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秋のコットンプリント・ペンダント

「今年はもっとクリエイティブに」と誓ったのにも関わらず、8月からこっち、ほとんど物作りをしていません。元々怠惰な私ですが、特に8月後半は体調が悪かったこともあり、それ以来気持ちのほうもすっかりダレダレ。創作意欲の刺激を受ける機会も少なく、やる気を失くしているようです。しかし、創作のインスピレーションたるものは、自分で求めなければ、そう得られるものではありません。とにかくこれじゃあいかん!と思い、フリーマーケットも閑散期に入ることだし、秋は創作の季節。これからやって来る長くて憂鬱なイギリスの冬を、ハンドメイドに勤しんで乗り切りたいと思います。
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まずは手始めに、以前作った木製のメダルに布地を張った「冬の鳩ペンダント」の秋版を作ってみました。二つ作って、一つは自分用、もう一つは友達にプレゼントするつもりです。今回はプリント生地を使うので、メダル上のトッピングは控え目にしようと思いました。
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こちらが友達用。彼女の好きなモスグリーンに似合う色合いを心掛けました。コットンのプリント生地はイギリスのビンテージ(と言うか単に古い)で、ベージュを基調にピンクや水色などの優しい色合いです。マーガレットの樹脂パーツは日本のビンテージ。ビーズは、チェコのガラスビーズ各種、茶色のプラスティックのフェイクパールの他、天然石のアヴェンチュリンを使用しています。様々な色のチェコビーズが出ていますが、やはり天然石の微妙な色合いは特別。混ぜて使うと、繊細なニュアンスが出ます。
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一方こちらは自分用に作ったもの。メダルの大きさは、本当はベージュのものより一回り大き目です。布地はアメリカ製で、小さなスズランのような小花がプリントされています。ビーズには、チェコビーズやフェイクパールの他に、やはりアヴェンチュリンを使いました。出来るだけ生地の柄を生かしたかったから、トッピングもビーズの色目も更に控え目にしましたが、ちょっと間延びして淋しくなっちゃったような(汗)。服のデザインにも寄るでしょうけど、ベージュのペンダントのほうが着けると映えます。
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そしてこちらは、もう一つ友達に上げようと思って、ギフトボックス・パーツをペンダントに加工したもの。今回は、チェーンの途中からスウェード風テープにして、一層ナチュラル感を出してみました。テープの長さは、後ろで調節出来る仕組みです。森ガール・スタイルなどナチュラル・ファッションのペンダントって、革紐で、しかも後ろで結ぶタイプが多いようだけど、実は私は落ち着きが悪くて余り好きじゃないんです。でも、これなら使い易いかなと思います。ビーズには、ハニーストーン(アラゴナイト)などを使っています。
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by derliebling | 2010-09-30 16:53 | アクセサリー

可愛い港町ウィッツタブル

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ケント州のほぼ東端に位置するWhitstable ウィッツタブル(Googleマップの日本語版には「ウィットステーブル」と載っているのだが…)は、私達のお気に入りにの可愛い港町です。
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どう可愛いかと言いますと、昔ながらのイギリスらしい、小じんまりしたカラフルな店構えの商店が、目抜き通りにズラリと並んでいるからです。すなわち、イギリスの絵本に登場しそうな町並み。
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これらの店舗には、勿論可愛い雑貨店やオシャレなギャラリーなども入っているのですが、今やイギリスでは珍しくなった個人経営の肉屋、魚屋、パン屋の他に、普通の不動産屋、チャリティショップ、タイ料理レストランなども、このままの外装で入っているのです。
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城とか大聖堂とか庭園など、観光的に目玉になるものは特に何もない町なのだけど、やはりこんな雰囲気そのものが人気なのか、この日も団体旅行者のお年寄りが沢山いました。
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今やイギリスの町のほとんどが、お決まりのチェーン店ばかりになってしまったのに、ここではかなり珍しい光景が続きます。勿論港町らしく、フィッシュ&チップス屋や、オイスター・バーなども。
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とにかくペイントの色の種類は様々。この積み木のような色を見ているだけで、気分が明るくなります。
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店舗が、隣のドアと同じ色に塗られているのがお洒落。
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ストライプの日避けも、ノスタルジックな町並みの雰囲気を高めています。
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側面に藤の花がトールペイントされた、テラコッタ色のアイスクリーム屋さん。店先のペールカラーの子供用椅子も、何て可愛いのでしょう。
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花いっぱいのハンギングバスケットを飾る店は多いけど、ここは低い出窓の上に花てんこ盛り。
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この町でも特にイギリスらしい店構えだと思うのは、この布地&手芸材料店でしょうか。店名の書体やレイアウト、ペイントの色合いからして、まるで絵に描いたような完璧な店!
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こちらは、イギリスの昔ながらのスタイルの駄菓子屋さん。P太の子供の頃には、こんな広口瓶にそれぞれお菓子を詰めたものを、窓辺や壁際にズラッと並べた駄菓子屋が、まだ近所に残っていたそうです。
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ショーウィンドーのディスプレイには、手作りのアイディアもいっぱいです。
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これは、色取り取りのオーガンジーのリボンにプラスティックのビーズを通し、のれん風にしたもの。
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自転車をニット固めにした、ドキッとする程斬新な雑貨屋さんのディスプレイ。実用ではなさそうですが。
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小さなプラスティック製の人形(多分ケーキ用のデコレーション)を使った、ジオラマ風のハンドメイド・ブローチが、トルソーにびっしり留められています。
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こちらは雑貨屋さんかな?と思ったら、本当にカップケーキ屋さん(雑貨も売っているけど)でした。
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観光に人気の町らしく、アンティーク&ビンテージ(高級ジャンク)屋もあちこちに。
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ここは、この町を訪れたら覗かずには居られない、ロマンティック&クラシック・テイストのセレクト・ショップ。狭くて入り組んだ店内は、いつも人でいっぱい。
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服は勿論、小物、アクセサリーまで、本当に乙女なセレクトなのです。私の好きな、「NOA NOA」というデンマークのブランドも入っています。自分の結婚式に着用した真っ白いファーの「お姫様ケープ」も、この店で買って貰いました。
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田舎でこそオシャレな洋服が売られているのは、イギリスならでは(何度もしつこく言っていますが)。もう地元のチェーン店で服を買うのは、他の人と被る率高いし、本当によそうと心に誓う私。
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こんなエリザベス女王も良くお召しになるようなノーカラーのコートドレスは、イギリスらしいアイテムだと思います。余りにスウィートなデザインに、最初は子供用かなと思いきや、ちゃんと大人用でした。しかもセールになっているので、思わず合わせて見たら、P太が「子供そのものに見えるから止めなさい」だって…。
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しかし子供服だって、この店のは大人が参考にしたい位お洒落なのですよ。
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そしてこちらも、かなりお気に入りのアートギャラリー。上部のレンガの壁に書かれた文字は、特にギャラリーには関係なく、ノスタルジックさを出す為に、昔の壁看板を再現しているものと思われます。
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「私達アートですから!」と言わんばかりの近寄り難ーいギャラリーとは違って、ハンドメイド小物、カード、書籍の他、作品(B4程度のリト)そのものも20ポンド台からと、手の届くものが沢山。
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何より全体的な作品のテイストが、頭でウンチクをひねらなくとも理解できる、実際すぐに生活に溶け込むようなカジュアルな可愛さなのです。大好きなロブ・ライアンの作品や商品を扱っているのもウレシイ。
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勿論海辺にも行きました。港近くの鉄製フェンスのデザインはヨット柄。ちょっとプチバトーみたい?
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ここは港としては結構大きいらしく、波止場には一般人でも買える屋内海産物市場もあります。もしかしたら殻付きのアサリでも手に入るかな?と思ったのですが、特に安くもないし、…カニカマとか売られていました。やはりシーフードは、余りイギリスでは期待しないほうが良いようです。
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この夏の過ぎ去った夕暮れでさえ結構人がいたので、真夏の快晴の日は、どんなに人でごった返していただろうかと想像してしまいます。
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ここの海岸は、細かく砕かれた貝殻。
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イギリスの海へ行くと、波が湖のように静かで、潮の香りが少なく、ゴミが少なく綺麗なのにも(特にイギリスの他の場所と比べると…)驚きます。しかしこれはイングリッシュ海峡だからで、大西洋に行くと、やはり波は荒いし、波がゴミを集めて来るから結構散らかっています。
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本当は暑い盛りに来たかったのですが、ちょっと海辺としては薄ら寂しい今の季節でも、また例え真冬に訪れても、町自体は活気があり、それなりに楽しめるウィッツタブルなのでした。
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by derliebling | 2010-09-29 16:10 | 旅行・お散歩

クマの魔法瓶

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「ポット」と呼ぶより、魔法瓶の名称のほうが相応しいと思っています。特別な機能は何も無い、ネジ式でフタが開く、中面はガラス製の昔ながらの保温ポットですから。本当は、同じデザインでベージュ+茶色のクマを希望していたのですが、売り切れだったので、この黒白版を買いました。購入したのは日本だけど、ドイツ製です。今知ったことには、老舗ポットメーカー、ヘリオス社の定番商品だそうです。高さは約25cm。イギリスに持って来てはあるものの、全く使っていません…。しかし東京で一人暮らしをしていた時は、生活の大切な相棒でした。プーアール茶やウーロン茶、温かい麦茶を大量に作って入れて、ガバガバ飲んでいたので。10年近く愛用していたから、あちこちプリントが剥げたり、熱で溶けたり、かなりみすぼらしくなりました。いえ、経年のせいのではなく、やはり私の扱いが粗雑だったのだと思います(汗)。ドイツではコーヒー用のポットが沢山売られていた為、これも元々はコーヒー用なのではと思います。私はこの魔法瓶にコーヒーを入れたことはないのですが、義母がドイツで買ったコーヒーポットを持っていて、しばしばコーヒーを保温しています。密閉度が良い為、コーヒーを作り置きして入れても、半日以上味が変わらず美味しく飲めるそうです。コーヒーにうるさいフィンランド人が言うので、間違いないと思います。
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今見ても、ホレボレする無駄の無いデザイン性の高さだと思います。ニッコリ微笑む可愛いクマだけれど、決して媚びず、大人が使っても全く違和感の無い可愛さ。握り易いハンドルや、中面の手入れのし易さなど、機能的にも無駄が無く、質実剛健の国ドイツらしい製品だと、つくづく思います。
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何故イギリスで、この魔法瓶を使わないかと言えば、電気ケトルであっという間に湯が沸き、湯を保温しておく必要なんて見当たらないからです。私は日本でも電気ケトルを使用していましたが、ここの電圧は日本よりずっと高い為、更に早く湯が沸きます。イギリスに住み始めた際、P太が「この国で早くて確実なのは、ケトルとトースターだけだ」と言っていましたが、全くその通りだと思います…。
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by derliebling | 2010-09-28 16:41 | テーブル&キッチンウェア

ビールの町フェイヴァーシャムでホップ祭!

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ケント州のWhitstable ウィッツタブルという港町に行く途中、 Faversham フェイヴァーシャムという町を通り過ぎようとしたら、「ホップ祭」が行われていてたので、急遽立ち寄って見ることにしました。
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祭は大賑わいで、駐車場の空きを探すのも大変でしたが、それでも夫婦揃って「こりゃー行かねばっ」と意気込んだのは、これが見えちゃったもんだから。
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これとは…、モーリス・ダンスのことです! その伝統舞踊としては稀なマヌケさが病み付きで、一度これを目にしたからには、私もP太も見学せずには居られません(笑)。
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モーリス・ダンスは、衣装が皆男服なので、伝統的には多分男性の踊りだと思うのですが、今は女性だけ、または男女混合のグループもあります。
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でもやっぱり私達が盛り上がるのは、おやじダンサーズのモーリス・ダンス(笑)。
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踊りの小道具も、ハンカチ振り回しと、棒叩きがあるようです。
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続いて、再び女性だけのグループ。相当運動量のある踊りだと思うのですが…、このグループは、一瞬女性とは判断付きにくい程(失礼)皆さん恰幅がかなり良いのでした。
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楽団の方々は、腰にはピューターやアルミ製のタンカート(ビアマグ)をぶら下げています。左端の方の楽器は、なんとトタン製の古風な洗濯板。「こきりこ」みたいな音がしていました。
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ホップ祭というだけに、ダンサーも観客も頭に着けているのは、バッカス神よろしく(あれはブドウだけど)ホップのガーランドです。
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ホップは、ビール作りに欠かせない苦味成分となる、蔓性の植物です(うちの田舎の山にも自生していました)。すなわちこれはビール祭。実際フェイヴァーシャムは、ビールの町として知られているようです。
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ホップは、こんな風に荷台に山積みにされて、無料で配られているようでした。大抵の人が頭に乗せていましたが、中には車にゴッソリ詰め込む人も(…自家製ビールでも作るのか?)
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勿論ビールの屋台も沢山出ていました。しかしP太は運転するので飲めないし、私は酒に弱い。そこで、サイダー(リンゴ酒)の屋台で、割と珍しいらしいコックス種のリンゴジュースを一瓶お土産に。
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道案内にもホップがこんもり。
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こちらはタウンホールと思しき建物。つまりここが町のヘソなのでしょう。ここでもモーリスダンスが行われていて、大人気のようでした。
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結局モーリスダンスは、町の三箇所以上で開催され、その他にもパブが各自ライブを行っていたりして、町中非常に盛り上がっていました。
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こちらは、パブのテラス席で行われていたロックコンサート。背後の教会とロックのコントラストが面白い…。
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フェイヴァーシャムは、「中世のマーケットタウン」としても知られています。古い見応えのある建物も多く、平常時にしっとり散策して見るのも素敵だと思います。
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こんな木組みの家が張り出した、雰囲気の良い小路もあちこちに。
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食べ物系などの屋台も、町中にいっぱい。中国の安物衣料を売るストールもありましたが、地元製品やイギリスの昔ながらのストールも多く、こんなにイギリスらしい祭は私には初めてでした。
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こちらは、自家製酒の為の材料や道具を売るストール(注:イギリスでは違法ではありません)。ワインやビールは勿論、ウォッカ用のキットなんてのもあります。
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気候が温暖で土地が肥沃なケント州は、「イングランドの畑」とも呼ばれています。特に果樹園が多く、自家製ジャムやチャツネなども沢山売られていました。
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クラシックな人形劇場。背後の不動産屋との色のコントラストが目を引きます。
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一般の商店も、この日は屋外に出店を出すところが多いようです。教会の前では、特設チャリティショップ・ストールが出ていました。
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然程大きくない町なのに、とにかく歩くのもままならない程の人出、そして凄い盛り上がり。本当に皆嬉しそう&幸せそうなのが印象的なお祭で、酒も飲んでいないのに、こちらまで幸せな気分になって来ました。駅も町の中心近くにあるので、ビールをがっつり味わいたい人は、電車で訪れたら良いかも知れません。
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by derliebling | 2010-09-27 16:59 | 旅行・お散歩

ハンガリーのハンドメイド・カード

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東京で文具メーカーに勤務していた頃、商品として一番人気のある、つまり売れるグリーティング・カードは、立体的な、または異素材を使用したカードでした。すなわちポップアップカードだったり、ビーズやリボンなどがトッピングされたもの。紙に普通にオフセットで印刷された、長方形の平面なだけのカードでは、余程画像が魅力的でない限り、商品として弱かったようです。その傾向は現在のイギリスも同じらしく、結構唐突に異素材立体パーツがカードに乗っかっていたりします(笑)。これは、随分前にブダペストのカード専門店で買った、そんな立体+異素材のカード。その店は、デアーク広場にある小さなカード屋さんでしたが、商品は大変充実していて、カードだけでなく、ノート&メモ帳などの文具、簡易なサインボード、9月以降ならカレンダーなど、とにかくハンガリーらしい商品が揃っていて、ブダペストを訪れる度に覗かずにはいられませんでした。今も輸入品などに侵略されず、そのままで残っていて欲しいものです。
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立体異素材カードって、割と何処の国でも余り変化がないのですが、これだけお国柄が出るのは結構珍しいのではと思います。木製のキノコ・パーツは、厚み5mmほどもあります。バックのメインはジュート生地で、大きさも色も日本の弁当に入れるバランのような(笑)、草を表しているらしい紙が貼ってあります。文字がスタンプされた紙は、荷造り用の縞目入りクラフト紙のようで、多分「お誕生日おめでとう」と言っているのだと思います。台紙は画用紙みたいな安っぽい紙で、接着剤で結構ガビガビ(笑)。ナチュラル感を強調する為か、こちらにはクラフト紙の封筒がセットされていました。
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こちらはインディゴのカード。貼ってあるのはまたしてもジュート、荷造り用の紙、そしてハンガリー特産の藍染の切れ端がポイントです。お花のパーツは、一応素焼きのようで、メ型に押し込んで型取りしたようです。このジュートの粗い目や素焼きの素材感が、ハンガリーの乾いた空気を連想させます。封筒も、青系に合わせて水色です。文字は確か「ブダペストへようこそ!」だと思いました(ちゃんと調べろよ)。しかし布地の端は解れ捲くっているし、切り方も貼り方も真っ直ぐではないし、日本人の感覚にしてみれば、このいい加減さで商品として許せるのか?と思える完成度ですよね(笑)。しかしハンガリーのものなら、大らかでOKと思ってしまえるのは、やはりハンガリーに対する私の愛だからでしょうか。もしこれがイギリスだったら…、許せないでしょうね(笑)。だってアーティストのハンドメイド物ということで、絶対これで一枚4ポンドとかの値段が付いているはずだもん!
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by derliebling | 2010-09-26 16:45 | ステーショナリー・グラフィック

ピンクと水色と赤の花柄刺繍クロス

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フリーマーケット等で割と頻繁に買う古物なのに、写真を上手く撮れないと言う理由で、ブログで中々御紹介出来ないアイテムって結構あります。代表的なのが大きな布類です。狭い我が家には、自然光だけで十分明るい、全体を広げて撮影できる場所がないのです。例え撮影出来たとしても、写真で見ると何だか間延びしてしまい、魅力を十分お伝えできないことがほとんどです。特に白地の布の撮影は、私には難しいのでした。今回フリマで買った刺繍のクロスも、モチーフの一つ一つ、全体の構図が中々愛らしいのですが、上手く御紹介出来るかどうか・・・。
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一辺80cmの布で、ミニテーブル用のクロス、または大きなテーブルのセンターに使われたものだと思います。素材は麻、または綿麻混のようです。地色はアイボリーに近い生成りですが、もしかしたら経年で黄ばんだのかも知れません。刺繍は、元々縒ってある糸一本どりで、草花を結構緻密に刺繍してあります。この糸の色の組み合わせが、中々素敵で気に入りました。花びらのピンクと花芯のサーモンオレンジ、葉のモスグリーンだけなら極普通の色合いだけど、セルリアンブルーに近い水色と、赤が利いていると思います。この赤が、少し色褪せて甘い色になっているところがまた良いのです。
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そして広げて全体的な構図を眺めると、デザインの可愛さが一層実感できると思います。しかしビンテージ・ファブリック独特の何度も水を潜った風合いや、時代を経て褪せた微妙な色などは、やはり実際手にとって見ないと中々分りません。勿論、暮しに生かすことが出来れば、こういうものの魅力は更に増します。それで性懲りも無く、また次々と古い布を買ってしまうのでした。
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by derliebling | 2010-09-25 16:24 | ファブリック

ハート&鳩のブリキのオーナメント

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キューガーデンの分園「ウェイクハースト・プレイス」の売店で買った、金属製のオーナメントです。なので現行品です。ブリキをワザと古ぼけた感じに仕上げてありますが。最初に見掛けた時、ちょうどクリスマス・シーズンだったので、てっきりクリスマスツリー用のオーナメントだと思いました。しかし次に春に同じお店を訪れた時も未だ売られていたので、季節商品じゃないことが分りました。縦8cm、横6cm位。ブリキは後ろと前の二重になって、中は空洞です。両面同じ、ハート型の中に鳩と草花のパターンが透かしてあります。中国製だとは思いますが、中々雰囲気良く仕上がっていると思います。何より、ハートに鳥モチーフの組み合わせって、やはり強力です。私は、このオーナメントを居間の木の枝に飾る為に買いました。
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こういう最初から使い込まれた感じに仕上げられたテイストは、「Shabby Chic シャビーシック」と呼ばれて、インテリアのスタイルの一つとして、今やすっかり定番になりました。元々はアメリカの人気インテリア・メーカーの名前に由来するもので、そこのデザイナーがイギリス人である為、そのイギリスっぽさがアメリカ人に受けたようです。ただしシャビーシックをインテリアに取り込むのには、器(つまり部屋そのもの)や組み合わせ方、バランス等のセンスを中々要すると思います。余りゴチャゴチャと多く用いり過ぎると、単なるshabby(ボロっちい)に見えてしまうこともあるので注意したいものです。
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by derliebling | 2010-09-24 16:01 | インテリア・デコレーション

エルツの木製ブタの貯金箱

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最近フリーマーケットで出会った、木で出来たブタです。一目でドイツ製だと分りました。以前お友達のキチ吉ちゃんのお店で、この兄弟が売られていたから。そして、ザイフェン村おもちゃ博物館でも兄弟に出会ったから。でもKicsi.で売られていたものは、木肌がニスでテカテカに輝き、しかもソルト&ペッパー入れでした。一方こちらは、全体的に塗装、更にトールペイントされた貯金箱です。ひっくり返すと、お腹にラベルが残っており、「エルツ山地原産、Expertic、DDR(東ドイツ)」と書いてあります。Experticは、東ドイツ政府の輸出部門だったようです。少なくとも、この貯金箱がスーベニールではなく、多分イギリスで売られていた輸入品だったことが分ります。このラベルの書体や色も、時代を感じさせるデザインです。
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背中にコイン投入口の溝が有り、お尻の横に金属製の棒が差し込まれていて、つまり横に串刺し状態(笑)。この棒を外すと、お尻がパカッと開いて、お金が取り出せる仕組みになっています。
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この棒には古風な錠も付いているのですが、開ける鍵がないことに、買ってから気付きました! ・・・でもまあ、単なる置物としても十分可愛いから、良いかと思っています。
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ブタの造形としては、これ程簡潔に可愛く表現しているものは、中々無いのではないでしょうか。ギザギザの入った足は、まるでパスタのペンネ・リガーテを差し込んだよう(笑)。鼻と耳、尻尾のみ皮革で出来ていて、素材の組み合わせ方も優秀です。
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by derliebling | 2010-09-23 18:10 | インテリア・デコレーション

フェニックスの花柄ミルクガラスのスフレ皿

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またしても、フリーマーケットでミルクガラスの食器を買ってしまいました! でも、まだまだ食器棚に入りますよ~。すっかり取り出し辛くはなりましたが(笑)。今回のは、フェニックス社の直径25cm位の皿です。パイ皿にも見えるこんな形を、スフレ皿と呼ぶようです。スフレって、もっと深さのあるボウルで作るもんだと思っていたけれど、ベイクド・チーズケーキ等には合いそうです。パターンは、以前買ったキャセロールとお揃い。良く見ると点描画のような絶妙な甘さの花柄で、インクが少し盛り上がったプリントも魅力です。ただし今回は花は4種だけで(ちょと寂しい…)、同柄が皿の側面に4箇所プリントされています。
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何故ミルクガラスを買う機会が多いかと言えば、勿論素材そのものが好きだし、柄が気に入ったからと言うのもありますが、とにかく頑丈なので、カケやヒビのない状態の良いものに出会える確率が、ビンテージ陶器よりも高いからかも知れません。そして、実際キッチンで非常に役立っています。気に入ったデザインのお得なお値段のものに出会ったら、買っておいて大抵損はありません。選ぶ際のポイントは、プリントが禿げていないか、重過ぎないか、収納に場所を取らないか…位です。
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by derliebling | 2010-09-22 16:35 | テーブル&キッチンウェア

ロンドンで日本の祭!

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先週の土曜日、ロンドンのスピタルフィールド・マーケットで行われた「ジャパン・フェスティバル」なるものに行って来ました。実は私は全く乗り気ではなかったのですが、日本大好きの夫・P太が熱望しまして…。普段私の我儘を聞いて貰って色々連れて行ってくれるのだから、たまには私が付き合うべきだろうと思いました。それでP太の両親も誘って、4人で出掛けました。何故気乗りしなかったのかと言えば、事前に日本領事館から定期的に送られて来る注意連絡の中で、昨年の祭には一日で3万人も訪れ、今年はそれ以上の人出が見込まれる、大人気の祭(だからスリ等犯罪に注意しろと)だと聞いていたからです。長年東京に住んでいても、隅田川の花火大会に出向こうなどと、一度も考えなかった人混み大嫌いの私です。おまけに、ロンドンそのものも好きじゃないし。そして、もし中途半端なエセ日本風だったら、余計祖国が恋しくなるだけ…という不安もありました。フランスで毎年行われる日本祭のように、アニメとゲーム好き中心のオタク祭じゃないかと恐れていたのもあります(笑)。丁度この日は、ローマ法王サマがロンドン御訪問中だったせいか、地下鉄が一部閉鎖されていたりして、結構面倒臭い日だったのです。
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到着して見ると、コスプレらしき人はいないようで安心しました(笑)。客は、日本人とそれ以外が半々という感じでした。まあ良くもイギリスにはこれだけ日本人がいるもんだ、と改めて思います。
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ブースは幾つかの分野に分けられていて、まずは地方の特産品を売るブースが多く集まっている区域に行きました。日本酒好きのP太は、ここで試飲し捲くり(笑)。最後に買うのを決定する頃には、値引きされていたのでラッキーでした。
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こちらは角切りにしたコンニャクに、様々な種類のソースを選べるお店。カレー味の他に、マンゴー味、チョコ味なんてのも! ・・・勿論スタンダードな味噌味と胡麻醤油味にしましたよ。
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北側の屋外には、食べ物屋台がズラリ。結局ドラ焼き、枝豆、アンパン、から揚げ、寿司を買ったかな。念の為、全て4人でシェアしたので、ほんのチョビッとずつです(笑)。私とP太の好物お好み焼き&タコ焼きには、全て無常な程の長蛇の列が出来ており断念。ドラ焼きも、餡入りや抹茶クリーム味など和風は全て売り切れで、カスタードしかなかったし(でもフワフワで美味しかったが)、中途半端に欲望を掻き立てられ(笑)、やはり日本が恋しくなりました~。
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これは、このマーケットの常設のお店で、久保キリコさんの漫画が展示してある、お洒落なお茶屋さん。センスの良い和風雑貨も売られていました。ツネコちゃんがいるよ。
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こちらは、工芸品や雑貨のブースが集まった区域。義母は、フィンランドの従姉へのお土産に、手ぬぐいを買っていました。多分従姉は、タペストリーに使うであろうということです。
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このブースでは、「トム」や「ジェームス」など、イギリス人の名前を漢字で表して書いてくれるらしい。しかしこれを見てP太が、「(映画かもめ食堂の)豚身昼斗念みたいだね!」と言っていました。…うん、まあ、発想は同じだよね…。
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何故か鎧甲冑の展示も。ちと怖い。
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振袖の生地を利用した、お洒落なバッグを売るお店。
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勿論、着物そのものの新旧も販売されていました。その場で着付けのデモしていて、人が集まっていました。外人(P太含む)写真撮り捲くり。
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着物(主に浴衣)を着た人も、若者や子供を中心にいっぱい見掛けました。驚いたのは、西洋人にも結構いたこと。中にはこんなアヴァンギャルドな着付けも…。右の人なんて、何故か縄でグルグル巻き…、パンク着物? 一応日本を好いてくれているんだろうから、まあ良いってことにしておきましょう(笑)。
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出し物としては、剣道の試合が行われていました。最初竹刀かなと思っていましたが(人混みに囲まれて見えなかったので)、覗いて見たら真剣でした。なので「型」を見せるのみです。義母が「あら戦わないのねー」と言っていましたが、そりゃ危ないって。
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この祭で一番見応えがあったのが、大ステージでの沖縄舞踊です。これは本当に格好良かったなあ…。この三線の会には、日本人だけでなく、イギリス人、イタリア人、中国人も参加しているそうです。
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見れば、随分小さな子供も巧みに踊っています。イギリスでキビキビ行動する子供の姿というのを滅多に見ない為、清々しく写りました。ドイツに行く度に、親をお手伝いする子供を久々に見る時と同じように。
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フィナーレは、客席も一緒に踊って盛り上がりました。何人かの子供は、舞台に上げて貰っていました。この後、神輿担ぎなども演じられたようですが、義両親が疲れてしまったので、ここで引き上げました。
この他にも、真面目に日本の観光案内などもされていたし、外国人にとっては日本文化を知る良い機会、在英日本人にとっては日本の懐かしい食べ物やグッズに出会える祭となっていました。
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おまけ。最初はこんな人ばかりの祭だと思っていたのです…。
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by derliebling | 2010-09-21 16:29 | 旅行・お散歩


こんにちは!「ぴよよん」です。当ブログに御訪問頂き有り難うございます♪ 英国に住んでいますが中欧好きです。蚤の市等で出会った、または手作りなどの可愛い雑貨たちを紹介していきたいと思います。


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