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リネン・ドールのナチュラル・ファッション・ワードロープ

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チャリティショップで買ったリネン製の抱き人形(通称リネンちゃん)の服を、幾つか作ってみました。サイズが大きい分、ファッション・ドールよりもずっと縫い易いのがウレシイです(その割に何もレベルアップしてませんが。笑)。まずは基本となる?下着のセット。ボトムのドロワーズは、今までノーパンだったリネンちゃんの、これからぱんつ代わりになります。トップのキャミソールは、スカート(未だ縫っていないけど)に合わせも。
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こちらの素材は、チャリティ屋で手に入れた中古の枕カバー。「幾らなんでも」と思われる位すっかり色褪せていますが、睨んだ通り、リネンちゃんにはバッチリ似合いました。何せ、人形の服が作りたくなるような市販の布地が滅多に手に入らないイギリスですから、これはと思ったものは、中古でも何でも試してみるのに限ります。返ってリネンちゃんには、新品の鮮やかな布地は合わないかも知れません。少し通学用のワンピースのイメージです。ポンポンベレーは、フリマで手に入れた古い別の抱き人形用の手編みのもの。
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むかーし吉祥寺で買った、織り模様の入った生成りの綿生地で作りました。こんな単純な服なのに、ドビー・コットンの可愛さの威力に驚いております(自画自賛。笑)。ちょっと大きさにゆとりが有り、この上にワンピースを着ればインナードレスになりますし、逆にワンピースの上に着ればエプロンドレスになると言う(その場合もう少し丈が短いほうが良いのですが)、自分でも一枚欲しくなる便利な服です。
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ちょっとヨソイキ風。ビンテージ生地のようですが、以前地元の布屋で買った新品です。薄いローン地にクラシックなバラ柄プリントが気に入って、下駄箱のカーテン(笑)にもしている生地です。珍しくイギリスで「使える」現行品の布だったのに、今はもう手に入りません。装飾の無いシンプルなワンピースで、レース襟は取り外し出来ます。この上に、エプロンとか合わせても可愛いはず。麦藁帽子は、毎回フリマに出店している手芸用品のストールで買ったもの。今回は、女の子っぽいカントリー・スタイルな服ばかり作りましたが、本当はジーンズにギンガムチェックのシャツとか、ボーイッシュな格好も絶対似合いそうなリネンちゃんです。
この季節は、晴れていれば、つい庭仕事に時間を費やすので、余り作業机に向かう機会がないのですが、これからもしばらくは、このリネン人形の服を増やしたいと思っています。
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by derliebling | 2013-05-31 15:26 | おもちゃ・人形

ナイマンズ庭園のシャクナゲとツツジ

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ちょっと順番が前後しますが、5月上旬、ウィンクワースにブルーベルを見に行った前の週、とてもお天気の良い週末があったので、義両親を誘って、「Nymanns Garden ナイマンズ庭園」に行って来ました。ロンドンとブライトンの中間にある、高速道路からのアクセスも簡単な、ナショナルトラストの中でも特に人気の高い庭園で、こんな晴れた週末には、駐車場入り口に空き待ちの車の列が出来る程です。うちからは近いので、気が向いたらすぐ出掛けることが出来、今までこのブログでも度々御紹介して来ました。他のイギリスの庭園同様、それぞれの季節でそれぞれの美しさが楽しめますが、私のここのお勧めは、春のマグノリア(木蓮&コブシ類)の開花時期半廃墟のお屋敷を覆う藤が咲く頃6、7月のバラ園、そして秋のボーダー花壇の季節です。山間部なので、春夏の開花時期は、ロンドンより1週間程遅くなります。
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入り口を潜った途端、むせ返る程の強い花の香りが私達を包みました。Viburnum x burkwoodii “Mohawk”と言う、ガマズミの仲間のようです。小さな花が密集した様子も可愛く、特にプックリ紅色の蕾と一緒だと可愛さ倍増。ただし、かなり大きな木だったので、長く側に居ると頭が痛くなる程強く香ります(笑)。
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また、入り口近くの木の根元に、色んな種類のヘレボラスが植えられていました。最近作られたばかりなので、全体の見た目はイマイチですが、八重で花色も変わった魅力的なヘレボラスを多く見掛けました。
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この季節、マグノリアは終り掛けでしたが、代わりにシャクナゲやツツジが本番を迎えようとしていました。
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青いシャクナゲやツツジも、イギリスではそう珍しくないようです。
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とにかく、西洋のシャクナゲやツツジの木の大きさに、日本人の私は何度見ても圧倒されます。
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花弁自体も、日本のより大きなものが多いのです。このこんもり丸く固まって咲いたシャクナゲは、まるで舞妓さんの簪のよう。
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シャクナゲもツツジもロードデンドロン属。区別のつき難い種類が結構あります。この花は、花はツツジのようだけど葉はシャクナゲみたい。
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一番印象的だったのが、この赤いシャクナゲ。肉厚の花自体も大きいのですが、余りにテカテカ光って半透明で、丸っきり質感がビニールにしか見えないんです!
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この庭園には、椿の巨木も沢山あります。椿の種類も様々です。今は終わり掛けですが、冬の間も楽しませてくれる貴重な花です。こんな不思議な造形の、繊細な花色の椿があるとは。
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桜も未だ咲いていました。
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こちらは枝垂れ桜です。桜と水仙の組み合わせなんて、日本に御住まいの方には、随分前に過ぎ去った風景のように思われるでしょうね…。
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この鮮やかな黄色のカーペットは、サクラソウの一種のPrimula veris プリムラ・ヴェリス。英語では「Cowslip」と呼ばれています。英語名のある植物って、意外と少ないのです。
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この時既に、木々の合間にブルーベルが咲いているのも見えました。これは園芸種に多い、スパニッシュ・ブルーベルのようです。
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お屋敷の周辺では、藤の開化には未だ早く(丁度今頃咲いているはずです)、春の球根植物がちらほらと。
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この製作中のノット・ガーデンでは、肝心の柘植は未だ生垣に成るには程遠いのですが、紫色のチューリップが綺麗でした。チューリップは、基本的な形が一番と思っていましたが、八重も悪くありません。
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こちらは、花びらの尖った、赤と黄色のバイカラーのチューリップ。
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本当は、この谷底が野生ブルーベルの群生地となっているのですが、義母が足腰が悪くて平地しか歩けない為、この時は見送りました。イギリスの都市中心部以外の庭園は、周辺の公共遊歩道も含めると、大抵とんでもなく巨大です。全部見て廻ろうとは欲張らず、時間や体力に合わせて、無理なくゆっくり楽しめるコースを選ぶことをお勧めします。あくせくするのは、イギリスらしい庭園の楽しみ方に一番反しますから。
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by derliebling | 2013-05-30 15:38 | 旅行・お散歩

「バンビ」の古い絵本

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フリーマーケットで、ディズニー映画「バンビ」の昔の絵本に出会いました。前に手に入れた「わんわん物語」と同じ出版社、同サイズ、ほぼ同じ仕様、そして大体同じ古さです。挿絵は「わんわん物語」同様に、映画の画像をそのまま使っているのではなく、映画に基づいて描き起こしたイラストを使用しているようで、毎回イラストレーターが違うようです。今回のバンビは、特に絵が可愛いくてウットリする程。一枚一枚額装しても決まるような、絵の完成度です。
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今回の絵本は、見返しもアリ。前後同じデザインです。
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1968年にアメリカで初版され、翌年1969年にイギリス版が発行されたものです。映画自体は1942年公開(日本は1951年)なので、それよりはずっと後に発行された訳です。
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水彩をぼかした優しいタッチが、古い印刷の魅力と相まって、何とも良い雰囲気を出しています。
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動物達の毛並みのモフモフ具合が上手く表現されているのも、可愛さの決め手。
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とんすけ(タンバー)一家、勢揃い。ウサギの豊頬の強調振りが凄いですね(笑)。まるでナッツを頬に貯め込んだリスみたい…。
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日本初公開版では、スカンクのフラワーの声は永六輔だったそうです。なんかキモイ…。この時代のディズニー映画そのものが、本当に動きや色使いが綺麗。でも話のほうは、やはりアメリカらしく大味っつうか、特に大人になってから見ると「…うーん??」って部分が多いですね(笑)。この「バンビ」も、私の友達が、主人公バンビのヘタレぶり(そりゃ幼児だから)にイライラする~と言っていました(笑)。
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一年が過ぎ、再び春が訪れ、お友達との再会を喜ぶところで物語は終わり(…あれっ??)。原作の山場である、お母さん鹿が人間に殺されたり、バンビが大人になってからの試練等は一切登場ナシ! もしかして「第一巻」とかなのか?と疑っちゃった。極めて斬新な端折り方の「バンビ」です(笑)。
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因みに、この前の週の同じフリマで、やはり同シリーズの「白雪姫」の古絵本に出会いました。「白雪姫」は、私にとっても、昔持っていたディズニーの絵本として思い出深いお話。ところが中身を見てみたら、イラストが下手過ぎて可愛くなく、全くバッタにしか見えないブスな白雪姫でした(笑)。それで買うのは見送りました。
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by derliebling | 2013-05-29 15:33 | 本・メディア

二つの小さな木製バスケット

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カゴが好きです。柳を編んだナチュラルなカゴは勿論だし、カラフルなビニール・コードのレトロなものも素敵。ワイヤーのカゴも捨て難い。薄く削った木、または木の皮を編んだものも、また魅力的です。このフリーマーケットで買った二つの木のカゴは、そう古くはないし、工芸品とかの凝ったものでは全くなくて、子供の玩具かプレゼント用のお菓子が入っていたものではないか思っています。口径は12cm程度の小さなもの。持ち手は、割りピンのようなもので留められていて動きます。口の縁にプリミティブな蝶のプリントが入って、片方(左側)は、このプリントを天地逆に組み立てちゃったみたいです。そして色が褪せてしまったようですが、タテの軸は、元は黄色に染められていたのだと思います。
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全く高級ではないキッチュなカゴでも、二つ並べると可愛さが増します。小さな鉢の植物を入れて窓辺に置いたら可愛いかなー、なんて思って買いましたが、何を入れても様になるのがカゴの魅力かも知れません。
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by derliebling | 2013-05-28 15:21 | 箱・缶・入れ物

麦藁帽子を被った古い民族衣装人形

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フリーマーケットで買った、古い小さな民族衣装のお土産人形です。身長は15cm位。手足は昔ながらのファッション・ドール同様のソフビ(でも硬め)で出来ていますが、顔のみ粘土を型抜きしたような不思議な素材で出来ています。顔は手描き。瞳と唇のみがツヤの有る塗料で描かれ、キラリと光ります。頭のクルリと巻かれた髪型も愛らしく、中々のべっぴんさんです。頭の麦藁帽子が特徴的です。
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スカート部分の、ウォール・プリントっぽい古風なプリント・コットン生地に惹かれて買いました。このスカートが、ある程度膨らむように、張りのある裏地付きで、更に裾部分は生地方向を変えてあり、中々凝った造りです。古いお土産人形はフリマで沢山見掛けるけれど、その中でもやはり目に留まるのは、何処か昔らしい丁寧な手仕事らしさが残っているものだと思います。スカートの中には(必ずチェックする。笑)、一応白いガーゼのぱんつを履いています。
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肝心の、一体何処の民族衣装なのか?と言うことは、ナゾです(笑)。ディアンドル風で、ドイツ語圏の衣装のように見えます。私は、スイス、特にルツェルン辺りの衣装かなあと思ったのですが、確信はありません。黒い靴(着脱可能。リカちゃんにピッタリのサイズ)には、Made in Italyの刻印があるのですが、イタリアの衣装とも違うような…。必ずしも正確な衣装とは言えないから、昔のお土産民族衣装人形は、タグやラベルでも残っていない限り、何処の出自か多分永遠のナゾです(笑)。
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by derliebling | 2013-05-27 15:19 | おもちゃ・人形

ビンテージのネイビーブルー+オレンジ花柄のスカーフ

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モッズ時代のビンテージのスカーフは、割とチャリティショップで出会う機会の多いアイテムです。でもこれ程好みに合う柄は、中々無いかも~と思って購入しました。ポップなオレンジ色は、最もこの時代らしい色ですが、ネイビーブルーの地色で一層鮮やかに元気良く見えます。余りに「らしい」ので、この時代っぽくデザインされた最近の製品かなとも疑いましたが、考えてみれば、こんな素材(レーヨン)のスカーフ自体が、今イギリスで売られていないかも…。サイズはバンダナ位のミニ・スカーフで、頭に巻いたり、首に巻いたりするのに重宝しそう。ちょっと着こなしが寝呆けている時、ピリッと小気味の利いたアクセントになりそうです。
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首の温度管理は重要です。首や頭の寒暖を上手く調節するだけで、体感温度が1、2度違うそうです。元々首や肩の血行が悪く、非常に凝り易いこともあり、日本に住んでいた時は、冬はタートルネック、夏は襟開きの大きめの服を、専ら好んで着ていました。それが、歳で血行が益々悪くなったせいか、イギリスの夏が概ね寒いからか、今は夏でも首に巻物が必須になりました。冬は、家の中でも首に巻物(中尾彬状態)。首の血行が悪いと、自律神経失調症を引き起こし兼ねないらしいので、強ちバカに出来ませんよ~。
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by derliebling | 2013-05-26 15:36 | バッグ・靴・帽子

パール・カラーのネズミちゃんブローチ

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数年前にフリーマーケットで買った、何だか不思議なブローチです。それなりに古いもののようですが、ビンテージとは言えそうもなく、そもそも漫画っぽいタッチだけど、何かのキャラクターを模ったものなのか?? これに似た仕様のものには、今まで出会ったことがありません。レリーフ状のネズミのモチーフが、パール加工の白で塗装され、やたらテカテカ光っています。口だけ赤くペイントされています。タテは3cm位の小ささですが、結構ズッシリ重みがあります。
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こんな子供のオモチャのようなブローチでも、目には緑の小さなラインストーンが嵌めこまれています。尻尾の先のリボンがチャーム・ポイント。へなちょこでも、何処か憎めないネズミちゃんなのでした。
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by derliebling | 2013-05-25 15:40 | アクセサリー

ファッション・ドール用ビンテージ生地のサマードレス

どちらも、テロテロの化繊生地の古着の裾をカットした残り布で、同じパターンで作ったものです。ずっとファッション・ドールには柄が大き過ぎるかなーと思っていたのですが、思いっ切りシンプルなモッズっぽいサマードレスにしてみました(どうせ凝ったことは出来ん。笑)。折角モッズ・ファッションの似合うビンテージ・シンディ人形なのに、この時代らしい魅力的なプリント生地は、中々手に入りませんので。
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右は、以前フランス・ルーアンの蚤の市で買った、おばーちゃんワンピースの生地。左は、随分昔京都の古着屋で買った、イギリス製のスカートです。昔のイギリス人の手作りらしく、かなーりいい加減な造りでした(笑)。それでもスウィンギンらしいポップな柄が気に入っていて、散々愛用したのですが、今はミニにしてジーンズやレギンスの上に履いたほうが気分だと思い、短くぶった切りました。このサマードレスには、リボンかポケット等、何か装飾を加えようと思いつつも、大胆な柄そのものを生かしたくもあり、結局このままにしています。右のほうは、人形用にしてはやはり生地が厚過ぎて、ちと縫い辛かった(笑)。
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ついでにこちらも、同じパターンで作ったサマードレス。現在このページのヘッダー(上部タイトル部分)にも使っている、ビンテージのコットン生地で出来ています。やはりファッション・ドール用には、柄が大き過ぎると思い込んでいたのですが、このシンプルなドレスなら、どんな柄布でも何とか生かせそうです。
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by derliebling | 2013-05-24 15:26 | おもちゃ・人形

ウィンクワースでブルーベル花見

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今年もイギリスに、ブルーベルの季節がやって来ました! 春の訪れが異様に遅かったので、ブルーベルの開花も遅れるかと思いましたが、ほぼ例年通りに咲き始めました。ブルーベルの群生は、多くのイギリスの森で見掛けることが出来、私の町の周辺にも花見に格好のスポットが幾つかありますが、今年はサリー州の「Winkworth Arboretum ウィンクワース樹木園」へ行くことにしました。ウィンクワースは、ギルフォードの南、かつゴダルミングの南東の、イギリス南東部では結構アップダウンの激しい丘陵地帯に位置します。この広大な樹木園自体にも、谷有り湖有りでかなりの標高差があります。ブルーベル以外の時期も、トレッキングに最適です。過去2年の丁度この時期は、P太の足の不調で断念せざるを得ず、真っ当にブルーベルを見に行くのは2年ぶりです。
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ここへ来る途中の道路沿いの森の地面も、既にブルーベルのカーペットで覆われていたので、これは期待出来るなーと思いました。この日は快晴ではなく、にわか雨の多い予報でしたが、どうぜブルーベルは主に薄暗い森に咲くのだし、返って雨後のほうが面白い写真が撮れると思い、この日を選びました。
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入り口近くに咲いていた花。植物札を確認しなかったのですが、山吹の一種みたいです。山吹は、その名の通り山吹色(ブリリアント・イエロー)がメインで、たまに白花もありますが、濃いピンクは初めて見ました。
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この時期、大抵桜(八重&山桜)も未だ咲いています。ブルーベルと桜は絵になります。
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こちらは「shogetsu(松月?)」と言う品種の、純白に近い桜。
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ここを訪れるのは3,4年ぶりですが、新たにこんな展望台が設けられていました。
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展望台からの眺め。手前の木の天辺は、見晴らしを良くする為か切られています。樹木園は、ほぼ眼下の「Badgers Bowl バッジャーズ・ボウル」と呼ばれる谷底の野原をぐるっと囲む森の構成です。
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谷へ続く斜面は、ほとんどブルーベルで覆われています。
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森の所々に椿や石楠花、ツツジが咲いています。どれも、日本では中々見ない程の巨木です。
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一見自然の森に見えるウィンクワースですが、「樹木園」なので、元々の所有者ウィルフレッド・フォックス博士がせっせと集めた、イギリスの古来種ではない木が沢山植えられています。ブルーベルと日本のモミジの組み合わせは、かなり珍しい不思議な光景。
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ブルーベルの合間に咲くこの白い花は、wild garlicと言う行者ニンニクの親戚です。ブルーベルはヒヤシンスやシラーの近種で甘く香りますが、wild garlicの強烈なニンニク臭にはすっかり搔き消されます(笑)。
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今まですっかり野生のブルーベルは、株割れでこれだけ増殖するものだと思い込んでいましたが、実は主にこぼれ種で増えるとか。現在私の庭にもブルーベルが咲いていますが、これら在来種のブルーベル(English Bluebell)よりも背が高く、花茎が直立し花色が薄いので、どうやらスペイン種(Spanish Bluebell)のようです。交雑も進んでいるそうです。この他、Scottish Bluebellと言うのも存在するそうで、有名な民謡「スコットランドの釣鐘草」とは、この花のことなのかも知れません。
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所々伐採された木が、無造作に積み上げられています。これも何気に絵になります。
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この季節は、若葉の美しさも絶品です。今はもっと緑が濃くなっています。
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谷底には、かつては湖だったであろうと思われる湿地帯、小川、その上流に湖があります。
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丁度湖に辿り着いたところで、雨足が激しくなって来ました。運良く湖脇の、今は資料室になっているボート小屋で、雨宿り&おやつの時間とすることに。
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この樹木園は、ほとんどの場所が一見天然そのものの森にしか見えませんが、唯一人工的に造られて庭園らしく見えるのが、この湖脇の「Azalea steps ツツジの階段」。今回、これも楽しみにしていました。
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日本ではお馴染みの、勾配を利用し、ツツジを丸めに刈り込んだツツジ園は、イギリスではかなり珍しい形式のようです。
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モミジと組み合わせて植栽してあるので、更に日本庭園っぽく見えます。
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狙った通り、雨後の水滴の付いた花は、一層美しい。
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しかしヨーロッパなので、芳香のある西洋匂いツツジも混じっています。
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ブルーベルは日陰を好むので、開けた明るい土地では花付きが疎ら。でも美しい山(丘)並みとブルーベルの野原も、また絵になります。
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ブルーベルの開花時期は、特に大きな休暇とは重ならないせいか、まだまだ海外には知られていないようですが、もっと多くの日本人に実際見て頂きたい、イギリスならではの光景です。
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by derliebling | 2013-05-23 15:16 | 旅行・お散歩

ウェールズ織のがま口財布

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最近フリーマーケットで出会った、古いがま口式の財布です。表面の生地は、最初はイギリス人がお得意のニードルポイントかな?と思いましたが、良く見たら刺繍ではなく織物でした。素材はピュア・ウールらしく、所々虫に食われて織り糸が欠けています。中は、ベロアのようなベージュの生地張りになっています。左右非対称で、ちょっと歪なのもハンドメイドの御愛嬌。フォークロア感はたっぷりで、どうも見覚えがあるんだけど、一体どこの国の工芸品だろう…と思い、調べる為にも購入しました。値段は20ペンスでした。北欧なら毛糸や麻の織物が盛んですが、ストライプや具象的な絵画風の壁掛けが圧倒的に多いようで、こんな文様的な小物は見ことがありません。見た目は、ちょっと日本のこぎん刺しにも似ています。…しばらく調べて、やっと「Welsh wool tapestry ウェールズ織」であることを突き止めました。
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分って納得。イギリスで何度か見掛けたことがあるのも道理だし、確かに赤と緑(+こげ茶)のウェールズ色です。ただしウェールズ自体で、現在も売られているのを見掛けた記憶はなく、多分今は貴重になって来ているのだと思います。ウェールズ織は、羊毛産業の盛んなウェールズで19世紀に始まった、ジャカード織の地厚の生地。デザイン的には、チェックや連続模様が特徴で、アイテムとしては、現在はこんながま口財布やバッグ、クッション・カバーや掛け物等が主流のようですが、かつてはヴェスト(少しちゃんちゃんこっぽい)やジャケット・スーツ等の衣料も盛んに作られていたようです。言われてみればジオメトリック風の柄が多く、丁度1960~70年代のロンドン・ファッションにピッタリで活躍したのでしょう。特にモッズ時代のウェールズ織のケープは、とても御洒落で欲しくなる程です。ケープなら、サイズやフォルムを余り問いませんし。パステル・カラーが可愛い人気のウェルシュ・ブランケットも、概ねこの技法で編まれているようです。イギリスにもこんな素敵な伝統工芸がある!と知って、暮らす励みになりました(笑)。
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by derliebling | 2013-05-22 15:45 | バッグ・靴・帽子


こんにちは!「ぴよよん」です。当ブログに御訪問頂き有り難うございます♪ 英国に住んでいますが中欧好きです。蚤の市等で出会った、または手作りなどの可愛い雑貨たちを紹介していきたいと思います。


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