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中世の香り高い城下町ルイス sanpo

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またしてもイギリス南部のLewes ルイスにやって来ました。もし経済的に許せるならば(場所にも寄りますが、不動産がロンドンより高い程なので)、私がこの国で一番住んでみたい位好きな町です。何故なら、私が知る限りイギリスで最もヨーロッパと実感できる町だからです。「イギリスもヨーロッパに違いないだろう」と言われそうですが、歴史の古い雰囲気の良い町や村でも、大抵「ヨーロッパ的」と言うよりは「イギリス的」だと感じます。ルイスは長~いハイストリート(目抜き通り)を持つ城下町で、そのハイストリートには今だ中世の香り高い古い建物が沢山残っています。また、日本の小さな市か大き目の町位の大きさなのに、アンティーク・モールや個性的な店舗がやたら多く、勿論日常生活に不可欠な店も完備しており、町の規模を考えるとショッピングが凄く充実していて、活気があるのも大きな魅力の一つです。
---今日はハイストリートの西側から東へ歩いてみましょう。
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お昼過ぎに到着したので、まずは腹ごしらえです。残念ながらいつも行く多国籍料理屋が潰れてしまい(イギリスでは珍しく個性的なメニューがあったのに…)、やむを得ず、見掛ける度に地元民で賑わっているCAFEで、初めてランチを取ることにしました。
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P太の話だと、イギリスにはCAFEが大きく分けて二種類あるそうです。一つは、どの料理の付け合せにも必ずチップス(揚げイモ)が付くような、イギリスの昔ながら定食屋と言った「カフ」。もう一つはフランス風のオシャレな「カフェ」です。前者は大抵店中モノ凄く油っこいのですが(笑)、このCAS BAHは「カフ」の中でも破格に清潔で、イギリスらしいサックスブルーがアクセント・カラーの居心地の良い店内でした。
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私はイギリス料理の中で一番好きな「チキン&マッシュルーム・パイ」を注文。表面が焦げ気味ですが、フタのみパフ(層になったパイ皮)、底や側面はショートクラスト(甘くないクッキー生地)なのが面白く、美味しかったです。手前左のベイクドビーンズも割と好きだけど、P太がマメ嫌いなため、うちではめったに食べる機会がありません。
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P太はチーズとマッシュルームのオムレツを注文しました。イギリスのオムレツは、日本人が一般的に思い浮かべるフランス風とは異なり、オープン・オムレツに近いものです。やはりどの料理もチップスがてんこ盛りです。日本人にとっては、特に美味しそうでも凝った食べ物でもないでしょうけど、典型的なカフ・メニューとしてご参考までに。
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このいかにも古めかしい建物は、「15世紀の本屋」と呼ばれてルイスの観光名所の一つになっています。15世紀から本屋だったわけではないと思いますが、建物は明らかに15世紀に建てられたようです。子供の本中心の充実した古本屋になっています。
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これがルイス城の城門。この周辺の風景は、素敵な外観のアンティーク屋、ブラックアイアンの柵や街灯と相まって、特にヨーロッパの雰囲気満点です。
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お城自体は廃墟で、城門側から見ると少ししか残っていません。
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お城の横にある、いつもドアの装飾が美し~と思ってしまう家。
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続いてハイストリートの左手に見えますのは「セント・マイケル(聖ミカエル)教会」。塔の板葺き屋根が目を引きます。塔の下部には、大天使様の像が掲げてあります。
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この家もチューダー時代のもので古そうです。かなり傾いているの、分かりますか? 角(張り出した二階の下)にはプリミティブな木の彫刻が施されています。
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この家なんか14世紀前半の建造です。綺麗に塗りなおされた壁に、キリリとしたカリグラフィー書体が粋なアクセントとなっています。
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ルイスの町の構造はけして複雑ではありませんが、丘の高い部分にあるハイストリートから、谷に向かって幾つもの魅力的なLane(小路)が伸びており、思わず全て迷い込んでみたくなります。そこから遠くに望める反対側の丘は、イギリス南部の海岸線に沿って延々と100km連なるSouth Downs サウス・ダウンズ。その向こうが海です。
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そんな小路の一つにある、小さな小さなチョコレート屋さん。イギリスとベルギーのトリュフを扱っており(勿論買うのはいつもベルギー・チョコ)、一つからでも売ってくれます。
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キャス・キッドソンやオーラ・カイリーなどが揃うお洒落な雑貨屋さんで買ったカード(義妹用)。イギリスのメーカー製ですが、日本人のイラストレーターの作品です。
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カラフルポップな額装屋兼ギャラリーです。ステーショナリーや美術書も扱っています。
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ここでちょっとハイストリートから外れまして、「The Needlemakers ニードルメーカーズ」という、昔のキャンドル工場を改装したオシャレなショッピング・スポットに行きます。実は今回ルイスを訪れた一番の目的は、義妹(P太の妹)の誕生日プレゼントを、ここに入っているポーランド陶器屋さんに買いに来たからなのです。
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この中には素敵なキルト専門店も入っています。店内ではちょうど可愛いビンテージ・エプロンの展示をしており、じっくり見たかったたけど早足で去ってしまいました。
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木のおもちゃやハーブなどを扱うナチュラル系の雑貨屋さん。
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これがポーランド陶器屋「Boleslawiec Polish Pottery」です。ポーランド南西部のBoleslawiecという町で生産しており、イギリスではこことチチェスターのみに店舗があります。ぽってりした素朴なフォルムと、スタンプしたような主にインディゴの連続模様が特徴ですが、たまにカラフルなものもあって非常にキュートです。
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この建物にはオーガニック系カフェやアーティスト系雑貨屋、チーズ専門店も入っており、地階は全て例の女性的な品揃えのアンティーク屋になっています。
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そしてこちらは、近くのアンティーク・モール「Flea Market」。ボロボロの壁なのに、アンティークのナイティが何故か絵になっていました。
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再びハイストリートに戻りましょう。ここから東は結構急な下り坂になっています。そして本当はこのハイストリート、かなり交通量が多いので、横切る際は注意しましょう。
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この立派な建物は、フィッツロイ記念図書館と呼ばれるもの。ここからハイストリートは「クリフ・ハイストリート」と名前をちょっと変え、歩行者天国となります。この先にも「リバーサイド・ショッッピング・ホール」と呼ばれる屋内マーケットのような建物の他、幾つかのアンティーク・モール、フランスパン屋、紅茶道具専門店、何処だろうとチェックの外せないチャリティショップ(笑)など覗きたくなる店舗が沢山あります。
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川辺のビール工場です。直営店も隣接していて、ビールだけじゃなく地ワイン(イングリッシュ・ワインはイギリスでも中々貴重です)も買えるようです。
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ハイストリートの東の突き当たりの子供の本専門店。この建物自体もチューダー・スタイルで古そうですね。自転車のお客さんと、横ちょに駐車してあるフォルクスヴァーゲンのバスも何気にマッチしています。この横の坂道は、絶壁の上のゴルフ場に続くのですが、途中可愛い小さな古い家が立ち並んでいます。

---お疲れ様でした! ハイストリートだけでも1km以上あるし、横道にも魅力的な誘惑が数知れず待っている町です。早めに到着することと、結構健脚が必要ですね。
ルイスは、イギリス最大の秋祭り「ガイ・フォークス・ナイト(ボンファイヤ・ナイト)」の大規模なパレードが行われることでも全国的に有名です。また花火の町でも知られています。ロンドンから鉄道でも日帰りで簡単に行けますし、ブライトンに宿泊せずルイスに滞在して、ブライトン、ルイス、セブンシスターズ、イーストボーンなどの観光の拠点にするのも良いかも知れません。車で来る場合、駐車場が少なく制限時間が短く、おまけに係員が町中を頻繁に駐車チケットをチェックして回って非常に厳しいので注意が必要です。
by derliebling | 2009-02-25 18:02 | 旅行・お散歩


こんにちは!「ぴよよん」です。当ブログに御訪問頂き有り難うございます♪ 英国に住んでいますが中欧好きです。蚤の市等で出会った、または手作りなどの可愛い雑貨たちを紹介していきたいと思います。


by ぴよよん

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