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ドイツの窓コレクション 1

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家を快適かつ魅力的に飾ることには努力を惜しまないドイツですから、可愛い窓も山のようにあり、写真も膨大な数となりました。まずはドア・コレクションと同じように区分けして、何となく1(トータル)と2(特にカーテンが目を引いたもの)に分類してみました。(撮影地:クヴェトリンブルク)
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ドイツの窓の魅力の決め手となるのが、窓そのもの、鎧戸、レース(またはカフェ)カーテン、そしてぶら下げ式のデコレーションだと思います。窓そのものは、質実剛健のドイツですから、可愛いだけでなく、造りも非常にしっかりして機能的なのです(…凄く古いのは知らんけど)。窓自体が違うので、イギリスや日本(例え輸入住宅とかでも)の窓で同じように飾り付けても、こうは映えません。(クヴェトリンブルク)
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鎧戸は、現在のイギリスの一般住宅では、ほとんど見ないアイテム。小窓にレースのカーテンと柔らかな色合いの鎧戸だけで、絵本に登場するような窓に見えます。(撮影地:ヴェルニゲローデ)
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こちらの鎧戸にはハート型の、多分明り取り用のくり貫きが。ドイツ語圏の住居には、ハート・モチーフの装飾を結構多く見掛けるので、最初は何か宗教的な意味でもあるのかと思っていましたが、どうやら単に好きなだけのようです(撮影地:クヴェトリンブルク)。
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こちらは花型。茎もあるのがミソです。二色に塗り分けた色合いとも合っていて、可愛さピカ一(死語)。どちらにせよ、女性の発想としか思えないデザインですね。(撮影地:クヴェトリンブルク)
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月餅みたいな装飾が付いた鎧戸。(撮影地:ヴェルニゲローデ)
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これは、ベルリンで宿泊したホテルのすぐ向かいのアパートの一階。サックスブルー地の蛇腹式の鎧戸に、ダイヤ型のくり貫きです。
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ベニア板をレーザーカットしたエルツの窓飾りは、結局ドイツ中の民家の窓で愛用されていました(撮影地:ヴェルニゲローデ)。
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同様に、プラウエン・レースの窓飾りも、ドイツ中で人気のようでした(これはベルギーレースかも知れないけど)。下部だけ掛かったカフェカーテンとのバランスも絶妙。(撮影地:クヴェトリンブルク)
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窓の飾り方は、本当に多種多様でアイディア次第。こちらはシュヴァルム地方伝統の切り絵でしょうか。(撮影地:シュヴァルムシュタット・トレイザ)
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リースはドアだけではなく、窓辺に飾るのにも使われます。(撮影地:クヴェトリンブルク)
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黄色や黄緑の窓飾りが多いのは、当時イースターが終わって2週間以上経っていたのに、まだイースター・デコレーションを飾ったままの家が多かったからです。やはり日本と違って、その日が過ぎても、クリスマス同様しばらくは仕舞わないようです。(撮影地:クヴェトリンブルク)
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窓にバーを渡して、小さなイースターのオーナメントに綺麗な色のリボンを通して沢山飾った、真似したいアイディア。まるで雑貨屋さんのディスプレイのような可愛さです。(撮影地:クヴェトリンブルク)
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ここ数年は、こんな長いタイプの飾りも流行っているよう。(シュヴァルムシュタット・ジーンゲンハイン)
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この手の厚手のフェルトを打ち抜いた窓飾りは、今ドイツでは、1ユーロ屋やドラッグストアのチェーン店でも見掛ける程人気でした。手芸洋品店では、くり貫かれたフェルト・パーツだけが売られていて、自分で好きなものを繋げて窓飾りを作ったり、他にも色々用途がありそうです。(撮影地:クヴェトリンブルク)
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これは花屋さんのディスプレイですが、窓飾りはこんな風に売られています。(撮影地:ハン・ミュンデン)
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やっぱり毒キノコちゃん飾りは窓辺にも。(撮影地:クヴェトリンブルク)
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花瓶に木の枝を挿して飾ったり、胡蝶蘭(造花も有り)を窓辺に置いているのも、あちこちで見掛けました。(撮影地:クヴェトリンブルク)
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窓とレースのカーテンのみで直球勝負!のノルマンディーの窓に比べると、正直言ってドイツの窓は、装飾過剰かと思える程オーナメント類がいっぱいで、しかもメルヘンこてこての子供っぽい飾りが多いようです。このセンスを「うぷぷ」と思われる方もいらっしゃるかも知れません…。(撮影地:ヴェルニゲローデ)
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こちらは、一瞬託児所かと思った、窓の飾り付けに一際気合入った民家。カラフルな花は、紙を切り抜いて手作りしたようです。(撮影地;ハン・ミュンデン)
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ちなみに、これが子供部屋(だけ)の窓じゃないのは、家全体がこうなので一目瞭然です。もっともイギリスの子供部屋の窓なら、こんな素朴な愛らしさは皆無で、大抵安っぽいキャラクターのカーテンや、サッカーチームの旗が掛かっていますが。(撮影地:ハン・ミュンデン)
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こちらも、まるで託児所かと見まがうメルヘンの館。(撮影地:ハーメルン)
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拡大すると、こんなかんじ。ハート型やチューリップの飾りは、パピエマッシェ(張子)のようです。左手の陶器の表札も、抜かりなく可愛いのでした。(ハーメルン)
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一方こちらは、一瞬喫茶店(しかも「パーラー」とか呼ばれる、パフェやクリームソーダが売られていそうなタイプ)かと疑いました。(撮影地:ヴェルニゲローデ)
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勿論、大人っぽい装飾や、すっきりシンプルでも、素敵な窓も沢山見掛けました。(ヴェルニゲローデ)
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湾曲した古風なガラスなので見えにくいのですが、円形のミニ・ステンドグラス・オーナメントが飾られてあります。(クヴェトリンブルク)
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出窓には昔から憧れますが、これはもはやバルコニーですね。(クヴェトリンブルク)
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石作りの重厚な家に小さな窓、レースのカーテンというだけで十分魅力的。(撮影地:ハンミュンデン)
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これなんて五角形ですよ。やはりカーテンの部分使いがオシャレだなあ。(撮影地:ハン・ミュンデン)
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一般公開もされている、ヴェルニゲローデの「一番小さな家」の窓。アンティークの陶器が並べられています。窓から良く見えるよう、大きめのものを選んでいるようです。
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この季節、ウィンドーボックスの花は、まだボリュームが寂しそう…。花いっぱいの家なら、イギリスにも負けていない家が沢山あります。(撮影地:ヴェルニゲローデ)
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レースのカーテンと、透けて向こうに見える木組みの家が絵になっています。こんなに窓は可愛いのに、なんと単なる倉庫のようです。(撮影地:シュヴァルムシュタット・ジーンゲンハイン)
by derliebling | 2010-08-09 17:22 | 旅行・お散歩


こんにちは!「ぴよよん」です。当ブログに御訪問頂き有り難うございます♪ 英国に住んでいますが中欧好きです。蚤の市等で出会った、または手作りなどの可愛い雑貨たちを紹介していきたいと思います。


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