世界一可愛い、ザイフェンのおもちゃ博物館 1

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ザイフェンが世界一可愛い村なら、ザイフェンのおもちゃ博物館は、私が知る限り、ブダペストの「貿易・観光博物館」と並んで、世界一可愛い博物館だと思います。今まで「おもちゃ博物館」と名の付くものは、義務のようにあちこちで見て来ましたが、ここのがピカイチです。小さな村の博物館だけど、展示内容は大充実。なのに入館料は良心的で(3ユーロ)、しかも写真撮影OK。なので、展示物は特別展以外余り変らないのに、ザイフェンを訪れる度に出向いてしまいます。そして毎回夫婦揃ってアホのようにウキウキと、同じ写真を同じようなアングルで撮リまくることに熱中しています…。その素敵な展示物を、出来るだけ数多く御紹介したいと勝手に使命に燃え(…と言うより写真が絞れず)、とんでもなく長くなりそうなので、数回に分けてお伝えします。
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まず、一番上の写真がHauptstr.中央通り沿いの入口。ドアを潜ると、通路にこんな木のおもちゃモチーフのステンドグラスが並んでいます。
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こちらは脇の駐車場側の入口。ドアの上にも木のおもちゃがいっぱい。
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ドアを潜ると、正面にこんな装飾が。巨大なくるみ割り人形は、正直言ってコワイ…。
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チケット売り場のカウンター。上部のライト(?)部分にも、小さな木のおもちゃが並んでいます。書籍の販売も充実しています。
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まずチケット・カウンター横から一階の展示室に入ると、吹き抜けになっていて、世界最大のクリスマス・ピラミッドがドーンとお出迎え。
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今はほとんどモーター式+電灯になっていますが、かつてはロウソクの熱で最上部のプロペラが回り、その下の回転台上の人形達が回る仕組みでした。
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まるでウェディング・ケーキみたい。
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クリスマス・ピラミッドは、立体+彩色されたパーツがふんだんに使われているので、全体的に小さくとも高価です。飾る場所も収納場所も結構取るから、私は買う予定はないのだけれど、ゆっ~たりと回るのを眺めているのは、何とも幸せな気持ちです。
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吹き抜けには、木製シャンデリアも展示されています。ウッド・ビーズを根気良く繋げてあるのです。
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木がこんなに華やかに見えるなんて…!と、感動の出来栄えです。
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普通のシャンデリアような透明感はありませんが、ビンテージ・クリスマス・オーナメントみたいな、不透明で薄いガラスパーツが所々組み合わせてあり、明かりを灯すとキラキラ反射するようです。このシャンデリアの、どんぐり型のがそれです。

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色味を押さえたものは、現在のカントリー調のインテリアにもマッチします。
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昔の工人達の居住空間を再現した展示も。元々ザイフェンは、15世紀から錫鉱山の町として発展してきました。それが19世紀に廃鉱となり、それまで鉱夫たちが副業としてエルツの豊富な木材を使用して製作していた木工芸が、変わって主産業となったそうです。東ドイツ時代は、”年中クリスマス屋”の「ケーテ・ヴォルファールト」を通して西側へ紹介され、ベルリンの壁が崩壊した今、益々人気になっているようです。
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こちらは昔の工房。天井の上にも用具が収納されています。こういった内容は、このおもちゃ博物館の分館「屋外(建物)博物館」で更に実感出来ます。
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クリスマス時期の冬景色の村を表した、見事なジオラマもあります。
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見れば見るほどリアルで驚きます。
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エルツのおもちゃの魅力と言えば、まずはミニチュアの精巧さかも知れませんね。これは木を、山形県の「尾長鳥」同様の技術で薄く削って作った花を並べた花屋さん。
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様々な部屋を表したミニチュア。どれも幅は8cm程度です。沢山並べたら、一つの家、またはアパートメントのようになりそうですね。
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これらは20世紀初頭のもので、今より仕上げが粗雑&稚拙ですが、時代を経た独特の味わいがあります。
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更に小さい、部屋やシーンが納まったマッチ箱は、エルツの木のおもちゃの定番。嵩張らずお土産にピッタリです。箱は極一般的な大きさ(幅6cm位)。一体どういう発想で「マッチ箱に部屋を再現しよう!」と最初に思い付いたのでしょうね。可愛い過ぎる。
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こちらは自分で並べて作るジオラマ。手前の水着姿の男の人を、最初「相撲取り?」と思っていました(笑)。
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こういう”曲げわっぱ”の入れ物に、ぴっちり見事に納まるよう作られてあります。
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小さなサイズもあります。まるでおもちゃの弁当のよう(笑)。
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輪っか状の木にロクロで溝を作り、スライスして同じ形を量産する技法もあります。
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博物館の売店では、カット前の木も売られています。…オツな買物だ。
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こちらは一辺5cm程度の、平べったいバッジのようなもの。それぞれドイツの地名が書かれています。ピオニール活動で集めるもの…とかだったんでしょうか?
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人形の造形も様々です。これは私が一番この博物館で可愛いと思う人形。今は売られていないタイプで、コードか針金のような細い腕と、マットな色合いも魅力です。
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きっと時代が近いせいか、「ひょっこりひょうたん島」みたい…。
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薄い木で作った花に丁寧に色を塗り、まるでエナメルのように見えます。とにかく塗装&彩色の技術が凄い!
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ドイツですから、勿論毒キノコ・モチーフも豊富です。
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右が針山になっているようです。毒キノコ、ブタ、四葉のクローバー、テントウムシ、馬蹄、煙突掃除夫などが、ドイツで良く見掛けるラッキー・モチーフ。
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リング状の積み木を、棒の延びた土台に重ねて行くおもちゃだと思います。左はベルリンのTVタワーかな? 乳幼児には原色のおもちゃが必要と聞きますが、同じ原色でも、木のおもちゃの色は目に優しい気がします。
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右の四角いクマが気になりまして…。
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そして昔のおもちゃは、パッケージにしても可愛いのです。
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これは元祖レゴ的なおもちゃですよね。子供の頃のP太が好きそう。
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こちら中央は、自分で色を塗る木箱のようです。
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こちらは昔のポスター。・・・博物館レポート、まだまだ続きます!
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by derliebling | 2010-05-14 16:33 | 旅行・お散歩


こんにちは!「ぴよよん」です。当ブログに御訪問頂き有り難うございます♪ 英国に住んでいますが中欧好きです。蚤の市等で出会った、または手作りなどの可愛い雑貨たちを紹介していきたいと思います。


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