元祖特撮映画「ジェイソンとアルゴノーツ」

いきなり別な映画の話題から入りますが、「スター・ウォーズ」ファンのP太に寄ると、最初に作られたエピソード4~6は、特撮に「実物の模型」を使っている為、デジタル・リマスター処理をすると、今見ても全く古臭く無いリアリティを楽しめるのだとか。これに対し、後から制作されたエピソード1~3は、特撮部分にCGを使用しています。当時としては最先端の技術だったものの、刻々と進化している世界なので、今見ると不自然に見える場面が多く、特にエピソード1は稚拙さが目立ち、更に修正不可能。その上、子供(アナキン。笑)とジャー・ジャーがうるさくてウザイので、ファンには一番不人気なエピソードだそうです。
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さて、何が言いたいのかと言いますと、CGに比べ、精巧なミニチュア・モデルを使用した特撮、すなわち円谷プロ形式は、あくまで「現物」を撮影している為、時代を経ても全く色褪せない完成度と臨場感があると言うことです。それを証明するのが、この「Jason and The Argonauts ジェイソンとアルゴノーツ(ギリシャ風に言うと「イアーソンとアルゴナウタイ」、映画邦題:「アルゴ探検隊の大冒険」)で、今尚評価の高い映画です。後の映画制作者に、多大な影響を与えた作品と言われています。
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同名のTVドラマも、2000年にアメリカで制作されたようですが(邦題「アルゴノーツ 伝説の冒険者たち」)、これは1963年作の米英合作映画。ギリシャ神話の長編叙事詩を元に、王位奪還を願う王子ジェイソン(イアーソン)と、彼の率いる巨船アルゴー号に乗る英雄達の冒険團で、様々な怪物との戦いを描いています。
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模型を使ったストップモーション・アニメーションと、実写を絶妙に組み合わせてあり、今&何度見てもドキドキの迫力。コマ撮りのぎこちない動きが、返って恐怖を煽るのかも知れません。
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この巨大ブロンズ像(タロス)と戦うシーンは特に有名で、正に古代ギリシャ版「進撃の巨人」。人喰う訳じゃありませんが、それに匹敵する恐怖感と絶望感が味わえます。本当にデカイってだけで恐ろしい…。
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八岐大蛇と並んで、キングギドラのモデルの一つと思われる「ヒュドラ」。
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ヒュドラの歯から生まれたこの骸骨剣士は、同じ特撮監督の作品「シンドバッド」からの使い回しだとか。七体同時にコマ撮りするのは、今見ても凄い技術だそうです。…ただし、これが欧米で特撮映画の元祖と言われるならば、日本のゴジラ映画や円谷プロだって、絶対負けていないと思います!
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# by derliebling | 2014-07-12 15:18 | 本・メディア

タイの竹製のバスケット

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結構昔に日本で買った、タイ製の工芸品です。幅5mm位に細く裂いた竹を、無地と紺の二色で模様を作りながらしっかり編んだ籠で、爽やかな雰囲気や質感が夏にぴったり。マチがたっぷりで、コロンとした形も可愛いと思います。底まで丸いので、自力で立つことはできませんが。無地部分の竹は、経年で色が少し濃くなって来ました。アジア雑貨と言えど、お値段はそれなりにしました。浴衣に似合うんじゃないかと思って、買った記憶があります。当時日本では、ベトナムのファッション雑貨も流行っていたので(コキュのサンダル、一世風靡したでしょ??)、そういう格好に合わせても普段使いしていました。
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でも、こういう口がパカ~と開いた籠やバッグって、実は防犯上のリスクが非常に大きいんですよね。姉の同僚で、電車に乗っている際、口の開いたバッグから財布を抜き取られた人がいました。日本でもそんな位なんだから、イギリスでなんて持ってのほか。中袋を使うとしても、ただ手に持つだけのタイプのバッグは奪われそうで危険だし、腕に引っ掛けるのには嵩張り過ぎて不便です。と言う訳で、イギリスでは出番無しの籠なのですが(そもそも浴衣を着ていないし…)、今眺めても、やっぱり可愛い素敵な籠だと思います。
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# by derliebling | 2014-07-11 15:33 | バッグ・靴・帽子

スージー・クーパーの「ロマンス」のシュガーボウル

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一瞬「中華料理用のスープ・ボウルか?」と思える大きさと形なんですが、バックスタンプに「スージー・クーパー、ロマンス、ブルー」とありました。絵柄が余りに小さて、それまでスージーのデザインだとは気付かなかったのですが、良く見ると、有名な「ドレスデン・スプレイ」や「スウォンジー・スプレイ」に似た、スージーらしい繊細で可憐な花束柄が、内側の底にプリントされています。
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バックスタンプの通り、デザイン名は「Romance ロマンス」と言います。日本のスージー・クーパーのファンにとってバイブル的な「あの本」にも載っていない、結構レアな柄だそうです。製造年は「ドレスデン~」より後の、1950~66年頃のようです。その分、ボーンチャイナ製なので、質は「ドレスデン」や「スウォンジー」より薄く軽く丈夫だと思います。ブルー、ピンク、グリーンの三色で展開されたらしく、これはブルーだから、内側が極薄っすらと青で彩色されています。
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絵柄は、側面にも小さくプリントされています。口と高杯の縁には金彩のラインが入っていますが、経年で若干薄くなって、余りギラギラせず目立たないところが、返って私には好都合です。買った時点では、内側に砂糖がこびり付いたまま(笑)でした。これは元々、ティー・セットに付属していたシュガーボウルだったようです。こういう蓋のない砂糖入れの形態を、「オープン・シュガーボウル」と呼ぶそうです。しかし日本人だったら、カフェオレやシリアル・ボウル、デザート・ボウル、更にごはん茶碗としても十分使えそうな大きさ。どちらにせよ、この手の大きさの小鉢は、何かと使い勝手があるものです。
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スージー・クーパーは、イギリス人にとっては、日本程持て囃されている訳ではないと聞いていたのですが(日本では凄い値段で売られてますもんね!)、先日古物オークション番組を見ていたら、アールデコ期の手描きのスージーに関して言えば、イギリスでも相当人気で価値が高いようです。その時登場したのは、随分難有りの、絵柄もどちらかと言えば大味で稚拙なコーヒー・セットだったのにも関わらず、どんどん値が上がって、最終的にはかなりの高値で落札されていました。でも自分で実用するとなると、60年代以降のもののほうが、デザイン的にもライフ・スタイルに断然合うし、何より扱い易いように思います。
 
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# by derliebling | 2014-07-10 15:26 | テーブル&キッチンウェア

紙の人形勢揃い

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人形を、作りたくとも技術ナシ。ついでに材料も、イギリスでは中々思うように手に入りません(手作り後進国なんですぅ)。で、一番てっとり早く、紙で作って見ることにしました。ベース(ボディ)となる材料は、シリアルの空き箱! シリアルのパッケージって、大抵ハサミで切れる最厚の紙なので、私は取って置いて何かと活用しています。一応、地色の薄めのものだけを選んでみました。型紙を作って、ベースは全て同じにしました。後は、紙ナプキン、レースペーパー、ラッピングペーパーのリサイクル、市販のシール、柄マステ、リボンの切れ端、予備のボタン等何でも使って、服を着せて飾り付けます。「イッツ・ア・スモ-ル・ワールド」の人形を意識して、釣り目にしたので、P太に「宇宙人」っぽいと言われましたが、髪がない状態では益々宇宙人っぽいです(笑)。撫で肩な点を除けば、超寸胴&ぶっとい短い手足等、限りなく自分に似ています…。
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さて、一体何に使うの?と言いますと、一応カードのトッピングとして使えます。ちょっと送る相手に似せてみると、尚面白いんじゃないかと思います(この体型じゃイヤだろうけどさ)。
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沢山繋げて、子供部屋やパーティ等に、バンティング(ガーランド)として飾っても楽しいかも知れません。
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# by derliebling | 2014-07-09 15:28 | おもちゃ・人形

バラづくし! 英国王立バラ協会のバラ園 4 sanpo

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イギリス一のバラの品種数を誇る、英国王立バラ協会(RNRS)のバラ園のリポート、いよいよこれが最後です。イギリスとしては、それ程広大な庭園と言う訳ではないのに、一体何枚写真撮ってんだ!と言う感じですが、今年はバラの発育が順調な上、快晴の日を選んだので、それ位充実して見えたのです。
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こちらは、フロリバンダ(FL)を中心に集めたローズ・ベッド。背丈自体は全体的に低いものの、鮮やかな色合いは遠くからも相当目立っていました。
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その中でも特に目立っていた、目に眩しい朱赤のバラ(左)は「Trumpeter」。
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銅色掛かって一風変わった花色のバラ(手前)は、同じくFLの「Celebration Time」。
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シングル咲きでも、結構花色は強烈な「Kristen Poulsen」。
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バラと言うより、まるでペラルゴニウムのような、「Sadlers Wells」。
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この「Champagne Cocktail」は、バイ・カラーと言うだけでなく、咲き始めから花色がかなり変化します。
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そんな中で、優しい花色にホッとする「Rosemary Harkness」。
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左:名前不明、右:イングリッシュ・ローズ(ER)の「Golden Celebration」。実はこのバラを、両親の金婚式祝いに贈ったのですが…、早速枯らしたそうです。ガーデニング好きと言っても、植物を育てる能力があるとは限らないのです(とほほ)。
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「George Vancouver」の見事な群生。
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近くにエア・フィールドがあるらしく、セスナ等の小型機が、庭園の上空を沢山飛んでいました。イギリスでは、個人が小型機を所有していることが多いのです。このエンジン付きの凧かハンググライダーのような原始的な飛行機は、空中でぐらぐらに揺れまくっていて、まるで今にも墜落しそうな飛びっぷりでした。
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同じ宿根草と混ぜたバラ園と言っても、当然HTやFLも多いので、オールド・ローズや原種等のクラシック系中心のモティスフォント・アビー庭園とは、随分印象が違うと感じました。
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でも意外と、いかにも気位高そうなバラは少なかったような。自分で無意識に、そう選んで見ていただけかも知れませんが。
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葉や株自体は、他の庭園と比べて、特に健康的に優れていたようには見えませんでしたし、苗が上手く育たなくて、やたらスペースががらんと空いている場所もあちこちにありましたが、全体的にアブラムシがほとんど付いていないのには驚きました。今年は特に多く、我が家の庭では、毎日アブラ野郎との戦いなのに。害虫を寄せ付けない抗体を株自体に作る、何か秘策でもあるのかも??知れません。
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絶好のお天気だったこともあり、本当にいつまでも眺めていたい美しさでした。入場料は、会員以外は大人一人6ポンド掛かりますが、同じチケットで、その年の公開中は再び入場出来るとのことです。と言っても、本人かどうか確認する訳ではないし、St.Albansはうちから遠いので、私達夫婦が年に二回も来ることは有り得ないから、チケットは義両親に上げました。義母は前々からこのバラ園に行きたいと思っていたので、とても喜んでいました。でも義父とではなく、お友達と行くつもりだそうです(笑)。
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# by derliebling | 2014-07-08 15:25 | 旅行・お散歩


こんにちは!「ぴよよん」です。当ブログに御訪問頂き有り難うございます♪ 英国に住んでいますが中欧好きです。蚤の市等で出会った、または手作りなどの可愛い雑貨たちを紹介していきたいと思います。


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