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イギリスのプレゼント・ラッピングの掟

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毎年この季節になると、私はプンスカ怒りながら(短気)、クリスマス・プレゼントのラッピングと格闘します。元々不器用でラッピングが下手!と言うのもありますが、日本だったら、店舗の無料のラッピング・サービスが大抵あるのに…とか、不器用でも結構サマになるような簡単ラッピング・グッズがあるのにぃぃとか考えて、イライラしている訳です。ちなみに、イギリスでもショッピングモール等で、若干プレゼント無料包装サービスがありますが、中身を安価なプレゼントにすり替えちゃうスタッフがいるとニュースで聞いて以来、利用したことがありません。そもそもイギリス人なんて、ロクにラッピングも見ないで、受け取ってすぐに、まるで親の敵のようにビリビリとラッピングをむしり取るのに、包む意味あるのか??と毎回疑問に思っているから、余計に頭に来るのです。でも、(当然ながら)、ラッピング無しでプレゼントを贈るのは、全てが日本より遥かに大らか、かつテキトウに思えるこの国でも、有り得ないようです。イギリスのラッピングには、1.包み紙、2.リボン類、3.タグかシール類の三点セットが必要になり、更にカードも必ず添えるので、コストもそれなにりに掛かります。例え見た目はソマツなラッピングでも(笑)、決して簡易包装ではないのです。そして、クリスマス・イブのプレゼント交換直後、上記の3点セット+カードの封筒は即効ゴミ行きとなり、一家族で巨大な黒いゴミ袋2つ分位いっぱいになる様子を見る度に、エコに然程関心のない私でも、ひ~地球に厳しい!と心が痛みます。
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まずイギリスのラッピング・ペーパー…、包み紙ですが、この紙質が、全般的に大変粗悪で、適度なコシも無ければ、すぐに破ける&シワになる&プリントが剥げると、非常に扱いの厄介なシロモノです。最初にこの国で使用した際、余りの扱いにくさに驚きました。とは言え、値段はゴミ並みではないのです。勿論、高級なものになれば、質もそれなりに上がりますが、上記の理由で、違いの分る日本人に贈るのならまだしも、誰がそんな無駄使いするもんかいっと思ってしまいます(笑)。幾分マシかなーと思える紙質は、メタリック・ベースのものと、クラフト紙系。販売形式は、日本同様の筒状と、折ってビニール袋に入った状態のものがあります。折ってあるのには、当然シワが残っている訳ですが、不可解なことに、そういうことは全く気にしないのです(笑)。ただし袋入りには、揃いのタグが付属している特典があります。デザインには、トラディッショナル、モダン・コンテンポラリー(と名付けてみた)、キャラクター等の子供向けと、一応色々揃っていますが、それが日本人にとって素敵な柄と思えるものが多いかどうかは、また別な問題。
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包む対象は、何もきっちりキャラメル包みが出来る箱型のものだけじゃなく、包みにくい変な形の物体だって沢山あります。そういうものを、私から見ても凡そ大雑把+不器用なイギリス人が、包み紙で無理矢理包むと、しないほうがマシ?と思えるほどグチャグチャの醜い状態になります(笑)。そんな変形プレゼントの包装の役に立つのは、袋系ですが、当然ながら包み紙より高く付きます。しかし、相手が再利用出来る可能性があることを考えれば、ビリビリと裂かれてしまう包み紙よりは、地球に優しいかも知れません。紙袋は、基本的に持ち手の付いたマチ付きバッグ式のみで、概ね質はしっかりしていています。大抵、揃いのデザインのタグが、予めブラ下がっています。
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中には、豪華な立体パーツが貼り付いた、凝った意匠の紙袋もあります。ワインを贈ることも多いので、ボトル用の細長い紙袋も一般的です。日本のような可愛いプリント付き簡易平袋に入れて、トッピング付きシールで飾るか、リボンか針金入りタイで口を縛る…なんて商品&ラッピング・スタイルは皆無です。一方プレゼント・ボックスは、高価な上、大きさもデザインも、種類が非常に限られていて使えません。
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リボン類では、この幅7mm程度の、メタリック色のビニール・テープが最も一般的、かつ経済的です。結んだ後、鋏等でしごくと、くるるんとカールして結構華やかになります。また、下の写真のような、巻きリボンに粘着シールの付いた、貼るだけのタイプもお手軽です(ただし粘着が弱い)。
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しかしまあ、余りにもこれらが多いので、さすがに自分で飽きました(笑)。冬のラッピングで嬉しいのは、毛糸をリボン代わりに使えることです。暖かみがあって可愛いし、伸縮性があり結び易いのです。毛糸が細ければ二重、三重にし、包み紙のデザインに寄っては、違う色を組み合わせたりします。こちらでは毛糸玉も普通に買うと高いので、チャリティショップ等で赤や緑、白など、良く使う色を、普段から買っておきます。また、荷造りやガーデニング用の麻紐を、ツヤ無し紙やクラフト紙系のラッピングに合わせるのもお気に入りです。そういうのを贈るのは、シャビーシックが分ってくれそうな人に限りますが…。
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相手と差出人の名前を書き込む為のタグやシール類は、プレゼントには絶対必要です。何故なら、プレゼントはクリスマス・ツリーの根元などに一緒くたに置いて、イブの深夜に配布係り(うちでは義妹ってことになっている)が、それぞれに配るまで放置しておくからです。タグには、リボン等に結び付ける紐付きのものと、両面テープが付いていて包み紙に直接貼るタイプがあります。しかし、ヨーロッパでは全般的に粘着系の質が悪いので、このタグが途中で取れてしまって、結局プレゼントが迷子に…なんてこともしょっちゅう。それに比べると、シールのほうが確実ですが、少数派なので、余り売られていません。嗚呼めんどい。宛名なんて、包みに直接書き込んじゃえばいいじゃーん、などと思う、不埒な私です(笑)。
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私が、ここでこんなにラッピングが不便とかヒドイとか実感しているのは、ラッピングとは、単にプレゼントを「隠す為に包む」だけのものではなく、中に何か素敵なものが入っていると期待させるように「相手をワクワクさせる為に包む」ことが前提だと考えているからですが、私が勝手にそう思っているだけで、実は、これ程感覚の違う人達なのだから、そもそもそういう発想は全く無いのかも知れません…。とにかく、この国のラッピング・グッズの乏しい状況を考えると、日本に帰った際、便利そうなものをしこたま仕入れて来なければ~と、いつも思います。100円ショップで大判ハンカチでも大量に買って来て、風呂敷のようにプレゼントを包んだら、どんな形のものでもラッピングが簡単な上、受け取った人も後から使えて、一応ゴミも減るかなあと考えています(風呂敷は日本の誇るべきエコ・ラッピング・グッズです!)。それでも、私の義母や義妹は、一応アーティストで違いの分かる人達なので、ラッピングはそれなりに工夫する甲斐があります。「開けるのが勿体ないわね」「この包み紙はデザインの参考になるからとって置くわ」などと言われれば、ラッピング冥利?に尽きるってものです。
by derliebling | 2011-12-16 18:39 | イギリス生活・文化


こんにちは!「ぴよよん」です。当ブログに御訪問頂き有り難うございます♪ 英国に住んでいますが中欧好きです。蚤の市等で出会った、または手作りなどの可愛い雑貨たちを紹介していきたいと思います。


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