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ナゾの動物ブローチ

お金のない学生の頃、文化屋雑貨店や大中は心強い味方でした。文化屋雑貨店は、オリジナルの変なプリントの安いTシャツを沢山出していて、良く着ていました。地は薄っぺらくなく結構しっかりしていて、何より形が中々お洒落なTシャツだったので、かなり気に入って愛用していました。社会人になってから、友達と二人で久々に文化屋雑貨店を訪れた時には、そんな懐かしい思い出が蘇りました。
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このブローチは、そこで友達が私に似ている~と言って、突然買ってくれた(ほとんど無理矢理押し付けた)もの。100円(笑)。固太りした体型が、自分でも似ているように思います。5cm位のプラスティック製で、薄いピンク色のナゾの動物がモチーフです。最早デフォルメし過ぎだけど、一応リス…に一番近いかなあ?コレ。 動物を擬人化した際には良くあることですが、ピンク色のTシャツ(花模様なんか付いているのでメスなのか)を上だけ着ていて、下半身は丸出しなのが、また脱力系を強調しています。顔の中央の赤いのは、口なのか鼻なのか。何処をどう見てもマヌケで、値段に相応しいキッチュさ具合が郷愁を誘います。
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by derliebling | 2013-06-30 15:27 | アクセサリー

6月の庭と猫便り

6月ももう終わり。6月と言えば、イギリスの庭の一番美しい季節…、のはずなのですが、やはり今年は低温のせいで、多くの植物の成長・開花が遅れているようです。
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我が家の裏庭には、現在バラが30種近く植えられています。その中で今年一番最初に咲いたのが、このフロリバンダの紫のバラ「Blue For You」。通称「真澄サマ」(笑)。本当は紫ではなく、名前が示す通り、現在最も青に近いバラと言われています。
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その次に咲いたのが、隣に植えてあるイングリッシュ・ローズの「The Herbalist」です。咲き始めはクリムゾンに近い濃いピンクで、開花が進むに従って、どんどん薄いピンクになって行きます。高心剣弁咲きの高貴なイメージのバラとはかなり異なる、花びらがフリル状のダブル咲きで、可憐な華やかさがあります。割とすぐ散ってしまうのが残念ですが、蕾を沢山付け、次から次へと咲いてくれています。バラ戦争のランカスター家の紋章の赤いバラは、こんなバラ(The Herbalistの一季咲き版「Rose Gallica “Officinalis”」別名「薬剤師のバラ」)だったそうです。
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家に一番近いところに植えてある、「Queen of Sweden」。女王の名に相応しい、咲き始めから散り際まで花の形を崩さない、すっくと上を向く凛としたお姿で、色も大変美しいバラ。切花にも最適です。
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我が家の裏庭は、バラには土壌や日照条件が合うらしく、概ね発育大変良好です。冬にかなり剪定したのに、この通りギッチギチに混み合っています…。ボーダー花壇の奥に背の高いイングリッシュ・ローズ、手前に主にフロリバンダを植えています。こちらは朝日の当たる西側ボーダー。一番右のピンクのバラ「Gertrude Jekyll」は、嵐の日の、支柱に括り付けていた紐が切れて、丸ごと倒れてしまった! 木は折れませんでしたが、花が付き過ぎて上部が重く、最早自力では立てないようです…。
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このデルフィニウムは、種から育てたもので、二年越しでやっと開花しました。私のカメラには写りにくいのですが、望んだ通りの鮮やかな青でウレシイ。庭の数多い花の中でも、とても映える色です。
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この美女撫子(英名:Sweet William)も、種から育てたもの。一般に売られている美女撫子の苗より遥かに背が高くて、少し驚いていますが…。二年草なので、今年限りです。次は、もう少し背の低い植物を植えよう。
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多くのイングリッシュ・ローズの中でも、色合いや雰囲気が最も繊細だと私の思うのが、この「Scarborough Fair」。コロンと丸いカップ咲きも愛らしく、青み掛かった葉の色も魅力。
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それと、昨年発表された新しいバラ「The Lark Ascending」。光に透ける様が特に美しいのです。
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この東側のボーダー花壇は、夏は西日が長時間当たるし、更に木の下で雨が届きにくく土壌が乾き易い為、主に乾燥に強い植物を植えています。右のジキタリスは、高さ2m位に育っています。
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蔓バラ「Nice Day」に、白いマーガレットを合わせてみました。園芸種のマーガレットの多くは耐寒性がありませんが、これは道路脇でも雑草化している強靭なタイプ。茎が折れても咲き続けます(笑)。しかし、白い花はどんな組み合わせとも映える、やはり万能選手です。Nice Dayには、蔓バラなので、もう少しグングン育って欲しいところ。今年はやっとシュートが出ましたが、我が家のバラで一番成長が遅いようです。
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このアストランティアの黄緑掛かった繊細な色合い、ガラス細工のような花の造りは、何度見ても飽きません。これら宿根草の株は、年々大きく育っています。それを想定せず、十分間隔をとらすに植えて、後から窮屈になってしまうのが、私が今だ良くする失敗です(汗)。
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バラの下草として定番のジェラニウム(風露草)も、皆驚くほど大株に育っています。この青紫色のジェラニウムと、背後の黄色が鮮やかなアルケミラ・モリスの組み合わせは抜群。アルケミラ・モリスは、英国式庭園では御馴染みの、土壌も日照条件も選ばない、長く咲き続ける便利な植物ですが、正直言って、アルケミラ・モリスの匂いは好きではありません…。
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庭の一番奥にベンチがあり、猫達のお気に入りの場所(…周囲、草ぼーぼー)。既にとらじとソックスにベンチを占領され、後から来たポコがムカ付いているところです。(笑)。
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イギリスにしてはかなり小さな庭ですが、元はただ砂利が敷いてあるだけの状態だったし、自分の実力(&財力)を考えると、この大きさで十分です。アーチのバラが咲き揃ったら、また御報告します。
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by derliebling | 2013-06-29 15:35 | ガーデニング・植物

もう一つのリネン製ラグ・ドール

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リネンちゃんの妹??抱き人形に、最近フリーマーケットで出会いました。ボディは同じく粗めのリネン生地で出来ていて、同じような三つ編みの髪型をし、良く似た感じの衣装を着ています。値段を聞いたら、売り手の30歳代の女性は開口一番「…それ、本当は売りたくないのよねえ」とのこと。じゃあフリマに持って来んなよ!と、ちょっとイラッと来ました(短気)。その上、最初に言った値段よりも、「やっぱりこの価格で」と後から値上げして来ました。結局最初の価格に値切り直して買いましたが、こんな歯切れの悪い売り手はイギリスでは初めて。ただし、「本当は売りたくない」と言うのは、値段を出来るだけ高く設定する為の作戦でもあると思いますが、売り主にとって思い出深い、大切な人形だったことも事実だと思います。それで、「大事にしますよ~」と言って、そのストールを去りました。
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頭の大きさはリネンちゃんと同じ、いえ返って大きい位で、手足の太さも変わりませんが、体は小さく(特に胴体だけがずっと細い)、それで「リネンちゃんの妹」です。体の構造は、結構異なっています。
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髪は、しつけ糸のような太目の木綿糸ではなく、アクリル毛糸で出来ており、また少し前髪が(跳ね上がってトサカ状態ですけど)付いています。顔のパーツも、リネンちゃん同様に、ほとんど油性ペンか何かで描かれているようですが、口が赤く頬紅が差してある分、こちらのほうが顔色良く見えます。
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とにかく白い袖+藍色のストライプのワンピースのデザインが、リネンちゃんの元々着ていたワンピを真似たような造りで、やっぱりこれ、手芸本に掲載されていた人形だったから、世の中に似たような人形があるのかなあ?と思っていたら、…洋服にタグが付いていました。タグには、「Hand Made」と「 EZA(?)」のロゴが印刷されています。このタグの雰囲気から、チェコやスロヴァキア、ハンガリー等の中欧の製品に違いないと確信しました。そう考えれてみれば、確かにこれらの国では、このワンピに使われているような藍染めが、今でも伝統工芸として盛んです。特に「妹」のほうの柄は、一層中欧らしいフォークロアな雰囲気です。結局、手作りは手作りだけど、「手作りの既製品」だったのです。ワンピは着脱可能で、着替えも増やせる訳ですが、着替え作りはリネンちゃんだけに専念して(また型紙起こすのが面倒だ)、コンディションも特に問題無いことだし、こちらはしばらくこのまま飾っておこうと思います。
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by derliebling | 2013-06-28 15:32 | おもちゃ・人形

再びお一人様ブライトン

またまたP太がブライトンのエコ・フェアに参加するので、朝それに引っ付いて行って、夕方フェアが終わるまで、一人で街をほっつき歩くことにしました。本当は、冬の間も何度かそうする機会があったのですが、やはり寒い季節は歩く時間が限られ、日暮れも早く、夕方のフェア終了時間まで待てません。その点、今回のその日は雨も降らず、暑過ぎずも寒過ぎることもなく(朝夕は結構冷え込むが)、歩くのに最適な日でした。
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フェア開場準備の為、ブライトンには朝の8時頃到着。商店の開店時間は10時のところが多く、その時間開いているのは飲食店ばかりでした。ブライトンは大学町の為、イギリスでも特にパブが多いとは聞いていたけれど、パブのみならずカフェやレストラン等、飲食店だらけなことを改めて認識しました。こんなに飲食店があっても、いつも同じ店ばかり行くので、ほとんどは全く縁がないなー(苦笑)。
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最初の二時間は、さすがに暇を持て余し、店舗のディスプレイの写真を撮り捲ることに。個性的な店の集まるブライトンなので、それだけでも十分時間を潰せます。これは、ビスケットやお菓子を模ったクッション。
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以前人形の洋服の作り方の本を見掛けた、お洒落な子供用品(服+玩具+雑貨)屋さん。子供用に買うにしては全体的に高いけど、自分用には欲しくなるものがいっぱい(笑)。
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ビンテージ風のエプロン。「風」ってだけで、布地も製造もあくまで新品のようです。
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ベイビー&マタニティ用品の店。レトロキッチュなロリポリと、ピンク+緑の猫玩具が目を引きます。
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ブライトンは、古着屋が沢山集まる「古着の街」でもあります。有名な「Born to be worn again」などモッズ系のお店が多いけど、中にはこんなエレガントなビンテージ・ドレス屋も。
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ジュエリー屋もいっぱい。迷路のように入り組んだ「The Lane」には、本格的な貴金属宝飾店が集まっているし、個性的なコスチューム・ジュエリー屋もあちこちで見掛けます。こんな大ぶりの樹脂製の苺のネックレスは、シンプルなワンピに合わせたいなー。
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芸術家が多く住む町なので、アーティスト作品を扱うお店もいっぱい。値段も概ねアート価格だから、もっぱら眺めてアイディア・ソースにするだけですが…(笑)。
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そして、日本に因んだお店もチラホラ。このお店は、日本や韓国等のお菓子(主に玩食やファンシー&ジャンク系)を揃えた店のようです。「ワンカ社」のお菓子も売られていました!
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閉店セール中の、日本のファンシー雑貨やキャラグッズ、アニメものを扱うお店。でも経営は日本人じゃないみたい。編み物しているカオナシ…、銭婆の家でのシーンを表しているってことですよね。
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最近出来たらしい、アジア全般料理レストラン+居酒屋。その名は「ヤムヤム忍者」(そう日本語で書いてある)。この立て看板に、悪どくて残忍そうな日本兵らしき人物が描かれているのが気になる…。
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歩くのに理想的な日!とばかり張り切って、西はHove、東は Kemptown、北のチャリティショップ巡りも…と、朝8時から夕方5時位まで歩き続けました。昼御飯も、ベンチでパヴィリオンを眺めながら、持参のサンドウィッチで済ませただけ。欲張って歩きたい気持ちはまだまだあったものの、体のほうが持たなかった…。足は靴ズレ起こすし、股関節までおかしくなっちゃった(トホホ)。幾ら健康体で意欲はあっても、人間が一日に二足歩行出来る距離や時間って限界があるんだなあと、今更ながら悟りました(笑)。
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ついでに、ブライトン等イギリスの海辺の街を歩いていると、すっかり「フィッシュ&チップス」モードになる私達。夕食は、急遽行き付けのパブでとることにしました。こんな料理は、日本人の感覚にとってはシーフードじゃない!と思いつつも、ビーチ等あちこちで皆チップスを食べているものですから…(笑)。
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by derliebling | 2013-06-27 15:32 | 旅行・お散歩

四角いソーイング・バスケット

古いソーイング・バスケットも、私にとっては見掛けると素通り出来ないアイテムです。状態の許せるものは割と少ないし、余りに大きいものは裂けているのですが(中には家具みたいな大きさのものもある!)、実用しないくせに今までも何個か買っているので、最早コレクション化して来ています(苦笑)。コレクションにしては未だ全く数的には可愛い、せいぜい5、6個なんですけど(笑)。
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このバスケットは、西洋のソーイング・バスケットとしては結構小ぶりなほうです。イギリスのソーイング・バスケット(orボックス)に、色んな形態や素材、装飾がある中、形は単なる長方体で、装飾は全く無く、全体的に至ってシンプルです。素材は竹を編んであるようですが、実は中央にビニール・コードも編み込んであり(経年でかなり黄ばんでいる様子)、また中の端のレースがはみ出て見えるところが、さり気なくレトロな乙女っぽさが出ていて可愛いと思いました。内部は、ピンクのサテン張りになっています。シンプルなだけに、ソーイング・バスケットとしてじゃなくとも、色んな収納に活用できそうです。
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by derliebling | 2013-06-26 15:28 | 手芸用品

ワーナー・ブラザーズ・キャラクターの古い壁紙

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フリーマーケットで買ったこの古い壁紙は、私にとっては典型的な「カテゴリーC」の古物です。ワーナー・ブラザーズ等のアメリカン・キャラクターには、普段は全く興味がないけれど、この味の出捲くった印刷には大変引き付けられました。印刷部分は少し盛り上がっていて、一色の印刷面に濃淡があり(中央はほぼ均一だが端の色が濃い目)、版画みたいな技法なんですよ。多分ゴム版じゃないかな。使用色はかなり多くて、当然激しく版ズレしています。ちゃんと著作権とって作成しているのかは全く怪しいものですが、アメ・キャラの場合そんなことは私にはどうでも良く(笑)、でも一応キャラクターのイラスト自体は崩れていなくて正確です。
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本来のイメージとは全く違った、目に優しい中間色の色彩や、レトロな書体も魅力です。
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こんなプリミティブな印刷、例え今生産しようとしても、手間&コストが掛かり過ぎて、返って高級品になりそうです。実際イギリスの高めの壁紙(モリス柄やキャス・キッドソン等)には、今でもこの手の技法で印刷されているものがあるようですが、アメキャラと高級感って根本的に相反するような…(笑)。
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一部を切り取って、額装しても映えそうです。とは言え、やっぱり私は飾らないだろーな(笑)。P太に見せたら、「これは珍しくて興味深い古物だ!」とやはりとても感心していて、コレクターが多い人気のキャラクターだから、eBayで結構売れるんじゃないかとのことでした。
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by derliebling | 2013-06-25 15:39 | ステーショナリー・グラフィック

ハンガリーのサイン・コレクション(番外へなちょこ編)

前回のハンガリーのサイン・コレクションは、一応可愛い&ハンガリーらしいと言う観点でセレクトしてみましたが、そういうコンセプトとはちょっと外れた、でも忘れ難い看板にも、今までハンガリーでは何度か出会いました。今回は、全くお洒落でもなければ可愛いと呼ぶにも微妙な、へんてこりん看板をお届けします。
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一見世界中の何処でも見掛けるコカコーラの看板のようですが、良く観察すると、一応ホットドッグに因んで、パンの中のソーセージが型に加工されてるのです。意味なくスピード感のある怪しいタッチは、カロチャのパプリカ切手に共通するものが。下の文字は、チェコ語かスロヴァキア語のよう。(撮影地:エゲル)
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自分的には、バカっぽくてとてもく気に入っている看板。指の向きがね、逆なんですよ。それとも、首を無理矢理後ろに曲げているのか?? 眺めていると、ほんと力抜けます(笑)。「Langos ラーンゴシュ」とは、ハンガリーでは御馴染みのファーストフードで、大きくて丸くて平べったい揚げパンです。主にガーリック味で、好みでチーズやサワークリームをトッピングします。(撮影地:センテンドレ)
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歯科医の看板…。名付けて「うっふん歯医者」。こんな歯医者なら、子供も怖くないはず。(撮影地:エゲル)
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物凄く投げやりで、若者の反社会的落書きにしか見えなくもありませんが、真面目にアイスクリーム屋の看板のつもりのようです。これ見て、美味しいアイスが食べたい!と思う客が、はたして居るでしょうか?? 発泡性のインクがボコボコで、最早ケロイドのよう…。(撮影地:ペーチ)
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by derliebling | 2013-06-24 15:15 | 旅行・お散歩

メドウ・フラワーの刺繍クロス

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Meadow flowerメドウ・フラワーとは、牧草地の花と言う意味。そんな野の草花の、飾り気無い優しい魅力が刺繍されたクロスです。大きさは32×46cm位で、トレイ・クロスと呼ばれる大きさ。その名の通り、元はお盆に敷く為の布だったと思われますが、勿論テーブル・センターにしても良いし、工夫次第で好きなように使えます。主張が激しくないアッサリした柄だけに、活用範囲は広そうです。
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長方形の中に、楕円に繋がったメドウ・フラワーの刺繍、角にもそれぞれワンポイントの刺繍が入っている構成です。地布は、目の細かい滑らかなコットン。この刺繍糸が、使い込まれて色褪せたのか、かなり淡い渋めの色で、全体的に品良くまとまって見えます。
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花の種類は、ブルーベルと何かデイジー系の花と言ったところかな。本当の代表的なメドウ・フラワーは、赤いフィールド・ポピーやマーガレット、風露草(ジェラニウム)、矢車菊とかです。こんな優しいイメージの刺繍クロスこそ、多分日本人の想像するイギリスらしさだと思うのですが、意外と余り出会えないものです。
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by derliebling | 2013-06-23 15:58 | ファブリック

さよならブルーティット

我が家の裏庭のほぼ中央に白樺の木がありまして、鳥の巣箱を掛けているのですが、猫も簡単に登れる木だし、うちのみならず近所にも猫が沢山住んでおり、余りにも小鳥にとって危険な場所だから、こんなところに住み着く鳥はいないだろうと、単なる飾りのつもりでいました。ところが今年、ブルーティット(シジュウガラの近種)のつがいが巣作りを始め、気付いた時には、どうやら巣箱の中で既に卵を暖めている様子。勿論猫達は興味深々で、白樺に登ったり、巣箱の穴に手を突っ込む猫まで居ました。こんな場所に巣箱を掛けた私も責任を感じ、近寄る猫達を出来るだけ蹴散らして、ブルーティットを見守りました。
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そのうち、卵が孵ったようで、ティットが夫婦揃って休む暇無くエサを巣箱に運ぶようになりました。猫達は益々大興奮ですが、ティット用の巣箱の入り口はとても小さく、実際には手出し出来ません。ティット達はとても用心深く、スズメさえも木に近寄らせず、猫が近くに居る際は、必ず警戒音のような独特な鳴き方をします。それで、その声を聞く度に、猫(大抵隣家のソックス猫)を追い払いに庭に行きました。人間は害が無いと分かっているらしく、私やP太が近寄ってもこんな鳴き方はしません。巣箱の中には、2~3羽の雛が居るようでした。そのピヨピヨ声も、最初は超音波並みに小さかったのが、日に日に大きくなり、そのうち家の中に居ても聞こえるようになり、そろそろ雛達の巣立ちも近いな…と思えるようになりました。
そんなある朝、ティットの幼生の一羽が、巣箱から飛び立って、塀の上に止まったのを見ました。うちの屋根に毎年巣作りするスズメの雛には、巣立って地面には降りたものの、未だ真っ当に飛べない者もおり、そんな時はしばらく藪の中に隠れています。しかし、これが小鳥達にとって最も危険な時で、毎年そんな幼生が、庭で猫の餌食となります。このティットの幼生は、塀から高く飛び立って行ったので一安心しました。その時巣箱の中には、確かに未だ1~2羽の雛が残って居ました。
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しかし、多分最後の一羽は、やはり弱かったのか、上手く飛べずにしばらく藪に隠れていたようです。その日の午後は、親鳥が普段はエサを探しに行かない藪の周囲をウロウロしていたから、私は不思議に思っていました。夕方気付いた時には、飛べない幼生は我が家のとらじの犠牲になっていました…。親鳥達は、しばらく必死で我が子を探していました。あんなに一生懸命苦労して子育てしていたのを毎日見て来たのだし、私もそのティット一家を最早まるで家族のように感じていたので、非常に悲しく暗い気持ちになりました。とは言え、とらじにとっては、猫として自然な行為をしただけで、怒る気にもなれませんでした。一応とらじを抱っこしながら、「トラちゃん、鳥ちゃん可哀想だねえ。鳥ちゃんのお父さんとお母さん、必死に探していたねえ。もしとらじが誰かに殺されちゃったら、マミーとダディも凄く凄く悲しいよ」と言い聞かせましたが、やはり「馬の耳に念仏」&「猫の耳に説教」で全く理解出来ず、喉をゴロゴロ鳴らし出す始末。その満足げな顔には、「僕、今日狩りに成功したよ、マミー。えっへん」とでも書いてあるようでした。
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上手く飛べないのなら、せめてもう一度巣箱に戻れないのか、全く飛べないのなら、巣立つ日を後延ばし出来ないのか?とも疑問に思いましたが、きょうだい揃って同じ日に一斉に独立し、後戻りは出来ない、弱いものは淘汰され、強い遺伝子だけが生き残る…、これが野生の生き物の厳しい掟のようです。
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次の日から、あんなに賑やかだった白樺の巣箱の周囲は、すっかり静かになりました。一番巣箱を熱心に観察していたソックス猫だけが、いつまでも不思議そうに淋しそうに白樺の木を見上げていました。
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by derliebling | 2013-06-22 15:31 | 動物

ラジオ型テディベアのオルゴール

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80’sのミュージカル・チャイムと同じストールで一緒に売られていた、同じく「Fisher-Price フィッシャー・プライス」の玩具です。ハンドルを除く本体は10×12×3.5cm程度で、多分一応ラジオを模っているのだと思います。中央のオレンジ色のダイヤルを回すと、オルゴールの曲が流れ、その上の扇形の窓の絵が回ります。右手の黄色いバーは、一応ボリューム・コントローラーを表しているのだと思いますが、単なる飾り&遊びで、実際には上げ下げしても音量に何の変化もありません(笑)。
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裏面にもイラストの紙製シールが貼ってあり、経年で相当ボロけて来ています。これらテディベアのイラストは全然可愛くないんだけど、オルゴールの音色がハッとする程綺麗なんですよ。曲目は「The Teddy Bears’ Picnic テディベアのピクニック」。裏面シールには歌詞も印刷されており、イギリスでは良く知られた童謡なのだそうです。
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1979年の製造で、本体はイングランド製、オルゴールのムーブメントは日本製です。見た目は、色合いだけは70年代らしいオレンジがアクセントになっているものの、現在巷に溢れる玩具とそう変わらない、単なるプラスティックの大量生産品と言えばそうなのですが、このアナログなオルゴールの音色は、今時結構貴重で癒されます。現代の多くの子供用玩具から溢れる電子音には、心底ウンザリしているものですから…。
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by derliebling | 2013-06-21 15:23 | おもちゃ・人形


こんにちは!「ぴよよん」です。当ブログに御訪問頂き有り難うございます♪ 英国に住んでいますが中欧好きです。蚤の市等で出会った、または手作りなどの可愛い雑貨たちを紹介していきたいと思います。


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