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ポーランドの木製人形

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これも今年初のフリーマーケットでゲットしました。「マーケットで見つけたかわいい東欧のレトロ雑貨」という本のP110~111ページに登場する、ポーランド製の木のお人形です。顔は手描きで一点一点違うし、様々な服装・髪型のバリエーションがあるようです。著者のたけわきさんも見付けたのはイギリスのマーケットだそうで(ブライトン大学に通っていらしたらしい)、本場に行けばさぞかし沢山出会えるだろうと思いきや、ポーランドでは全く見掛けなかったと書かれています。確かに輸出専門だったのかも知れませんね。ちなみに私は、ワルシャワとベルリンの蚤の市でも見掛ける機会がありました。
体は木製、服は布地、髪は細い化繊糸、赤い靴は塗装です。手と足がテディ・ベアのように動きます。服はボンドで貼り付けてあり、着脱はできません。この服が御覧の通りシミだらけなのだけど、いかにもレトロな柄の東欧らしい可愛いデザインなので、このままにしておこうと思います。ちなみにワンピの下にはちゃんと、同柄のながーい水着のようなパンツを履いています(笑)。顔は、青い目なのに何だかこけしっぽい(このコは特に)ですね。大きさ、縮尺はちょうどリカちゃん人形位なのですが、なんと言っても自力で直立できるところがスゴイ!これもそれも足を全体のバランスに比べかなり大きくデフォルメしているからです。…ミケランジェロのダヴィデ像みたい?(笑)。
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         こちらはブライトンのアンティーク・モールで見掛けたもの。

実は数年前、南ロンドンのフリマで、同じタイプの人形の服ナシ髪ナシのものを二体購入していたのです。やはり靴は全て赤く塗装されています(さらに白いハイソックス履き塗装もいますが)。その時はポーランド製とは全く知らなくて、ただ昔っぽくて可愛いから(ハゲ頭でも)買ったのでした。リカちゃんの服の型紙をアレンジして服を作ったり、髪を植毛したり、女の子として可哀想じゃない程度になったら御紹介したいと思います。
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これはコッツウォルズのWinchcombという町のアンティーク屋さんのディスプレイに飾ってあったもの。何故かチロリアン。・・・私が買った100倍の値段だ。
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by derliebling | 2009-02-28 18:44 | おもちゃ・人形

西山晶さんの「こんなのいいね!」

f0141785_21323637.jpgハードカバーでサイズはA4、全ページ・フルカラー。サブタイトルに「コーディネイトブック」とあるように、この本はイラストと手書き文字で、まるでコラージュのように綴られた、大人のためのファッション絵本です。日本ヴォーグ社の手芸雑誌「毛糸だま」に1990年から94年に連載されていたものを、一冊にまとめたものです。著者の西山晶さんは、大橋歩さんや西村玲子さんのように、生活全般を豊かにするアイディアを提案する、イラスト&エッセイの先駆けのような人。子供の頃から大好きでした。洗練された西洋的な画力とセンスの持ち主で、サラリと描かれた巧みな人物画は、どれも惚れ惚れするほど美しいポーズです。でも文章には全く気取りや近寄り難さがなく、いつもテンション高めというか(笑)元気いっぱいです。とても映画通な方のようで、主に映画からインスピレーションを得たファッション・センスは、20年近く経った今でも通用する、真似したいお洒落なアイディアが盛り沢山。一つ一つはシンプルでスタンダードな服でも、組み合わせ方やアクセサリー次第で、全く地味にならずキラリと個性が光る素敵なスタイルになることを教えてくれます。ちょこっとハンドメイドのアイディアも所々盛り込まれている、服道楽者には見逃せない一冊です。
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そしてこの本は、手書き文字の魅力を改めて認識させてくれます。背表紙から奥付の文字まで、全て御本人の手書きなのがスゴイ。イラストとの組み合わせ方も中々ユニーク。私自身、すっかり手書きで文章を書く機会もなく、荷物等に付けるメッセージも、少しでも長くなるとパソコンで打ってプリントアウトする根性無しですが、手書き文字には実は、まるで肉声を聞いているような、驚くべき程の表現力と情報量があるんですよね。もしこれがフォントだったら、全く別な印象の本になっていたと思います。
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何を隠そう、私が一時「青」の魅力に取り付かれたのは、この本の「Blue, Bluer, Bluest」の回の影響だと思います。このページに「陶器のブルーウィロウのような柄のシャツがあればいいのに…」的なことが書かれていて、自分でも(もしあったら)ずっと欲しいと思っていました。それが20年経って去年ついに!イギリスで見つけましたよ。サイズが大きかったので、母のプレゼントにしましたが。
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by derliebling | 2009-02-27 18:06 | 本・メディア

流星型お花のビンテージ・ブローチ

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今年初のフリーマーケットの戦利品です! いよいよ今年も始まりましたよ、フリマのシーズンが(本格的になるのは復活祭以降だと思いますが…) まだまだ厚手のコートが必要なイギリス南東部ですけど、やはり私同様待ちかねていた人達は多いらしく、天気もまあまあ良好だったこともあり、かなり大賑わいでした。
これは、ゲームのソフトだけを地べたに並べて売っていた、20歳台前半位のにーちゃんから買った古ブローチです。何故かゲームの他に、古いアクセサリーが、きちんと個別にポリ袋に入れられて、缶にギッシリ詰め込まれて売られていました。亡くなったお祖母ちゃんの遺品でも、ついでに売っているような様子でした。
全体のフォルムはまるで流れ星、または花火のように見えますが、オーロラ加工のラインストーンの台座は、それぞれ白く塗装された小さな花型になっています。中々繊細な上、水色とピンクが地色のラインストーンと白い台座が相まって、砂糖菓子のように甘くレトロ感たっぷりのブローチです。一個20ペンスなりよ~(コロ助)。二つラインストーンが取れていたので、白(無色透明)しか手持ちがなかったけど付け足しました。
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一緒にこのネックレスも買いました。MOP(マザーオブパール)と濃&薄緑のラインストーンの、1960年代前半らしく品の良い、控えめな装飾のネックレスです。状態も良いのだけど、今一私の格好のテイストではないので、姉が気に入ったら上げようかな?
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by derliebling | 2009-02-26 18:02 | アクセサリー

中世の香り高い城下町ルイス sanpo

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またしてもイギリス南部のLewes ルイスにやって来ました。もし経済的に許せるならば(場所にも寄りますが、不動産がロンドンより高い程なので)、私がこの国で一番住んでみたい位好きな町です。何故なら、私が知る限りイギリスで最もヨーロッパと実感できる町だからです。「イギリスもヨーロッパに違いないだろう」と言われそうですが、歴史の古い雰囲気の良い町や村でも、大抵「ヨーロッパ的」と言うよりは「イギリス的」だと感じます。ルイスは長~いハイストリート(目抜き通り)を持つ城下町で、そのハイストリートには今だ中世の香り高い古い建物が沢山残っています。また、日本の小さな市か大き目の町位の大きさなのに、アンティーク・モールや個性的な店舗がやたら多く、勿論日常生活に不可欠な店も完備しており、町の規模を考えるとショッピングが凄く充実していて、活気があるのも大きな魅力の一つです。
---今日はハイストリートの西側から東へ歩いてみましょう。
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お昼過ぎに到着したので、まずは腹ごしらえです。残念ながらいつも行く多国籍料理屋が潰れてしまい(イギリスでは珍しく個性的なメニューがあったのに…)、やむを得ず、見掛ける度に地元民で賑わっているCAFEで、初めてランチを取ることにしました。
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P太の話だと、イギリスにはCAFEが大きく分けて二種類あるそうです。一つは、どの料理の付け合せにも必ずチップス(揚げイモ)が付くような、イギリスの昔ながら定食屋と言った「カフ」。もう一つはフランス風のオシャレな「カフェ」です。前者は大抵店中モノ凄く油っこいのですが(笑)、このCAS BAHは「カフ」の中でも破格に清潔で、イギリスらしいサックスブルーがアクセント・カラーの居心地の良い店内でした。
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私はイギリス料理の中で一番好きな「チキン&マッシュルーム・パイ」を注文。表面が焦げ気味ですが、フタのみパフ(層になったパイ皮)、底や側面はショートクラスト(甘くないクッキー生地)なのが面白く、美味しかったです。手前左のベイクドビーンズも割と好きだけど、P太がマメ嫌いなため、うちではめったに食べる機会がありません。
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P太はチーズとマッシュルームのオムレツを注文しました。イギリスのオムレツは、日本人が一般的に思い浮かべるフランス風とは異なり、オープン・オムレツに近いものです。やはりどの料理もチップスがてんこ盛りです。日本人にとっては、特に美味しそうでも凝った食べ物でもないでしょうけど、典型的なカフ・メニューとしてご参考までに。
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このいかにも古めかしい建物は、「15世紀の本屋」と呼ばれてルイスの観光名所の一つになっています。15世紀から本屋だったわけではないと思いますが、建物は明らかに15世紀に建てられたようです。子供の本中心の充実した古本屋になっています。
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これがルイス城の城門。この周辺の風景は、素敵な外観のアンティーク屋、ブラックアイアンの柵や街灯と相まって、特にヨーロッパの雰囲気満点です。
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お城自体は廃墟で、城門側から見ると少ししか残っていません。
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お城の横にある、いつもドアの装飾が美し~と思ってしまう家。
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続いてハイストリートの左手に見えますのは「セント・マイケル(聖ミカエル)教会」。塔の板葺き屋根が目を引きます。塔の下部には、大天使様の像が掲げてあります。
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この家もチューダー時代のもので古そうです。かなり傾いているの、分かりますか? 角(張り出した二階の下)にはプリミティブな木の彫刻が施されています。
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この家なんか14世紀前半の建造です。綺麗に塗りなおされた壁に、キリリとしたカリグラフィー書体が粋なアクセントとなっています。
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ルイスの町の構造はけして複雑ではありませんが、丘の高い部分にあるハイストリートから、谷に向かって幾つもの魅力的なLane(小路)が伸びており、思わず全て迷い込んでみたくなります。そこから遠くに望める反対側の丘は、イギリス南部の海岸線に沿って延々と100km連なるSouth Downs サウス・ダウンズ。その向こうが海です。
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そんな小路の一つにある、小さな小さなチョコレート屋さん。イギリスとベルギーのトリュフを扱っており(勿論買うのはいつもベルギー・チョコ)、一つからでも売ってくれます。
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キャス・キッドソンやオーラ・カイリーなどが揃うお洒落な雑貨屋さんで買ったカード(義妹用)。イギリスのメーカー製ですが、日本人のイラストレーターの作品です。
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カラフルポップな額装屋兼ギャラリーです。ステーショナリーや美術書も扱っています。
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ここでちょっとハイストリートから外れまして、「The Needlemakers ニードルメーカーズ」という、昔のキャンドル工場を改装したオシャレなショッピング・スポットに行きます。実は今回ルイスを訪れた一番の目的は、義妹(P太の妹)の誕生日プレゼントを、ここに入っているポーランド陶器屋さんに買いに来たからなのです。
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この中には素敵なキルト専門店も入っています。店内ではちょうど可愛いビンテージ・エプロンの展示をしており、じっくり見たかったたけど早足で去ってしまいました。
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木のおもちゃやハーブなどを扱うナチュラル系の雑貨屋さん。
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これがポーランド陶器屋「Boleslawiec Polish Pottery」です。ポーランド南西部のBoleslawiecという町で生産しており、イギリスではこことチチェスターのみに店舗があります。ぽってりした素朴なフォルムと、スタンプしたような主にインディゴの連続模様が特徴ですが、たまにカラフルなものもあって非常にキュートです。
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この建物にはオーガニック系カフェやアーティスト系雑貨屋、チーズ専門店も入っており、地階は全て例の女性的な品揃えのアンティーク屋になっています。
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そしてこちらは、近くのアンティーク・モール「Flea Market」。ボロボロの壁なのに、アンティークのナイティが何故か絵になっていました。
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再びハイストリートに戻りましょう。ここから東は結構急な下り坂になっています。そして本当はこのハイストリート、かなり交通量が多いので、横切る際は注意しましょう。
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この立派な建物は、フィッツロイ記念図書館と呼ばれるもの。ここからハイストリートは「クリフ・ハイストリート」と名前をちょっと変え、歩行者天国となります。この先にも「リバーサイド・ショッッピング・ホール」と呼ばれる屋内マーケットのような建物の他、幾つかのアンティーク・モール、フランスパン屋、紅茶道具専門店、何処だろうとチェックの外せないチャリティショップ(笑)など覗きたくなる店舗が沢山あります。
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川辺のビール工場です。直営店も隣接していて、ビールだけじゃなく地ワイン(イングリッシュ・ワインはイギリスでも中々貴重です)も買えるようです。
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ハイストリートの東の突き当たりの子供の本専門店。この建物自体もチューダー・スタイルで古そうですね。自転車のお客さんと、横ちょに駐車してあるフォルクスヴァーゲンのバスも何気にマッチしています。この横の坂道は、絶壁の上のゴルフ場に続くのですが、途中可愛い小さな古い家が立ち並んでいます。

---お疲れ様でした! ハイストリートだけでも1km以上あるし、横道にも魅力的な誘惑が数知れず待っている町です。早めに到着することと、結構健脚が必要ですね。
ルイスは、イギリス最大の秋祭り「ガイ・フォークス・ナイト(ボンファイヤ・ナイト)」の大規模なパレードが行われることでも全国的に有名です。また花火の町でも知られています。ロンドンから鉄道でも日帰りで簡単に行けますし、ブライトンに宿泊せずルイスに滞在して、ブライトン、ルイス、セブンシスターズ、イーストボーンなどの観光の拠点にするのも良いかも知れません。車で来る場合、駐車場が少なく制限時間が短く、おまけに係員が町中を頻繁に駐車チケットをチェックして回って非常に厳しいので注意が必要です。
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by derliebling | 2009-02-25 18:02 | 旅行・お散歩

手作りのビーズのランプシェード

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昔作って実際日本で使っていたものを、この度イギリスに持って来ました。現在二階の廊下に設置しています。ワイヤー製の電球の傘に、細いワイヤーで白または無色透明だけのビーズやボタンを絡ませたものです。実はこの傘、御覧になったことのある方もいらっしゃるかと思いますが、工事現場などで(笑)ハダカ電球を保護するための最低限のものです。東急ハンズで買えますが、当然値段は大したことありません。しかし元々お花型で、工事現場用だけにしておくのは勿体ない、見逃せない可愛さだと思いました。本当は玄関の内側に付けるつもりだったのですが、P太に(工事現場用だとは知らないはずなのに)「何だか貧乏臭い」と言われ、やむを得ず二階の廊下に変更しました。自分では結構可愛いと思うんだけど…。
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夜、明かりを着けるとこんな感じです。
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by derliebling | 2009-02-24 18:21 | インテリア・デコレーション

にゃんこ箸置き

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随分昔、東京人形町のせともの市で買ったものです。その市では、歩道にズラリと瀬戸物屋の出店が並び、沢山の人でごった返していましたが、市価に比べて特別安いわけでもなかったように記憶しています。おまけにこの商品は頼んでも値引いてくれませんでした。…でもまあ、今でもこうして愛用しているし、可愛いんだから良いか(笑)。
清水焼で5個セット1000円でした。幅3cmぐらい。箸置きとしても小ぶりですが、ずっしりと重めで安定感は十分です。何よりコロンと丸いフォルムが造形的に良く出来ていて、単純ながら猫の可愛さを上手く伝えていると思います。
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どの角度から見ても可愛い形です。平和で幸せそうな表情も上出来です。
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普通寝ている猫は邪魔なだけですが(猫好きにはそれがたまらんのだけど)、このにゃんこ達は眠りながらも、箸置きとして良く働きます。夫の家族も友達も猫好きが多いので、和食ディナーに招待した時これで配すると、思わず顔がほころび場が和みます。

居酒屋等で箸置きが出ない場合、箸袋でせっせと折ったりして、やはりないと不便なものです。しかし実用的なだけでなく、箸置きは膳のアクセントとしても重要です。実際沢山の種類が発売されています。コレクションとまでは行かなくとも、何種類か用意しておいて、季節や料理の内容や目的に合わせて選べたら、それこそガイジンに見せ付けたい「和の心意気」だと思います。何より食卓が一層楽しくオシャレになりますよね。
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by derliebling | 2009-02-23 18:55 | テーブル&キッチンウェア

たまちゃん一周忌

f0141785_1233446.jpg愛猫たまちゃんがガンで亡くなって、今日でちょうど一年になります。その後とびきり元気なポコちゃんが我が家に来てくれたおかげで随分慰められましたが、たまちゃんが亡くなったあの朝のことを思い出すと、今でも胸が締め付けられます。いつものように「おはよう、たまちゃん♪」の歌を歌って体を撫でると、最後の朝でも尻尾をピン!と立てて嬉しそうにしていました。「お医者さんに行ってポンポン痛いの、治してもらおうね」と言って獣医に連れて行きましたが、結局その後たまちゃんが戻ってくることは二度とありませんでした。
今ポコちゃんやトラちゃんと比べても、たまちゃんは印象的な猫だったなあと、しみじみ思い出されます。ポコちゃんもトラちゃんもたまちゃん同様とても甘えっこですが、ポコちゃんは自我がはっきりしており、割と独立心が強い猫です。トラちゃんは毛皮の色こそたまちゃんそっくりですが、仔猫のように幼稚で、甘えるか遊んでもらうためにいつも跳ね回って超エネルギッシュ。ある意味やはり主張が強い猫です。どちらも猫らしい性格と言えるでしょう。ところがたまちゃんは遊びに全く興味がなく、他の猫にも興味がなく、甘やかされることだけを望んでいました。生まれつき病弱で、ずっと室内だけで静かに生活し、ただ人の膝に乗って撫でてもらうのだけが好きでした。彼女は本当に人間の愛情だけを頼りにして生きて来たような猫でした。猫の中でも特に小さく、弱く、ちっぽけで哀れな猫で、愛しい愛しい存在でした。
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極めて大人しい穏やかな性格だったので、あまり猫に慣れていないキチ吉ちゃんにも沢山可愛がってもらいました。いつもは私達夫婦と”おねんね”するのを最上の喜びとしていたたまちゃんですが、キチ夫婦が泊まりに来た夜は、すっかりその部屋に入り浸って戻って来なかったので、「薄情者!」と思ったものです(笑)。
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今時は年とった猫にとっても、ガンはけして珍しい病気ではないそうです。昨年は本当に「ガン」という言葉をイヤというほど聞いた年でした。実際親戚や友達の家族でも、ガンで亡くなったり入院したりというケースを何件も聞きました。医学がどんどん進歩して、早期発見であれば大抵のガンが不治の病ではなくなったものの、食生活や環境汚染で、ガン患者及び死亡者は今後急速に増えるであろうと言われています。昨年周りのガンで亡くなった人を考えると、原因は第一に発見・治療が遅過ぎたことが大きいと思います。これだけガンの危険性が叫ばれていても、特にヨーロッパでは日本より遙かに健康の意識が低いので、無視されることは非常に多いのです。まして自分の体調の異変を訴えられない猫ですから、早期発見は極めて困難。ほとんど不可能です。
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こうやってたまちゃんの写真を見ていると、ヤブ睨みな目つきが多く、あまり可愛いのがないなー…と寂しく思っています。私のカメラが簡易で、暗いところで撮影できないのも原因の一つです。実物は賢そうな目がキラキラと可愛かったのに。何より絶品だったのが、おばーちゃんなのにウサギのようにキメ細かく柔らかだった毛皮で、そんな毛皮の猫には他に出会ったことがありません。たまちゃんの亡くなった直後、たまちゃんを撫でている夢を見て、夢の中だと分かっているのに、本当はもう死んでいると分かっているのに、その毛皮の手触りがやけにリアルで刹那かったのを憶えています。
たまちゃんの遺灰は、今だ箱に入ってガラスケースの中に飾ってあります。もし今後この家から引っ越すようなことがあったらと思うと(イギリス人は10年おき位に家を買い換えるのが普通だそうです)、とても庭に埋める気にはなれません。出来れば私が死んだときに一緒に埋葬して欲しいと思います。
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by derliebling | 2009-02-23 00:41 | 動物

久しぶりに「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイヤ」を見た

f0141785_7244597.jpgかつてリアルタイムに映画館で見た作品ですが、P太は一度も見たことがないとのことで、一緒にDVD(ブルーレイ)で再び見ることになりました。凄く久しぶりに見たら、結構印象が違っていました。
私はブラピもバンデラスも、勿論キルスティン・ダンストも、この映画で初めて知ったのですが、その後の彼らの御活躍を考えると、かなり贅沢なキャスティングですよね。その上クリスチャン・スレーター演じるインタビュアー役は、当初リバー・フェニックスのはずだったらしいので(撮影前に急死した)、もし実現していたら、さらに濃ゆい映画になったことだろうと思います。しかし最注目は何と言ってもトムです! トム・クルーズ…、私にとって普段は最もどーでもいい役者の一人ですが(笑)、この映画の中のトムは圧巻です。原作及び主要人物のレスタトが熱狂的な人気を誇るため、当初レスタト役にトム・クルーズが決まった時、ファンのみならず作者のアン・ライスまで大反対運動を起こしたとか。すでにハリウッド俳優として確立したポジションにいたトムは大変ショック受け、役作りのため10kg以上も減量したのだから見上げたプロ根性です。事実トムはこの作品の中で、ほとんど別人(笑)となって、見事に退廃的な吸血美青年を演じきっています。それから当時ほんのガキンチョだったキルスティン・ダンストが、中々迫真の演技を見せていて感心します。はっきり言って成長した今を見ても割と地味な顔立ちながら、あのクルクル巻き毛の効果は絶大。見た目は子供なのに、実は吸血鬼なので何年もその姿のまま行き続けているという、凄く難しい重要なキャラクターです。彼女の演じるクローディアの衣装も、正に全て人形のように可愛く必見です。原作では確か4歳位の幼女だったと思うのですが、設定のギャップはあっても雰囲気は良く守られていると思いました。
リアルタイムで見た時は、耽美さばかり注目していたのか(笑)、ホラーという印象はまるで無かったのですが、今見ると血がドバ~のシーンとか結構エグくて見ていて貧血起こしそうです(貧血気味なもので)。その代わり「男どーしのエロティズム」なんてのは、今は特に感じませんでした。イギリスに住んで以来、普通のTVドラマでもそういうシーンがやたら多くて慣れちゃったせいか(爆)。
今だ評価の高いこの作品ですが、私は賛否両論のラストシーンがやはり好きです。ゴールデン・ゲート・ブリッジをGuns N' Rosesを聞きながら車をブッ飛ばすレスタト(どうして運転できるんだ)。ハードロックがゴシックホラーの狂気を引き立てていて、現代を生き続ける吸血鬼を上手く象徴していると思います。見終わってP太も絶賛でした。
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by derliebling | 2009-02-21 18:16 | 本・メディア

正統英国少女・アマンダ・ジェーン人形

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10年以上前、ロンドンのおもちゃのデパートHamleysハムレイズか、キングス・ロードのお洒落っぽいおもちゃ屋で買った着せ替え人形です。名前はアマンダ・ジェーン。下膨れの顔、黒目がちな目、むっちりしたちんちくりんな体型など、P太から見ても、他人とは思えない位私と似ているそうです(とほほ…)。しかし買ったのはそれが理由ではなく、ファッションが、服装史の雛形とも言える時代掛かったものや、童話の主人公などの可愛い衣装ばかりだったからです。私の場合、ファッション・ドールはまず魅力的な服があってこそで、人形はその良いモデルであるかどうかです。極端に言ってしまえば、洋服や小物だけ持っていても嬉しいのです。
例えば、彼女が売られていた時から着ているこの服(写真上)は、ヴィクトリア時代のエプロン・ドレス。ドレスも中々クラシックな品の良い黒地の花柄で、落ち着いた生成りのエプロンともピッタリです。ちゃんと麦藁でできた帽子との組み合わせも素敵です。
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そしてこのクリーム色のドレスは、名称は単に「お姫様ドレス」ですが、どう見てもチューダー調。つまり映画「ブーリン家の姉妹」の時代のドレスを模したものです。光沢のあるクリーム色の生地が素敵です。ちゃんと帽子も付いています。
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続いてはエドワーディアンのドレス。子供のおもちゃと言えど、安っぽいケミカルな色合いではなく、渋いピンク&エンジにしてるところが中々忠実です。この他にもアマンダ・ジェーンちゃん用の服は、「子供だまし」ではない素敵なデザインばかりでした。
よし、まずは人形本体と服のセット買って、イギリスに行くたびに服を揃えよう、と思っていたんですが、次に行った時には、アマンダ・ジェーンの服も人形も、すっかりおもちゃ屋から消えていました。どうやら廃版になったようで、非常にガッカリしました。確かに現在の子供のおもちゃとしては、地味過ぎたかも知れないけどさ…。人形売り場は、すっかりケバい笑顔とハスッパな服装のバービー人形ばかりになっていました(最近のバービーは、ブラッツに比べると随分品良く見えるのですが)。
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・・・ところが最近、アマンダ・ジェーンちゃんは、まだウェブショップで細々と生き続けていることを発見!会社はウェールズに本拠地を持ち、1952年創業で50年以上の歴史を持ち、1963年以来同じ経営者とデザイナーで続けられているそうです。このインフレのひどいイギリスで、値段は10年前と変わらないどころか、ネット価格の得点か?値下がっているほどなのは奇跡的です。バッキンガム宮殿の衛兵、ロンドン塔のビーフイーター(女の子なのに…)、不思議の国のアリス、タータンチェックのキルトスカート姿など、イギリス土産にぴったりな服装のコもいます。ブロンドの人形もいます。人形に比べると衣装のみは割高ですが、もっとお洋服を増やしてあげたいなと思っています。

 
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by derliebling | 2009-02-20 17:39 | おもちゃ・人形

シルバーリーフとオーロラ・ラインストーンのネックレス

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ビンテージのアクセサリーとして、”らしく”て惹かれるデザインなのは、断然ブローチが多くて、ビンテージの首飾りを買うことは余りありません。フリーマーケットで見掛けるミッドセンチュリーの首飾りと言うと、プラスティックのビーズを繋いだネックレスが圧倒的に多く、紐が緩かったり、中々状態の許せるものは少ないようです。そんな中、久々に魅力的なビンテージのネックレス(…ペンダント? 微妙なとこだ)に出会いました。
ちょっと珍しい下を向いた構図の葉に、パステルカラー+オーロラ加工されたラインストーンが花か実のように散りばめられている、若々しく愛らしいデザインです。トップのボリュームが大き過ぎず、かと言ってプチジュエリーでもない、今は見ない微妙な大きさなのも気に入っています。トップはマットシルバー色なのに、何故かチェーンはシャンペンゴールド色。最初経年で変色したのかと思いましたが、状態はピカピカで、元々この色のようです。シルバー色のチェーンに換えることも簡単ですが、このチェーンも繊細で結構凝っており、留め具の形式も今は珍しいタイプなので、そのままにしています。
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by derliebling | 2009-02-19 18:48 | アクセサリー


こんにちは!「ぴよよん」です。当ブログに御訪問頂き有り難うございます♪ 英国に住んでいますが中欧好きです。蚤の市等で出会った、または手作りなどの可愛い雑貨たちを紹介していきたいと思います。


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