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笑うマシュマロ kawaii

この前P太と二人で街へ行ったら、イギリスの昔ながらの駄菓子屋を再現した、ヴィクトリアン風のオシャレなお菓子屋さんが新規オープンしていました。棚には広口瓶に入った沢山の種類のお菓子がズラリと並び、量り売りしてくれるタイプです。値段は特に高くは無く(返って売り場効率悪いんじゃないかと勝手に心配するが…)、手軽な袋入りアソートや、数十ペンスで買える一般の駄菓子もあります。肝心の味のほうは、イギリスの昔ながらのお菓子だから全く期待できませんが(笑)、クラシックな内装の店内やパッケージを見るのは楽しいものです。P太も懐かしさで嬉しくなり、何か買ってくれると言うので、マシュマロを一袋注文。私はモチモチ&グミグミした食感が大好きなので、マシュマロも結構好きです。
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マシュマロは、ペール・カラーも可愛く、形にも楽しいものが沢山あるお菓子です。今回のマシュマロは、色がかなーり薄くて分かり辛いのですが、笑い顔付きです。この顔がすっかり崩れちゃって、ニッコリ微笑んでいるというよりは、ブキミにへらへら薄ら笑いしているか、無理矢理引きつり笑いしてような、ヘナチョコリン具合が気に入りました。味のほうは、…まあ普通。バニラの風味が利いているかな。食べ続けるのが困難な程甘いこともないので、イギリスのお菓子としてはまずまず合格点です。
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マシュマロの食べ方としては、勿論そのまま食べるの他に、ココアに浮かせる、スヌーピーの漫画に良く出て来るような、BBQで串刺しにして炙る等が知られていますが、私のお気に入りは、プレーン・ヨーグルトに粒ごと入れて、よく絡ませて、そのまま数時間冷蔵庫内に放置すること。マシュマロがヨーグルトの水分を吸収し、甘さがヨーグルトの酸味で和らぎ、ムースみたいな不思議な食感のデザートになります(笑)。
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ホレ、もっと笑ってみぃ。

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by derliebling | 2011-06-30 16:57 | 食べ物・飲み物

メルヘンなミミズクのレトロ・フィギュリン

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こんなもの増えては困る~とか思いつつも、また「ゆるレトロ・フィギュリン」を買ってしまいました…。でもこのミミズクの、うるうると大きな瞳を一目見たら、逆らえないと思ったのです。幅は14cm位で、脆い軽量の陶器で出来ていますが、カケやヒビはありません。枝の上には、小さなミミズクと巨大なミミズクが二羽。この二羽の相互性は不明(笑)。小さいほうが雛には見えないし、どちらかと言うと、大きいほうが子供のような顔していますよね。大きいミミズクの顔はブリブリと昔の漫画っぽいものの、色合い全体は渋くて、枝に留まった構図も中々まとまっています。ミミズクの羽も木も、結構精巧に表現されています。
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ミミズクやフクロウ(どちらも英語でOwl)は知恵の神様、象徴と言うことで、Owlモチーフ、特にフィギュリンをコレクションしている人は、世界中に多いようです。でも、こんなほっこりなごみ系のミミズク・フィギュリンは、結構珍しいのではないかと思います。眺めていると、森の空気が伝わって来そうな雰囲気です。
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by derliebling | 2011-06-29 16:55 | おもちゃ・人形

ビンテージ・ドイリーで人形用サマードレス

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フリーマーケットで、こんな昔のドイリー買いました。値段は20ペンス。御覧の通り、ワインか何かの赤いシミが付いちゃっています。直径は30cm位で、縁がスカラップ型にカットされ、リネン地に刺繍されています。刺繍はシンプルで素朴ですが、実際自分で刺すとなると面倒だし、リネンのくったりした質感や、刺繍糸の落ち着いた色褪せ具合は、長い年月を経た布地の独特のものです。これを何かに生かせないか?と考えて、シミのない部分を利用して、着せ替え人形のサマードレスを作ってみることに。
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ドイリーの円型や縁をそのまま生かしているので、本当に簡単です。それでいて、ちょっと他にはない感じの人形の服になったかも(…と自画自賛)。合わせて、バブシュカ、トートバッグ、ネックレスも作りました。人間にとっても、この季節リネンのドレスって魅力的ですよね。ただ新品のリネンだと、厚さにも寄りますが、小さな人形用の服にはハリがあり過ぎて、やはり古いリネンが適切なように思います。
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モデル人形は、確か日本のトイザらス・オリジナル限定品の「高校生リカちゃん」。普通のリカちゃん(11歳)に比べて背が高く、16~17歳位に成長した様子です。シャギーの入ったボブカットが結構お洒落さんで、背伸びして生意気っぽくなった表情にもリアリティがあるのですが、このリップの色がねー…。当時でも、この色はないだろーと思いました。ちょっとプールに長く入り過ぎちゃった人っぽい(笑)。どうもタカラさんのファッション・ドールは、唇の色がイマイチっていうのがあります。
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更に、ドレス作りで余ったシミのない部分のドイリーの刺繍も、捨てずに切り取って利用します。私はシールとしてカードに貼りましたが、勿論布地に縫い付けてアップリケとしても利用出来ると思います。あらかじめ裏に接着芯を貼っておくと、シワに成らずに紙に貼れて便利なようです。
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by derliebling | 2011-06-28 17:23 | おもちゃ・人形

ナイマンズ・ガーデンにバラ園を見に

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バラはイギリスで最も育て易い植物の一つと言うことで、我が家の庭にバラを増やそうと、デヴィッド・オースティン(イングリッシュ・ローズの開発者)のバラ・カタログなどを取り寄せては眺めている私。本当はAlbrightonにある、デヴィッド・オースティン直営の庭園に行くのが一番なのですが、我が家からは相当遠くて日帰りは無理。このカタログに寄ると、他にイングリッシュ・ローズの多くの種類を見られる庭園として、南東部ではNymanns Garden ナイマンズ・ガーデンが推薦されているで、早速行って見ることにしました。ナイマンズは我が家からも近く、気が向いたらすぐにフラッと行けるので、私達夫婦は勝手に庭(他人と共用の。笑)扱いしていますが、意外とバラの季節には未だ行ったことがありませんでした。
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ここのバラ園は、ナイマンズの規模を考えるとほんの一部で、そんなに大きくはありません。直径50m位の垣根に囲まれている円型です。外からこの垣根に近付いただけで、もうバラの香りが漂っていました。
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バラ園の中心に噴水があり、そこから十字に通路が延び、また垣根に沿っても円状に通路があり、その他にも迷路のように複雑に通路で仕切られている構成です。
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英国庭園ならではの多彩な宿根草と見事に組み合わせたモティスフォント・アビー庭園とは異なり、ここナイマンズのバラ園は、本当にバラだけ。下草も植えてありません。言わば生のバラ・カタログです。ここではオールド・ローズとイングリッシュ・ローズのクラシック・ローズが大部分を占め、ハイブリット・ティーやフロリバンダなどのモダン・ローズはほとんど無いようです。なので、おびただしい種類のバラが植えられてはいても、全体的に色味の柔らかい、非常に調和のとれた雰囲気です。
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「イングリッシュ・ローズ」とは、イギリスのバラ育種家デヴィッド・オースティンが、モダン・ローズの四季咲き性と多彩な色に、オールド・ローズの繊細で愛らしい外見と優雅な芳香を加えた品種だそうです。1960年代に産まれた、バラの長い歴史から見ると極めて新しい改良種なのですが、見た目は概ねオールド・ローズの特徴を引き出している為、オールド・ローズと合わせて「クラッシク系」と呼ばれています(※イングリッシュ・ローズは「モダン・シュラブ」と分類されることも)。丈夫で病害虫に強く、香り高く、春から秋に掛けて繰り返し咲く「四季咲き」が多く、また日陰でも育つ品種も多いので、初心者向きのバラと言えそうです。何より、イギリスの風土気候に合わせて改良されているようです。
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D.オースティン社では、美しいカタログ(Handbook)を無料で配布しています。日本語版も、何と日本に無料配達してくれる太っ腹ぶりです。しかし植物は、出来れば開花時期に本物を見て選ぶのが一番。特にバラは香りが重要ですし、クラッシク系のバラには、咲き始めから開き切った咲き終わりに掛けて、色や形がドラマティックに変化するものが多いので、実物を見て初めて気付く魅力もあります。花付きの良さ、大きさや樹形、葉色も大切です。我が家の小さな庭には、当然全ての気に入ったバラを植えることが出来る訳ではありませんから、多くの実物を見た中から厳選したいと思っています。
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一応バラと名前札をペアで撮影しているのですが、どうしても植物に隠れて札を見付けることが出来なかったり、どっち着かずのあやふやな場所に札が立っていたり(枝が複雑に割り込んでいたり)、私自身が混同して勘違いしていること(笑)があり、写真と品種名が一致していない場合があります。
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イングリッシュ・ローズの香りの女王、「Gertrude Jekyll」。女性初のガーデン・デザイナーで、初めて色彩計画をイングリッシュ・ガーデンに取り入れた、ガートルード・ジェキル女史に因んで命名されました。イングリッシュ・ローズを紹介する際、必ずと言って良い程取り上げられるバラなのではと思います。
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「Claire Austin」と並ぶイングリッシュ・ローズの白バラの代表格、「Winchester Cathedral」。
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少し青み掛かった繊細なペール・ピンクの「Celeste」。
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実は、モティスフォントのD.オースティンのバラ販売所で買ったバラの一つが、この「Pat Austin」です。ディープ・カップの形も可愛く(とにかくカップ咲きに弱い)、デビュー当時、イングリッシュ・ローズ界に衝撃を与えた、それまでで初めての渋めのアプリコット色=コパー色をしています。D.オースティンの、彫刻家である奥さんの名前です。「強いティーローズの香り」とあり、本当にダージリンのような香りがします。
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一方、義母がモティスフォントのバラ販売所で買ったバラ。義母は北側の前庭に植えたいので、日陰に強い、かつオールド・ローズの特徴が強い品種を探していた所、スタッフが薦めてくれたのが、この「Crocus Rose」でした。ロゼット咲きで、クリーム色から中央に向かってアプリコット色になります。
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こちらは「Gentle Hermione」。この「ハーマイオニー」は、「ハリー・ポッター」ではなく、シェイクスピアの「冬物語」に登場する従順で可哀想な王妃様のことのようです(幾らハッピーエンドでもヒドイ話だ)。名前の通り、沢山の花びらが繊細で優しい風情をしています。花色が雨に強い特性もあります。
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イングリッシュ・ローズには、イギリスらしくシェイクスピアに因んだ名前が、結構多く見られます。この「Scepter'd Isle」は、「リチャード二世」に登場する台詞から取った名前だそうです。花びらの重なり様が完璧に美しく、いつ見ても苺アイスクリームのように美味しそうな色だと思います(笑)。香りは強いミルラ(没薬)香だそうで、一般的なバラの香りと比べると、かなり独特だと思います。
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カタログとは大分色の違う種類も、結構ありました。印刷の色だけではなく、説明文の内容とも違うのです。例えばこの「Lichfield Angel」は、満開時には写真通りクリーム掛かったアプリコット色のはずなのに、これではピンク掛かった白ですね。紫陽花のように、土壌に寄って変わるのでしょうか?
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この「Teasing Georgia」も、カタログでは黄バラになっているのですが…。
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実はこの「Strawberry Hill」を、いつか手に入れたいと考えていました。D.オースティンのカタログでは、とても美しく写っているので。しかし実物を見ると、枝振りが奔放で、花が大きく重すぎるせいか、枝垂れて地面に着きそうなのが難点です。花の形も何だかイマイチ。…なのでちょっと再検討中。
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もう一つ欲しいと思っていた、「The Generous Gardener」。透明感のある繊細なピンク色が、思ったよりも濃くて可愛い。名前も頼もしく、最長3m以上にも伸びるクライマー・タイプ(蔓バラ)なので、生育の勢いもピカ一でした。香りも良くて気に入りました。
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一方、D.オースティンのカタログで見るより素敵に思えたのが、同じくクライマー・タイプの「A Shropshire Lad」。開き切ると中央の花びら相当混みあっているのですが、咲き始めの形のほうが魅力的です。
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鉄製アーチに絡まっていた、ランブラー・タイプの「Francis E. Lester」。P太は、アーチに這わせるなら、やはりこんな小ぶりなバラが良いと言います。
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こちらは「Port Sunlight」。赤~ピンク~白のバラが多い中、アプリコット系のバラは素敵なアクセントになります。それでいて、黄バラより柔らかい印象を与えると思います。
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縮れた花びらがフリルのように可愛い、ガーリッシュな「The Mayflower」。
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外側が赤み掛かって印象的な濃いアプリコット色のバラ「Lady Emma Hamilton」は、とてもエレガントで大人な雰囲気。芳香も個性的で、カタログに寄れば、洋ナシと葡萄と柑橘系っぽいフルーティな香りだそうです。アプリコット系のバラは、ブロンズ掛かった葉色も魅力です。
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花弁がずば抜けて大きく、華やかさで一際目立っていた「Princess Alexandra of Kent」。
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アプリコット・オレンジの大きな花弁で、アーチにすると見事な「Crown Princess Margareta」。
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まるで人工のような花の造形の美しさに惚れ惚れする「Queen of Sweden」。王族に因む名前の付いたバラは数多く、ちゃんと許可を取って名付ける栄誉あることなのだそうです。
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でもやはり、清楚な美しさのシングル咲きのバラも好きです。これは「Dunpontii」。
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こちらはセミ・ダブル咲き。ほんのりグラデーションになった淡いピンクが愛らしい「Fits Nobis」。
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カジュアルな可愛さの「Buttercup」。花が項垂れた様子も可憐です。
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「Geoff Hamilton」の、まるでまんじゅうのような完璧な丸さに嬉しくなりました(笑)。
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赤や濃いピンク(マジェンタ)のバラが少ないのは、個人的に余り惹かれなくて、単に写真を撮っていない為です(笑)。珍しく目を引いたこのマジェンダのバラは、ミニバラみたいに小さくて、ころころカップ咲きでキュートでした。名前は「Ziguenerknabe」。…ジプシーの少年?
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今回このバラ園で、最も目を奪われたバラです。エリザベス女王の即位50周年を記念して作出された、その名も「Jubilee Celebration」。こんな風にグラデーションになった微妙な色合いには、元々非常に惹かれますが、このロマンティックなピンクとアプリコット(カタログにはゴールドと表現されている)のグラデーションと、完璧に整った花の形には、心底惚れました。フルーティな香りも抜群で、咲き始めはレモン、徐々にラズベリーの香りが加わるそうです(すっかり花に見とれて未確認。笑)。見た目も、まるでレモンとラズベリーのソルヴェのよう…。花弁が豪華過ぎるのか、全て下を向いていたのが唯一の難点です。
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外側のクリーム色から、内側に行くに付け黄色になって行く「Charlotte」。縁には少し赤い色が混じっているのもお茶目。暗い地面に落ちた花びらさえ綺麗です。
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この庭園では珍しかったネオン・ピンクのバラ「Ulrich Brunner Fils」は、オールドローズ。ドイツ名ですが、フランスで作出されたバラだそうです。
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「Honorine de Brabant」。こういうマーブル模様のバラを見て、他の鑑賞者も「不思議の国のアリス」のハートの女王を思い出すと話をしていました(笑)。
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「Constance Spry」は、とても美しい有名なバラですが、一季咲きで夏しか咲かないのが残念。
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これでも写真の点数を絞ったつもりでしたが、自分でもお腹いっぱいの、とんでもない数になってしまいました~(汗)。しかし少なくとも、自分の復習にはなります。皆様のお気に召したバラはあったでしょうか? 我が家の庭に植えられるバラは、せいぜい後5、6本なので、じっくりしっかり選びたいと思います。
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by derliebling | 2011-06-27 19:40 | 旅行・お散歩

まだまだビミョウなイギリスの食文化

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外国だから、当然様々な文化の違いがあります。特にイギリスの食文化は、長年鎖国状態のような独自の発展(…と言うか独自の停滞)を遂げて来た為、随分マシになったと言われる現在でも、まだまだヨーロッパの他の国と比べても、微妙に奇異な点が沢山あります。とにかくイギリスの食について語ると、イギリスの医療と同様に、全くネタが尽きません。例えこれらを異文化として寛大に受け止められたとしても、美味しいと思えるかどうかは…、また別な問題です(笑)。
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まずはオムレツ。普通日本人が思い浮かべるのは、ふっくらラグビーボール型で中身がトロトロ状態のフランス式のオムレツです。極単純な材料ながら、絶妙な火加減で綺麗な黄色に仕上げられたオムレツは、まるで幸せの象徴のようです。炎の魔法と呼ばれ、上手く焼くのには結構熟練の技が要ります。しかしイギリスのオムレツは、言わば単なる甘くない卵液を硬く焼いただけのもので、テク一切不要。一応マッシュルームやチーズ、ハム等のトッピングを加えることが多いので、スペインのトルティーヤ、イタリアのフリッタータの平べったい版と呼ぶほうが近いかも知れません。しかしトルティーヤやフリッタータのように野菜の食感や旨みや満足感もなく、正直味も見た目も幸せの象徴からは程遠いものです。

それからフレンチトースト。週末の朝食当番のP太が、ある朝フレンチトーストを焼いてくれると言うので楽しみに出来上がりを待っていたのですが、食べて非常に悲しい味がしました。…これはP太のせいではなく、元々イギリスのフレンチトーストが、パンを塩味の卵液に浸して焼いただけと言うモノだからです。言わばパンのピカタでしょうか。後日、日本で知られていてるフンワリ甘いフレンチトーストを作ってあげたら、「これはブレッドプディングだ」と言い張りました。因みに本国フランスでも、フレンチトースト(日本のもののほうが近い)は、今は一般人にはほとんど知られていない絶滅危惧種のようです。
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ハムエッグは、イギリスでは朝食時だけではなく、終日注文できる代表的なパブ・メニューの一つです(大抵どっさりチップスが付く)。料理と呼べる程のものではありませんが、フリーレンジの新鮮な卵や自家製ハニーローストのハムを使ったハムエッグは、それなりに美味しいものです。イギリス人は、目玉焼きの焼き加減には相当拘りがあるように思います。でもこの国では、ハムは絶対焼かないんですよね…。私はこんがり焼けたハムが結構好きなのですが。上の写真は、B&Bの典型的な英国式朝食のベーコンエッグで、ベーコンやソーセージを目玉焼きに添える時は、やっぱり焼きます。ハムの場合は、すでに加熱してあるから、更にわざわざ調理する必要はないってことなのか?? とは言え、冷たい厚切りハムの上に熱々の目玉焼きが乗っているのは、勿体ないような残念なような、とにかく腑に落ちない感じです。家で作る時には、自分の分だけはハムを焼きます。

ゆで卵をハンバーグのような挽肉ダネで包んでパン粉を塗して揚げたスコッチエッグは、「スコットランドの」と呼ばれるからには、元々イギリス料理です。子供の頃、育ての母が良く作ってくれた、私にとっては懐かしい味ですが、大人になって自分で作ってみたら、スッゴク面倒で驚きました。当然そんな面倒なものをイギリス人が一般家庭で料理する訳がなく、スコッチエッグは、こちらではもっぱら出来合いのものを買うのみの食べ物となっています。そして、家庭で作らなくなってから随分久しい年月が経っているせいか、温かいスコッチエッグを食べる習慣は今やすっかり消えました。揚げ物を、しかも大抵安い挽肉を使っているので脂身が白く固まっているものを、冷たいままでしか食べないのです…。同様に、ポークパイと呼ばれるひき肉の脂身が白く固まった料理も、家庭で作る習慣が随分昔に途絶えた為、冷たいままでしか食べません。絶対温めたほうが美味しそう(と言うか辛うじてマシ)に思えるのだけど、これらが温かいと、イギリス人は食べられないそうです。まあ、日本でレンジでチンするコンビニ弁当に慣れ過ぎた若者が、漬物は温めて食べるものと思い込んでいる現象に似ているかも知れません。
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P太の両親が我が家に来て一緒に出掛ける際、その前に簡単な昼食を取ろうと、スープとパン、ハムやチーズなどを食卓に並べました。パンはクロワッサンで、自分で勝手にハムやチーズを挟むセルフサービス式。ところがP太も義母も、スープを前菜として先に食べてしまい、中々パンに手を付けません。しばらくしてから義母が、「…そうね、フランスではクロワッサンを食事として食べるものね」と言って、やっとパンにハムを挟み始めました。クロワッサンのサンドウィッチは、フランスは勿論、日本でも世界中の国でも見掛けます。でもイギリスでは、あくまでクロワッサンは「お茶菓子」で、食事としては食べないのだそうです。今ではP太は、クロワッサンのサンドウィッチがすっかり気に入っています。
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全てが日本に比べ大雑把でいい加減に思えるイギリスですが、同じ甘い食べ物でも、tea cake(お茶菓子)とデザートにはハッキリクッキリ区別があります。例えば、レアチーズケーキはあくまでデザートで、三時のお茶と一緒には決して食べません。甘いプディングやパイと呼ばれるものは概ねデザートで、レストランやパブではデザートの総称をプディングと呼ぶこともあります。ただしアップルパイのように、お茶菓子としてもデザートとしても食べるものも多少はあります。デザートの場合、アイスクリームかカスタードソースを添えるのが一般的なようです。
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そんなイギリスの食べ物の中でも、今尚最もショーゲキなのが、結婚式や誕生日等のデコレーション・ケーキ、すなわちセレブレーション・ケーキでしょう。糖衣を臆することなく使い捲くり、実際イギリス人以外にとっては食用不可能。美味しそうに見せる工夫は全く無視で、見るからに頭悪そうなケーキです(笑)。
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これまでイギリス料理の特徴と言えば、まず真っ先に挙げられるのが、「不味い!」と言う非常に不名誉な現実でした。そもそも何故伝統的に不味かったのかと言えば、「イギリス人は、食に興味のあることをはしたないと見なす」とか、色々憶測が言われて来ましたが、実際には非常に食に保守的で、慣れ親しんだ味しか(怖くて)受け付けないと言うのが、大方の真相のように感じます。しかしこの件に関しては、ここ10年位で国民の食への関心が急速に深まり、移民の増加に寄り他国の食文化が浸透し、外食産業が飛躍的に発展した為、旅行者でも安心して利用できる店、満足できる味が一気に増え、つまりかなりマトモになったとはっきりと言えます。しかしそれは、きちんとした食事に限ったことで、軽く簡単に安く済ませようと思うと、まだまだ選択に非常に苦労します。また、パーティ料理やBBQ(バーベキュー)等も、楽しいイベントに何もこんなオソマツなものを食べなくとも…と言うレベルです。
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かつてはイギリス料理について、「外食は不味くて高いけれど、家庭料理は美味しい」と言われ続けて来ました。しかしこれに関しては、甚だ疑問です。外食がひどかったのは紛れも無い事実ですが、家庭料理を味う機会など観光客には無かったので、こちらの真偽の程は分かりません。そして現在のイギリスの家庭料理が美味しいかと言うと、これもまた分かりません! こちらに住み始めて以来、何度か一般家庭のパーティや食事などに招待されました。しかし生粋のイギリス人家庭で、未だ一度も真っ当に料理と呼べるものを出されたことがないからです。パンと数種のハムやチーズが並んでいるとか、オーブンで暖めるだけのインスタント食品(チルドや冷凍)が並んでいるだけ…。P太に言わせると、現在のイギリス人の食事は、そう言った出来合いの食品に頼るばかりで、一から料理する習慣がほとんど無いそうです。ハンガリー人の友人も、イギリスのスーパーマーケットで出来合い食品の多さに驚いていました。週に一度のゴミ回収の日に近所を見渡しても、我が家に比べ3倍以上のゴミの多さに驚きます。やはり出来合い食品のパッケージが嵩張るせいかも…と踏んでいます。一方、年配者には料理をする人も未だ多いようですが、聞く話に寄ると、レパートリーは極端に少ないそうです。コテージ・パイやフィッシャーマンズ・パイなど伝統的なイギリス料理を見てみると、同じ材料や調理法でも、もう少し工夫すれば、もっとずっと美味しくなるのに…と思えるものが多いように感じます。P太から聞く限り、結局イギリスの家庭料理は昔から期待できるシロモノではなく、かろうじて外食よりはマシだった程度のようです。
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by derliebling | 2011-06-25 07:11 | イギリス生活・文化

もんぷち「ネコリョーシカ」バッグ

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Tallulahさんから、抜群に可愛い猫のマトリョーシカのイラスト付きの、ナイロン製エコバッグを頂きました。「あっ、マトにゃんだ~♪」と思ったら、「ネコリョーシカ」だそうです(笑)。この二つは同種だと思って下さい。キャットフードのモンプチのノベルティ品ですが、商品を沢山買って点数を集めないと貰えない大変贅沢なノベルティです!(有難うございます~) 何せうちなんて、にゃんこ達に薬を与える時に騙して混ぜる為だけにしか、モンプチやシーバは買いませんから…(笑)。そもそもイギリスで頑張ってせっせとモンプチを買っても、こんな嬉しい景品はくれません。友達の話に寄ると、このバッグ、オークションでも取引されているとか。しかし、そうなっても全く不思議でない程、デザイン性が高く良く出来たバッグです。
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茶色地に、オレンジ、黄緑、水色、白でプリントされた、甘過ぎない大人の可愛さです。ネコリョーシカだけでなく、周りに散っている花柄もキュート。オレンジのパイピングも、強度を補充し、尚且つ気の利いたアクセントになっています。これが有ると無いとでは大違い。
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幅は45cm位で、更にマチ付きで容量はたっぷり。持ち手もゆとりがあり、十分肩に担げます。裏面には大きめのポケットがあり、なんとこれにも、ネコリョーシカ&花のプリント付き。
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更にコンパクトに折り畳んで、ホックで留めることが出来ます。エコバッグとして一番利用頻度が高いのは、やはりこんな折り畳めるタイプ。こんなにオシャレで可愛かったら、尚更持ち歩くのが嬉しくなります。普段のショッピングだけでなく、旅行にも活躍しそう。余りに可愛いので、使っているうちにプリントが擦り切れたらヤだなとか、歩きタバコで穴空けられたらどうしよう…などと、今から心配しています。
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by derliebling | 2011-06-25 07:09 | バッグ・靴・帽子

アイリスガラスのブレスレット

フリーマーケットで、古い壊れたアクセサリーが3、4個ずつ詰まった袋が、捨てるような値段で売られていました。その中の一つを買いました。袋の中に一つだけ、私には宝物に見えるネックレスが入っていたからです。それは、チェーンが壊れた、古い虹色のビーズのネックレスでした。ネックレスのデザイン自体はババ臭かったし、チェーンが途中で切れていたので、ビーズだけを再利用することにしました。ラスター加工+少し乳白掛かった丸いチェコビーズと組み合わせて、ブレスレットを作りました。
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こういう透明なガラスに虹色の筋が入ったビーズ、またはラインストーンは、「アイリスガラス」と呼ばれています。虹の女神イリスに因んでいる名前だと思います。19世紀後半から製造されて来たそうで、特に1930~1960年代に流行したようです。私が初めてアイリスガラスのビンテージ・ジュエリーに出会った時は、その奇妙さに、何故わざわざ透明感が綺麗なラインストーンにこんなケバケバしい彩色をしたんだろうと、理解できませんでした。しかしアイリスガラスだけ、または他に淡い一色だけを組み合わせたアクセサリーは、結構素敵に見えることに気付きました。特に、こんな風に虹色の筋がぼやけ気味で、ビーズ全体の色が程良くくすんでいるアイリスガラスは、適度に落ち着いて見え、使い易いと思います。一番大きなビーズは、直径9mm程度。地金はゴールド色です。極シンプルなデザインだけど、ビンテージ(半分)ならではの不思議なニュアンスが有り、キラキラ感も十分で、程良くエレガント&程良くカジュアルな、我ながら結構魅力的なブレスレットに仕上がったと思っています。少なくとも、値段の元は十分とれたかな(笑)。自分用ではなく、ブレスレット好きの友人の元へ嫁入りさせる予定です。
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ビー玉、水ヨーヨー、紙風船なんかを彷彿とさせる、ノスタルジックな輝きですね。
アイリスガラス・ファンもまた、結構世の中に多いみたいで、深~い世界のようです。私は、アイリスガラスはブローチイヤリング(ピアス)しか持っていないけれど、実際素肌に着けてこそアイリスガラスの魅力は引き立つらしいので、裏フォイルのないビーズ製のブレスレットやネックレスが一番映えるようです。
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by derliebling | 2011-06-24 17:36 | アクセサリー

中原淳一の千代紙

昔、西★球場で定期的に行われているフリーマーケットに行ったことがありまして、結構高い入場料を払わされるのですが、はっきり言って「もう二度と行くもんかいっ」と思える程、人生最悪のフリマの一つでした(笑)。ドーム付きで雨天や寒い季節でもOKと言う利点はあり、日本のフリマとしてはかなり大規模なものの、売られているものが…、CKやDKNY、ヴィヴィアンなどの超ニセモノTシャツばかりを売るストール(しかも売っているのはガイジンが多かったような)が半数を占めていたからです! 残りは子供の不用品を売るストールと、プロの商売人ばかりで、こりゃー入場料払っても何も買うものないなとガッカリしていた矢先、唯一心引かれたのが、このプロの骨董商が売っていた中原淳一の千代紙。
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復刻版は今でも「いせ辰」で売られているはずですが、これは東京ヒマワリ製の当時(昭和初期?)のものです。トランプ柄とは、何てモダンなデザインの千代紙なのでしょう。復刻版の鮮やかくっきりな刷りも十分魅力的なのですが、経年で焼けた粗末な紙質と、素朴な木版の掠れた風合いに、逆らい難い魅力を感じました。サイズは全体でA4位。古いものの割に、状態は良好です。一枚1000円だったと記憶しています。このトランプ柄と、下の千代紙柄(千代紙をコラージュした千代紙と言うのもまた斬新な…)の二枚を買いました。決して私には安い買い物ではなかったけれど、その後一般の骨董品店等でも、オリジナルの淳一千代紙に出会う機会はなく、結構珍しいものなのかも知れないので、満足できる買い物でした。
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ただ千代紙としては、柄が大きく均一でない為、加工し辛くて実用的ではありませんよね。勿論、私は勿体無くて切り刻むなんて出来ませんから、元々額装しようと思い購入しました。右端の商品名のロゴ等も絵になります。当時購入した人も、実際には勿体なくて使用しないで保存していた人が多かったようです。
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by derliebling | 2011-06-23 16:29 | ステーショナリー・グラフィック

ドイツのアヒルの木製ジャンピング・ジャック

例え自分には関係なくとも、フリーマーケットに行く度に、記憶に焼き付く程インパクトある(または目を疑う)商品や、忘れられない個性的なストールってあります。今回印象的だったストールは、象のフィギュリン&ぬいぐるみばかり売っている店でした。猫を飼っている人なら猫のフィギュリン、犬好きなら犬のフィギュリン、例え飼っていなくとも鳥やウサギなど、テーマを決めてフィギュリンをコレクションする人は多いと思いますが、おびただしい数の象のフィギュリンは圧巻でした。そもそも、象モチーフのフィギュリンなんて、そんなに売っているものではないと思います。そんな苦労して集めたものを、フリマで売ることになった経緯についても、興味を感じます。もう一つは、日本のアニメの美少女フィギュア(全て箱入り新品)を、大量に売るストール。イギリスにも今やその手の人が多いのは知っていましたが、もしP太がこういうものに興味があったとしたら…、結婚しなかったでしょう(キッパリ)。そう考えると、彼のフリマで探しているお宝が、古い計算機やコンピューター等相当ヘンであっても、私にはどーってことありません(笑)。
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さて、この時私がフリマで買ったのは、厚さ3mm程のベニアにシルク印刷&ダイカットされたもので、下に垂れ下がった赤い紐を引っ張ると、アヒルが手足を広げてバタバタ動く玩具です。こういう仕掛けのおもちゃを、「Jumping jack」と呼ぶそうです。アヒルの顔は、いかにも外人のセンスで描かれていて、可愛いとは言い難いけれど(笑)、一見原色のようで微妙な中間色の半マットな色合いは好みです。赤いチェックのサンドレスに青いバブシュカには花と言う格好も、中々キュート。ドイツの木のおもちゃの定番の一つで、ドイツに行った際は、姪へのお土産としても買いました(もっと可愛い柄だったが)。同じくベニア+シルク印刷+ダイカットのシリーズで、モビールや時計、身長計、単なる壁飾りなどもあります。壁飾りは、「白雪姫」や「赤ずきん」など、グリム童話を題材にしたものが多かったかな。高校生の時に、そんな壁飾りを友達にプレゼントしたことがあり、自分でも昔からこの手の木製品が好きでした。
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この手の商品を出しているメーカーが、ドイツには幾つかあるようで、これはMertens Kunst社のもの。裏面に著作年:1967年、デザイナー:Alfred Mertensとプリントしてあります。それ程古いものではなさそうですが、「西ドイツ製」とあるので、少なくとも1989年以前の製品のようです。
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by derliebling | 2011-06-22 16:06 | おもちゃ・人形

薔薇色庭園モティスフォント(バラの名脇役達編)

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イギリス有数のクラシック・ローズのコレクションを誇る、モティスフォント・アビー庭園。「バラ園」と言うと、日本ではとかく沢山の種類のバラだけをサンプル帳のように集めた庭が多いと思います。イギリスにもそう言う庭はあるし、それはそれで見応えがありますが、モティスフォントの一番の見所ウォルド・ガーデン(壁に囲まれた庭)では、バラはせいぜい1/3程度しか植えられていません。残りは結構限られた種類の植物で、つまりそれらが英国式庭園には欠かせない植物のようです。バラと相性が良く、バラの魅力を高め、またバラと組み合わさることで自らをも一層魅力的に見せることの出来る植物が、結局イギリスらしい植物と言えます。そしてこの組み合わせの巧みさが、イングリッシュ・ガーデンの真髄なのだと思います。
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ミックス・ボーダー花壇にバラを取り入れて他の植物と組み合わせることは、「デヴィッド・オースティン」のローズ・カタログでも推奨され、返ってバラを健康に保つのに役立つそうです。これらバラ園の名脇役達を見ていると、バラと一緒にどんな植物を、どんな位置に自分が植えるべきか、非常に参考になります。バラと相性が良いと言うことは、見た目の問題だけではなく、生育条件も合っていると言うことです。クラシック・ローズはアルカリ土壌を好むので、これらもほとんどアルカリ質の土向けの植物なのだと思います。
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この季節は、背が高めで、陽に透ける花びらが美しい桃葉桔梗が目立っていました。
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桃葉桔梗だけを集めたコーナーも、また目を引きました。
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こんもりと盛り上がるように咲く青紫色の花の印象的なハーブのネペタは、別名ブルー・キャットミント。ここに猫を連れて来たら、狂喜乱舞するでしょうか…(笑)。
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花の集合した球形が直径25cm位の、とても大きなアリウム。その割に結構背は低いのです(笑)。
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自分の庭で見慣れたニゲラ(黒種草)も、こんなに集中して植えると綺麗と、義母も私も感心。
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このウォルド・ガーデンでは珍しかった鮮やかなブルーの花(多分アンチューサ)と、ピンクのバラの組み合わせが、一際新鮮でした。
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銀色の起毛の葉が美しい、ふわふわ感が大好きなラムズイヤー。でも結構形は珍妙です(笑)。この春フリマで、ラムズイヤーの苗を安く売っているストールを見掛けたのですが、後から買おうと思っていたら、あっと言う間に全て売り切れ! 人気の植物なのですね~。
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この庭園は、勿論全体的にバラの香りに包まれているのですが、ナデシコの甘い香りもかなり強力に漂っていました。香りだけでなく、この植物の白味の強い花や葉色も可愛く、目を楽しませてくれます。
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凄く大盛りに育った白い茂みは、カスミソウでしょうか? 合間に覗く背の高いクリーム色のアイリス、手前に咲くアプリコット色のバラとのコントラストが素敵です。
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酸性土壌を好む芍薬ですが、沢山植えられていました。濃いピンクか白の花がほとんどでしたが、これは特別華やかな種類。まるでエリザベサン・カラーをまとったようです。
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背の高いデルフィニウムやジキタリスが、バラの茂みの合間から顔を出すと、良いアクセントになります。またバラの枝が、倒れ易いデルフィニウムやジキタリスを上手く支える役目をするそうです。
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ここのジキタリスは、白ばかりのようでした。白い花は、様々な色彩の溢れる花壇のまとめ役になります。特に暗い日陰で映えます。
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余りに小さくて、思わず見落としそうな可憐な花(名知らず)。球状の種子が出来ていました。
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とにかくフウロ草が多かったと思います。種類も実に沢山ありました。イングリッシュ・ローズの多くが四季咲きで、フウロ草も花期が長いので、ローメンテナンスの庭には持って来いの組み合わせです(笑)。
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また低木樹のバラと、グランドカバーになるフウロ草、高さ的にも良いコンビです。
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ペンステモンも、また花期の長い花。沢山の花色がありますが、このピンクに水色が混ざったような種類は、特にロマンティック。
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バラが壁を這うコテージ脇に咲いていた、妖艶なオリエンタル・ポピー。---結局ここでは、どちらが名脇役なのか分からなくなる程、バラもそれ以外の植物達も、皆それぞれ個性が有り魅力的に見えました。
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by derliebling | 2011-06-20 18:25 | ガーデニング・植物


こんにちは!「ぴよよん」です。当ブログに御訪問頂き有り難うございます♪ 英国に住んでいますが中欧好きです。蚤の市等で出会った、または手作りなどの可愛い雑貨たちを紹介していきたいと思います。


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