<   2011年 07月 ( 29 )   > この月の画像一覧

人形用茶色の花柄ストライプのドレス

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人形用…と言っても、今回のは1/6スケールのファッション・ドール用ではないのです。もっと大きな、多分抱き人形用の、昔の何処かのお母さんの手作りドレスです(注:赤い花のブローチは別物)。そのフリーマーケットのストールでは、ダンボール箱二つ分に、古い人形用の服や小物などがドッサリ入って売られていました。その奥底から、ビンテージ・シンディ用の靴を、根性で(笑)ペアで揃えて幾つか選び出しました。たかが小さな人形の靴でも、シンディ・サイズのはeBayで買うとかなり高いのです。しかしそのダンボール箱には、シンディの靴は結構あったものの、不思議とシンディ用の服は一つもありませんでした。入っていた服は、皆抱き人形用のものばかり。その中で、いかにも昔らしいプリント生地のドレスが気に入り、着せる人形も持っていないのに購入しました。
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ドレスの形は極シンプルだけど、茶色とオレンジのストライプに、マーガレットのような白い花模様が組み込まれた、何とも愛らしい柄です。こんな可愛い細かい柄の昔の布地だけを探そうと思っても、更に難しいのです。スカート部分にはドレープがたっぷり寄って、ほとんどサーキュラー・スカートのよう。このプリントを眺めるだけでもニンマリ嬉しいし、小さなハンガーでも作って、服ごと壁に飾っても可愛いかも知れません。
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by derliebling | 2011-07-31 16:53 | おもちゃ・人形

ガーデンパーティの季節

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この季節、晴れた金曜日&土曜(いや平日もある)の夕方に外へ出ると、あちこちからプィ~ンと香ばしい匂いがします。BBQ(バーベキュー)です。イギリス人って、本当にガーデンパーティが好きなんです。未だ霜の降りる3、4月のイースターが終わった頃から、ホームセンター、通販カタログは勿論、極普通のスーパーマーケットでも、ガーデンパーティ・グッズが一斉に並び始めます。食品だけでなく、BBQ用コンロ、プラスティック製の食器、パラソル、ガゼボ(天幕)、ガーデン用の家具、電飾&ランタン&キャンドル…などなど、凄い凝りようです。BBQのコンロには、フォイルケースで出来た使い捨ての簡易なものから、屋台でも開くのかと思える大きく本格的なもの、レンガを組み立てて設置する半永久的に使えるものまで様々あります。また、真夏でも夜は結構冷え込むことが多いので、屋外用のストーブ、ブランケットなど防寒用品もバッチリ販売されています。そんなに寒いのなら、わざわざ外でパーティ開かなくたって…とも思うのですが、それ位好きなのです(日本なら、逆に真夏は暑過ぎてダメって言うのはあるけど)。これもそれも、持ち家率が欧州一高く、更に十分広い庭を持っている英国ならではの発展ぶりのようです。
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欧米では、BBQでの火起こし&焼くのは男性の役目と決まっていて、ここぞとばかり張り切るお父さんは多いようです。そういう文化は、日本でも浸透して来ていて、会社仲間で野外料理をする機会があったりすると、意外な男性が凄く手際が良かったりして面白いものです。しかし一昔前に、友人がダンナとその友達&妻でキャンプに行った際、男性陣は見事になーんにもしなくて、酒飲んで談話して料理が出来上がるのを待っていただけだったとか。何処へ行っても居酒屋と勘違いしているような男どもで、楽しい休日の旅行のはずなのに、なんで女ばかり家事に勤しまなきゃならないの?と、友人は心底グッタリ&ウンザリした様子でした。確かに、そういう何もしない男性は、キャンプやBBQを楽しむ資格はありません! 野外料理以外にも、お客に飲み物を勧めたり、肉を切り分ける(カーベリー)のは、欧米ではその家の男主の役目となっています。残念ながら、P太はカーベリーが下手…。これは私のせいでもあります。だって、うちでチキンの丸焼きとか塊の肉を調理することなんか、全くないんだもんね。
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しかし、そんなに張り切って沢山の専用グッズを揃えても、頑張って苦労して火を起こしても、肝心の食べるものは驚く程ショボイのがイギリスです。典型的なBBQメニューは、予めソースに漬け込んである肉各種(大抵しょっぱ過ぎ)、肉の質がすこぶる怪しい、既に形成されたハンバーグ、同じく得体の知れないソーセージなど、焼くだけの状態になって販売されているお手軽な食品を、ガンガン焼いて黒焦げにして、発ガン性物質をたっぷり増加させてから喜んで食べるのです! これに、ハンバーガー用の不味いバンズ、スーパーで買っただけの、マヨネーズ塗れで具が不明のサラダなどが付きます。もし生粋のイギリス人にガーデンパーティに誘われたら、決して空腹で行かないことをオススメします。イギリス人にとってガーデンパーティとは、「外で食べること(だけ)に意義がある」としか、私には思えません。そして、幾ら豪華なBBQ用コンロやガーデン家具類を買っても、そこはイギリス人のことなので、出しっ放しで雨曝しにして、すぐに駄目にしてしまうことが多いようです(うちの隣がそーだ)。
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ある春先の暖かい金曜の夕、周りが次々とBBQを始めるので、P太も庭で食事がしたくて堪らなくなりました。しかしヨメがイギリスのBBQ嫌いなのは十分承知。そんな時、我が家では秘密兵器があるのです…。それがこの電熱テッピンヤコ、いえ鉄板焼きで、本当にTEPPANYAKIと言う名前で売られています。数年前Lidlで特価で買いました。勿論イギリスの電圧&プラグ仕様です。これなら火を起こす面倒もないし、使用後のお手入れも簡単。今回はこれで、海老入りの塩焼きそばを作ってみました。半分は野菜です。白菜、ニンジン、パプリカ、マッシュルーム。本当はモヤシも入れたかったところですが、売り切れでした。味付けはシンプルでも、麺自体に唐辛子が練り込んであって結構スパイシーなのです。サイドメニューは、キュウリのゴマ酢和えと「腸粉(チェンファン)」という点心。まあこれらも凝ったメニューでは全然ありませんが、少なくとも体にドクではありません。ちなみに鉄板焼きは、日本食大好きのハンガリー人の友人にとって、憧れのメニューだそうです。お気に入りのブダペストの日本食レストランでは、大変高いらしいのです。次はこの鉄板焼き器で、お好み焼きパーティや、餃子パーティもしてみたいなあと思っています。
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しかし、イギリス式のBBQなんて真っ平ゴメンと避け続けていた折、P太のソーラーパネルの設置を手伝ってくれた友達二人に、お礼として最終日に夕御飯を御馳走しなくては、と言うことになり、その家族も呼んでBBQにするのが、イギリス人にとっては最高の御馳走だろうと言う答えをP太が出しました。確かに、友達二人は生粋のイギリス人で、食に関しては極めて英国的、すなわち保守的です。彼らがP太を午前中ら手伝ってくれている日には、必ず昼食(サンドウィッチ)を用意していたのですが、ベーグルよりは食パンを選ぶし、そのうち一人は、飾りのような付け合せの野菜(トマトと茹でたブロッコリー)も、ポテトウェッジすら食べませんでした。しかも、庭は未だメチャメチャな状態で、そんな中道具を揃えて火を起こしゴミを食べなくてはならないBBQに、私のモチベーションは非常に下がり、あくまでお礼の為、彼らの為…と自分に言い聞かせるのに苦労しました(笑)。考えても見て下さい。外人が、和食しか受け付けない日本人(今時年寄りしかいないだろうけど)に、日本の鍋料理でも用意するようなものです。しかし結果的には、P太の肉類のセレクトが良かったのと、友達の一人がBBQにかなり手馴れた、鍋奉行ならぬ「BBQ奉行」だったので、今までで一番美味しいBBQとなりました。良質のハンバーグ、良質の(焼いても決して縮まない)ソーセージ、鶏肉は安い手羽や足だったけど、前日に自分でタレに漬け込みました。会話もはずみ、皆さん楽しんでくれたようです。ただし、一種類だけのサラダと、バンズに挟む為のサラダ菜+トマトは、ほんの少量用意したのに、やはり余りました。英国人って、本当に野菜を食べないんですねえ…。
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日本でBBQと言うと、焼肉が多いように思います。韓国風の焼肉は、焼き方を間違わなければ、私は肉の最も美味しい食べ方の一つだと思っています。勿論野菜も焼き、そして海老やハマグリなど魚介が加わることもありました。サンチュやサラダ数種、漬物が付いて、シメにはおにぎりなどの御飯物が必須でした。あと屋外調理と言うと、私の故郷福島では、学校行事で秋に「芋煮会」がありました。芋煮は元々お隣山形県が本家本元だそうですが、福島県でも一般的でした。本来は川原で石で炉を組み、里芋汁のような汁物を料理するのですが、私の故郷の周囲には広い川原もなかった為、炉には一斗缶という大きな四角柱の缶を改造して使用するのが一般的だったように思います。メニューはグループでそれぞれ勝手に決定して良いことになっており、何せ子供のことなので、カレーライスが圧倒的に多かったように記憶しています。それでもイギリスのBBQよりは、ずっと創造的で栄養バランスも良く美味しかったと思い出されます。
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by derliebling | 2011-07-30 16:10 | イギリス生活・文化

青いチロリアン・テーブルクロス

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地元のフリーマーケットで買った、オーストリア製のテーブルクロスです。一辺1mぐらい。素材は綿100%で、何度も水を通って程良く柔らかくなっているものの、元々は相当しっかりした厚手のキャンバスのような綿生地(ちょっとシボ有り)で、アイロン掛けは不要な位です。この手のスーベニールって、何十年もデザインが変わっていない気がしますが、この使い込みと色褪せ様は、結構古いものなのかも知れません。その割に目立ったシミや他のダメージは無く、長年大事に使われていたようです。
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チロリアンなファブリック類の土産物のお決まりで、民族衣装を着た男女のカップルと、フォークロアな文様が描かれています。こういったチロリアン・カップルは、目&口だけのような極シンプルな顔に大抵描かれ、欧米人独特のクセがなく、日本人の感覚にすんなり馴染むものが多いと思います。
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このクロスに描かれたカップルは、一瞬皆同じパターンに見えて、線対称柄を除くと、実は微妙に2種類あります。衣装も、それぞれ少しだけ異なっています。こんな服装、またしてもファッション・ドールに着せてみたいと思ってしまいます。自分で着るのは無理だし、似合いもしないので(笑)。
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by derliebling | 2011-07-29 16:33 | ファブリック

SM2のカゴバッグ

東京に住んでいた頃、良く服を買っていたのは、L'EST ROSE、As Know As、Olive des Olive、 iimk、 SM2(サマンサモスモス)…とかでした。この中でも、L'EST ROSEとiimkとSM2(&そのお姉さんブランドTe chichi)は、本当に散々買った! iimkとSM2は、値段的にも可愛かったし(笑)。今クローゼットを見ても、服だけでなくバッグやアクセサリーやその他の小物まで、「これも、あれも」と出て来ます。その頃から既に「いい年して」と言う年齢だったのですが(笑)。SM2は、キチ吉ちゃんも好きで良く一緒にお店に行きました。今考えると、SM2のテイストは、正に完璧な「森服屋」。勿論、当時森ガールやナチュラル・スタイルなんて言葉は存在しなかったので、勝手に仲間内で「朴々した格好」とか「雑貨やハンドメイド好きのユニフォーム」とか呼んでいました。そして、ナチュラル服の定番と言えばカゴバッグ。そんな訳で、もう10年以上前からSM2でカゴバッグを買うカゴ女でした。
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でも正直言って、カゴバッグ及びカゴって、そんなに持ち運び易いものではないのですよ…。この点に関しては、森ガールになるには、それなりに根性と言うか、ヤセ我慢が必要です(笑)。こちらのバッグは、柳か何かで編まれたもので、横幅は25cm位です。大きさは程良く、巾着式の中袋も付いて機能的なんですが、何せ硬くて嵩張るから、持ち歩いているとガンガン自分の体に当たり相当不便です。人混みでも不向きですね~。バケツ型、レザー(フェイクだけど)の持ち手、フォークロアなアップリケなど、可愛い要素はたっぷりなんですけどねえ。イギリスでは、治安上の問題もあるので、飾って収納に使うのみです。
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一方こちらは、言わゆるマルシェ・タイプと言う形。カゴはカゴでも、多分麦ワラで編んであるので柔らかく、持ち手は長く肩に掛けることも出来るし、平たいので体にフィットし、ずっと持ち歩き易いバッグです。その頃からカゴにレース…なんて組み合わせには目がなくて、すごーく気に入って、わざわざ新宿ミロード店から吉祥寺店で取り置きして貰った記憶があります。ただ大きさは、この手のカゴバッグとしては一般的なサイズなのですが(幅約45cm)、今では私には、ちと大き過ぎる感じがしています。イギリスでは、こういうバッグは、もっぱら海辺のリゾートに行く為のものと決まっているようです。中に、フェリシモで買ったカゴバッグ用インナーバッグを入れて使用しています。じゃないと、ボタンで留められるものの、口が大きく開くから、セキュリティ上良くありません。このコサージュは、全く別な服に付いていたもので、コサージュやブローチの有る無し、位置によって、結構表情が変わります。
どちらも、すでに10年位前の商品なのですが、こうして見ると、今の商品と言ってもおかしくなく、カゴバッグって余り進化が無いと言うか…、ナチュラル・スタイルは変わりようがないですね(笑)。
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by derliebling | 2011-07-28 16:50 | バッグ・靴・帽子

ハンガリーの愛の城「ボリ城」

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随分前の話ですが、ブダペストから南西約50kmのハンガリーの古都Székesfehérvár セーケシュフェヘールヴァール(世界で最も憶えにくい地名の一つかも知れない…)に住む友人シルヴィ&ティビを、キチ夫婦とP太と一緒に訪ねた際、郊外のBory vár ボリ城に連れて行って貰いました。
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お城と言ってもボリ城は、見た目は御伽噺に登場するようにクラシックでも、1923年から1959年に掛けて芸術家Bory Jenõ ボリ・イェネー(ハンガリーなので日本同様苗字が先です)に寄って、愛する妻の為に建てられた新しい城なのです。彼は伝説的な愛妻家であった為、城のあちこちに妻の彫像や肖像画が並び、言わばこれは愛の一大テーマ・パーク。と言っても、勿論元々は一般に公開する目的はなく、多分単なる個人的な住居として建てたのでしょうが、ムガル帝国のジャハーン帝のタージマハール、イングランドのエドワード一世のエレノア・クロスや、天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒祈願の為に建てた薬師寺には及ばないにしても、愛のモニュメントとしては、王侯貴族でもないのに凄い規模なのは確かです。とは言え、城の建築物としては、あくまで中世風に作られただけで、歴史的な魅力はありません。また、ひたすらノロケを見せ付けられる訳で、最初は私もキチ吉ちゃんも乗り気ではなかったのです。しかし、季節やお天気が抜群に良かったこともあり、結果的にはすっかり楽しみました。
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元々個人の邸宅だった為、見晴らしの良い軍事的な要所などではなく、普通の住宅地に突然現れます! 今でも、城の一部に一族の人が住んでいるようです。この近所には、シルヴィのお兄さんの家も。
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とにかく、沢山植えられたピンクの蔓バラがちょうど花盛りで、ロマンティックさを盛り上げていました。
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これがボリ・イェネーの妻、Ilona イロナの彫像。まあ一人の女性を生涯大切に幸せしたのは、男として褒めるべき素晴らしい偉業ですよね。例えどんなに偉大な芸術家でも、ピカソのように、付き合った女をことごとく不幸にした(そのうち二人は自殺)人の作品って、どうしてもそういう目で鑑賞してしまいますから。
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でも、ただ甘ったる~くロマンティックなのかと思っていたら、あちこちにこんなお茶目なモザイク装飾も。

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床にもモザイクがはめ込まれていて、私やキチ吉ちゃんが熱心に撮影するのは、こういうもの中心…。はっきり言って、沢山の観光客の中で浮いています(笑)。
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城の内部も、柱がこんな斬新な色でペイントされているのは、近代の芸術作品ならでは。そして、結構あちこちコンクリート製だったりします(笑)。
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城の内部の一部はギャラリーになっていて、この時は特別展として地元の子供の図画工作が展示されてました。たかが子供の作品とは言え、ハンガリーのは中々興味深いんですよ(御参考までにこちらも御覧下さい。→)。皆ハンガリー絵本との共通点が、何処と無くもはや感じられるのです。
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お菓子などの可愛い包み紙をコラージュしたもの。自由な発想や伸びやかな感性は、思わず参考にしたくなるものが多いと思います。
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これは多分絵本の模写だと思うのですが、舌チョロリのズルそうな猫が憎めません。もしかしたら「長靴を履いた猫」かな? 左右の牛のほうが、猫より小さいのです(笑)。
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こちらは中学生位の年長者の作品。色使いが、やはり日本の生徒のとは違いますね。
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本当は、この後塔に登ったり、彫像がズラリと並ぶ回廊なども見学したのですが、写真が一枚も無いっ。まだこのブログを始める前だったので、今から考えると驚くほど撮影にストイックでした(笑)。もっとも回廊の彫像作品自体は、特に自分にピンと来なかったように記憶しています。
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この、ロマンティックが止まらない(笑)「愛のテーマ・パーク」ボリ城、当然ながら、結婚式の撮影にも大人気なのだそうです。確かに「この城を訪れたカップルには永遠の愛が約束される」、…そんな雰囲気に溢れています! お蔭様で、うちもキチ夫婦もシルヴィのところも、ずっと仲良く暮らしています。

 
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by derliebling | 2011-07-27 17:23 | 旅行・お散歩

スージー・クーパーの「スター+グリーン」

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スージー・クーパーについて何も知らないのだけど、少なくとも遠目で見て「あ、これスージーかな?」と気付くようにはなりました。専門家でも把握し切れない程、その種類は限り無くあると言われるスージーのテーブルウェアですが、やはり他のビンテージの食器とは、はっきりと存在感が違うように感じます。今回フリーマーケットで出会ったのは、1939年から製造された「Star スター」で、別名「アスタリスク」と言います。確かに星と言うよりは、「*」マークに近い柄だと思います。スターには色やフォルムのバリエーションがあるそうで、これは「グリーン」と呼ばれる色みたいです。アスタリスク模様や縁が、金彩になっているのもあるようです。このカップの場合、外側には白地に深緑色のアスタリスク模様が散っていて、内側はちょうど青磁のような無地の浅黄色一色。極シンプルなのに、この表&内側のコントラストと、古風なティーカップらしいフォルム、滑らかな質感が、何とも洗練されてスウィートなデザインです。
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勿論、これはカップ&ソーサーのカップのみで、ソーサーは見当たりませんでした。皿なら幾つあってもそれなりに使えるし、収納場所も然程取らないのですが、C&Sのカップだけなんて、役に立たないものの代表選手です。でもこの愛らしさには、一瞬で逆らい難いと感じました。ヒビ・カケは勿論、貫入も無く、内側の底に少しシミがある以外は、これ自体のコンディションは良いのです。まあこうして花を生けることも出来ますし、いつかフリマでソーサーの方に出会う日が来ないとは限りませんから(笑)。
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by derliebling | 2011-07-26 16:00 | テーブル&キッチンウェア

人形用ビンテージのチェックのワンピース

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以前吉祥寺のアメリカ系のビンテージ雑貨屋さんで買った、ファッション・ドール用の古いワンピースです。サイズは大体バービーの妹「スキッパー」用なのですが、スキッパー人形がこんな服を持っていた記録は見当たらず、別なメーカーの商品か、または手作り品だと思います。状態は未使用のように良好で、手作りにしては中々完成度が高いと思います。いや、イギリスの手作りに見慣れたからそう思うのか? サーキュラーの青系チェック地のミニスカートに、青無地の袖無しの身ごろが付いたようなワンピースで、チェックの布地はネル生地、身ごろは不織布みたいなフェルトです。裾のパイピングも利いていて、同系色の単純な組み合わせなのに、凄く可愛いワンピだと思います。同じチェック地の帽子も付属していました(ちょっとシャワーキャップみたいなのですが…)。スキッパー・サイズと言うことで、リカちゃんに着せてみました。立つとかなり丈がツンツルテンなので、座った状態のほうがサマになります(笑)。ただ襟開きが結構大きくて、スキッパーは胸が真っ平らだと聞くのに、リカちゃんは小学5年生のくせに(笑)胸の膨らみがあるので、襟開きから谷間が見えるんですよね…。これは生々しくて抵抗あったので、襟開きにレーステープでも縫い付けようかと思っていた矢先、チョーカーが上手く隠してくれました。モデル人形は、「はじめましてリカちゃん」と言う、多種多様なリカちゃん人形の中でも最も安いシンプル・バージョンです。髪はロングだったのを、自分で勝手に短くしました。人形の髪を切るのって、当然二度と生えて来ないので結構勇気が要るんですが、大分慣れて来たと思います。短い髪のほうが、この人形の場合、またこの格好の場合、ずっと可愛く見えると思います。手に持っているフェルトのテディベアは、友達から昔貰った手作り品です。
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by derliebling | 2011-07-25 16:24 | おもちゃ・人形

ローズクォーツとバロックパールのネックレス

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セカンドハンドではあるものの、ビンテージと呼ぶ程古くもなければ、特に変わったデザインでも可愛くもないのですが、ちょっくら涼しげな写真が撮れるかな~?と思い御紹介しています。長方形の大きなローズクォーツのビーズ三つをメインに、バロックパール、ローズクォーツとクリスタルのサザレ石を繋げた、二連のネックレスです。二連の長さは大体同じで、二本をねじり気味に絡ませながら装着するもののようです。ローズクォーツと言うと、今まで可愛い優しいイメージがあったのですが、これは結構大人っぽいゴージャスなデザインですよね。上質のシャツなどのシンプルな格好に、パリッと着けるのが似合うかも。と言うことは、そもそも私に似合いそうもないのですが…(笑)。
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イギリスでは、この手のゴロッと大きなネックレスを良く見掛けます。全般的に、アクセサリーは大降りが好まれるようです。見た目通り、重さも相当あります。特に珍しいデザインではないとは言え、総天然石なので、元値はそれなりにしそうです。でもフリーマーケットで、タダで頂いて参りました~。アジャスターの先にも、ローズクォーツのサザレが一個ちょろっと付いています。女性の運気に良いローズクォーツ&パール、そしてどの石のパワーをも高めるクリスタルで、恋愛運には相当効きそうなネックレスです。
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by derliebling | 2011-07-23 17:03 | アクセサリー

マリメッコのウニッコのがま口

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義母が、今年もフィンランドに一時帰省しました。西洋人には、日本人ほど出掛け先で律儀にお土産を買う習慣はないようですが、義母の選択が良いのか、フィンランドがそういう魅力的な商品の多い国なのか、義母のフィンランドのお土産は、いつも私にとって嬉しいものばかりです。今回は、大好きなファッツェルの「ゲイシャ」のチョコレートと、このマリメッコの「UNIKKO ウニッコ(ポピー)」のがま口を貰いました。ウニッコのようなノスタルジックで大胆ポップな花柄は元々好きなのですが、私自身はフィンランドに行ったこともないし(他国で買いたいと思う値段ではないし)、実際ウニッコ製品を持ったことはなく、似たようなバッタ柄なら色々持っています(笑)。でも、こんな黒地のウニッコがあるなんて、今まで知りませんでした。何だか今までの白地のものより、一層魅力的。中面は、濃いピンク一色です。高さ14cm位の大きながま口なので、リップクリームや常備薬を入れて、小さなバッグ用のポーチにするのにピッタリです。ただ正直言って、改めてウニッコの実物を持って見ると、極普通の薄い綿生地で、リバティーのように高品質のプリント技術や生地と言う訳では、特にないんだな…とは思いました(笑)。下に敷いた布も義母からのフィンランド土産で、実は端を結ぶと箱型の小物入れになります。裏(中面)は花柄です。
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ところで、義母にとっては当然いつも嬉しいはずの母国への帰省ですが、今回はイギリスに戻って来て、何だか様子がヘン。両親(P太の祖父母)もすでに亡く、一人っ子である義母の帰国の一番の目的は、従姉に会う為です。従姉と言っても、少女時代は長年隣家に住み、継母や実父と折り合いの悪かった義母にとっては、姉以上の近しい存在。しかし今回フィンランドに帰ってみると、長年未亡人で一人暮らしだったその従姉に、恋人が出来て同棲し始めていたのでした。従姉は80歳です! それだけなら特に問題はなく、返って喜ぶべきことなのですが、どうもその彼氏と言うのが、ヤキモチ焼きの相当偏屈なジイさんのようです。義母と従姉がおしゃべりを楽しんでいるのさえ、快く思っていないのが有り有りと感じら、非常に居心地が悪かったとか。今まで従姉の家に行くと、いつも美味しい茶菓子がたんまり出て来たのに(義母もいつもお菓子を買い込んでいるもんなあ…)、今回は三回訪ねて、出て来たのは三回とも冷凍の不味いピザだったそうです。どうも食料の買い出しも、その彼氏に全て任せっきりだからのようです。「ウンザリしちゃったわ…」と、意気消沈気味でイギリスに戻って来た義母だったのでした。
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by derliebling | 2011-07-22 16:40 | バッグ・靴・帽子

雨のラベンダー畑

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今年も、チチェスター近くのローディントンのラベンダー畑に行って来ました。ところが、去年は汗ばむ程の快晴で、理想的なラベンダー日和だったものの、今年の公開日の週末は、イギリスらしい非常に変わり易い天気。しかしこのラベンダー畑は、普段は観光鑑賞用ではなく、実際農作物を生産している農園で、年に一度の数日間の指定日だけ一般に公開している為、この悪天候の週末に行くしかありませんでした。せめて暴風雨の土曜日よりは、晴れとにわか雨を繰り返す日曜日のほうが、幾分マシに思えました。
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途中何度も土砂降りに見舞われる中をドライブし、丘の斜面に広がるラベンダー畑に着きました。並べられた椅子は、ラベンダーをゆっくり鑑賞する為に農場が用意してくれたのもので、誰が座ってもOK。木製の椅子は、こんな雨の後でも、水分を吸い取るのか割と乾いています。
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到着時は晴れていはいたものの、チョーク質の地面は非常にぬかって滑り易く、歩くのが困難な程でした。その上畑の背後には、ドス黒い雨雲が迫って来ています…。
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勿論ここに近付いただけで、ラベンダーの芳しい香りに包まれ、夥しい数の蜂の羽音が聞こえてきます。
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しかし、こんなに空気の綺麗な良い香りの漂う場所でもタバコを吸う人がおり、スモーカーの神経って本当に理解不可能です。(ここへ来るな~)
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昨年まで入場は無料でしたが、今年からは一人2ポンド50ペンス掛かります。でもチャリティだし、それを払うだけの価値があるのは分かっているので、ケチ夫婦も納得です。
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このラベンダーの列の合間を自由に歩いて、丘の天辺まで登ることが出来ます。
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昨年は優雅なサマードレスを着た人が多かったので、ラベンダー畑に似合う格好を、と前々から着る服を決めていました。が、今年はこんな悪天候な為、ほとんどの人が長パンツにウェリーズの完璧なトレッキング姿(中にはクロップ丈&草履履きも居たが)。一応タイツ+歩き易い靴では来たものの、この日スカートを履いていたのは見事に私だけ(汗)。ラベンダーの合間を通る間、すっかり裾はビショ濡れになりました~(涙)。泥除けの為にロールアップしたP太のジーンズの裾には、ラベンダーの花がいっぱい詰まっていました。しかし、唯一ヒラヒラな服装をしていた為か、知らない人からモデルを頼まれましたよ(笑)。
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わんこ連れ家族も数組いました。バーニーズ・マウンテンや黒プードル(トイではなくデカイほう)などもいましたが、暗い毛色の犬より、この白っぽいダルメシアンがラベンダー畑で一番絵になっていました。
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えっちら登って、丘の上に到着。人の姿が全く見えないのは、案の定この時相当雨が降っていた為、皆右脇の休憩所に非難しているのです。周囲の丘も、霞んで見えます。
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頂上でジッと待つこと10数分。雨が小降りになると、人がワラワラと丘を登り始めました。
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雨が止んだ途端、蜂の羽音も再び聞こえ始めました。
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勿論ラベンダー畑のみ見ても、例えようがない程の美しさですが、周囲のなだらかな丘陵地帯や、野の花との組み合わせも魅力的なのです。
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赤い花はフィールドポピー、青は矢車菊、白はカモミールのようです。こんな典型的な「meadow flowers (牧草地の花)」も、イギリスで昔から愛されている光景の一つ。
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昨年は、暑過ぎたせいか、ここで見ることが出来なかったポピー。ラベンダーの合間にも咲いています。
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こちらはジャーマン・カモミール。これも香りの良いハーブです。
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どのラベンダーの列も綺麗なアーチ型に広がっているのは、お日様が一日中当たり続ける開けた土地だからだと思います。うちのラベンダーは、こんな恵まれた環境ではなく狭い庭の端に植えてあるので、日の光を求めて茎がウネウネと曲がり巻くっています(笑)。
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ラベンダーの海~。風下に居ると、一層ラベンダーの香りに包まれます。
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雨で濡れた分、花色が去年より鮮やか!と信じていたのですが、写真で見ると変わりませんね(汗)。
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ラベンダー鑑賞後は、今年も掘っ立て小屋のような休憩所で、ボランティアのおばーちゃん達お手製のケーキでティータイム。
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沢山のお菓子の中から、ラベンダー・ビスケットとレモンカード・ケーキを選びました。ビスケットは、雨のせいか少し湿り気味でしたが、微妙~にラベンダー味で(余り強くても美味しいものじゃありませんから)卵の風味たっぷり。レモンカード・ケーキは、甘さ、酸味、しっとり具合と全て満足でした。
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この農場のオリジナルのラベンダー製品や、ラベンダーの苗、花束、ポプリ・サシェなども販売されています。昨年買って大活躍だったバスオイル、そしてハンド&ボディクリームを、今年は買いました。クリームは、ベタベタせずスーッっと肌に馴染み爽快感があり、日本の夏にピッタリかも知れません。
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ラベンダーに群がる蜂は、温和なマルハナバチやミツバチ(ヨーロッパのは、日本のより攻撃性がありません)がほとんどですが、やはり刺されることもあります。手製の「ハチ注意」の看板が。
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生憎の天気でしたが、暗~い雲と陽の当たるラベンダー畑との不思議なコントラストが見られたり、人が少ない分一層ゆったりした気持ちになれたり、これはこれで昨年とは違う面白い体験が出来ました。ラベンダーの香りには、精神を沈静&安定させる効果がバッチリ有ると聞きます。本当に、いつまで居ても飽きないこの幸福感は、筆舌に尽くし難いと思います。
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by derliebling | 2011-07-21 18:01 | 旅行・お散歩


こんにちは!「ぴよよん」です。当ブログに御訪問頂き有り難うございます♪ 英国に住んでいますが中欧好きです。蚤の市等で出会った、または手作りなどの可愛い雑貨たちを紹介していきたいと思います。


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