<   2010年 11月 ( 30 )   > この月の画像一覧

ハンガリーのホロハーザの陶器人形

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最近のフリーマーケットの戦利品です。遠目からも、ハンガリーの民族衣装を着たHollóháza ホロハーザ(ホッローハーザ)の人形だと分りました。高さは16cm位。黒いエプロンの塗装が剥げていますが、その分安く手に入れました。手彩色で、淡い優しい色合いと衣装の繊細な花模様を、漆黒でビシッと締めているところが、ハンガリーらしいフォークロアな魅力を高めています。うつむき加減の少女の、真摯で清らかな表情&ポーズも印象的で、周囲にはあたかも厳かな空気が漂いそうです。詳しいことは分りませんが、多分マチョー地方など北部の衣装では、と思っています。
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ホロハーザは、ハンガリー北東部にある老舗陶器メーカーです。ハンガリー陶器と言うと、日本ではとかくヘレンドが有名ですが、ホロハーザは、ヘレンド、南部ペーチに本拠地を持つジョルナイと共に、「ハンガリー三大名窯」と呼ばれています。私はヘレンドには全く興味がなくて、もっぱらこのホロハーザ、またアルフルディという庶民派メーカーが昔出していた、生活に密着した普段使いのビンテージ・テーブルウェアに惹かれます。また、古いホロハーザの、手足が棒のようにデフォルメされ、絶妙に単純化された陶器人形は(上の写真。ブダペストのエチェリ蚤の市で撮影)、最近は人気ですっかり手に入れるのが難しくなったそうですが、非常に魅力的です。
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数年前まで、何故か日本の私の故郷(福島県の田舎町)に、ホロハーザの代理店がありました。そのせいか、地元のカフェやレストランでは、ホロハーザの食器を使用している店が多かったように思います。それまで私はホロハーザを知らなかったのですが、ハンガリーの友人が、ハンガリーでは有名な陶器メーカーだと教えてくれました。いつかは本拠地を訪れてみたいものですが、スロヴァキア&ウクライナ国境近くの山間の僻地で、首都ブダペストからも行くのが一苦労なようです。
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by derliebling | 2010-11-30 18:05 | おもちゃ・人形

お城猫 animal

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友人の結婚式が行われた古城ホテルビックリー城」では、猫が何匹か敷地内をウロ付いていました。ホテルに猫、感心なサービスですね(笑)。
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まずはナンパするや否や、とびきり可愛い声で「みゃあ~ん」と近寄って来て、足元にしゅりしゅり匂い付けのご挨拶をした、このホワイト&ジンジャーちゃん。
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続いて、余り人間には媚びないけれど怖がりもしない、黒白のフィリックス・タイプ。機敏で結構きかん気らしく、上記のホワイト・ジンジャーにちょっかい出しては激怒されていました。
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まだ若くて、好奇心旺盛な猫のようです。城の展望台に登った際、勝手に付いて来ました。
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客の車の上だろうと、お構いナシでごろん。
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でもやっぱりナデナデには弱い(笑)。
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そして結婚式の真っ只中、客が60名近くも居る中、全く物怖じせず現れたコイツ…。
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勝手に名付けて「もふもふ大将」。うちのポコちゃんより一回り以上大きく、お腹の垂れ肉が地に着きそうな物凄いデブ猫です。私が今まで出会った最大級の猫って、ロンドンのペンブリッジコート・ホテル(現レノックス・ホテル)のチャーチル君、P太の友人セーラのスノーウィと、…皆イギリスの猫じゃないか。
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このもふもふ君、顔はつぶれ気味で仏頂面に見えますが、御覧の通りとーっても人懐っこいのです。
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ああっ、新郎のスーツに猫毛を付けないで! …でも新郎のアジョイ&新婦のクレアも、私達に負けない猫バカ夫婦なんですよね。この他、同じく結婚式に参加したP太の元同僚のスティーヴも、猫を6匹(+レスキューチキン20羽)を飼っているとか。P太の友達・親戚には、猫好きが圧倒的に多いのです。
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んん? 一体何を一生懸命覗いているのでしょう。
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初対面の人にも、お腹触らせちゃう。ゴロンゴロンし捲くり。
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この世に、もふもふ君の恐れるものは何もナシって感じです。
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by derliebling | 2010-11-29 18:13 | 動物

ビートルズは世界共通語

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音楽を聴くのは、せいぜい車の中位になってしまった私達夫婦。意外なことに、二人ともビートルズのアルバムを一枚も持っていないことに気付き、結構ガクゼンとしました。余りに有名なので、家族や友達が持っているから…と、今まで自分で買う必要がなかった為のようです。そこでとりあえず(笑)、人気曲をほぼ全て網羅していると言われ、基本・入門編とも言われるベスト盤CD「The Beatles」、通称「赤盤&青盤」の、今年10月に発売されたリマスター版を購入。赤はデビュー時の1962年から1966年、青は1967年から解散する1970年までの人気曲を集めた、それぞれ二枚組みのベスト盤です。早速一通り一緒に聞きましたが、これだけ有名だと、どの曲を聴いても何かしら思い出やツッコミ所があって、会話が一際盛り上がることに気付き、凄ーく楽しめました。突然P太が吹き出して「リンゴのドラム、やっぱクズだなあ」と笑ったり、ジョンの曲が続くと(すでにジャンキーっぽくて)車酔いして来たり。
P太の一番強烈に頭に残っているビートルズの思い出と言えば、初めて友人と日本を訪れた際、岡山県の倉敷で宿泊した旅館の隣で、ショッピングモールか何かを建設中で、朝から晩までビートルズ・ナンバーを延々と流していたことが、耳に焼き付いて離れないそうです。工事の騒音だけでも迷惑なのに、幾らビートルズとは言え、周囲に聞こえる程BGMを流すなんて公害ですよねえ(苦笑)。
一方私は、まだ単なる海外旅行者としてイギリスを観光していた頃、あちこちの店舗でビートルズを流しているのを聴き、「ふっ、観光客に媚売りおって」と思っていました。しかし、田舎の観光客がまず行かないであろうパブでもビートルズが掛かっていたので、この国でこんなにビートルズを聴く機会が多いのは、単に今でも英国人に凄く愛されているからなんだ~と言う、当たり前のことにやっと気付いたのです。
またP太が、「Ticket To Ride 涙の乗車券」の歌詞の「She got a ticket to ride~♪」の「ride」を、「 Rye ライ(イギリス南東部の人気の田舎町)」だと長い間信じ込んでいたと言う話には笑った! 本人も、どうしてライに行くんだ?とは不思議に思っていたそうですが…。ネイティブ・スピーカーにも、こんな聞き間違いがあるんですね。私は、この歌詞の「She don't care」が何故「She doesn't care」でないのか、長年不思議に思っていたのですが、それは「アメリカ人が時々そういう言い方をするから」でアッサリ片付きました。それから彼は、「Norwegian Wood ノルウェーの森」を、曲は勿論聴いたことがあるけど、こんなタイトルだとは今まで知らなかったと言っていました。日本では、村上春樹の小説のお陰で、このタイトルを知らない人は滅多にいないと思います。
ちなみに、私のビートルズの好きな曲トップ3。1.Yesterday、2.Let IT Be、3.Hey Jude。…まあ王道と言うか月並みと言うか、わざわざ言うこともない程面白みに欠けますね(苦笑)。「I Want To Hold Your Hand 抱きしめたい」のような初期の曲も結構好きです。
P太のトップ3。1.Yellow Submarine、 2.When I'm 64、 3. Eleanor Rigby。1と2は、イギリスでは見たことのない人がいないと言われるビートルズのPV的アニメーション映画「イエロー・サブマリン」に登場し、子供の頃から童謡並みに慣れ親しんでいる為だそうです。3は、のほほんと明るい曲想の1と2とは全く逆の悲壮な歌ですが、色々想像を掻き立てる奥の深い歌詞だから。
---もし誰かと会話で話題に詰まった時には、ビートルズの曲を流してみるのも一つの手かも知れません。ビートルズが特に好きでない人でも、「これ聴いたことがある!」という歌が沢山あるはずだからです。それからイギリスでのドライブには、やっぱりビートルズの曲が抜群に似合います。少なくとも、イギリスで浜崎あゆみ(P太のお気に入り…)を延々と掛けるのはやめて欲しいものです(笑)。 
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by derliebling | 2010-11-28 18:33 | 本・メディア

茅葺き屋根の家々の村ビックリー

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デヴォン州のエクセターから北へ20km程のビックリー城で友人の結婚式が行われた日、昼食会と二次会の合間が二時間程空いていたので、P太君と二人で(フォーマルドレスのまま…)ビックリー村そのものを散策していみました。エクセターは、州都だけに結構大きな市ですが、そこからそう遠くないこの村は、緑豊かな森と牧草地の間にコテージ(田舎家)が点在する、正真正銘の田舎でした。
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しばらく森の間の道路を歩いて行くと、丘の斜面にブドウ畑が見えました。川や湖の北側斜面がブドウ栽培にとって最高の立地と、以前聞いたことがあります。
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ビックリー城の敷地内には茅葺き屋根のコテージが連なり、まるで小規模な村のようになっていますが、実際ビックリー村自体も茅葺き屋根だらけなのです。最初に城へ行く為にこの村を通過した際、驚きました。
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多分材料が豊富に採れ、茅葺きの技術者も十分残っているからでしょう。とは言え、先日テレビで見たら、やはり茅葺き作業には大変な費用が掛かる上、6、7年に一度は取り替えないといけないらしいのです。おまけに家財保険料も非常に高いとか(当たり前だ)。それでも茅葺きのコテージは、イギリスでは大人気。日本より数がずっと多い気がしますし、新しい家をわざわざ茅葺きに変える住人もいるようです。
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この家の庭には、例のstaddlestoneがいっぱい。コテージ・ガーデンの人気アイテムなのですね。
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パブも茅葺き屋根。通りを挟んだ向かい側には、もう一つの茅葺きのパブ付属のB&Bがあります。
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このパブの壁に、ヴィクトリア時代の100年以上昔のポストが。集荷時刻が記されていないので、さすがに現在は使用されていないようです。
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こちらのパブも茅葺き。このパブの庭にはパームツリーが植えてあり、何だか南国リゾート地の観光レストランのように見えます…。
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村を貫くエクセ川には、昔ながらの石橋が架かっていました。幅は狭くて、大きな車はすれ違えない程です。でも路線バスも通過します。
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この水量豊富なエクセ川からの川霧で、とにかく靄掛かっていることが多い村のようです。イギリスでは非常に珍しい、ソーラーパネルを設置した民家を見掛けましたが、効率は極めて悪そう…。
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石橋から村を眺めたところ。
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川の向こうには、子供向けの鉄道のテーマパークが。夏以外は、土日しかオープンしていないようです。と言うことは、この村が夏にはかなり観光で賑わうことを物語っています。この看板のグラフィックからして、余り期待は出来ないテーマパークですねー(笑)。
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イギリスの田舎を堪能するには持って来いの、絵に描いたように美しい村でした。すっきり晴れていることが少ないのが撮影には残念だけど、返ってしっとりした情緒が味わえるかも知れません。ただしその為には、上記の鉄道テーマパークのフルシーズンは避けたほうが良さそうです。
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by derliebling | 2010-11-27 18:36 | 旅行・お散歩

イギリスのシュガーキャスター・スプーン

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イギリスには、まだ日本では余り馴染みのない、様々な種類のカトラリーがあります。例えば、ティースプーンより小ぶりで少し先の尖った、ボイルドエッグを上手く食べる為の「エッグ・スプーン」。マスタードを掬う為の小さくて丸い「マスタード・スプーン」(※和辛子のようにツンと来るイギリスのマスタードは、塩コショウと並んでこの国では卓上調味料の定番)。瓶の底まで届くようヒョロ長い「ピクルス・フォーク」。お茶の時間が楽しくなるよう、優雅な装飾が施された「ジャム・スプーン」などです。残念ながら現在の生活では、テーブルウェアは簡素化され種類が絞られて来ているので、そう言った専用用途のカトラリーは、イギリスでも一般的ではなくなりつつあります。しかしそれらは、イギリスの昔ながらの食文化を物語る、中々興味深い歴史的資料です(…イギリスの昔の食べ物自体には興味ないけど)。そして、実際それらは機能的で、今のイギリスの生活でも結構役に立ちます。先が丸くて沢山穴の空いた「シュガーキャスター(またはシュガーシフター)・スプーン」も、そんな伝統的なイギリスのカトラリーの一つ。これは、果物や素朴な焼き菓子の表面に粉砂糖を振り掛ける為のもので、アイシングを始め粉糖大好きな国民らしいアイテムです。大きなお菓子には茶漉しで振り掛ける方が便利でしょうが、カップケーキ程度にはこのスプーンで十分です。構造的には日本の湯豆腐掬いに似ていますが、穴が花火か雪の結晶のような模様に装飾されていて、古き良き時代のイギリスの優雅さが漂います。この穴の模様や全体的なデザインにも様々なバリエーションがあり、非常に凝った装飾も多いので、熱心なシュガーキャスター・スプーンのコレクターが結構いるそうです。イギリス好きな方なら、きっとキュンと来るアイテムではないでしょうか。
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私が今回フリーマーケットで買ったこのシュガーキャスター・スプーンは、前回のものより二周り位大き目。柄も長く、大きくカーブしているので、粉等をお菓子に振り掛けるよりも、瓶詰めの果物やオリーブを掬い出すのに便利だろうと思い購入しました。銀とか高級なものでは全くありませんが(シルバープレートではあるようです)、使う度に嬉しくなるロマンティックなデザインです。
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by derliebling | 2010-11-26 17:52 | テーブル&キッチンウェア

デヴォンの古城ホテルで結婚式 3

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「古城ホテルで結婚式」と言いつつ、「1」と「2」では単なる城案内だったので、「式」そのもののほうも御紹介するべきかな?と勝手に思いました。ヨーロッパの結婚式、…きっと結構興味ありますよね?? イギリスでの結婚式は、自分のも含めて(笑)私にとってこれで三回目。自分のは超地味婚だったし、二番目の義妹の結婚式も簡素であった為、初めてのハデ婚には私も結構興味がありました。
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今回は、P太のエクセターに住む友人(元同僚)アジョイと、長年一緒に暮してるクレアの結婚式。式自体は土曜日ですが、大抵の出席者は、付属のホテルに二晩泊まり込みで、金曜の午後に城に到着しました。つまりお城の敷地全体は、金曜の午後から日曜の午前まで、この結婚式の参加者で貸切です。
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ホテルに到着後、まずは、木組みのコテージのラウンジで「ウェルカム・クリームティ」。
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これは嬉しい。何と言ってもデヴォンは、スコーンに欠かせないクロテッドクリームの、最も有名な産地ですから。やはり本場のクロテッドクリームは、さすがに一段とコクがあって美味しいな~としみじみ堪能。でも、コレステロールも脂質分もカロリーも高く、物凄く健康に悪い食べ物なのですよ…。
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続いて翌日土曜日、正午から結婚式です。教会や登記所での式+主餐(大抵昼食)+二次会の三部構成が一般的なようです(私の結婚式では二次会ナシでしたが…)。
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これが儀式のハイライトの一つ、婚姻届の署名中。前にも書きましたが、宗教に関係ない式の場合、婚姻届を出すこと自体が儀式なのです。この後指輪交換、そして勿論ブチュ~です(笑)。
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参加者の服装チェックも、日本とは大分異なるので興味深いところです。「アスコットハット」と呼ばれる大きな(大げさな)帽子が多いのも、イギリスのフォーマルの特徴の一つかも知れません。
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それから、何と言ってもデコルテ。欧米のフォーマルと言うと、肩と背中の露出が多いドレスが主流です。この日もそうだったけど、実際には、そんな格好を見ているだけで寒くなるような日が多いのですが…。
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アジョイの一家はインド人(モーリシャス系の印僑)なので、さぞ美しい正装のサリーやパンジャミードレスが見られるだろうと期待していたのですが、意外に民族衣装を召した女性はこの方のみでした。
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この結婚式で一番オシャレ~と思ったのは、この女の子の格好。前面は、二連のパールのロングネックレスに、大きな黒いリボンのブローチを着けています。
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フラワーガールの習慣は、すっかり日本でも定着しているのに、ブライドメイドやベストマンの存在なんて、自分の結婚式で初めて知りました。…こんな赤ん坊用のフォーマルスーツもあるのね。
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大広間での儀式の後から主餐の間は、庭(屋外)でしばし撮影会&談笑が、イギリスの結婚式の定番のようです。今回式自体の参加者は50人位。多分、これがイギリスでの平均数だと思います。
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この時間がかなり長いので、お腹も結構空きます。ここでは軽食も支給され、至れり尽くせり。左はエビチリのタルトレット、右はパプリカとチャイブ入りクリームチーズのカナッペ。どちらも中々美味でした(笑)。
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屋外撮影でのクライマックスの一つが、コンフェティ(紙吹雪、花吹雪)撒き散らしです。この城では、市販のコンフェティは持ち込み禁止。城自家製のコンフェティが支給され、それは本物のバラの花びらを乾燥させたものでした。多分紙やビニール製では、土に帰らず庭が汚れる為でしょう。
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光沢が美しいクレアのウェディングドレス上のコンフェティ。
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ウェディングドレスは、イギリスでは「買う」のが当たり前。値段的には、日本のレンタルと大差ありません。デザインとしては、シンプルで肩を大きく出したデコルテが圧倒的に多く、選択の幅は非常に狭いように感じます。ただし、日本と違ってサイズは実に豊富です…! ワインレッドのウェディングドレスは初めて見ました。あくまでお色直しではなく、クレアのドレスは一日中これのみでした。
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本当は女性のフォーマルは、デイドレスとイブニングに分かれているのですが、現在は余り気にしない人が多いようです。一方男性のはもっと厳格だけど、新郎、新郎新婦の父親、ベストマン以外は、フォーマルは着ず普通のスーツです。何事も日本ほど格式張っていない現在のイギリスですが、許されないのは、結婚式以前に新郎にウェディングドレスを見せること。カップルで選びに行くなんて、持っての他のようです。しかし結婚前から一緒に暮しているカップルが多く、特に私のように実家も近くにない場合、こんな泊り込みの式でなければ着付けも自宅でするのに、一体どうしろってんだと途方に暮れました。
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さて、城で結婚式を挙げることは贅沢には違いありませんが、結婚式に限らず一般人の貸切パーティを受け付けている城や屋敷は結構あちこちに存在しますので(維持の為の貴重な収入源ですから…)、お金さえ払えば現在欧州ではそんなに珍しいことではないようです。今回の結婚式の場合、その他どの辺がハデ婚かと言いますと、プロの歌手に頼んで歌って貰ったり(指輪交換のハイライトでは、クィーンの「My Best Friend」を歌っていたな…)、プロの似顔絵書きやマジシャンを呼んだりしていました。確かに、そういうオプションを付け、結婚式に費用を掛けるとキリがありません。ただしアジョイとクレアの場合、客を放っったらかしにしてお色直しを何度もする、ゴンドラやニセ船に乗るなど自分達の演出にお金を掛けるより、あくまで出席者が飽きずに楽しめるような工夫に重点を置いたようです。勿論イギリスにも、新郎新婦が馬車に乗る、ウェディングドレスを二着(以上)着るなどの、自己満足的演出はあります。
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イギリスの結婚式のお祝い金や贈り物はどんなもの?かと言いますと、今までは、新郎新婦が新生活に必要な物のリストを制作し、出席者に割り当てて買って貰う…というのが一般的だったようです。けれど今は、結婚前から一緒に暮していることが多いので、お金がメインになって来ました。お祝い金を受け取って記入する受付などはなく、入り口脇にカードと共に置いて行くだけだったりするので、現金よりも小切手が安全(やはりドロボーが出ることもあるそうです)。商品券やギフトカードも多いと思います。
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木組みのコテージの食堂室に移動し、いよいよ(笑)私が最も楽しみにしていた主餐の昼食です。何せデヴォンなど南西イングランドは、イギリスきっての美食の地(…だと思う)。コースメニューの内容は、大抵あらかじめ招待状で知らされ、2~3つの選択肢の中から選んで返事を出します。
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日本でも、式場任せではない、招待状やウェルカムボード、座席表、メニューカードなどを自分達で制作する、手作り感覚の結婚式が定着しつつありますが、イギリスでは基本的に何でも自分達(勿論ほとんど新婦ですけど)で取りまとめるのが当たり前のようです。この昼食のテーブル上のフラワーアレンジメントも、多分クレアが指定したもの。この式のテーマカラーは、黒、ワインレッド、白のようでした。式場予約などを含めた準備期間は、日本同様一年以上前からが普通だそうです。…私は、三ヶ月で無理矢理片付けちゃったもんなあ(笑)。
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ステーショナリー類は、装飾柄のパンチ穴で開けた黒と白の紙でコーディネイトされ、丁寧に制作されていました。小箱の中には、黒いフォイルに包まれたハート型のチョコレート(結構美味)。結婚式に黒って、オシャレで流行なのかも知れないけれど、正直私にはまだちょっとドキッとする色でした。このチョコの他には、家族やブライドメイド、ベストマンへのプレゼント以外、出席者への引き出物は特に存在しません。
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イギリスのコース料理は、大抵前菜+主菜+デザートの三つのみ。まず私とP太の前菜は、「スモークサーモンとホタテ貝柱のタルトレット」。タルトレットの中身は、キッシュのような卵液を焼いたもの(洋風茶碗蒸し)になっています。タルトの下は、ルッコラとバルサミコソースとマスタード・ドレッシング。素材の味を生かした繊細な組み合わせで、しみじみ味わい深かった。
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続いて、主菜もP太と選択は同じ。「チキン・シュープリーム、ポテトと森のキノコのソテー添え」。これにインゲン、ブロッコリー、ヤングコーンなどの温野菜が付きます。勿論チキンはふっくら柔らか。こちらも、素材の風味が生かされた薄味で、特に野菜そのものが滋味深い。もう一つの主菜は、ベジタリアン・メニューの「マッシュルームのリゾット」だったかな。
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そしてデザートのみ、P太と選択が異なりました。私のは「デヴォン産リンゴのミルフィーユ、クロテッドクリーム&暖かいトフィーソース添え」。またしてもクロテッドクリーム! ミルフィーユはちょっとシンナリしていたけど、トフィーが美味しくて、最後までスプーンですくってペロペロしている人が結構いました(笑)。
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P太のは、「チョコレート・タルトレット、ストロベリーソース添え」。味見させて貰いましたが、濃い滑らかなチョコレートに、酸味の強いストロベリーソースのハーモニーが抜群。こちらの選択のほうが正解だったかも…。とにかく、どれもすんごく美味でした! 日本の披露宴の食事って、給仕にやたら時間が掛かって空腹を余儀なくされたり、食べる頃には冷めていたり、満足した思い出が余りなく(もっとも随分昔の話ですが…)、結婚式の食事に関しては、イギリスのほうが勝っているのでは思いました。
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この後しばらく休憩があり、夜は7時位から、ユルユルと二次会が始まります。招待客は、イギリスでも驚くべき多さの200人位に増えての、立食&ディスコ(と今でも呼ぶ)パーティ。ここではカジノなども用意されていました。普通日本の結婚式の二次会と言うと、同世代の友達や同僚中心の気楽なパーティだと思うのですが、イギリスでは式出席者に更に友達が加わっただけ。お年寄りも子供も一緒です。ただし式&主餐に比べると、カジュアルなパーティには違いありません。元々、会社の上司など「呼びたくないのに呼ばなくてはならない人」を招待する風習はまずないのです。
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二次会のハイライトの一つが、ケーキカット。イギリスのお祝い事のケーキは、見るも不味そうなことで有名ですが、こ、これ、もはや食べ物に見えないでしょう?? 一応味のほうは、厚さ1cm以上のアイシングとマジパンを避ければ、中身は意外と良質で濃厚なチョコケーキで結構いけましたよ。
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更にブーケ投げ、花火大会で盛り上がりました。この後、午前3時位までパーティは続くのですが、私達夫婦は夜10時位でさっさとリタイヤ(笑)。朝食&夕食のビュッフェも大充実で、何だかフォアグラのように食べ続け、ここに滞在中の三日間だけで、夫婦揃って確実に太ったような…(汗)。2、3日前に試着して何ともなかったドレスが、当日何だかキツメだったのは、さすがにショックでした(苦笑)。
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---結果、日本で普通考える、お金を掛けた大規模な結婚式とは、随分イメージが違うなあと感じました。これはやはり、ロケーションの威力が大きいですね。仰々しい演出、固苦しさ、新郎新婦への近寄り難さ(日本のって、気軽に声を掛けることさえ出来ない雰囲気のが多かったような…)は全く無く、進行が極めて自然な流れで、実際参加者全員が、多分主催者側と変わらない感覚で楽しんでいました。それでいて、出席者にとっても一生忘れ難い、とびきりロマンティックな場所には違いないのです。とにかく、アジョイとクレアの賢い選択の勝利。話に聞くと、やはりイギリスでも無駄に(と出席者が思ってしまう)規模の大きい結婚式は存在するらしいのです。しかし今回は、私達夫婦までしっかりホリデイ気分が味わえて、アジョイとクレアに、招待してくれて有り難う!いつまでもお幸せに~という気持ちでいっぱいです。
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by derliebling | 2010-11-25 17:53 | イギリス生活・文化

アラビアの花&ハート柄ソルトボックス

ちょうど町の中心へ行って、ついでにいつも通り地元のチャリティショップ巡りをする予定だった折、P太がプロジェクターを新調する為に突如20km程離れた町へ行くと言い出したので、私も便乗して行くことにしました。P太が買い物をしている間に、その町でチャリティショップ巡りをすることに変更したのです。チャリティ屋で目ぼしいものに出会う機会なんてすっかり珍しくなった昨今、所違えば、少しは新鮮で楽しめることもあるかな?と期待した訳です。その町は、割とお金持ちが多く住む古い町。規模的には私の町より小さいけれど、一般商店で売られているものを見渡すと、明らかにセンスが全般的に上です(笑)。
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結果は、変更してみて正解! 町の規模の割にチャリティ屋が多く、やはり値段は他の地域と変わらず概ね高いけれど、心引かれる古物を幾つか見掛けました。これは、その町のチャリティ屋で買った、高さ13cm、幅15cm、奥行き8cm位の陶器の入れ物です。見た目よりズッシリ重さがあります。柄自体は、いかにも60年代らしい元気で安定感のある花&ハート柄で、フォークロアな愛らしさです。色味は、甘さ抑えた微妙な青系のグラデーションで品良くまとめてあり、少し滲んだような、しっとりと落ち着いたプリントの風合いも魅力です。どう見てもネジで壁に取り付ける仕組みになっていますが、用途は不明。マッチ入れか、もし蓋が付いていたとしたら(その形跡らしき溝は残っています)、塩入れなどのキャニスターだったかも知れません。ちょうどキッチンの調理バサミ立てが欲しかったところなので、私はこの入れ物をそう使うつもりですが、壁にしっかりくくり付けて、植物なんかを植えても良いと思います。実は、義母がこれと同じ柄の陶器のチーズボードを持っていて、私は眺める度に「凄く可愛い柄だなあ」とずっと思っていました。ただし義母は、そのチーズボードを随分昔に真っ二つに割ってしまい、それでも気に入っているデザインだから捨てられないらしく、ボンドで繋いで、長い間サンルームの壁に飾ったままにしています。
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買う前に入れ物をひっくり返して見て、バックスタンプを確認した時、あ、これフィンランドの老舗陶器メーカー「アラビア」の製品だったんだーと初めて知りました。…義母の家は、本当に人気の北欧ビンテージがザクザクですね。後々調べると、元はやはり木製の蓋が付いたソルトボックス(塩入れ)でした。柄名やデザイナー名等は不明ですが、色違いでオレンジ系や黄色系もあったようです。
何だか義母の真似っこばかりの私だけど(笑)、ヨーロッパ人って、自分の好みに信念を持って我が道を頑なに進む人が多く、日本人と違い、簡単に他人を真似たり周囲や流行から影響を受けることが少ないせいか、真似られることには(モノや人にも寄りますが)概ね抵抗がないように感じます。自分の選択・センスを認められたと、プラスに受け止めるんでしょうね。実際義母も、私が同じものを持ったり、「これは今、日本でビンテージとして凄く人気があるんだよ~」と言うのを喜んでいます。もしヨーロッパのレストラン等で、隣の席の人の食べ物を指差して、「あれと同じものを下さい」なんて頼んだら、その隣の人は御機嫌だと聞きます。「やっぱりオレの食っているものは美味しそうだろ?」ってね。
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by derliebling | 2010-11-24 17:46 | 箱・缶・入れ物

デヴォンの古城ホテルで結婚式 2

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P太の友人の結婚式が行われ宿泊した、デヴォン州のビックリー城訪問。「1」の続きです。
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城としては割と小規模な、ノルマン式の三階建てで、元々11世紀後半から12世紀前半に掛けて築造されました。この時代のイギリスの城としては典型的な、motte-and-bailey型(人口の丘の上に建てられ、堀を伴った外壁を持つタイプ)だったそうですが、15世紀に現在の形になったとか。その200年後辺りからは打ち捨てられ、農家の納屋などに使用されていた時代が長かったようです。20世紀前半に大改装されましたが、原型に忠実に修理されたようで、外観に華やかな装飾は一切無く、どちらかと言えば簡素かつ無骨。しかし返って、しっとり落ち着いた雰囲気と歴史の重みが感じられます。
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このアーチを潜ると、中庭に出ます(これは中庭から眺めたところ)。
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城の北側(左)の茅葺きのコテージは、どうやら城主の住居部分になっているようです。
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このコテージ自体も、年季が入っていて、所々装飾が凝っていて素敵です。
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城の南側には、崩れた塔の跡が。もしかしたら、かつてはもっと大きな城だったのかも知れません。
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城の内部も、結婚式前日に見学。一階の一部は博物館になっており、昔の武器や楽器などが展示してありました。
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内部北側の、古めかしい(多分15世紀当時のもの)木製の階段を登って行くと…、
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まずは中二階に「新婚の部屋」がありました。本当は、このチューダー時代の四柱ベッドの木の彫刻が細かくて素晴らしいのですが、昼間で電灯を付けてもこの暗さ…。
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ベッドの上には、とても手の込んだアンティークのベッドスプレッドが掛かっています。この上にタオル類とバスローブ、そして何故かクマのぬいぐるみが乗っていました。
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確かに、この部屋のみ他の客室と離れているので、思う存分?ラブラブに過ごせそうですが、正直ロマンティックを乗り越えて、ちと怖い雰囲気ですね(汗)。バスルームは廊下を出て別室ですし。
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更に階段を登ります。狭くて急で、お年寄りにはキツそう。
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階段を登り詰めたところは大広間でした。翌日、ここで登記士を呼んで式を挙げることになっています。宗教に関係ない、日本で言うと「人前式」タイプですが、役所(今回は出張)で婚姻届を記入する&出す行為が式になる訳です。この届けの署名には、ブライドメイド、ベストマンと呼ばれる結婚立会人と言うか証人が絶対必要で、届け自体が結構厳粛な儀式なのです。なので日本のように、家で記入は済ませて、「二人だけで会社の昼休みに届けはもう出しちゃいました~」とは、イギリスでは行かないんですね。
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この豪華な椅子は、新郎新婦ではなく、登記士用のもの。
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この広間を始め、城内のあちこちに、16~19世紀の中々見応えのある絵画が展示されていました。これは「ワルテルローの戦いから帰還したナポレオン」だそうです。
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定かではありませんが、この肖像画は、歴代の英国王の中で唯一処刑されたチャールズ一世の美貌の王妃、アンリエッタ・マリアと信じられているものだと思います。Wikiで検索したら、この城にそういう絵があると記してあったからです。彼女は、ピューリタン革命時にビックリー城に滞在していたことがあり、道理で息子のチャールズ二世の肖像画も飾ってあったわけだ、と後から知りました。
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城の所々、何気にセンス良く装飾されています。
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アーチ横の扉を開けると細い螺旋階段があり、登り詰めると展望台に出ることが出来ます。
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階段の途中の所々に、古いステンドグラスが。
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明らかに教会のステンドグラスとは異なりますが、時代を感じさせる素敵なデザインです。
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そして展望台からの眺め。中央に見えるのが、城付属の礼拝堂です。
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ビックリーの村自体、茅葺き屋根の家が異様に多いのが見て取れました。
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とても素晴らしいロケーションなのですが、濃い川霧のせいで、すっきり晴れていることが少ないようで残念です。結局この滞在中も、エクセターの天候はずっと晴れの予報だったのに、ここでは日が差すことがほとんどありませんでした。
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この螺旋階段の途中に、実は隠し部屋があり、幽閉されていたらしい古い人骨が近年発見されたそうです! ご丁寧に、良く出来た模型(であることを祈りたい)で再現されていました~。
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そして夜のビックリー城。何だか昼間見るより、ずっと迫力でした。
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by derliebling | 2010-11-23 17:54 | 旅行・お散歩

デヴォンの古城ホテルで結婚式 1 sanpo

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行って来ました、P太の友人のお城での結婚式。場所は、デヴォン州の州都Exeter エクセターから北へ20km程のBickleigh ビックリーと言う村です。城の名前もBickleigh Castle ビックリー城(…びっくりしませんね)。城で結婚式なんて言うと、金持ちで鼻持ちなら無い感じがあるかも知れませんが、ここは本当に素敵な場所でした。何せロケーションがウットリ素晴らしい。エクセ川沿いの緑豊かな美しい谷にあり、実際森となっている丘を背後に、手前には川が流れているのです。城と言えども様々な種類があり、このビックリー城は、バロックやロココの絢爛豪華な宮殿でもなく、近世に中世風に建てられた御伽噺風(言わば貴族専用のテーマパーク)でもなく、本物のチューダー時代の素朴な城館なのも好感が持てました。
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城の建物自体は大きくありませんが、敷地内には、石造りの城や城門の他に、茅葺き屋根&漆喰の壁&木組みのコテージ(田舎屋)が何棟か連なっており、これだけでまるで一つの小さな村のようでした。
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このコテージが、宿泊所や食堂になっているのです。今回の結婚式出席者は、大抵ここに金曜日の午後到着し、土曜日の結婚式を挟んで二泊しました。
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コテージの一つの柱に何か彫刻してあり、良く確認して見たら、何とプリミティブなウサギでした。まるで子供が後からイタズラしたようなファンシーな意匠です。
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これが、私達の泊まった部屋のある、時計台付きのコテージ。
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階段部分には花がいっぱい。
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部屋はこんなかんじでした。ダブルベッドがギリギリ入る狭さでしたが、古い建物なのに清潔に可愛く内装されていました。バスルームは隣室と共用なので、その分宿泊費はかなりお得でした。
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イギリス(&アイルランド)の宿の部屋には、必ず電気ケトルとC&S、ティーバッグ等の紅茶セットがあります。なのでイギリスの観光客には、他の国でも「部屋にティーセットがない!」と文句を言う人がいます。日本のオヤジが、外国の宿で寝巻きや歯ブラシが置いて無いと文句を言うのに似ています…。
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この他広大な敷地には、美しい庭、果樹園、納屋、テニスコート、駐車場などがあります。
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こちらが、このビックリー城で一番建造当時の姿を残す、14世紀の城門。
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この城門近くに、壁に埋め込まれた古いポストが。現在も使用されています。あんまり高い位置にあるので、階段状の台が付いている程です。昔は馬で郵便集積でもしたのか?
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上の写真中央に見える茅葺きの建物は、道路を挟んだ向こう側にありますが、6世紀に建てられた城付属の礼拝堂です(城より古い)。
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中庭にはバラが沢山植えてあり、実際結婚式などの飾り付けに使用するそうです。
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イギリスの庭園で時々見掛ける、staddlestoneと呼ばれるキノコ型の石造物。元々は、これを四つ並べた上に倉庫が建てられ、日本の正倉院と同じく「ネズミ返し」の役目を果たしていたそうです。
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単なる池だと思っていたものは、実は城の堀でした。
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そして城のすぐ東側に、River Exe エクセ川が流れています。結構な水量と速度です。
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勿論、続いて「2」で城そのものも御案内します。
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by derliebling | 2010-11-22 18:09 | 旅行・お散歩

猫のブレッドウォーマー

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暖かそうなグラニーブランケットの上には、布地に印刷してあるほっこりトラ猫の親子。中々リアルでしょう? 今年フリーマーケットで買いました。タテ25×ヨコ30cm位程度。布地はキルティングされ、更に袋状に縫われています。と来ればティーコジーかなと思いきや、袋が開いているのは左右の端10cm位だけ。これではポットに被せることは出来ません。以前何かで見たことがあるのですが、どうやらこれは、パンを入れて保温しておく為の「ブレッドウォーマー」のようです。しかし、イギリスで最も一般的なパンと言えばイギリスパン、すなわち食パンです。トーストした食パンを入れておくのは、どう見ても無理。CDラックのような食パン・スタンドなら、良く見掛けます。これに入れるとしたら、バターロールかフランスのクッペ、ドイツのブロートヒェン(またはゼンメル)など、表面がある程度硬いパンだと思います。でもクロワッサンのように油っこい、パンくずの出やすいパンは向かないでしょう。今でこそ、伝統的な食べ物以外に挑戦する人が増え、世界各地の様々なパンがスーパーでも手に入るイギリスですが、このブレッドウォーマーが使われていた頃(そんなに古くは見えないけど)、どう活用していたんでしょうね?
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裏のプリントはこんな感じ。仔猫は裏表合計5匹で、皆お母さん猫の傍で、幸せな寝顔を見せています。ブレッドウォーマーとして実用するのは難しくとも、このプリントだけで十分可愛いので、中に綿を詰めて縫い閉じて、ぬいぐるみ代わりにするのも良いかなと思っています。ちなみにこれを愛猫トラちゃんに見せたら、猫のビニール袋ストッカーの時同様、尻尾をぶっとくして後ずさりしてました。やはり本物の猫と認識したようです。勿論大人なポコちゃんはお構いなし。とらじ・・・、匂いで分からないのか?(汗)。
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by derliebling | 2010-11-21 18:26 | テーブル&キッチンウェア


こんにちは!「ぴよよん」です。当ブログに御訪問頂き有り難うございます♪ 英国に住んでいますが中欧好きです。蚤の市等で出会った、または手作りなどの可愛い雑貨たちを紹介していきたいと思います。


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