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スージー・クーパーの「ロマンス」のシュガーボウル

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一瞬「中華料理用のスープ・ボウルか?」と思える大きさと形なんですが、バックスタンプに「スージー・クーパー、ロマンス、ブルー」とありました。絵柄が余りに小さて、それまでスージーのデザインだとは気付かなかったのですが、良く見ると、有名な「ドレスデン・スプレイ」や「スウォンジー・スプレイ」に似た、スージーらしい繊細で可憐な花束柄が、内側の底にプリントされています。
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バックスタンプの通り、デザイン名は「Romance ロマンス」と言います。日本のスージー・クーパーのファンにとってバイブル的な「あの本」にも載っていない、結構レアな柄だそうです。製造年は「ドレスデン~」より後の、1950~66年頃のようです。その分、ボーンチャイナ製なので、質は「ドレスデン」や「スウォンジー」より薄く軽く丈夫だと思います。ブルー、ピンク、グリーンの三色で展開されたらしく、これはブルーだから、内側が極薄っすらと青で彩色されています。
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絵柄は、側面にも小さくプリントされています。口と高杯の縁には金彩のラインが入っていますが、経年で若干薄くなって、余りギラギラせず目立たないところが、返って私には好都合です。買った時点では、内側に砂糖がこびり付いたまま(笑)でした。これは元々、ティー・セットに付属していたシュガーボウルだったようです。こういう蓋のない砂糖入れの形態を、「オープン・シュガーボウル」と呼ぶそうです。しかし日本人だったら、カフェオレやシリアル・ボウル、デザート・ボウル、更にごはん茶碗としても十分使えそうな大きさ。どちらにせよ、この手の大きさの小鉢は、何かと使い勝手があるものです。
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スージー・クーパーは、イギリス人にとっては、日本程持て囃されている訳ではないと聞いていたのですが(日本では凄い値段で売られてますもんね!)、先日古物オークション番組を見ていたら、アールデコ期の手描きのスージーに関して言えば、イギリスでも相当人気で価値が高いようです。その時登場したのは、随分難有りの、絵柄もどちらかと言えば大味で稚拙なコーヒー・セットだったのにも関わらず、どんどん値が上がって、最終的にはかなりの高値で落札されていました。でも自分で実用するとなると、60年代以降のもののほうが、デザイン的にもライフ・スタイルに断然合うし、何より扱い易いように思います。
 
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by derliebling | 2014-07-10 15:26 | テーブル&キッチンウェア

花かご柄のクロスステッチのクロス

今年も、フリーマーケットに「売る側」として参加して来ました。勿論、いつも行くのは「買う側」としてです。フリマで不用品を処分するのは、我が家にとっては年に一度のイベントです。世の中には、プロのディーラーでもないのに、毎週フリマに娯楽で(多分)出店する家族も結構多いのですが、出店料は結構高い為、そこそこ売り上げが取れるものが集まってからでないと、私達ケチ夫婦は参加する気がしません。売りに行くのは、いつも午後から開始のフリマ。休日に朝早く起きる必要なないし(売り手の到着準備は11時位からですが)、開催時間が短くて客が集中し効率が良いので、売る側として参加するなら断然午後のフリマがお勧めです。勿論快晴の月末等、特に客足の良い日を狙います。事前予約は一切不要。始めの一時間位は、毎回二人とも食事をとるどころか、座る暇さえ一度もない忙しさです。
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嵐のようなお客ラッシュが去り、やっと一息付いて、食事を取る位は余裕が出て来ると(今回は立ったままおにぎりを頬張った)、私はP太独りを店番に置いて買い手としてフリマを回ります。不用品を処分するのは大切だし、お金が手に入るのも嬉しいのですが、やはり私にとっては、フリマは買い手としてのほうが楽しいのです。さすがに目欲しいものは出払った後で、今回手に入れたのは、このバスケットに花が詰まった柄の刺繍の古いクロスだけでした。
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一辺80cm位の正方形。縁は、藍色の刺繍糸でブランケットステッチでかがってあります。そこから15cm位の内側に、同じ藍色の糸で囲み罫が刺繍されています。その角に小さな花かご、一辺の中間に大きな花かごの刺繍が入っている構成です。
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こちらは大きいほうの花かご。イギリスの刺繍らしい基本的な(言っちゃえば幼稚な)色の糸が使用されていますが、経年で色が幾分落ち着いたのと、クロスステッチの魅力で気になりません。麻地の細かい目に沿って、かなり緻密に刺されてあります。麻は、すっかり柔らかい良い風合いになっています。
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これは小さい花かご。古い刺繍布の中でも、クロスステッチは特に好きです。また花かごと言うモチーフにも、永遠の愛らしさがあります。全体的に、昔らしい質素な暖かさが滲み出ている布だと思います。
  
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by derliebling | 2014-06-13 15:32 | ファブリック

世界一のスケートボーダー・マグ

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今回のフリマの戦利品です。このホーンジーの「世界一」シリーズにフリマで出会うのは、本当に久々です。ネット・オークションでも人気の高いアイテムなので、朝一の客に買われちゃうせいかなと思っていましたが、今回いつもより遅めに出掛けたのに入手出来たから、単に余り出回っていないだけのようです。
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今回手に入れた柄は、「世界一のスケートボーダー」と言う、今までネット・オークションでも見たことのない柄でした。本当にこのシリーズ、一体何種類発売されていたのでしょうね。多分このマグを売っていたストールの家庭に、スケートボードを楽しむ子供が居たのでしょう。皆、独特のポーズでスケボを楽しんでいます。男の子(?)のファッションには、時代を感じます。スケボ自体には興味はないけれど、イラストは相変わらず処理や構図の完成度が高くて可愛く、特に猫が加わっている点がポイント高いと思いました。
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猫の先にはネズミが居て、実は弱肉強食のスリリングなスケートボーディングでした(笑)。
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by derliebling | 2014-06-11 15:42 | テーブル&キッチンウェア

ドライフラワーのカプセル・ブローチ 2

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ドーセットからバースへ行く途中、ようやく雨の切れたYeovil イォーヴィルの郊外辺りで、割と大きめのフリーマーケットを見掛けたので、急遽車を止めて寄ってみました。ところが入場料を払った後に気付いたことには、一般道から結構賑わって見えたのは、実は客の車のほうで(つまり買い手のほうが多かった)、出店者は疎らでした…。普段なら底々規模の大きいフリマのようでしたが、その日は冬のように寒く暗かったから、朝早くから参加しなければない売り手が少なかったのも道理です。しかし結果的には、結構買うものがあったのだから、寄って正解でした。(上の写真は、そのフリマに出店していたお洒落な移動コーヒー屋)
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その中の一つが、このドライフラワーがドーム型のカプセルに詰め込まれたブローチ。丁度、前に御紹介したことのある、このブローチと同じタイプです。この他にも同じストールから、ビンテージのブローチを二つ買いました。直径は4.5cm位。この手のブローチは、1930~60年代に流行ったらしいのですが、フリマで見掛けるのは初めてでした。ただし、裏のピンが完全に取れて無くなっています。その分、ブローチだけでなく、ペンダントやマグネット(ちょっと勿体ないが)にも改造出来ます。土台のプラスティックは、多分元は白だったのが、変色して黄ばんでいるようです。ドームだけ変色せず綺麗な透明感を保っているのは、どうやらルーサイトを使用しているからのようです。中のドライフラワーも、花を除いては退色しています。恐らく花のみ染料で着色してあるから、色が残っているのだと思います。
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この日は、ビンテージ・ジュエリーの他にも、未使用のオールドホールの3点セットを手に入れました。
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by derliebling | 2014-05-20 15:30 | アクセサリー

蜂蜜色プラスティック・ビーズの五連ネックレス

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…長いタイトルだなあ(苦笑)。この所、買いたいものが一つ二つ見付かれば良いほうになって来た隣町のフリマですが、その日は結構収穫がありました。しかも布類とアクセサリー類ばっか。やはり重なる時は重なるようです。これは、いかにも品の良さげな白髪の老婦人から買ったネックレス。そのストールには、刺繍の布だの好みの古物が沢山ありました。そういうストールの数が、めっきり減ってしまったのです。
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蜂蜜色のキューブ型ビーズ(写真で見るとトウモロコシみたいだな…)の間に、トパーズ色のシードビーズが繋げてあり、それが五連になっています。金色のチェーンも含めると、なんと10連。この時代のネックレスらしく、留め具も古風です。
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はっきり言って、ビーズはプラスティックだし、チェーンも安っぽいんですけど、全体的に見ると中々品良くゴージャスだから不思議です。多分、色味が抑えてあって落ち着いていているのと、長さを上手く変えてあって、着用した時、首元にレース襟のような綺麗なグラデーションを作るからでしょうね。基本の蜂蜜色ビーズの一辺は6mm位。乳白がマーブル状に混じった、プラスティックながら表情のあるビーズです。
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by derliebling | 2014-05-08 15:23 | アクセサリー

小さな白いバスケット

隣町のフリーマーケットが、いよいよ始まりました。生憎初日は悪天候で行けなかったのですが(それでも開催されていたとは思う)、そこでいつも出店しているおじちゃんの話では、実はその前の週から始まっていたとのこと。…あれ?? ここのフリマで、開始日を逃すなんて失態は初めてです。でもまあ、初日(私にとっての)から収穫があったので、まあ良しとするか。
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隣町のフリマでの今年初の戦利品は、この飛び出たハンドルが印象的な四角いバスケットでした。側面はベニアで、ハンドルは曲げ木、木の棒を横軸に白いビニール紐で編まれ、何ともレトロな雰囲気。蓋は、プラスティックのボタンと紐で留まります。ハンドルを除くと、幅11×高さ13×奥行き9cm位しかない小ささです。多分、財布(小銭入れ)とハンカチとティッシュ位しか入りません。
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中古玩具の詰まったダンボール箱に一緒に突っ込まれていたし、元々は子供用のお洒落用バスケットだったのでは?と想像しています。おしゃまな女の子が、よそ行きのワンピースを着た際に、得意げに持っていた様子が目に浮かびます。
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by derliebling | 2014-03-06 15:30 | バッグ・靴・帽子

最も初期モデルのシンディとパッチ人形

この辺りで唯一通年開催されるフリーマーケットは、実はうちから結構遠い場所にあります。この寒い季節の出店はプロの骨董商が多く、収穫はほとんど期待出来ないので、結果ガソリン代のほうが高く付いてしまう程です。しかし、別に利益を上げる為ではなく、単に娯楽の為にフリマに行っているのだし、特に外出の楽しみが少ないこの時期となれば、尚更フリマに行かずにはいられません。それに、美しい田園風景や丘陵地帯を眺めながら行くから、ちょっとした小旅行気分も味わえます。そして、駄目モトで行っても、嬉しい収穫に出会える時は出会えるのが、古物の読めない面白いところ。この日は、ビンテージのシンディとパッチ人形を同時に、それにプラスしてビンテージ・シンディの服を幾つか手に入れる事が出来ました。
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このシンディ人形は、Made in England で、1960年代前半(半世紀も昔!)の多分発売当初のものです。eBayでも、一番高値で取引されるタイプ。髪形が崩れているのは直りませんが、髪質の劣化や抜け毛は特になく、植毛技術自体で言えば、この後の時代の弁髪状態のシンディよりずっとマシです。顔の退色もなく、ペイントは良好。顔と腕以外はプラスティック(ポリ)の空洞で、足の関節さえ曲がらない、ファッション・ドールとしては大変原始的で安っぽい造りです。製造していたPedigree社は、この頃既に確立した玩具メーカーだったはずなのに、なんだかこれでは、クローン人形と大差ないなあ…。この服は、「Weekender」と言う名前で、やはり最も初期のもの。良くシンディ人形がビンテージ玩具の本等で紹介される時に着ている、彼女のアイコン的なアウトフィットです。シンプルながら、鮮やかなトリコロールのボーダーが、今でも目を引きお洒落です。元は、ヘアバンドかカチューシャがセットされていたようです。
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こちらのオレンジ色のスタンドカラーのワンピースも、「Summery Days」と呼ばれるシンディの初期の服。元は襟元に黄緑のリボンが付いていました。布地は、この大柄なチェックだけのものと、もっと細かいオレンジのチェックに花柄が混じったものと、二種類あるようです。「Weekender」と共に、実物を一度見てみたいとずっと思っていたのですが、年代が古い為か、今まで目にした事がありませんでした。…んが、実際着せてみると、袖開きに大して腕が太過ぎて通らない! 向かって右側が特にきつく、袖口がボロボロ解れているのはその為のようです。かつてこの服を買って貰った子供は、さぞガッカリしたことでしょう。
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一緒に買ったシンディの妹のパッチ人形も、1960年代後半の一番最初のモデルのようです。顔は相変わらずブサイクちゃんですが、髪質は全く劣化しておらず、サラサラのままなのが凄いと思いました。顔のペイントも、非常に綺麗な状態です。パッチの大きさは、リカちゃんに近いのですが、リカちゃんが少女達の憧れのプロポーションなのに対し、こちらはあくまでリアルな子供体型で、あちこちの部位がリカちゃんより太めに出来ています。ボディの造りは、一瞬上記のシンディよりは進化して見えますが、元々の足の長さがチンバだし、全ての接続部分が異様に硬くて着替えが一苦労。実はパッチの大きさには二種類有るようで、こちらは以前手に入れたパッチ人形より若干小さく作られています。実際シンディと並べると、比率がヘンですね。
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パッチに着せているこの「Dungarees(胸当て着きズボンのことらしい)」と言う服も、彼女のアウトフィットとしては最も代表的なもの。膝当てがアクセントとなって、お転婆なパッチのイメージにぴったりです。元は、揃いの赤いギンガムチェックのバブシュカが付属していました。シンディが着ている「Weekender」と共に、パッチが発売された時に刊行された、シンディ人形の専門ギフト本の表紙のイラストにも描かれている程です(因みに、このバッグに写っているのもこれらの服ですね)。シンディに比べ、パッチ人形は出回っていた数自体が少ないので、パッチの服の実物を見るのも、これが初めてでした。

この日はP太も、普通に買うと高いらしい電気器具類を色々ごっそり手入れてホクホクでした。中古品ですから、買った当初は大抵汚れているので、家に帰ってから清浄しなければなりません。二人揃ってフキフキして喜んでいる、本当に似た者夫婦です(笑)。見違えるように綺麗になった時が、また古物の醍醐味です。

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追記。その後シンディの髪型を、ヘアドライヤーを使って、この程度までは直しました。念の為、人形の髪質に寄っては熱に非常に弱く、チリチリになってしまう場合もあるので、この方法を使うのには再三注意が必要です。ついでに、オレンジ色のワンピースにもちょっくら手を加え、一応着られるようにはしました。
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by derliebling | 2014-02-28 15:44 | おもちゃ・人形

ビンテージ・シンディのコート3種

昨夏の余り天気の優れない日、フリーマーケットで、一軒だけ随分遅い時間に出店しているストールがありました。私が全体を一通り廻り終わった頃に、物を並べ始めていました。見れば、その並べているダンボール箱の一つに、古い人形の服が色々混じっています。そこで、座り込んでビンテージ・シンディの服を幾つか発掘出来ました。丁度品出し始めたところだったからか、他の人の目に入る前にゲット出来たのかも。
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今売られていても可笑しくないような(人間用が)、スタンダードなムートン風のコート。1979年の商品で、服の名前は「Out of Town」と言います。縫製や造り自体は、当時からかなり大雑把なのですが、昔のファッション・ドールの服の、子供に媚びていない無駄のないリアルなデザインには、本当に驚かされます。柄入りニット帽は、古いものではなく、多分ブラッツ人形とか現在のファッション・ドールの備品。
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レザーの(勿論フェイクです)大人っぽいロングコート。両脇に深いスリットが入っていて、大変モードなデザインです。本当はウェストを縛る為の、同じ素材のベルトが縫い付けてあるのですが、既に千切れる寸前になっているので結べません。「Summer Showers(1976年)」と言う名前が付いており、こんな分厚い生地の暖かそうな服でも、実はレインコートなんですね、これ。元は、揃いの帽子も付いて販売されていたようです。今合わせてある豹柄のイヤーマフは、やはり多分ブラッツのもので、揃いのミトンもあります。
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エリザベス女王が公式訪問の際にお召しになるような、イギリスのフォーマルでは時折見掛けるノーカラーのコート・ドレス。品の良い裏葉色のグログランの生地で出来ています。この服のみ市販品ではなく、何処かのお母さんのハンドメイドかも知れません。袖付けは省略されていますが、身頃には結構複雑なダーツが。
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by derliebling | 2014-02-06 15:38 | おもちゃ・人形

小ぶりのビンテージ・バスケット

その日のフリーマーケットは、曇りの予報に関わらず雨が降って来て、10時前に多くのストールがバタバタと店仕舞いを始めてしまいました。そんな中、急ぎ足で回っている時に買ったバスケット。底が揺り籠状になったちょっと変わった形と、赤いビニール紐(かなり色褪せていますが)のアクセントが、いかにも昔のバスケットらしくて素敵です。ただし、今まで買ったビンテージのバスケットに比べると、かなり小ぶりです。
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ハンドルは少し左右に動き、多分元々は手に下げて、ベリーやナッツ類等の収穫に使う為の籠だったのではと思います。イギリスのビンテージ・バスケットの中には、底のみベニア板になったものも多いのですが、これは全体が編まれています。フルーツのブローチは、自分で勝手に組み合わせたもの。この手の古い籠は、手芸材料等を入れておくのに便利ですし、ちょっと部屋の隅に置くだけで絵になります。
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by derliebling | 2014-01-29 15:36 | 箱・缶・入れ物

ビンテージ・シンディの洗面台とトイレ

近辺に、毎週土曜日開催されるフリーマーケットがあります。最初の数年は入場無料(駐車場だけ有料)だったのですが、ある年、入場有料+駐車料金無料に変えて以来、…どんどん客が減りました。その入場料金が、相場よりも規模の割にもかなり高かったのです。フリマの常連者達は、その辺には10ペンスの違いにも大変厳しいはずです。案の定、出店参加料自体は周囲の相場より安いものの、買い手が少ない為、出店数も随分減り、私もずっと行っていませんでした。ところが、今年は入場料を値下げしたのと、日曜日は遠出するのでフリマに出掛けられない為、そのフリマに久々に行ってみることにしました。結果、その日は晴天だったのに、やはり出店数も客足も少なく、淋しい状態のままでした…。値下げしても、まだ規模の割に入場料が高いのです。既にフリマ最盛期だったのにも関わらず、会場の草が伸び切っていて、ずっと不人気で人出の少ないのが確信出来ました。一度人気を失うと、客を呼び戻すのは難しいですねえ。
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これは、そのフリーマーケットで買いました。以前購入した、ビンテージ・シンディのバスタブとシャワーの同じシリーズです。私がこれをeBayか何かで初めて見た時、人形にトイレまであるのか!と結構ショーゲキを受けたのですが、現在のファッション・ドールには、トイレは結構御馴染みのアイテムみたいです。今のリカちゃんハウスにも、トイレの付いた物件があり、電子音で水の流れる音が出る仕組み付きのもあるとか(…ソレ嬉しいのか?)。でもこのシンディのトイレの場合、ピンクやパステルと言った「子供の夢の世界の玩具色」ではなく、70’sらしい黄色と茶色と言うのが、現実的でスタイリッシュで気に入っています。ただし、幾ら当時の流行色とは言え、真っ黄っ黄のトイレが、実際イギリスに存在したかどうかは定かではありませんが…(笑)。フタも便座も本物同様に開き、たったそれだけの仕掛なのに楽しいなあと思いました。
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洗面台も然りで、棚があったり、タオルを掛ける為のバーがあったり、石鹸を入れる為の窪みが付いていたりと、あくまで実物のミニチュア化を優先しています。現在の人形の家具のように、歯ブラシやコップ等の小道具がプリントされている…と言った、子供騙しの小細工は一切ありません。鏡部分は、本物の鏡ではなく、メタリック・シートが貼ってあるのみ。この鏡は、元は黄色い張り出した枠に囲まれており、もしそれが残っていたら、70’sっぽさが更に増しただろうと思います。鏡の四隅の穴は、その枠の止め具が嵌め込まれていた名残りのようです。多分元は、タオルやコップ等小道具が付属していたはずです。
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これで一通り、シンディのバスルームだけは揃いましたが、このバスルームの場合、その時代とファッション・ドールの文化的に、またリアリティが興味深いだけで、念の為、他にはビンテージ・シンディの家具なら何でも揃えようとは考えていません(収納する場所もないしぃ)。やはり子供の玩具だな~と思える、エセ・ロココ調のドレッサーやクローゼット、ベッド等には、余り惹かれないのです。そもそも、概ね薄いプラスティック製で、造りが非常にヤワな割に、当時としては結構高価だっただろうから、幾ら人気で子供が欲しがっても、分別ある親なら買い与えるのがイヤだっただろうな…と想像出来ます。
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by derliebling | 2013-08-16 15:26 | おもちゃ・人形


こんにちは!「ぴよよん」です。当ブログに御訪問頂き有り難うございます♪ 英国に住んでいますが中欧好きです。蚤の市等で出会った、または手作りなどの可愛い雑貨たちを紹介していきたいと思います。


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