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2012年 06月 19日 ( 1 )

2012年薔薇色庭園モティスフォント 1

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我が家の庭のバラも咲き始めたからには、今年もそろそろあそこに行かにゃー!と言うことになり、晴れた週末を狙って、ハンプシャーの「Mottisfont Abbey モティスフォント・アビー」に行って来ました。ここは、英国有数のクラシック系バラのコレクションを誇る庭園で知られています。しかし、到着した時のP太の第一声が「遠い…」。日帰りで行けるとは言え、出来る限り高速道路を使っても、うちからはたっぷり車で2時間以上掛かります。特にこの時期、晴れた日を選ぶと、あちこちで浜辺へ向かう車の「海渋滞」に巻き込まれること必須です。
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前日まで凄まじい暴風雨だった為、敷地内を流れる川の水量はたっぷり。
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お屋敷は以前見学したので素通りし、真っ先にお目当てのウォルド・ガーデンへ向かいます。
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このウォルド・ガーデンは、御覧の通りバラだけでなく、バラに似合う様々な植物(主に赤、ピンク、白、紫系)が植えられたミックス花壇になっています。
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ここでのバラは、オールド・ローズ系やワイルド・ローズ系が多いと思います。これはガリカの「Perle des Panachees」。
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毎年6月にここを訪れるのが我が家の定番となりましたが、今まで訪れた中で、今回は一番時期が早かったようです。いつもは日差しがジリジリと暑い真夏日なのですが、今回は晴れてはいるものの、半袖でいるには時折肌寒いような、行動し易い気温でした。
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未だ一つも咲き始めていないバラもあれば、既に一通り咲き終えたバラもありました。毎年少しずつ時期がズレると、違った種類の花を見ることも出来、また新たな発見もあります。
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普段は赤いバラには余り興味がない私ですが、レンガの壁を這う赤い蔓バラは、やはり永遠の魅力。
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名前は「Captain Hayward キャプテン・ヘイワード」と言います。良く見ると、青み掛かったクリムゾンに近い赤です。
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こちらは、バラと言うより椿のような、ブルボン・ローズの「Souvenir de St. Anne’s」。
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咲き始めと満開時の形が驚く程違う、ティー・ローズの「Pink Gruss an Aachen」。
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木を覆い尽くす見事な蔓バラは、ランブラー「Lykkefund」。下草としてビッシリ地面を覆っているのは、「Sweet Woodruff 車葉草」のようです。
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手前の淡いピンクのバラは、「Prolifera de Redoute」。
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植物札が遠過ぎて葉に隠れて読めなかった、寄って名前不明のバラ。
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こちらも名知らず。しかしルゴサ系の一種らしく、花はこんなに可憐でも、幹は恐ろしくトゲトゲでした。葉も激しくギザギザ…。
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甘いピンクのグラデーションが愛らしい蔓バラの、「Lady Waterlow」。ハイブリット・ティーにも、こんなクラシカルな風情のバラがあるのですね。
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センティフォリア・ハイブリッドの「Plena」。
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ベンチの背後の壁を伝う、このウォルド・ガーデンでは珍しい濃いアプリコット色の蔓バラは、ティー・ローズの銘花「Lady Hilligndon レディ・ヒリンドン」。
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好みのバイカラーの、マルチフローラの「Ghislaine de Feligonde」。
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毎年木に絡まった姿が目立つ、魅力的なシングル咲きの「Complicata コンプリカータ」。年に一度しか咲かないので購入は見送っていましたが、一季咲きは花付きの良いものが多いかも知れません。
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ちょっと異色のバラ。植物札が見当たりませんでしたが、多分中国の原種系のロサ・モエシー「Geranium ジェラニウム」ではと思っています。
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壁に張ったピンクの蔓バラは、イングリッシュ・ローズの「Constance Spry コンスタンス・スプレイ」で、このウォルド・ガーデンでもアイコン的な存在。一際沢山の人の注目を集めていました。デヴィッド・オースティンのカタログにも、「このモティスフォントのコンスタンス・スプレイを見れば、誰もがその魅力に納得するだろう」と記される程です。実はこの下に白いベンチがあり、ナショナル・トラストの絵葉書にもなる程魅力的な光景を作っているのですが、太ったおばさんがドスーンと座って本を読み続け、一時間以上そこから動かないままでした。そりゃ誰が座っても良いんですけど、さすがに30分以上ベンチに座っている人は滅多におらず、私同様「…撮影に邪魔っ!」と思った人は居たに違いありません(笑)。
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コンスタンス・スプレイは、今はD.オースティン社の主力商品からはずれていますが、デビュー当時は、初のイングリッシュ・ローズとして、バラの世界に衝撃を与えた画期的なバラだったそうです。香りは強いミルラ香で、後から生まれたイングリッシュ・ローズの「セプタード・アイル」そっくり。花の見た目も似ています。多分四季咲きのセプタード・アイルが、一季咲きのコンスタンス・スプレイにとって替わったのかも知れません。しかしコンスタンス・スプレイは、この通り見事な蔓バラとして魅力を発揮出来る点が、セプタード・アイルとは異なります。
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コンパニオン・プランツも、ここでは魅力的な宿根草に事欠きません。
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所々に白いジキタリスが生え、背が高い植物なので良いアクセントになっています。白は、どんな花色にも合い、特に日陰で映えます。
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やっぱりジェラニウムが好き(笑)。バラに良く合います。うちのは陽に透ける染料系?色の花びらのものばかりだけど、こんなマット(言わば顔料系色)な花色も素敵。明るい黄緑の葉も魅力的です。
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奥の巨大な白いカスミソウのような塊は、「Crambe cordifolia」。昨日の強風で、倒れた株も見掛けました。こんな巨大なものに倒られては、他の周囲の植物が潰れて大変…。
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ガーデン・エッジのナデシコも健在。バラより強く香る程です。そう言えば、今年も通路部分には人工芝が敷かれていました(汗)。今年は雨が少なく乾燥し過ぎると言うはずはないので、それだけ訪問者数が多く、踏まれて傷むのに対し、芝の発育が追いつかない為と思われます。
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続いて、ウォルド・ガーデンの塀の外側(何だかムショのような呼び方ですが)を御案内します。
by derliebling | 2012-06-19 16:36 | 旅行・お散歩


こんにちは!「ぴよよん」です。当ブログに御訪問頂き有り難うございます♪ 英国に住んでいますが中欧好きです。蚤の市等で出会った、または手作りなどの可愛い雑貨たちを紹介していきたいと思います。


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