<   2012年 02月 ( 32 )   > この月の画像一覧

TO-FU cafe おおはたや、再び

f0141785_4404685.jpg
私もP太も、福島の両親の家に帰省したら真っ先に行きたかったのが、三春町の「TO-FU cafe おおはたや」でした。イギリス人なのに、こんなに健康的な食事が大好きな夫で本当に嬉しい…(涙)。大畑屋さんは元々三春旧町内の老舗お豆腐屋さんで、このカフェでは、豆腐や大豆を使った食品を、美味しくかつスタイリッシュに調理して提供し、大豆製品の良さが満喫できます。
f0141785_4412288.jpg
工場直営店も併設されており、豆腐や油揚げ等のお馴染みの大豆食品は勿論、見るからに美味しそうな豆腐やおから入りのお菓子&スナック類が、沢山売られています。
f0141785_4415548.jpg
そしてやはり我々のお目当ては、前回同様週替わりのランチセット1250円です。コーヒー、紅茶やジュース等の飲み物が選べる中、私は豆乳を注文。普段イギリスで飲む豆乳とは全く別物の、甘みのない、正に豆腐そのものの味がする濃厚~な豆乳です。しかしこの豆乳は、ランチそのものにも食前ドリンク?として付いて来るので、別のを注文すれば良かったかも…と、ちょっと後悔(笑)。
f0141785_4424571.jpg
来ました、週替わりランチ。あ~、今見ると、本当に目の毒!(即効お腹が減って悶絶する)。大皿の手前から時計周りに、古代米入りライス(白米も選べます)、生湯葉、刺身こんにゃく、おからのサラダ、卵巻き、蓮根の天ぷら田楽味噌添え、中央はガンモと切り昆布の煮物です。大皿の外には、木綿豆腐(ほのかに緑色っぽい)の冷奴、ひとくち豆乳、味噌汁が付いています。
f0141785_4433876.jpg
盛り付けも食器の選び方も、センス良いですよね…。特にこの粉引きの大皿は、食べ物を美味しそうに見せる効果抜群だなあ。この週替わりランチのカロリーは、平均480~550だとか。カフェとは言え、この他にも「おからコロッケランチ」「豆腐カツ丼」「極ゆば丼」「ぴーまん味噌(←三春名物)グラタン」等、ここでしか味わえない独創的な食事系メニューが充実しています。
f0141785_4443512.jpg
更にデザートが付きます。今回は、豆腐のアイスと豆腐のチーズケーキだと思います。これで1250円は、本当にお得。目にも美味しく、食べて美味しく健康的で、満足感の非常に大きい豆腐カフェです。
f0141785_4453691.jpg
このカフェは、通称「さくら湖」の三春ダムと、「三春の里 田園生活館」と呼ばれる田舎生活体験施設に隣接しています。こちらは、餅や蕎麦などが味わえる茅葺屋根の茶屋。
f0141785_4461157.jpg
茅葺屋根の茶屋の隣の水車は、豪快に凍っていました。
f0141785_4464242.jpg
その向かい側の古い木造校舎のような建物一階では、地野菜や民芸品など三春町の特産物を販売しています。上は宿泊施設等になっているようです。またこの近辺には、ハーブガーデンもあります。
f0141785_4471274.jpg
三春町は、大地震の被害も少なく、放射線量も西隣の郡山市より返って低めで、町民は以前と然程変わりなく暮らしています。唯一震災前と変わったことは、町のあちこちに、原発避難区域の住民の方々の仮設住宅が建てられたことです。このダム湖周辺にも、幾つかの仮設住宅が見られました。田舎の人の、先祖代々受け継がれた土地に対する愛着は測り知れず、身も切られるような不安な思いで、慣れない土地で生活なさっていることと思います。一日も早く元の生活に戻れることを、祈るばかりです。
[PR]
by derliebling | 2012-02-29 17:31 | 食べ物・飲み物

郡山駅前のイルミネーション

f0141785_6374728.jpg
仙台から高速バスで郡山に到着した頃には、すっかり日は暮れていました。
f0141785_6283540.jpg
その駅前には、こんなイルミネーションが。中々綺麗です。
f0141785_6313944.jpg
クリスマス時期だけかと思ったら、一月中も、日本のあちこちでこんなイルミネーションを見掛け、ちょっと得したような嬉しい気分になりました。(しかしながら、消費電力の極めて少ないLED電球を使用しているはず…なのですが、余りにも大量に使用すると、当然省エネ電球の意味がなく、ちょっと心配になります)
f0141785_630192.jpg
これは御当地キャラなのでしょうか? 結構可愛い。
f0141785_631437.jpg
後で調べたら、郡山市のイメージキャラクターで、「がくとくん」と言うそうです。あくまでGACKTではなく(当たり前じゃ)、郡山市が目指す「東北のウィーン」=音楽の都=楽都からのネーミングだとか。
f0141785_6291546.jpg
左は、がくとくんの妹の「おんぷちゃん」だそうです。
f0141785_632319.jpg
可愛いゆる~い御当地キャラ、大歓迎です。どんどん増えて、地方活性化に大いに役立てて下さい。一方、ロンドン・オリンピックのグッズ&キャラの可愛くなさに(キモ可愛いではなく単にキモイ)、私の中ではオリンピックはもう終った気分になる程の溜息が出ます(笑)。

今日のつぶやき
[PR]
by derliebling | 2012-02-29 17:27 | 旅行・お散歩

ずんだ天国

f0141785_4451571.jpg
伊達政宗が超グルメで元祖厨房男子だったからかどうか、仙台には牛タン、笹蒲鉾など美味しい名物がいっぱいですが、忘れちゃならないのが「ずんだ」です。ずんだは、漢字で書くと「豆打」だそうで、枝豆を粗めに擦り潰したペーストです。駅のお土産コーナーにも、御馴染みのお菓子のずんだ味が勢揃い。
f0141785_4465254.jpg
私も、何度か夏に仙台を訪れる度に、ずんだアイスやずんだパフェ等を味わって、すっかりずんだ菓子の美味しさにとり付かれていたので、今回も是非仙台でずんだモノを食べなくてはと、今話題らしい(弟もオススメ)「ずんだ茶寮」にやって来ました。ここでは、スタッフのネクタイまでずんだ色でした。
f0141785_4472219.jpg
生憎一番人気の「ずんだロールケーキ」等、洋モノは全て売り切れで、最もスタンダードな「ずんだ餅」を注文。黒豆茶と塩昆布付きです。
f0141785_448116.jpg
一方P太の選択は、「ずんだあんみつ」。豆嫌いのP太も、枝豆とあんこは別だそうで(何処までも日本人のような味覚の男だ)、気に入ったようです。金箔が乗っているのに、特に感動したそう(笑)。
f0141785_543578.jpg
・・・しかしまあ、ずんだ餅のほうは、私にとってはオドロキの美味しさと言うよりは、正直言って優しい懐かしい味でした。福島の実家の辺りでも、昔からずんだは普通に食べられていたので(おはぎにする場合が多かったような)、まさか近年こんなにオシャレな御当地食べ物として脚光を浴びるとは思いませんでした。それで、何か今一満たされなかった為、帰り際にずんだ茶寮でお土産も買いました。例のロールケーキと迷った結果、P太の後押しで、生クリーム入りずんだ大福に決定。
f0141785_553999.jpg
直径4cm位の、ふっくらプニプニの大福です。
f0141785_555668.jpg
ううっ、これはめちゃくちゃ美味しい!ずんだのストレートな甘さを、生クリームのまろやかさが緩和するように感じます。実はこれを買う前に、仙台駅構内のお土産売り場で、有りとあらゆるずんだ菓子の試食をしましたが(笑)、私が勝手に思うに、ずんだは単品よりも、クリームと合わせてこそ、より美味しくなると確信しました。きっとここのロールケーキも、噂に違わず凄く美味しいに違いない…。でも試すことの出来る日は、一体いつ来るのでしょう?
[PR]
by derliebling | 2012-02-28 17:26 | 食べ物・飲み物

働くモン吉

f0141785_6201783.jpg
仙台の街を歩いていたら、工事現場でこんなものに遭遇。
f0141785_6205235.jpg
近付いて見ると、こーんなかんじ。沢山のおさる達が、みんなでエッサホイサと立ち入り禁止等の柵を担いでいます。普段おさるモチーフには余り惹かれないのだけど、こいつは可愛いなあと思いました。勝手に「モン吉」と命名(ほんとに勝手…)。仙台独特なものかと思いきや、郡山でも見掛けました。
[PR]
by derliebling | 2012-02-28 17:24 | 旅行・お散歩

伊達62万石の総鎮守、大崎八幡宮

f0141785_5103876.jpg
レトロ可愛い観光路線バス「るーぷる仙台」に一日乗車券で乗って、伊達家ゆかりの土地巡りの旅、最後は「大崎八幡宮」へ行きました。瑞鳳殿青葉城と違い、ここは戦火を間逃れた為、本物の絢爛豪華な桃山様式の社殿が残っており、貴重な安土桃山時代の遺構として国宝に指定されています。ところで、赤い鳥居と高層マンションと復興祈願の立て札のコントラスト、何だか妙に力強いですね…。
f0141785_5141080.jpg
神のおわす場所には、生半可な気持ちでは近付けません。この時には雪はやっと止んでいましたが、中々急で長い石段に、年配の参拝者達は尻込みしていました。
f0141785_5144971.jpg
上から覗くと、こーんな感じですもん。
f0141785_5153644.jpg
石段脇には、奉納された石灯籠が並んでいるのですが、唯一異色なこの石灯籠は、何だか笑っているお化けキノコみたいでした。水木しげるの「妖怪文庫」に登場しそう(笑)。
f0141785_516542.jpg
実はこの日は「松焚祭」の前日。既に沢山の出店が並んでいました。
f0141785_5163947.jpg
松焚祭…、すなわち「どんと焼き」ですね。注連縄等の正月飾り、古いお札や神棚などを御炊き上げする儀式です。これ程規模の大きな名の知れた神社ですから、未だ祭り前日なのに、既に山積みとなっていました。有毒ガス出さないように、ちゃんとプラスティック・ビニール類は分別されています。
f0141785_5171020.jpg
ダルマは地域に寄ってデザインが異なりますが、この辺りのダルマは、何だかやっぱりデザインが"大漁節"なようです。「松川ダルマ」と言うそうです。
f0141785_517383.jpg
開いていない出店を眺めるのも、結構楽しいものでした。この熊手なんて、いかにもガイジンが好きそうな和のモチーフてんこ盛り。でも、気軽に土産として買って帰れる値段じゃありませんよね(笑)。出店でカードは使えないだろうに、こんな大金を持ち歩く客が今時居るんでしょうか??
f0141785_5181545.jpg
お酒も沢山奉納されていました。味噌樽の混じっているところが、仙台らしいと思います。
f0141785_5184980.jpg
この「長床」(国重)の奥に、国宝の社殿があります。しかし、ここ先からは撮影禁止。
f0141785_5192090.jpg
仕方ないので、長床脇の柵の隙間から社殿を撮影しています。この社殿は、「権現造り」と言うそうです。大崎神社の起源は、平安時代の坂上田村麻呂伝説に由来します(はっきり言って東北は田村麻呂伝説だらけ)。その後、室町時代の官領・大崎氏が厚く信仰していた為、大崎神社と呼ばれるようになりました。そして、伊達政宗が仙台開府時に、仙台城の乾(北西)の方角のこの地に、米沢での伊達家代々の守護神社と合併させ、総鎮守とし、その後歴代の藩主達に保護されて来たそうです。
f0141785_5305421.jpg
豊臣家召抱えの匠達を呼び寄せて作らせた、当事随一の技術と華麗さを誇る建造物と言うことでしたが、眺めるのにも正面の柵越しからしか近付けず(要は文字通り近寄り難く)、余り実感できませんでした。しかし、昨年の大地震にも耐え、この時代の建物・意匠が残っているというのは本当に素晴らしいことで、日本人の一人として見守って行かねばならない文化遺産だと思います。
[PR]
by derliebling | 2012-02-27 17:57 | 旅行・お散歩

バスネツォフの絵本「3びきのくま」

f0141785_2424976.jpg
今年も隣町のフリマが始まりましたが、一方今年のチャリティショップでの収穫も、着々と集まって来ております(笑)。この絵本は、地元のチャリティショップで40ペンスで買ったもの。ロシアの絵本作家ユーリ・バスネツォフ(ヴァスネツォーフ)の絵で、話は有名な「3びきのくま」(トルストイの原作なんですね)です。この作家の絵が好きで、この絵本の日本語版を持っている位なので、英語版を発見した時は「おおっ」と思いました。しかし日本語版がハードカバーなのに対し、こちらはソフトカバー、しかも表紙の厚さが中面の紙と変わらないペラッペラの簡素な造りなんです。つまり、一瞬楽譜かと思うような装丁です。
f0141785_2431573.jpg
これが日本語版です。英語版は、黄色いバックグラウンドが結構強烈ですが、日本語版の緑色も目を引きます。絵自体は同じかと思いきや、良く見るとあちこち違います。まるで間違い探しみたい。
f0141785_244298.jpg
見返しも大体同じデザインですが、印刷の発色は、日本語版のほうが遥かに綺麗です。
f0141785_2442961.jpg
左側に全面イラスト、右側に文章とカットで構成された、見開きずつの展開も同じ。
f0141785_2445051.jpg
英語版は、小熊にだけ「ミーシャ」と言う名前が付いています。しかし日本語版には、お父さん熊「ミハイル・イワノビッチ」、お母さん熊「ナスターシャ・ペトローブナ」、小熊「ミシュートカ」となっています。この人間臭いフルネームが付いた、妙な律儀さが好きだったのに、どうやら英語版では端折ったようです。
f0141785_2452546.jpg
このお話って、ついチビ熊に同情してしまい、勝手に人(じゃないけど)の家に侵入し、食べ物を食べ散らかし、所有財産を壊したあげく逃げ去る女の子を、内心「憎たらしー」と思う人も少なくないはず(笑)。心無しか、女の子は大抵可愛くなく描かれているように思います。
f0141785_2464278.jpg
バスネツォフの絵の魅力の一つが、熊を、多くの子供向け絵本のように、テディペアっぽく可愛く表現しないで、獰猛な野生の熊そのもので描き表していること。ロシアの森の奥深さや自然の豊かさ・厳しさを、一層感じ取ることが出来るような気がします。でも、何処と無くユーモラスな愛らしさが漂う熊です。
f0141785_247055.jpg
フォークロアな魅力も相まって、絵本として完成度の高い絵となっているのは確かです。初版は1955年で、その後増刷を重ね、この絵本は1989年版だそうです。と知って、意外な新しさにちょっと驚き。90年代間近にしては仕様がオソマツ過ぎ…と思いきや、英語版なものの、実際ソビエトで発行しているのです。共産主義国崩壊寸前の混乱した時代だった訳で、こんなに質が悪いのも道理です。
[PR]
by derliebling | 2012-02-26 17:32 | 本・メディア

独眼竜政宗の野望! 仙台青葉城

・・・何だか新春時代劇スペシャルみたいなタイトルです(笑)。伊達家の墓所・経ヶ峯を見学した後は、仙台の主要な観光地を回るレトロ路線バス「るーぷる」に再び乗って、伊達家代々の居城・青葉城へ向かいます。「瑞鳳殿前」バス停を去ると、バスは東北大学のキャンバスの合間を通って、どんどん青葉山を登って行きました。真っ平らな仙台平野から、いきなりこんな結構険しい山道に入るなんて、ちょっと意外です。この青葉山中の竜ノ口渓谷に架かる八木山橋は、高さ数十メートルもあり、自殺の名所となっているそうです…。震災で城の石垣が崩れた為、バスのルートが一部変更になっていました。
f0141785_20422473.jpg
伊達62万石の広大な仙台藩の政の中心で、かつては江戸城に次ぐ規模を誇った青葉城と言えど、今は資料館と土産物屋、立派な石垣が残る位で、後はひたすら広い公園になっています。かつては国宝に指定されていた大手門等が残っていましたが、瑞鳳殿同様空襲で焼け落ちたそうです。雪で覆われた本丸跡の光景は、特に寂しく映ります。詩人で「荒城の月」の作詞家の土井晩翠は仙台出身であった為、「荒城の月」の最有力モデルは、この青葉城であろうと言われています。
f0141785_20432168.jpg
しかしここへ来ると、天然の要塞である独特な地形を実感することは出来ます。生憎悪天候でひどく霞んでいますが、本来はここから仙台平野の眺望は抜群なはずです。
f0141785_20444487.jpg
東側は切り立った崖で、蛇行した広瀬川とその支流が、三方を天然の堀として囲んでいます。戦乱の時代であれば、城を建てるのには、正に理想的な立地だったことでしょう。
f0141785_20472025.jpg
・・・視界が少し晴れてきました。しかしこの雄雄しく堅固な山城は、戦国時代ではなく、江戸時代初期に建てられました。この地を選んで築城したのは、勿論藩祖伊達政宗。実際政宗は、跡継ぎの忠宗に、「この城は時代に相応しくないから、自分の死後は平地に移すように」と言っていたそうです(その後忠宗は、山の麓に城の機能の中心を移しました)。と言うことは、政宗は死ぬまで戦う気満々だった訳ですね~。つまりこのドラマティックなロケーションと眺めは、政宗の野望を表しているのだと感じました。伊達政宗と言う武将は、もう少し早く生まれていれば天下を取れただろうにと言われていた英傑です。外様大名としては最大規模の領地と石高を持つので、徳川幕府もずっと危険視していました。その仙台藩が、戊辰戦争の際は、最後まで忠誠を尽くして幕府側として戦ったのだから、歴史とは皮肉なものです。
f0141785_20475681.jpg
そして、ここへ来たら見逃せないのが、伊達政宗騎馬像。まあこの青葉城址を訪れる観光客は、これを見る為に来ると言っても過言ではないと思います。「スターウォーズ」ファンも必見!(ダースベイダーのマスクのモデルが、政宗の兜らしい)
f0141785_20482027.jpg
この騎馬像自体は、1962年に再建された二代目で、然程古いものではいのですが、政宗公のアイコンに相応しいカッコイイ像だと思います。
f0141785_20485239.jpg
ゲームの影響で、若い政宗ファンも益々増えているようです。城跡内の神社の絵馬も政宗様デザイン。
f0141785_20492989.jpg
「顔ハメ」もあり…。ちゃんと眼帯付きです。
f0141785_20495758.jpg
そして青葉城では、こーんな「おもてなし集団」にも出会えるのです。右から伊達政宗公、片倉小十郎景綱公、普段は米作りに勤しむ足軽田七殿です。この方々、「伊達武将隊」と言う、正式な仙台観光PR部隊なのだそうです。と言うことは、市の職員扱いなのかしらん。若者達が群がっていて、この後私達も一緒に写真を撮って貰いました(笑)。以前京都で舞妓さんや巫女さんに出会えたP太は、今度はサムライですよっ。殿が「どこから来おった」と尋ねられたので、「エゲレスからです」と答えました~。
[PR]
by derliebling | 2012-02-25 17:12 | 旅行・お散歩

伊達家の墓所、経ヶ峯

f0141785_841127.jpg
仙台・松島の旅最終日は、「るーぷる仙台」と言うレトロな観光路線バスに乗って、伊達家ゆかりの地を回ります。一日乗車券:大人600円。乗り降り自由な上、提示すると博物館等の割引特典が受けられます。従来は平日20分間隔の運行でしたが、震災の影響で現在本数を減らし、今は30分間隔にしています。内装にも出来るだけ木が使われていて、レトロで可愛いんですよ~。
f0141785_8414789.jpg
まず下車したのが、「瑞鳳殿前」と言うバス停。その名の伊達政宗公の御霊屋がある、伊達家の墓所「経ヶ峯」一帯に通じています。瑞鳳殿へ行くには、こんな杉木立の中の階段を延々と上っていくのですが、…この日も吹雪いて大変な寒さです! 田舎育ちで健脚な私は、普段ならこの位の階段は屁でもありませんが、この時は履いていたブーツの底がツルツルで、転びそうでビビリました(頭打った直後だし)。
f0141785_8422231.jpg
入場券を買い、まず最初に辿り付くのが、瑞鳳殿に続くこの「涅槃門」。英語で言うと、「Nirvana Gate」だそうです(…どうでもいい情報)。ひょ~、凄い吹雪でしょ。
f0141785_8425222.jpg
更に階段を登ります。この横の資料館では、発掘調査に寄り頭蓋骨から復元した藩主達の頭像等が展示されており、小規模ながら、大変興味深い充実した内容となっております。
f0141785_8432435.jpg
これが藩祖伊達政宗の墓所、瑞鳳殿です。この正面は、青葉城本丸の方角を向いています。これが典型的な桃山様式だそうで、なんて煌びやかなのでしょう。元は国宝に指定されいましたが、第二次世界大戦の空襲で焼け落ち、これは1979年に再建されたもの。それに伴い、地下に眠る政宗公の遺骸や副葬品等の発掘調査も行われ、血液型や身長などが割り出されたました。それに寄ると、政宗はB型、身長約160cm(当事の平均身長)。伊達男の名に相応しい、高貴な顔立ちの中々の美男だったようです。
f0141785_8442077.jpg
瑞鳳殿は、焼失前の写真が残っていた為、かなり忠実に再現されたそうです。
f0141785_845282.jpg
窓の意匠一つとっても、粋を凝らした造りです。
f0141785_8453617.jpg
非常に気になるのが、御霊屋脇にズラリと並んだ殉死した家臣や陪臣の墓。1663年に幕府から殉死禁止令が出されるまで、主君が亡くなると、忠臣は切腹して後を追うのが美徳とされていたようです…。
f0141785_846620.jpg
続いて、二代藩主忠宗公の御霊屋「感仙殿」、三代藩主綱宗公の御霊屋「善應殿」へ向かいます。
f0141785_8463843.jpg
これでも、瑞鳳殿に比べると幾分地味なのだそうです。手前が、早逝した光宗に代わって後を継いだ綱宗の善應殿。放蕩ぶりを幕府に咎められ、21歳の若さで隠居させられました。それがきっかけとなり、「伊達騒動」へと発展して行く訳です。綱宗死亡時には、殉死が禁止されていた為、家臣達は剃髪して百日間の弔いを行ったとか。うち一人は出家し、その墓が善應殿に寄り添って建てられています。
f0141785_848896.jpg
四代目以降は、別なお寺へ葬られることになりましたが、例外として、この脇の「妙雲界廟」に、九代周宗、十一代斉義夫妻の巨大な墓石があります。
f0141785_8472112.jpg
また、ここから一段下がった離れた場所に、五代吉村以降の藩主の夭折した公子女達の墓「御子様御廟」があり、夥しい数の墓石と石灯篭に圧倒されます。藩主達は何人も妻を持っていたから、子供も多かったのでしょうが、城主と言えど、幼くして死んで行く我が子にどうすることも出来なかったのです。
f0141785_8484616.jpg
更に参道を下ったところに、「鹿児島県人七士の墓」があります。明治維新と西南戦争の後、西郷軍は官軍に投降し、国事犯として捕らえられ、この地に護送されたそうです。彼らは、自ら願い出て宮城県内の開拓事業に貢献しましたが、慣れない北の地と過酷な労働からか、何人かは獄中で亡くなり、この地に葬られました。戊辰戦争時は、仙台藩は奥羽越列藩同盟の要として、薩摩藩と激しく戦いましたから、そのかつて敵対した薩摩の人々が、宮城の発展に尽くしたと言うのは、意外な興味深い話でした。
f0141785_9698.jpg
観光に適しているとは全く言えない天気で、見学は難航しましたけど(笑)、他の見学者が非常に少ない分、返って伊達家の霊廟に相応しい厳かな空気は十分感じられました。東北随一の規模と権力を誇った仙台藩の威厳は、ほぼ城跡のみ残る青葉城より、一層実感出来る場所かも知れません。
[PR]
by derliebling | 2012-02-24 17:12 | 旅行・お散歩

「チェゴヤ」で韓流ごはん

f0141785_3551926.jpg
P太も私も、その土地ならではの料理や食材に挑戦するのを旅の鉄則としているのですが、仙台では、牛タン食べるべきかどうか、ずっと迷っていました。と言うのも、名物と言えど、元々私は余り好きじゃないからです。今まで仙台で食べた牛タンは、確かに他所より美味しかったのですが、…でもやっぱり乗り気がしない。結局P太と二人で仙台駅周辺を一通り廻って、これだ!と思える牛タンの店も見付からなかったので、その日の晩御飯は、二人にとって一番美味しそうに見えた韓国料理屋に決定しました。イギリスには、中華料理店や中華テイクアウェイ(ホカ弁屋)がゴマンとあります。日本食も人気です(安い日本食レストランは大抵「なんちゃって」だが)。でも韓国料理は、意外とマイナーなのです。なので韓国料理も、日本に帰ったら食べたいもののリストに上がっていました。
f0141785_3554424.jpg
後で知ったことには、このお店、マスコミにも度々取り上げられる、あちこちにチェーン店のあるお店なんですね。全席禁煙で居心地良く、女性のお客さんが圧倒的に多いと思いました。
f0141785_3563978.jpg
私は、「石焼きビビンバと冷麺」と言うベタな(笑)セットを注文。
f0141785_35796.jpg
一方P太は、本日のお勧め「ブタ丼とコムタン(骨付き牛テール)のスープ」のセット。
f0141785_3573799.jpg
コチュジャンとキムチを南ロンドンの韓国スーパーマーケットでを買って来て、ナムルは自家製で、挽肉でビビンバもどきを時々作りますが、やはり石焼きは格別。P太は生卵にビビっていたのですが(西洋人は生卵が駄目)、…ふふん、ちゃんと石焼きボウルで加熱させるのを知らないんだねー。
f0141785_358412.jpg
熱々の石焼きビビンバと、さっぱり冷たい冷麺、普段一緒に頼むことはなさそうな組み合わせですが、結構イケます。私は、冷麺の意外に歯応えのある食感が大好き。でも韓国のお箸は使い辛く、スキルが必要です。大抵冷麺には何か果物が乗っていますが、ここのは、リンゴの薄切りが乗っていました。
f0141785_3582879.jpg
ブタ丼は、ブタのコッテリ甘辛具合がたっぷりの生野菜で緩和されて、幾らでもいけそうな美味しさ。
f0141785_358585.jpg
この牛テールのスープは絶品でした。P太も感激。さっぱりして口当たりも凄くマイルドなのに、骨の旨みが溶け込んで、凄いコクなんです。…うむ~、韓国料理って奥が深いと、思わず唸ってしました。
本当はチヂミとかトッポギも食べたかったのですが、当然そこまで手は出せず。日本では御馴染みの韓国料理も、日本を去ってまた遠くなってしまいました(涙)。
[PR]
by derliebling | 2012-02-23 18:15 | 食べ物・飲み物

鳩のMOPのブローチ

寒さが日に日に和らぎ、スノードロップやクロッカスが咲き出し、隣町のフリーマーケットが始まると、暗いイギリスの冬にも、やっと春の兆しが訪れたのを感じられます。その日のフリマは、快晴だったものの、放射冷却とやらで早朝の気温は氷点下だった為、出店数は今一つでした。でもお客のほうは、私同様待ち侘びていた人が多かったらしく、かなり集まって賑わっていました。私も、オールドホールなどの幾つか収穫があり、その中の一つが、この貝細工のブローチです。
f0141785_3505251.jpg
MOP(マザー・オブ・パール)、すなわち真珠の母貝で出来た、鳩が掘り込まれたブローチです。直径は約3.5cm。ケースに入ったままの状態で売られていました。イギリスでは、こう言ったMOPの繊細な彫刻のビンテージ・ジュエリーに結構出会うことがあり、幾つかにはBethlehem ベツレヘムやJerusalem エルサレムと小さく文字が彫られている場合があります。どちらもキリスト教にとって聖地を差すので、今まで単なる教会グッズかと思っていましたが、ケースに付属していた説明書を読むと、実際現地で製作されたイスラエルの特産品だそうです。その説明書に寄れば、こう言ったMOPの手彫りの工芸品は、12世紀に十字軍に寄ってヨーロッパから伝えられたのだそうです。
f0141785_351982.jpg
MOPの色やツヤの美しさは申し分なく、デザインもウットリ優雅で綺麗なのですが、唯一つ難点がありまして、後ろのピンが中心より下方に付いているのです。ピンが表面から隠れる部分に貼ろうとすると、仕方なかったのだとは思いますが、これでは服等に装着した際、重みで上方がダランとお辞儀をする状態になってしまいます。以前キチ吉ちゃんがウェブショップで、良く似たデザインのMOPを売っていたことがあり、それは元々ループ用のヘッダーが付いているペンダント・トップでした。このブローチも、いっそペンダントに改造した方が使い易いのかも知れない…と検討中です。
[PR]
by derliebling | 2012-02-22 17:36 | アクセサリー


こんにちは!「ぴよよん」です。当ブログに御訪問頂き有り難うございます♪ 英国に住んでいますが中欧好きです。蚤の市等で出会った、または手作りなどの可愛い雑貨たちを紹介していきたいと思います。


by ぴよよん

プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ

全体
ごあいさつ&お知らせ
おもちゃ・人形
アクセサリー
テーブル&キッチンウェア
ファブリック
インテリア・デコレーション
箱・缶・入れ物
バッグ・靴・帽子
ファッション・コスメ
手芸用品
ステーショナリー・グラフィック
本・メディア
食べ物・飲み物
旅行・お散歩
ガーデニング・植物
動物
その他
イギリス生活・文化

タグ

(647)
(340)
(218)
(192)
(171)
(170)
(169)
(165)
(152)
(150)
(148)
(147)
(146)
(137)
(136)
(127)
(118)
(98)
(98)
(96)

お知らせ

2014年8月1日より、新ブログで更新しています。

日々のつぶやきブログはこちら

コメント欄を承認制にしています。確認・返答するまで時間が掛かる場合がありますが御了承下さい。

Copyright
©2007-2016
Der Liebling
All Rights Reserved.





ロンドン ホテル

最新の記事

ブログ移転のお知らせ
at 2014-08-01 15:30
シトラス・カラーのラインスト..
at 2014-07-31 15:37
赤毛のアンの親友、ダイアナ人形
at 2014-07-30 15:33

記事ランキング

以前の記事

2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月

検索

ブログジャンル

海外生活
雑貨

ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

お気に入りブログ

KICSI KAVE./...
でこぴんぬ
ミンミンゼミ
こけし絵日記~津軽こけし...
うきうきビール生活 in...
Der Lieblin...
国立コーヒーロースター/...
ぴよよんのたわごと
SnowDrop☆gra...

画像一覧

ライフログ

つぎはぎ おばあさん きょうも おおいそがし (講談社の創作絵本)

UVレジンだからできる大人ジュエルなアクセサリー

レトロな雑貨に囲まれたあたたかな暮らし―I love zakka home. (別冊美しい部屋 I LOVE ZAKKA home.)

モダンアンティーク・テーブルウエア―1950~70年代イギリスのかわいい食器たち

マーケットで見つけたかわいい東欧のレトロ雑貨 (玄光社MOOK)

切手で旅するヨーロッパ

えほんとさんぽ―さがしに行こう!絵本・雑貨・カフェ

アッチュム!フランスのかわいい古書を探しに

エプロンメモ

おばあちゃんのエプロン

旅のおみやげ図鑑

乙女みやげ

いやげ物

旅のグ

少女スタイル手帖 (ランプの本)

内藤ルネ―少女たちのカリスマ・アーティスト (らんぷの本)

その他のジャンル