カテゴリ:旅行・お散歩
- 冷たい雨の日のナイマンズ[ 2012-05-16 16:15 ]
- お地蔵様ファッション・ショー[ 2012-05-04 16:02 ]
- 祭りの露店コレクション[ 2012-05-02 16:37 ]
- 門仲のシンボル、深川不動尊[ 2012-04-26 16:17 ]
- 富岡八幡宮の骨董市[ 2012-04-23 16:06 ]
- ヨーロッパ最大のストーンサークル、エイヴベリー[ 2012-04-19 16:18 ]
- ウィルトシャーの隠れた名園コーツ・ガーデン[ 2012-04-17 16:32 ]
- 東京のサブカル樹海「中野ブロードウェイ」[ 2012-04-09 16:41 ]
- 村全体が博物館のレイコック[ 2012-04-04 16:33 ]
- 春のレイコック修道院[ 2012-04-03 16:28 ]
冷たい雨の日のナイマンズ
今回の三連休は、見事に雨に祟られ何処にも行けなかったので、雨のやっと一瞬上がった最終日、とにかく庭園に行きたい!と騒ぎ(私が)、朝フリマに行った後、NTの「ナイマンズ庭園」に、ほぼ無理矢理連れて行って貰うことにしました。朝は青空さえ見えていたものの、お昼が近付くに連れ曇って来たのですが、私同様、庭園が「切れた」庭ジャンキー状態の人、または自然が不足していた人達は余程多かったらしく、まだ午前中だと言うのに、駐車場の入り口には、空き待ちの車の行列が出来ていました。

本来イギリスの一番の雨季である冬から異様に雨が少なく、今年の2、3月は各地で記録的な暖かさを記録し、結果深刻な干ばつを引き起こしているのですが、その後一変して梅雨のような状態になり、4月は観測史上最多の降水量となったそうです(それでも水は未だ足りないらしい)。5月に入っても気温は一向に上がらず、半袖で外出した日なんて、3月末以来とんとありません。

まるで早春で時間が止まったかのように感じていたのですが、ここの庭園を訪れて、改めて森は既に美しく若葉で覆われ、草木も開花への準備を少しずつ進めていてるのを見て、季節が着実に初夏に向かっているのを実感出来ました。

到着した途端、案の定雨がポツリポツリと降り出しました。ナイマンズの見頃の一つである木蓮も、未だ咲いていましたが、この時期の主役はツツジとシャクナゲ。

イギリスのツツジには芳香を持つものが多く、辺りに甘い香りが漂っていました。

黄色いツツジとブルーベルのコントラストが綺麗。

イギリスのシャクナゲは、木も概ね巨木なら花も巨大。一つの花の直径が、12cm位あるものも。そんな大きなシャクナゲの花が、こんもりと集まって咲く姿は圧巻です。

一方、この時期地面を覆っているのは、イギリスの春を象徴するブルーベル、忘れな草、そしてワイルド・ガーリック(行者ニンニクの一種らしい)。そう言えば、悪天候続きで、今年は未だブルーベル花見をする機会さえなかったもんなー=ɜ。

ワイルド・ガーリックは、こんな可愛い見た目でも、結構強烈に匂います。

青み掛かった繊細な色合いの、多分イチゲの一種。イギリスで春一番に地面を覆う花と言えばブルーベルですが、フィンランドでは、この「アネモネ・ネモローザ」と呼ばれるイチゲ類だそうです。

ここの庭園には、ジェラニウム(風露草のほう)も沢山植えられています。変わった花色の、まるでフリルのような可憐な花びらのジェラニウムは、「Bell Bank」と言う品種名。

葉がカエデのようなこの植物は、…「ティアレア」? 多分ユキノシタの仲間だと思います。

余りに雨が多く気温が低いので、あちこちにキノコが生えていました!

つまり気温が晩秋並みってことです。うちの近辺の緑地にも、キノコが沢山生えています…。

いつも見る人を魅了して止まない素晴らしいボーダー花壇は、この時期は一種類の植物だけが植えられている、何やら畑のような地味~で寂しい状態でした。

良く見ると、これは何か豆科の植物で、実はボーダー花壇を健康に保つ為に植えられているそうです。花が終った後そのまま土に埋めると、栄養分になるそうです。そんな便利な植物があるとは。

一方、プリムローズで明るく彩られた花壇には、やはり心が和みました。

お屋敷に到着しました。このナイマンズのもう一つの見頃が、半廃墟の屋敷の壁を這う藤の季節なのです。我が家の周辺の藤はちょうど満開なので、それを狙って来たのですが…、

・・・残念ながら、未だ五分咲きと言ったところでした。

全体的に地形の平坦なイギリスですが、市街地と林間部では、かなり気温差があります。

こちらの見事な藤棚なんか、更に遅れて、やっと芽吹いたばかりと言う状態でした。

でもお屋敷脇で、地元の織り&紡ぎ&染色愛好会の実演を見学することが出来ました。

羊毛を紡いでいます。簡単なように見えても、全く切れないように紡ぎ続けるのには、相当のスキルが必要だと思われます。

彼女達の御手製のマフラーやカーディガン、ブローチなど、お洒落な服装にも注目。

この女性は、中国から輸入して自ら染めた絹を織っています。羊毛は簡単に手に入るイギリスですが、絹の生糸は貴重なようです。繊細な色のグラデーションとツヤがとても綺麗な織物でした。私が日本人だと知ると、最近ウェールズで見事な日本の伝統織物の展示会があったと教えてくれました。実は義母は、この4倍位ある大きな機織り機を持っているのですが、陶芸を始めて以来使っていないようです。

そうこうしているうちに、雨脚が強くなり、傘無しでは歩けなくなる程になりました。おまけにとても寒い!

元々こんな天気の日に出掛けるのに乗り気でなかったP太には、ちょうど友達のジェームスから電話が掛かって来て、そのままずぅっとエコ話し続けているし…(こういう場所で長々と携帯で喋っているのはバカだと、自分で言っていたのになっ)。

折角お弁当を持って来たものの、ベンチは全て水浸しで座れる場所も無く、車に戻って食べる羽目に(それでも来園者は未だ続々とやって来ていた)。結局今回ナイマンズには、2時間も滞在しませんでした。余りの寒さの為、家に戻った後も、まるでカキ氷を食べた後のように頭痛と寒気が止まらず、しばし寝込みました。…それって風邪?? それでも、久々に綺麗な庭園を補給する(見る)ことが出来て良かった~と満足している私です。念の為、負け惜しみではありませんよ(笑)。



























お地蔵様ファッション・ショー
私が東京で最後に住んでいた、また今も姉夫婦が住んでいる田無は、駅前には一通り必要な店が揃って賑わっているのに、住宅地の合間に畑&その無人直売所があったり、古い円柱郵便ポストが残っていたり、田舎と都会の程良いミックス加減が気に入っています。道路沿いのあちこちに地蔵堂や供養塔等が残っている、昔ながらののどかな雰囲気も好きでした。このお地蔵様達が、今でも絶えずお供え物が捧げられていて、大切に祀られていることにも、心がほっと和むのですが…、

・・・この青梅街道沿いの地蔵には、コートが着せてあります! まあ「笠地蔵」の話にもあるように、冬でお地蔵様も寒かろうと言う思いやりなんでしょうけど、そもそも左側は、もはや「像」でないし。しかも、このコートが化繊地のダウンで、帽子やマフラーまで着せられて、まるでスキー場に居るような格好です。右はスカートまで履かせられている模様…。毎年こうなので(もしかしたら一年中?)、見る度に、微笑ましい厚い信仰心と言うよりは、内心もはや何だかシュールな光景だな…と思うのでした。

一方こちらは、骨董市でも有名な新井薬師こと「梅照院」です。お地蔵様に赤い前掛けや頭巾は付き物ですが、前掛けは前掛けでも、こちらは明らかに赤ちゃんのビブ!(スタイ) 前掛けって、あくまで涎掛けではないはず…。しかも皆男の子用、何となく80年代っぽい柄ばかりなのが妙に気になります(笑)。


祭りの露店コレクション
仙台の大崎八幡宮を訪れた際、ちょうど松焚祭(どんど焼き)の前日で、既に露店が参道にズラリと並んでいました。営業してはいないので、日本の祭りのファーストフード大ファンなP太はガッカリしていましたが、私にとっては、露店の外装自体もキッチュ&カラフルポップで面白く見え、これも日本独特の庶民文化の一つには違いないと感じました。返って閉まっているのが好都合な程で、沢山写真を撮ってみました。(営業している露店もあるのは、三春のダルマ市で撮影したも写真も混じっている為)

露店のデザインの何が一番堪らないかって、バッタ・キャラクター天国だからです。それは、イギリスのアイスクリーム・ヴァン(アイスクリーム売りの車)に共通する、先進国とは思えぬ著作権無法地帯。

やっぱり「ハローキティ」が、こういうバッタ天国に最も相応しいと思います(笑)。

普段はディズニーのキャラクターには興味が無い私ですが、偽ディズニーは大好き(爆)。似てなければ似てない程ツボで、にんまり嬉しくなります。

「スティッチ」イモモチ。凄く不味そう!

チョッパーとスティッチ…。組み合わせもメチャクチャ。そもそも、ONE PIECEは大人気だけど、「リロ&スティッチ」って今でもそんなにメジャーっすか?

何故オムそばにアンパンマンを起用したのでしょう。希望としては、せめて大判焼き等、餡を使った食品に使用して欲しかった(笑)。

たこ焼きにトトロ。この傍若無人な脈略の無さが、またバッタ世界の醍醐味なのかも。

クレープにペコ&ポコは、何となく納得で違和感無し(…納得されても困るでしょうけど)。

「コアラのマーチ」のコアラにバナナを持たせたところに、ちょっと工夫が感じられます(笑)。

---以下、いんちきキャラクターに頼らない、純粋(?)露店デザインのコレクションです。これでもかっと力強い書体にも注目。原色や安っちい蛍光カラーの多用も、露店デザインの基本です。

どうして「ふるーつ」を、わざわざひらがなにしたのかな。

垂れ幕の縁が果物型のアップリケ仕立てで、最高に可愛かった露店。

こちらは、そのタコ・バージョン。地はホログラムで妙に派手です。

いつも突っ込みたくなる、共食い的グラフィック。以下二つ、同様の共食いシリーズです。

笑ってんじゃねえ!(爆)。自虐的な微笑み?

心無しか、ちょっと悲しそうな豚の顔。そりゃ食べられちゃうんだもんねえ。

前にも書きましたが、昔に比べ、玩具屋等はメッキリ減り、圧倒的に食べ物屋の割り合いが多くなりました。---この露店は結局、何屋だったのだろう。名前はパチンコですが、もしかしたら海鮮焼き?

・・・いや、わざわざ言わなくとも、絶対誰も「高級グルメ」だとは思わないって。

それにしても、近年の露店の食べ物のバリエーションの豊かさ、特に国際化は凄いもんです。

スペイン語かポルトガル語ですが、これは有名な南米とかのスナックなんでしょうか?

それから、結構その地方ならではらしき食べ物も見掛けました。

南部せんべいを汁に割り入れる食べ方が伝統的に存在するとは、聞いたことはあるけれど、その露店まで出ているなんて。一度試してみたいと思っています。

---衛生的にも健康的にも問題無いはずのない(笑)露店の食べ物ですが、異様に食べたくなり、またみょ~に美味しく感じられるのが、祭りや市の浮かれた雰囲気のマジックかも知れません。普段は、イギリスのスナック・ヴァンやフリマの屋台の食べ物なんて言語道断!と言い切り(マジで挽肉系がヤバイらしい)、毛嫌いしているP太も、日本の露店スナックにはめっちゃ目が無い点が、また面白いと思います。























門仲のシンボル、深川不動尊










富岡八幡宮の骨董市
一応「蚤の市ブログ」としているからには、たまには蚤の市や骨董市の様子をお伝えするべきですよね(笑)。特に日本で行われる骨董市は、神社仏閣で行われる雰囲気の良いものが多いので、是非P太を連れて行かねばと思っていたのです。京都のは、以前一緒に行ったことがあるのですが、東京のは未だでした。それで、今回帰国した際の終盤、門前仲町の富岡八幡宮で行われる骨董市へ行きました。

ここは、普段なら毎月第1と第2日曜日に骨董市が開催されるのですが、一月は、多分初詣と重なる為、特別に第3&4日曜日に行われました。東京で定期的に開かれる骨董市の中でも、最大規模のものだと思います。…神社の背後、鳥居の中に近代的なビルが見える、結構シュールな光景です(笑)。

奉納した人の名前札だと思います。有名人の名前も連なっています。

露店は、多い日なら、敷地内の鳥居周辺から本殿ギリギリの手前までの表参道の両側、そして脇参道にも、境内のあらゆる所にビッシリ並びます。ここには、今まで夏しか来たことがなかったのですが、第2日曜日のほうが露店が多く賑やかなようです(多分第1は「東郷神社」や「新井薬師」等、他の都内の骨董市と重なる為)。真夏には、本堂の裏手まで露店がいっぱい。鬱蒼とした木陰の蝉時雨の中、やぶ蚊に気を付けながら骨董市を楽しむのも、また日本独特の雰囲気です。

商品は、石灯篭の上だろうとお構いナシで並べます(笑)。そこがまた楽しい。
売られているものは、やはり和食器が一番多いかなあ。

それから、古民具も根強い人気です。「見立て物」と言って、本来の用途とは違う使い方で生活に生かすのがお洒落ですよね。

古着の着物や古布が売られているのも多く見掛けましたが、凄い人気で、良い柄は競争率が高く、概ね高価です。

和装のアクセサリーもチラホラと。これぞ日本の美!と思える、細工の美しい簪。もし本物の鼈甲だったら、ワシントン条約に引っ掛かって、イギリスに持って帰れません(笑)。一方、ブローチ等の洋装の古いアクセサリーは、やはり日本で身に着ける歴史が浅いので、数が少なく貴重です。

古布を使った、オリジナルの手工芸品も見掛けます。

古い帯をテーブルランナーにしたら素敵♪と思い、京都で買ったのですが、今だ実効に移さず…(笑)。生地がしっかり厚手なので、バッグとかを作るのも良いですねえ。

古いホーローの看板は、何処の国のも魅力的。

黒い線対称の招き猫が、何だか結構迫力でした。

干菓子等を作る為の、古い木型。壁に飾ったり、アクセサリー入れに使用する人がいるそうです。

中央の二つの額の中の絵は、「きいちのぬりえ」で有名な蔦谷喜一先生の原画。以前仕事でお会いしたことがあります。

写真を撮った後で気付きましたが(あくまで)、右手前の額装の絵、実は眩暈がする程エロで下品なのです! しかも外人の兵隊の男どーし(笑)。

日本の骨董市には、商品の並べ方に美意識の感じられる店が多いと思います。こちらは、赤い毛氈を敷いて、まるで部屋のように設えられたストール。

蕎麦猪口も、柄の異なるものを並べてこそ面白い。

私にとって一番見て楽しいのは、レトロな玩具。キッチュな色合いのセルロイド製は、特に魅力的。

昔のスーベニールやキャラクター・グッズ、レトロ柄食器も気になります。

でもレトロ食器なら、未だ実家の物置に眠っていそうです。

こんな着せ替え人形、私の子供の頃は、未だ駄菓子屋で売られていました。でも当時としても、既に古過ぎるセンスで、子供心には、TVのキャラクターや、少女漫画っぽいモダンなもののほうが好きでした。

非常に素朴な土人形。もしかして、松本かつぢさんのキャラかなあ。

一方P太が気になるのは、昔の電化製品。手前は、多分60年代のポータブル・テレビ(三菱社製)。革の専用ケースも格好良くて、もし荷物に余裕があれば、値段を聞きたかった程気に入ったそうです。

買い手は、やはり年配者が多いけど、若い世代も結構います。ベイゴマが手に入った!と、喜んでいる学生を見掛けました。この30代と思しき女性は、熱心にこけしを選んでいました。

日本の民芸品や工芸品は、やはりコレクターが多くて需要があるし、価値も手間も分るから値段が高いのですが、外国の工芸品には、時々驚く程安いものがあります。例えば、状態の良いウェールズの「ラブスプーン」が、一本100円で沢山売られていました。現地で買うと結構するのに。

外国の製品でも、ウェッジウッドとか有名ブランド物は、やはりそれなりのお値段がします。

P太は、日本の祭り屋台の食べ物が大好きで、この時も「京都の弘法さん」同様、沢山楽しめるのを期待していたのですが、意外に一、二軒位しかありませんでした。門仲辺りと言えば、アサリを炊き込んだ「深川めし」が名物。「もんじゃまん」なんてのも有り、想像する限り不味そうです(笑)。

勿論、神社もお参りしました(最初に)。まだまだ初詣の参拝者が多くいました。

振り返れって見れば、一月のかなり気温の低い日だったのに、結構な人出です。でも露天のほうは、早朝から出店しているせいか、お昼前に店仕舞いするところもありました。お値段は、やはりフリマのようには行かないのだけど、眺める分には、日本の骨董市も魅力的で楽しいなあとつくづく実感しました。





























ヨーロッパ最大のストーンサークル、エイヴベリー


















ウィルトシャーの隠れた名園コーツ・ガーデン



























東京のサブカル樹海「中野ブロードウェイ」
この日は、P太と義兄と(仲良し義きょうだい♪)、中央線の中野駅前に来ています。この中野、駅から出た時点では、丸っきり普通の庶民の街の一つに見えるんですが、実は相当ディープな場所なのです。

駅北口を出て、「中野サンモール」と呼ばれるアーケード街をひたすら進みます。

この右手には、飲食店(オヤジ好みの)がゴチャゴチャ連なる小路が広がっていまして、まずはここで昼御飯。昼から焼肉定食なんて食べちゃいました(笑)。

アーケード街の突き当たりは、「中野ブロードウェイ」と呼ばれる、古臭いショッピング・モール(一応)になっています。一階には、普通のドラッグストアやオバチャン系衣料店等が入っています。

この建物自体が相当奇妙でして、エスカレーターに乗ると、2階を通過していきなり3階に到着しちゃう。

そしてこの3階&2階こそが、小さなオタク・ショップが集中しているオタクのパラダイスで、今回の我々の目的地なのです。自称非オタクの義兄の詳しい案内で(笑)、じっくり2フロアを見て廻ります。私は本当は、この日はキチ吉ちゃんと吉祥寺辺りで可愛い雑貨屋巡り♪を楽しむ予定だったのですが、彼女は直前にインフルエンザで倒れてしまった為(涙)、急遽オタク・義ブラザーズに同行することにしました。

オタクと一言で言っても、アニメ&ゲーム&ガジェットの言わゆるアキバ系だけではなく、実際には様々なマニアックな人を含み、多様化細分化されています。そういう意味では、ここは秋葉原より、更に幅広い分野を網羅しているオタク・スポットと言えます。少なくとも、ここは女性一人でも近寄り易いかも知れません。

例えばここは、アニオタには欠かせないコスプレ屋さん。

アイドル専門店(これはアキバにもあるだろうな)。

良く知らないけど、トレード・カード・コレクターと言うのは、世界中に居るようです。この他にも、一般の切手商や古銭屋、古レコード屋等もこのモールに入っているので、要はコレクターの殿堂なんです。

なんと演歌専門店なんてのも。ここは何やら、ブロードウェイの中でも異色を放っていました…。

人形専門店では、人形本体、服、アクセサリー小物は勿論、自分で人形に眼球をはめ込むなど、カスタマイズの部品も揃って販売されています。

ブライスの洋服等もあちこちで売られているから、私でも結構飽きずに楽しめます。

普通にオシャレな雑貨屋や、手作りの子供服店なども、所々に混じっているのです。

エスカレーターで通過しちゃう2階は(階段で行きます)、確かに天井が低く、建物の老朽化が目立って、一層胡散臭い雰囲気(笑)。客層は、いかにもオタな感じの方も勿論いらっしゃいますが(大抵単独行動)、それはほんの一部で、極普通のカップルとか、どう見ても仕事途中のサラリーマンやOLとか、作家物のテディベアを買いに来たらしい主婦二人組み、外国人観光客なども多く…、要はあらゆる人達です。

ガチャガチャにしても、何でも有り(内容が)です。エガちゃん人気なの? 右下は「テルマエ・ロマエ」です。これとは別な店に、エロフィギュアだけのガチャガチャがあり、P太のド肝を抜いていました。

普通の玩具屋さんでも、ブライスとコレクタブル・バービーの品揃えは、やたら充実。

私が一番心惹かれた、昭和初期~中期の玩具やキャラクター・グッズを売るビンテージ屋さん。

ここで一番多く目立ったのは、過去のガチャガチャや玩食の中身だけ、&アニメキャラ等のユーフォーキャッチャーなどの景品を集めて売るお店かな。なので、「あの玩食、見逃した!」と言う方は、ここへ来れば手に入ると思います。同シリーズでも、レア度やキャラの人気具合で、値段は様々なようです。

こういう中に、いきなり飲食店が紛れ込んでいて、安っぽいカレー粉の匂いがプイ~ンと漂っていたりするのですよ(笑)。義兄は「一度試してみたい」と言っていましたが、悪いけど私は食欲沸かん。

昔の映画のポスター専門店。遊星王子=梅宮辰夫だそうです。
P太はここで、ヨーロッパ版「カリオストロの城」のポスターを購入(日本版はデカ過ぎた)。

私は、当初作家物の手作りの人形の服でも買おうかなと思っていたのですが、納得の行くものには出会えず、結局ここでは何も買いませんでした。しかし気が付けば、P太も義兄も、共にでっかい「まんだらけ」の紙袋を持って、御満悦ではありませんか!! 義兄の得意ジャンルは、「ウルトラマン」&「ゴジラ」等の特撮怪獣物フィギュア。P太のお目当ては、綾波レイや涼宮ハルヒや初音ミク等も全く眼中になく…、実は「侵略!イカ娘」なのでゲソ~。湘南に行ったのも、江ノ電に乗ったのも、鎌倉大仏を見たのも、焼肉を体験したのも、元はと言えば、全て「イカ娘」に登場するからなのであった…。幾つか収穫を得たP太は、ここでは時間が足りない位凄~く楽しめたそうです(たはは、ヨカッタね)。夫が夫なら、付き合ってやる妻も妻ですが、私もガラクタなんて集めて相当マニアックなので、オタクっ気の全くない、メインカル・オンリーの人は返って苦手です。これも運命だと思って、オタ夫を暖かく見守っております(笑)。
今日のつぶやき






















今日のつぶやき
村全体が博物館のレイコック























春のレイコック修道院
P太の足の具合がずっと悪くて、しばらく何処にも出掛けず(フリマとP太の実家以外)、私の誕生日ディナーでさえ先延ばしにしていました。しかし、そうこうしているうちに、私達の結婚記念日の週末が近付いて来ました。折りしも、絶好の好天が約束されていました。それで、元々出掛けるのが大好きなP太が、居ても立ってもいられなくなり、車を運転する分には問題ないので、結婚記念日には出掛けようと、急に(前日)言い出しました。目指すは、前から一度行ってみたいと思っていた、ウィルトシャーのLacock レイコックと言う村です。ここへは日帰りでも行けるはずですが、ケチなP太が、どういう風の吹き回しか、どうせなら一泊しようと言うのです。それで前日の夜に、レイコックの近くに宿を予約しました。

レイコックに到着して、まず訪れたのが、「Lacock Abbey レイコック修道院(または寺院)」です。ここはナショナルトラストなので、我々は無料で入場できます。さもないと、入場料一人に付き11ポンド以上+駐車料金を払わねばなりません。全体がナショナルトラストの管理下にあるレイコック村と合わせて、ナショナルトラストの中でも、最も訪れる価値のある場所の一つと思われます。

広大な敷地の中にあり、夏には、見応えあるバラ園、植物園やウォルド・ガーデンが楽しめるそうです。

この時計台のある建物は、付属のビール醸造所だったようです。

このネオ・ゴッシク・スタイルの門を潜ると…、

修道院の西側です。この大きな立派な扉が入り口かと思いきや、出口専用でした。

階段の脇の部分の、レリーフも美しい。こういうデザイン一つ見ても、イギリスならではだなあと思います。

入り口は、この南側にあります。ここは元々女子修道院で、ソールズベリ伯爵未亡人のエラに寄って、1232年に設立されました。

この建物の魅力は、美しい丘陵地帯が背後に控える、抜群のロケーションの良さに寄るところが大きいと思います。この八角形の塔は、後から増築されたもので、かつてこの建物内で所有されていた、1225年版マグナ・カルタ(本物は博物館に寄贈されたらしい)のレプリカが展示されています。

入り口から建物内に入ると、まずは回廊と中庭に出ます。実はこのレイコック修道院、今でも「Abbey 大修道院」とは呼ばれているものの、修道院として機能していたのは16世紀までで、それ以後は一般人のカントリー・ハウスに使用されて来ました。この規模ですから、宮殿並みのお屋敷です。それで、信仰の場としての雰囲気を今日も伝えるのは、この回廊周辺のみとなっています。

回廊は、15世紀に建てられたもので、一辺は約80フィート(24m)。大修道院の回廊としては、割と規模の小さなものだと思います。壁面には、ハゲハゲのフレスコ画が残っている部分もあります。

回廊の周囲には、中世の雰囲気を色濃く残す、薄暗い小部屋が連なっています。この脚付き鍋?の正体は分からず。部屋の中には、石棺が並んだ部屋も(…念の為、中身は入っていません)。

近年は、映画「ハリー・ポッター」シリーズの撮影に使われたことで知られています。ホグワーツ魔法学校の一部が、この回廊で撮影されました。なので、それを目当てに訪れるポッタリアンも多いとか。「ブーリン家の姉妹」の撮影も行われたようです。

回廊の天井も見逃せません。アーチの交差部分に装飾が施されているのですが、これが見事に一つ一つ異なっているのです。(こんな絶好のお天気の週末に、人の全くいない状態で撮影するのは大変でした)

紋章、植物文様、ハート等の幾何学文様の他にも、不気味な顔(だけ)だの、人魚、犬、魚に喰われる山羊だの、もう何でも有りって感じでした(笑)。

これらのモチーフは、かつてはカラフルに彩色されていたようです。

続いて、館部分の内部に入り、ガラリと雰囲気が変わります。ナショナルトラストの建物には珍しく、フラッシュ無しなら内部も撮影可です。P太は勝手に、この建物が、写真技術の先駆者ウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボットの生家であるのにあやかって、特別に撮影許可を出しているんじゃないかと、安直に解釈していました。ここは、ヘンリー八世の修道院解散に寄り、1540年に一般邸宅になりました。修道院をブッ壊し捲り、イングランドからAbbeyと呼ばれる施設をほとんど消し去ったヘンリー八世ですが、この修道院は、修道女達を追い出しただけで、友人(ノーフォークの富豪)に売却した為、こうして建物が現存している訳です。「尼さんだったから、温情で壊しはしなかったんだろう」とP太は言っていましたが、元々修道院解散の目的が財産の没収ですし、楯突く修道院は修道士諸共焼き殺した、あの非道な王サマに、そんな甘いところがあったとは到底思えず、単に金が欲しかったんだと私は思います。

内部は、豪華な内装や家具、美術品が鏤められた、典型的なお金持ちのお屋敷に改装され、修道院らしい面影はほとんど残っていません。

ここが、マグナ・カルタが展示されている八角形の塔の内部。中央にテーブルがあり、人一人がやっと通れる狭さです。この卓上の古い地球儀では、アメリカ大陸は小さな島として記され、日本は未だ存在していないことになっています。

金襴豪華なインテリアには興味ないけれど、ヘンな小さな部分に触手が動く私。例えば、この窓(廊下に面している)のカーテンの隙間が気になって、使い辛そうなバスルームとか(笑)。

この水差しは、全面を覆う繊細なパターンが結構素敵。

こちらのサイドボードには、ミニチュアの食器が沢山入っていました。

このガラスのティーセットも、実はままごとサイズです。剥げた塗装まで愛おしく見えます。

中々魅力的なフォークロアな柄の、ニードルポイントのストール。イガイガの木の実(松ぼっくりの場合もある)が置いてあるのは、ナショナルトラストの建物では、「座ってはいけない」と言うお約束です。

ダンスルームを通って、最後に迫力の大ホールに出ます。

天井の装飾も見応え有り。

何が迫力って、壁面に沢山の彫像が掲げてあるんですけど、聖人などの宗教的なものや、代々の主の像と思しきものだけでなく、どう見ても魔法使いとか、こんな骸骨とか、結構悪趣味の一歩手前なんですよ(笑)。18世紀の館主、ジョン・アイヴォリー・タルボットの趣味だそうです。セットされたテーブルの上には、倒れたワインボトルが演出されていたりして、何だか乱ちきパーティの退廃的な雰囲気…。

修道院は、村と共に、1944年にナショナルトラストに寄付され、村には今でも館主一族の末裔が、借地人として住んでいるそうです。

最後に、この修道院の敷地の出入り口に併設されている、ウィリアム・フォックス・タルボットの博物館を見学しました。彼は、ハーロー校からケンブリッジ大学に進んだ、幼少の頃からズバ抜けた秀才でしたが、致命的に絵の才能には恵まれなかった為、写真技術の開発に熱心になったそうです。必要は発明の母なり。それにしても、自動車や鉄道、近代郵便制度等、イギリスには偉大な発明が数多くあるのに、イギリス人は、そういうものを維持・発展させ続けるのは苦手なようです。ロイヤルメールとナショナルレイルのサービスは地に落ちているし、現在イギリスには、一般車とカメラのメーカーは一つも生き残っていません。
続いて、勿論レイコック村も散策しました~。




























続いて、勿論レイコック村も散策しました~。
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こんにちは!「ぴよよん」です。当ブログに御訪問頂き有り難うございます♪ 英国に住んでいますが中欧好きです。蚤の市等で出会った、または手作りなどの可愛い雑貨たちを紹介していきたいと思います。
by derliebling
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