笑ってみぃ。
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| 2011-06-30 16:57
| 食べ物・飲み物
メルヘンなミミズクのレトロ・フィギュリン


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| 2011-06-29 16:55
| おもちゃ・人形
ビンテージ・ドイリーで人形用サマードレス




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| 2011-06-28 17:23
| おもちゃ・人形
ナイマンズ・ガーデンにバラ園を見に





































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| 2011-06-27 19:40
| 旅行・お散歩
まだまだビミョウなイギリスの食文化


それからフレンチトースト。週末の朝食当番のP太が、ある朝フレンチトーストを焼いてくれると言うので楽しみに出来上がりを待っていたのですが、食べて非常に悲しい味がしました。…これはP太のせいではなく、元々イギリスのフレンチトーストが、パンを塩味の卵液に浸して焼いただけと言うモノだからです。言わばパンのピカタでしょうか。後日、日本で知られていてるフンワリ甘いフレンチトーストを作ってあげたら、「これはブレッドプディングだ」と言い張りました。因みに本国フランスでも、フレンチトースト(日本のもののほうが近い)は、今は一般人にはほとんど知られていない絶滅危惧種のようです。

ゆで卵をハンバーグのような挽肉ダネで包んでパン粉を塗して揚げたスコッチエッグは、「スコットランドの」と呼ばれるからには、元々イギリス料理です。子供の頃、育ての母が良く作ってくれた、私にとっては懐かしい味ですが、大人になって自分で作ってみたら、スッゴク面倒で驚きました。当然そんな面倒なものをイギリス人が一般家庭で料理する訳がなく、スコッチエッグは、こちらではもっぱら出来合いのものを買うのみの食べ物となっています。そして、家庭で作らなくなってから随分久しい年月が経っているせいか、温かいスコッチエッグを食べる習慣は今やすっかり消えました。揚げ物を、しかも大抵安い挽肉を使っているので脂身が白く固まっているものを、冷たいままでしか食べないのです…。同様に、ポークパイと呼ばれるひき肉の脂身が白く固まった料理も、家庭で作る習慣が随分昔に途絶えた為、冷たいままでしか食べません。絶対温めたほうが美味しそう(と言うか辛うじてマシ)に思えるのだけど、これらが温かいと、イギリス人は食べられないそうです。まあ、日本でレンジでチンするコンビニ弁当に慣れ過ぎた若者が、漬物は温めて食べるものと思い込んでいる現象に似ているかも知れません。





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| 2011-06-25 07:11
| イギリス生活・文化
もんぷち「ネコリョーシカ」バッグ




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| 2011-06-25 07:09
| バッグ・靴・帽子
アイリスガラスのブレスレット
フリーマーケットで、古い壊れたアクセサリーが3、4個ずつ詰まった袋が、捨てるような値段で売られていました。その中の一つを買いました。袋の中に一つだけ、私には宝物に見えるネックレスが入っていたからです。それは、チェーンが壊れた、古い虹色のビーズのネックレスでした。ネックレスのデザイン自体はババ臭かったし、チェーンが途中で切れていたので、ビーズだけを再利用することにしました。ラスター加工+少し乳白掛かった丸いチェコビーズと組み合わせて、ブレスレットを作りました。

こういう透明なガラスに虹色の筋が入ったビーズ、またはラインストーンは、「アイリスガラス」と呼ばれています。虹の女神イリスに因んでいる名前だと思います。19世紀後半から製造されて来たそうで、特に1930~1960年代に流行したようです。私が初めてアイリスガラスのビンテージ・ジュエリーに出会った時は、その奇妙さに、何故わざわざ透明感が綺麗なラインストーンにこんなケバケバしい彩色をしたんだろうと、理解できませんでした。しかしアイリスガラスだけ、または他に淡い一色だけを組み合わせたアクセサリーは、結構素敵に見えることに気付きました。特に、こんな風に虹色の筋がぼやけ気味で、ビーズ全体の色が程良くくすんでいるアイリスガラスは、適度に落ち着いて見え、使い易いと思います。一番大きなビーズは、直径9mm程度。地金はゴールド色です。極シンプルなデザインだけど、ビンテージ(半分)ならではの不思議なニュアンスが有り、キラキラ感も十分で、程良くエレガント&程良くカジュアルな、我ながら結構魅力的なブレスレットに仕上がったと思っています。少なくとも、値段の元は十分とれたかな(笑)。自分用ではなく、ブレスレット好きの友人の元へ嫁入りさせる予定です。

ビー玉、水ヨーヨー、紙風船なんかを彷彿とさせる、ノスタルジックな輝きですね。
アイリスガラス・ファンもまた、結構世の中に多いみたいで、深~い世界のようです。私は、アイリスガラスはブローチとイヤリング(ピアス)しか持っていないけれど、実際素肌に着けてこそアイリスガラスの魅力は引き立つらしいので、裏フォイルのないビーズ製のブレスレットやネックレスが一番映えるようです。


アイリスガラス・ファンもまた、結構世の中に多いみたいで、深~い世界のようです。私は、アイリスガラスはブローチとイヤリング(ピアス)しか持っていないけれど、実際素肌に着けてこそアイリスガラスの魅力は引き立つらしいので、裏フォイルのないビーズ製のブレスレットやネックレスが一番映えるようです。
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| 2011-06-24 17:36
| アクセサリー
中原淳一の千代紙
昔、西★球場で定期的に行われているフリーマーケットに行ったことがありまして、結構高い入場料を払わされるのですが、はっきり言って「もう二度と行くもんかいっ」と思える程、人生最悪のフリマの一つでした(笑)。ドーム付きで雨天や寒い季節でもOKと言う利点はあり、日本のフリマとしてはかなり大規模なものの、売られているものが…、CKやDKNY、ヴィヴィアンなどの超ニセモノTシャツばかりを売るストール(しかも売っているのはガイジンが多かったような)が半数を占めていたからです! 残りは子供の不用品を売るストールと、プロの商売人ばかりで、こりゃー入場料払っても何も買うものないなとガッカリしていた矢先、唯一心引かれたのが、このプロの骨董商が売っていた中原淳一の千代紙。

復刻版は今でも「いせ辰」で売られているはずですが、これは東京ヒマワリ製の当時(昭和初期?)のものです。トランプ柄とは、何てモダンなデザインの千代紙なのでしょう。復刻版の鮮やかくっきりな刷りも十分魅力的なのですが、経年で焼けた粗末な紙質と、素朴な木版の掠れた風合いに、逆らい難い魅力を感じました。サイズは全体でA4位。古いものの割に、状態は良好です。一枚1000円だったと記憶しています。このトランプ柄と、下の千代紙柄(千代紙をコラージュした千代紙と言うのもまた斬新な…)の二枚を買いました。決して私には安い買い物ではなかったけれど、その後一般の骨董品店等でも、オリジナルの淳一千代紙に出会う機会はなく、結構珍しいものなのかも知れないので、満足できる買い物でした。

ただ千代紙としては、柄が大きく均一でない為、加工し辛くて実用的ではありませんよね。勿論、私は勿体無くて切り刻むなんて出来ませんから、元々額装しようと思い購入しました。右端の商品名のロゴ等も絵になります。当時購入した人も、実際には勿体なくて使用しないで保存していた人が多かったようです。


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| 2011-06-23 16:29
| ステーショナリー・グラフィック
ドイツのアヒルの木製ジャンピング・ジャック
例え自分には関係なくとも、フリーマーケットに行く度に、記憶に焼き付く程インパクトある(または目を疑う)商品や、忘れられない個性的なストールってあります。今回印象的だったストールは、象のフィギュリン&ぬいぐるみばかり売っている店でした。猫を飼っている人なら猫のフィギュリン、犬好きなら犬のフィギュリン、例え飼っていなくとも鳥やウサギなど、テーマを決めてフィギュリンをコレクションする人は多いと思いますが、おびただしい数の象のフィギュリンは圧巻でした。そもそも、象モチーフのフィギュリンなんて、そんなに売っているものではないと思います。そんな苦労して集めたものを、フリマで売ることになった経緯についても、興味を感じます。もう一つは、日本のアニメの美少女フィギュア(全て箱入り新品)を、大量に売るストール。イギリスにも今やその手の人が多いのは知っていましたが、もしP太がこういうものに興味があったとしたら…、結婚しなかったでしょう(キッパリ)。そう考えると、彼のフリマで探しているお宝が、古い計算機やコンピューター等相当ヘンであっても、私にはどーってことありません(笑)。

さて、この時私がフリマで買ったのは、厚さ3mm程のベニアにシルク印刷&ダイカットされたもので、下に垂れ下がった赤い紐を引っ張ると、アヒルが手足を広げてバタバタ動く玩具です。こういう仕掛けのおもちゃを、「Jumping jack」と呼ぶそうです。アヒルの顔は、いかにも外人のセンスで描かれていて、可愛いとは言い難いけれど(笑)、一見原色のようで微妙な中間色の半マットな色合いは好みです。赤いチェックのサンドレスに青いバブシュカには花と言う格好も、中々キュート。ドイツの木のおもちゃの定番の一つで、ドイツに行った際は、姪へのお土産としても買いました(もっと可愛い柄だったが)。同じくベニア+シルク印刷+ダイカットのシリーズで、モビールや時計、身長計、単なる壁飾りなどもあります。壁飾りは、「白雪姫」や「赤ずきん」など、グリム童話を題材にしたものが多かったかな。高校生の時に、そんな壁飾りを友達にプレゼントしたことがあり、自分でも昔からこの手の木製品が好きでした。

この手の商品を出しているメーカーが、ドイツには幾つかあるようで、これはMertens Kunst社のもの。裏面に著作年:1967年、デザイナー:Alfred Mertensとプリントしてあります。それ程古いものではなさそうですが、「西ドイツ製」とあるので、少なくとも1989年以前の製品のようです。


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| 2011-06-22 16:06
| おもちゃ・人形
薔薇色庭園モティスフォント(バラの名脇役達編)



















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| 2011-06-20 18:25
| ガーデニング・植物
こんにちは!「ぴよよん」です。当ブログに御訪問頂き有り難うございます♪ 英国に住んでいますが中欧好きです。蚤の市等で出会った、または手作りなどの可愛い雑貨たちを紹介していきたいと思います。
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