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ドイツのイースター・エッグ・チョコ

イギリスは…、イースターのチョコにしても、悲しくなる程可愛くないんだよなあ~、とタメイキの出る私。チョコが卵型という以外、さしてイースターらしくもなく(日本のXmas同様、信仰心は何処へやら?というかんじ)、映画やTV等のキャラクターものが圧倒的に多く、マグカップ付きとか仕様と値段はやたら豪華になって来ているものの、余りにも商業主義塗れで、浅ましい程の安っちい見た目です。そして所詮味はイギリスのチョコレート(笑)。全般的にカカオ分の少ない、日本で言う”準チョコ”レベルの味わいの商品が多いと思います。ちなみに数年前、義妹から”エステのチケット付きイースター・チョコ”なるものを貰ったけど、後からそういうチケットは大抵インチキ(無効)、と報道番組で放送されていた! 結局私のチケットの事実は確かめませんでしたが、ネットで調べたら指定のサロンの数は極端に少なく、交通費のほうが掛かりそうで、エステには行きませんでした。勿論ショコラテリエの凝ったトリュフなんかは別ですが、例えスーパーで普通に安く売ってるチョコレートでも、ドイツでは素朴に可愛い商品が多かったと思います。
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そんな昔ながらの由緒正しい?ドイツのイースター・チョコが、イギリスでもお手軽に買えるのが、ヨーロッパ中何処にでも支店がある、ドイツ系ディスカウント・スーパー「Lidl リドル」です。余りに安くてウサン臭い商品も沢山売られているのですが、近所にあるので毎週覗きます。これはそこのオリジナル商品で、タテ約3cmの小さな卵型チョコが20個位入って、一袋1ポンドちょっと。For Kidsと書いてあるし、どう見ても子供用で、駄菓子の類ですね。このアルミフォイルの包み紙に惹かれました。決して可愛くないウサギが描かれているんですが、こんなレトロな色合い+フォイルの組合せが好きなのです(例えば不二家のペンシル・パラソル・チョコレートの包み紙にも、今だ心が踊る)。
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チョコの中には白いクリームがまったりと入っていまして、小さいのに一個で十分という位の甘さです。でもまあ、コクがあって不味くはありません。中のクリームには、見た目は皆白くて変らないけど、一応ミルク味、オレンジ味、ストロベリー味の三種類あります。ミルク味は、ちょうど不二家(またしても)の「ミルキーチョコ」のようです。
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後ろから見ると、ちょっとマトリョーシカのような包み紙。
ちなみに自分で貰って嬉しいイースターのチョコは、何処でも簡単に買える商品なら、Lindtのリンドールかバニーちゃん希望。やはりイギリスのチョコはお断りです(笑)。
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by derliebling | 2010-03-31 18:48 | 食べ物・飲み物

サラ・コヴェントリーのストロベリー・ブローチ

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今週のフリマの戦利品です。状態も綺麗だし、一瞬今でも売られていそうなデザインですが、れっきとしたビンテージです。何故なら裏に、「SARAHCOV サラ・コヴ」のホルマークがあるから。サラ・コヴ、すなわち「サラ・コヴェントリー」は、1949年から1980年代にアメリカで一世風靡したらしいジュエリー・メーカーです。ホームパーティでのセールで成功したそうで、その販売方法に日本との文化の違いを感じます。今ではビンテージとして、熱心なコレクターが多いようです。ちなみに以前御紹介した、サラ・コヴの青い花のブローチはこちら。イギリスでも、たまにサラ・コヴに出会うことがあります。
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大きさはタテ5cm(ヘタ含む)×ヨコ4cm位と、ほぼ実物大のイチゴ。シルバー一色ですが、ヘタと種のみツヤ有りで、イチゴの実自体はシボ付きにして、質感で変化を付けたのがデザイン的なミソ。これがもしエナメルなどで色付きだったら、ボリュームはあるだけに、かなり子供っぽく、またはキッチュに仕上がっていたでしょう。素材は硬質な金属でも、果物の柔らかさ、水々しさを結構上手く表現していると思います。裏は空洞ですが、重量はズッシリです。コートなどにゴロンと付けると、かなりインパクトあります。実は揃いのイヤリングも一緒に売られていて、セットで持っていたほうが価値は上がるんでしょうけど、バチンと耳たぶを挟むクリップ式で、こんないかにも耳が痛くなりそうな重いイヤリングは絶対着けないと思い、無理矢理ブローチだけ売ってもらいました。
本当は、同じサラ・コヴのイチゴのブローチで、赤いフロストガラスがジェリーのように美味しそうな(笑)可愛いブローチが大好きなのですが、例え手に入れられなくとも、せめていつか本物を目にする機会があると良いなーと思っています。
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by derliebling | 2010-03-30 18:39 | アクセサリー

活版印刷が魅力の昔絵本

うちから歩いて2、3分の集会所の建物で、教会主宰らしい屋内フリーマーケットが行われました。ヴィクトリア時代に、地元の貴族によって寄贈されたらしい建物で、美しいタイル張りの暖炉が残っています。選挙の際には、投票所に使用されます。
イギリスの屋外のフリマは、売り手が車ごと参加し、本来カーブーツ(トランク)にそのまま商品を並べていた為(今は大抵折り畳みテーブルも使いますが)「カーブーツ・セール」と呼ばれます。これに対し屋内のフリマは、テーブルトップ・セールとかジャンブル・セールと呼ばれます。更にフリマの大きさを強調するため、その頭に「ジャイアント」や「メガ」「マンモス」などの形容詞?を付けて宣伝します。今回の屋内フリマは、「モンスター・ジャンブル・セール」と銘打っていました。しかし集会所は、どう見たって小さな建物です。幾ら頑張ったって「モンスター」になるわけないと思いつつも、地元のフリマには大いに興味があったので、入場料30ペンス払っても行きました。
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しかし中に入り、すぐにギョッとしました。確かに建物は、町の普通の教会より遥かに小さい程なのです。しかし開場直後に行ったのに、すでに中はお客で恐ろしい程ギュウギュウ。まるでバーゲン会場のようで、こんなに混んで熱気(または殺気)のあるフリマは、今まで見たことがありません。これは確かに、ある意味モンスターかも…と思いました。衣類、古本、レコード&ビデオ、おもちゃ、食器類など、中古品は一通り売ってはいたけれど、何せ凄い人混みで、まずは売り場まで中々到達出来ません。やっとこさ全部見渡しましたが、目ぼしいものはあっという間に売れたのか、結局コレと言って欲しいものは見付からず、それでも入場料も払ったこともあり、手作りのケーキ(結構美味しかった)と古いボロボロの絵本を買うことにしました。
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一冊20ペンス。いかにも昔っぽくて、中々可愛い表紙のイラストでしょう? でも見事に表紙だけで、中身は全く別のイラストなんですよ~(笑)。
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中面の挿絵は、いわゆるイギリスらしい写実的でクソ真面目なタッチなんですが、少なくとも気持ち悪くはない、古風な魅力の結構品の良い絵だと思いました。
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動物を描く際には、ちょっと単純化したりデザイン処理があり、凄く好みと言う訳ではないけれど、これはこれで中々愛嬌のあるイラストだと思います。
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そしてこれ、どう見ても活版印刷なんですね。ちょっとザラ付いた繊維質たっぷりそうな用紙に、イラストや文字が木版画のように少し凹んで印刷されています。今や絶滅寸前の活版印刷ですが、その味のある風合いに、根強いファンがいるとも聞きます。書体の選択や、二色使いを見ても、昔の印刷物らしい味わい深いものがあります。
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内容は、物語から漫画の原型のようなものまで、バラエティ豊かに掲載されています。小さな子供用のお話は、文字も大きくイラストもややシンプル。年長の子供用の物語は、文字もイラストも緻密と、対象を分けているようです。
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この話はケッサク。くしゃみが大き過ぎて、皆に迷惑を掛け捲って疎んじられていた「サミー」いうウサギが、くしゃみで町長の家の火事を吹き消した為、皆に感謝されて目出度し、メデタシというお話。ちょっと日本の「屁こき嫁」に似ています(笑)。
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こちらは、二匹?の仲の良いテディベアが仲違いをする話。ケンカをすると、かなり暴力的なクマ達です(笑)。結構独創的な話が多いようです。
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ウサギが人形の服を借りて人形になりすます、文字のない漫画。人形の持ち主の女の子、気付けよ(笑)。この人形にも、チャッキーのような邪悪なものを感じる…。
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発行年の記載はないのですが、女性の服装からして、1940~50年代のイラストだと思います。表紙のイラストのタッチや印刷だけは、もう少し新しそうなので、中面はそのままに、もしかしたら60年代以降に増刷されたか、再発行された本なのかも知れません。
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by derliebling | 2010-03-29 17:02 | 本・メディア

イギリスのビンテージ・トレイクロス 4

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こちらはビンテージ・トレイクロスの中でも、自分的には特に気に入っているものです。多分「イギリスの刺繍」と聞いて、こんなイメージを持っていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。ちょっとくすんで程良く柔らかな感触になったリネン地に映える、いかにも繊細で優しい図案の、少しパール掛かったツヤのある、儚い色合いの刺繍。でも本当は、イギリスでも滅多に出会えない少数派です(笑)。
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しかし広げて見ると、こちらのクロスの全体の構図は、極あっさりしていて意外な可愛さはありません。
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トレイクロスと言うからには、試しに実際トレイに敷いて見ました。が、もう少しビビッドな色合い&華やかな構成のほうが、確かに映えるかも知れませんね(苦笑)。特にイギリスのド派手なアイシングケーキのことを考えると、トレイクロスの刺繍に、原色に近いカラフルな色が多いのも道理かなと思いました~。
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by derliebling | 2010-03-28 18:03 | ファブリック

岩山こけし

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これは、珍しく”買った”古いお土産こけしです。買った場所は、東京の門前仲町の富岡八幡宮の骨董市。こういうジオラマものって、無性に好きなんです。これは観光地は不明ですが、何処かの渓谷のお土産で、白い筋は岩壁から流れ落ちる滝を表しているのだと思います。岩壁と土台は天然石製。土台の幅は約3cm、こけしの身長は1cm弱です。左の木らしきものは、日本の岩山には付き物の松を表しているのだと思いますが、直立でヤシの木みたい…。となると、これは「ハワイアンこけし」にも見えます。
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またしても100円玉と比較してみました。こんなに小さくとも、こけしはろくろで形成されて手彩色、ちゃんと一つの風景を作っていて、結構贅沢なお土産ですよね。
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by derliebling | 2010-03-27 19:15 | おもちゃ・人形

ミッドセンチュリーの手芸雑誌

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隣町の、ごちゃごちゃしたチャリティショップで買ったものです。10P(ペンス)と鉛筆で書き込まれていますが、実際の売値はそれよりちょっと高め、…でもまあ似たような値段です。右はB5弱、左は更に一回り小さめの小冊子と言ったサイズです。どちらもソーイング、編み物、刺繍、ファニッシング(家具の布張り)と、手芸全般を紹介している雑誌です。プラスティックの衣装ケースに、古い洋服の型紙などと共に無造作に突っ込まれているのを発掘しました。うわ~古そう、と思ったら、左の奥付には、発行年1946年とあります。戦争直後でも、こんな本を出す余裕があったんですね。右には発行年の記載がないのですが、それよりは少し新しく、50年代のものだと思います。大切に保管されていたからか、元々紙質が良いせいか、そんな古い物にしては驚く程良い状態です。カラーページは少ないのですが、今でも使えるアイディアはいっぱい。イラストやロゴ、単なる広告でも、この時代のものは興味深く、見ていて楽しいのです。
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やはり昔の刺繍の図案は、今のものよりずっと素敵だと実感しました。70年代以降の図案集と比べると、素直に心地よい美しさのデザインが多いのです。
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この柄には、薄紙にプリントされた実物大の図案も付録として付いています。左右反転になっているのは、特殊インクで印刷され、アイロンで布地に熱転写出来るからです。
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この刺繍を、衝立てやフットストゥール、クッションなどに生かせると紹介しています。こういう刺繍がはめ込まれた古いガラス製の衝立ては、結構フリマ等で見掛けます。
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こちらも、このコテージ・ガーデンの柄の刺繍を、レイアウト次第で色んなアイテムに生かしましょう、と紹介しています。ぐるりと円形に囲むように配したら、中々可愛よさそう。

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ちょっと東欧風のパターン。色が変ると、刺繍の雰囲気も随分変わります。
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ジャコビアン様式(17世紀、ジェームス一世~チャールズ一世時代)の柄の刺繍。
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可愛いケープ! 色はキャンディピンクと白と指定してあり、表紙(一番上の写真)にカラー写真があります。P太がこのモデルを見て、「これはアメリカの影響だね。イギリス人は(特にこの時代は)、普通こんな歯をニカッと見せてポージングしないよ」と言いました。イギリスって歯医者の質が最悪で、俳優とかでも歯並び悪い人多いもんね…。
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フィレレースの手作りカーテンなんてウットリ。図案も載っています。
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星のようなクロシェのコサージュ。最初に花びらを6枚編み、ボタン状のクロシェで留めているようです。編める方は是非挑戦してみて下さい。
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ランプシェードのアイディアを紹介したページ。紙や紐など、様々な素材を使っています。クロシェのシェードなんて素敵です。
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そしてこの時代のスタイル画が、とにかく魅力的。今見ても、こういうポーズが、ファッションを一番美しく見せると思います。
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子供のおもちゃの紹介。可愛いかどうか、結構微妙なデザインですが…(笑)。
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シャーリー・テンプルのような少女がモデルになった、子供用エプロン。刺繍の柄は「ノアの箱舟」で、やはり転写シートが付録として付いています。
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可愛いロゴやイラストもいっぱい。広告も、イラストが断然多いので楽しめます。ところでこの時代、やたら「GAY」という言葉が好まれて使われていて(勿論本来の意味で)、これらの雑誌のあちこちにも登場します。今となっては笑えます。
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by derliebling | 2010-03-26 18:22 | 本・メディア

古いロシアの民族衣装人形

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今週の隣町のフリーマーケットの戦利品です。身長30cm位の、リカちゃんみたいなソフトビニール製のお人形。一目でロシアの民族衣装と分かりました。2体で2ポンドと言われたのを、1.5ポンド(現在約230円)に値切りました。例の如く、全く可愛くない、中途半端にリアルで怖い、古い沢山の民族衣装の人形と共に、ダンボール箱に突っ込まれていました。そういうお土産人形が詰まったダンボール箱は、本当にしょっちゅうフリマで見掛けます。昔日本人が、お土産と言えばこけしを買う位しか考えも選択も無かったように、昔のイギリス人も、旅行に出るとなれば義務のように、せっせと現地で民族衣装人形を買い集める人が多かったのに違いありません。
この女の子の人形のほうは、以前別なフリマで、もっと状態の悪いもの(なので見送った)を見掛けたことがあるのですが、男女ペアが一緒に売られているのを見たのは初めてでした。未使用で、長い間飾られもせず仕舞われたままだったようです。元々二体一組の販売で、パッケージの箱も残っていて、女の子のほうは箱に括り付けられたままでした。塗料が少し剥げ落ち、経年に寄る衣服のシミは多少あるものの、古いソフビ人形に付き物の、日焼けによる肌の退色は全くありません。
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そして明らかに、随分前に御紹介した東欧のお人形と同じ仕様で、同じ工場の製品だと分かりました。顔の造形、ソフビの体、棘のようなソフビの睫など共通しています。箱はボロボロで、しかもカメムシのミイラが付いていて(涙)捨てましたが、底に貼ってあったラベルには、確かに「ソ連、モスクワ」と書いてありました。これで、東欧人形の出身国もはっきりしました。しかし、あの東欧人形が、服の色合いも良い感じに色褪せ、森ガールがお手本にしたいような可愛い服装をしているのに対し、こちらの民族衣装は、状態が良い分色褪せもせず、ほとんど目に眩しい蛍光色です(笑)。でも人形自体は、東欧の人形劇か童話の挿絵に登場しそうな、全くスレていない可愛い顔で、このキッチュな衣装との組合せが、返ってレトロな魅力だと思います。
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二体とも、眼には透明な樹脂が流し込まれていて、白目部分や眉毛など他の顔のパーツは手描き。女の子は青い目をしています。長い三つ編み、Aラインのスカート、大きな三角形のヘッドドレスが印象的です。後ろには、髪からの長いリボンが垂れています。確か「ロシアン・バービー」も、こんな格好をしていました。スカートとヘッドドレスは綿ブロード、ブラウスはポリエステル製のようです。ブラウスの白いレース、スカートとヘッドドレスの金のレースも中々しっかりした品です。着せ替えは出来ませんが、スカートの中はチュールの裏地付きで、赤いブーツの下には白い靴下を履き、ちゃんとレースのぱんつも履いていました(笑)。関節は当時のファッション・ドール程度には曲がり、装飾用と言うよりは、元々子供の為の抱き人形だったようです。
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男の子は茶色の瞳。今にもコサック・ダンスを踊りだしそうな衣装です。ジャケットと帽子が麻、または麻化繊混、、ズボンが綿、帯がレーヨンのような生地です。女の子のほうがしっかり者に見え、男の子のほうは、ちょっとうつむき加減の頼りない優しい顔をしています。世話焼きのお姉さんと、甘ったれの弟みたいに見えるペアです。
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by derliebling | 2010-03-25 07:43 | おもちゃ・人形

チロリアンなスーベニール・エプロン

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パッチワークを購入した隣町の、別のチャリティショップで購入しました。スカーフや刺繍のティートレイなど中古ファブリック類がゴッチャリ入った、1ポンド均一のワゴンの奥底に突っ込まれていたのを発見し、ぎゅうぎゅう引っ張り出しました。そこはかなり混沌とした、正直言って薄汚い店です。汚いからと言って決して安いわけではない昨今ですが、衣料や新品の自社オリジナル製品、工場からのアウトレット流れ品が目立つ、売れるものしか置かない、小奇麗過ぎるチャリティショップが増えている中、ここは寄付品は何でも売りまっせというかんじで(笑)、面白い商品に出会えます。しかし、古い生理用ナプキン(念の為未使用)を売るほうも売るほうだけど、寄付するほうもするほうですね。
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これは、オーストリア、またはドイツのバイエルン地方などのお土産エプロンだと思います。ただしチロリアンにしては、色が相当変っています。普通赤×フォレストグリーンが基本なのに、これはセルリアンブルーがベース。この個性的なレトロな色合いじゃなかったら、買わなかったかも知れません。エプロンに付き物のシミもほとんどなく、未使用に近い状態ですが、色味は全体的に程良く褪せて、結構古いのではと思います。普通のサロン・タイプのエプロンより小さくて、子供用かなと思いますが、ギリギリ私の胴回りでも結ぶことが出来ました(笑)。素材は厚手のコットン。造りは、全体的に大らかと言うか大雑把です。縫い損なわれていた端を直しました。ポケットは三つに仕切られていて、左端のポケットの中なんていう意外な場所に、洗濯表示がプリントされています。

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ポケット上の左右のカップルの衣装は、微妙に異なります。このイラストの場合、足がやたらブッ太いのが特徴的。しかし人物の中央に赤でステッチを堂々と入れるなんて…、どういうつもりだ(笑)。このような民族衣装を着た男女をファンシーっぽく単純化した柄は、オーストリア土産の典型で、結構可愛いものがあります。こういうチロリアン柄の布を、リサイクルしてバッグなどを製作している日本の作家さんもいるようです。
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by derliebling | 2010-03-24 17:01 | ファッション・コスメ

オーロラ・ラインストーンのビンテージ・ネックレス

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「ビンテージ・ジュエリーは、幾つ持っていても良い」と言う姉に、せっせとイギリスで姉好みのデザインを見付けては贈っています。そんな私に、姉から「いつも贈ってくれるのはブローチだけど、ビンテージ・ジュエリーの他のアイテムってないわけ? 特にネックレス系とかあ」と、相変わらず強欲な発言が。…そうなんです、他のアイテムは、これと言うのを滅多に見掛けないのですよ。イヤリングは、この時代クリップ・タイプ(つまりピアスじゃない)が圧倒的に多いし、リングはサイズの合ったものを見付けるのが難しい(姉は指がかなり細い)。ネックレスは、プラスティック・ビーズを繋げただけの、現代でも売られていそうなものならしょっちゅう見掛けますが、糸が緩んでいたり、ビーズの塗装が剥げていたり、中々デザインとコンディションの魅力的なものがありません。結局ブローチが、一番この時代らしい凝った面白いデザインが多く、またバリエーションも豊富なのです。しかし、今まで幾つか買い溜めたビンテージ・ネックレスの中から、姉の好きそうなものをビデオ・チャットで見せて、欲しいと言ったら上げることにしました。
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その中の一つが、このラインストーンきらきらのネックレス。ラインストーンは前部分のみで、一粒最大でも直径5mm位と、そんなに大きな石ではありませんが、全てオーロラ加工で良く輝き、台座もこの時代らしい装飾的なデザインなので、結構目立つネックレスです。留め具の部分まで、リボン・モチーフが付いてラブリー。このただ引っ掛けるだけの留め具が、また時代を感じさせます。多分1950~60年代前半のもの。
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金具の色がゴールドなのと、一つ石が欠けているので、今まで自分で使わずにいました。しかしこちらでは、補充用の石も中々手に入らないので、日本に持って帰って、補充して姉に上げようと思います。色味自体はシックなので、結構どんな色の服にも合わせ易いんじゃないかな。気分としては、やはりオードリー・ヘッブバーンやグレース・ケリーみたいな、クラシックなスタイルに着けて欲しいと思います。
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by derliebling | 2010-03-23 17:34 | アクセサリー

ヘキサゴン・パッチワークのクッション・カバー

冬の間、パイレックスの「グースベリー」を買った町ではない、別の隣町へ、チャリティショップ巡りに行って来ました。この町は、どう見ても”市”ではなく”町”の規模なのに、チャリティショップが6軒もあります。今回久しぶりに行ったら、もう一軒増えていました(P太に言わせると、そういう町は経済的に死んでいるそうなのですが)。そして行くと必ず収穫があります。自分の町のチャリティ屋に比べたら、かなりの高確率です。しかも、例えバスを使ってお金を掛けて行っても、甲斐があると思える戦利品です。
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今回そこで出会ったものの一つが、このパッチワークのクッションカバーです。本当は横長なので(今は余った端を折っているだけ)、最初枕カバーかなと思いましたが、普段人に見せない、しかも洗濯頻度の高いアイテムに、そんなに手間暇掛けるとは思えないので、元々横長のクッション用なのかも知れません。どちらにせよ、私はクッションカバーとして使おうと思って購入しました。そんなに古いものではなく、渋い色見も柄も凄く好みという訳ではないのですが、品良くまとまっていて、我が家のリヴィングルームには返って違和感なく馴染むと思いました。夫婦共有のスペースは、余り甘ったるくフェミニンにはしたくはないものですから…。それに、イギリスではパッチワーク自体結構珍しく、こんな丁寧な手仕事のものを格安(99ペンス)で手に入れられるのは、今やチャリティショップでも稀です。そして私は、この「ヘキサゴン(またはヘキサゴナル)」と呼ばれるパッチワークが大好きなのです。ヘキサゴン・パッチワークは、最もイギリスらしいパッチワークのようで、まず何枚も六角形の厚手の型紙を用意し、布地を型紙に括りつけ、縫い繋ぎ合わせてから型紙を外すという、独特の方法で作られます。柄の調和を考え、全体的なパターンの配置を考慮して計画的に繋ぎ合わせるのではなく、どんな柄でも無造作・無計画に組み合わせるのに、最も効果的な手法なのだそうです。確かに、この方法だと、どんな布地でも可愛く見えます。合間合間に無地の生地を入れるのが、ポイントかも知れません。ヘミングフォード・グレイのルーシー・ボストンのマナーハウスにも、見事なビンテージのヘキサゴン・パッチークのカーテンがありました。
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買った後で気付いたのですが、あれ、この孔雀の羽柄の生地、リバティみたいと思ったら、…やっぱりリバティでした!(マヌケ) リバティのアールヌーヴォーの代表的な柄、「ヘラ(通称ピーコック・フェザー)」だそうです。私はリバティのファンと言う訳ではないので、全く詳しくないのですが、持っているリバティ・プリントの服2着は、柄が美しくて、滑らかな肌触りが好きで愛用しています。パッチワーク中もう一つの、緑に白抜き花柄のプリント生地は、ローラ・アシュレイの「ワイルド・クレマチス」という柄のようです。パッチワーク用の、柄が細かい素敵なプリント生地も、バリエーションの極端に乏しいイギリスですから、リバティやローラ・アシュレイ、キャス・キッドソンなどのパッチワーク用布地には人気が集中しています。ちなみに、以前フリマで購入したローラ・アシュレイのパッチワーク・キルトはこちら。今ではすっかりポコ毛&ポコよだれ塗れですが…。
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裏は一面こんな生地。この柄もウィリアム・モリス、またはアーツ&クラフツっぽいですね。これも、もしかしたらローラ・アシュレイかな?
総手縫いです。入れ口には、一周ぐるりと強力ベロクロテープが力技で縫い付けられ、剥がす時かなり力が要ります(笑)。パッチワークの裏面(つまり中面)は、ちゃんと裏打ちされています。二箇所パッチが解れているのですが、私でも修復できそうです。
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ヘキサゴン・パッチの作り方を説明した、ビンテージ・ファブリックの本です↑。型紙には、葉書き位の厚さのものが適切なようで、DMなどがリサイクルされます。
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by derliebling | 2010-03-22 19:00 | ファブリック


こんにちは!「ぴよよん」です。当ブログに御訪問頂き有り難うございます♪ 英国に住んでいますが中欧好きです。蚤の市等で出会った、または手作りなどの可愛い雑貨たちを紹介していきたいと思います。


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