女の子の夢のお城! リカちゃんキャッスル

もし玩具のファクトリーミュージアム兼ショップなんてのが存在したなら、しかも人形のだったら、世界中何処にあろうと行かずにはいられませんが、そんなものが、実家から程遠からぬ場所にあるんです。その名も「リカちゃんキャッスル」。名前の通り、日本を代表するタカラトミー社のファッション・ドール、リカちゃん人形の、日本唯一のオープンファクトリーで、外観は西洋の中世の城を真似ており、阿武隈高地中央の小野町と言う町にあります。博物館になる以前から、この地にタカラ社の工場として運営しており、今では小野町のランドマーク的な存在です。ファッション・ドール好きの私は、今までも何度か訪れたことがありますが、正月3日から5日の三日間は何と入場無料と言うことで、弟の家族と再び訪れました。
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日本で西洋のお城風の建物と言うと、結婚式場かラブホですが(とほほ…。大人って夢がないね)、このリカちゃんキャッスル、青空に中々堂々と映える上、実際女の子のお姫様願望をしっかり適えてくれます。
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初日(仕事始め)は12時からオープンで、すでに結構な入館待ちの行列が出来ていました。やはり親子連れが圧倒的に多いのですが、この子供の数を考えると、イギリスでは考えられない静かさだ…と、P太は日本の子供の行儀の良さに驚いていました。
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入館すると、まずは着ぐるみリカちゃんがお出迎え。御年始として、何故かオーガニック石鹸を全員に配っていました。
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更に玄関正面では、ロボテック・リカちゃんが。お正月なので、着物を着ています。
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しかし子供達の多くは、この巨大なリカちゃんには余り目もくれず(ちと怖いもんねえ。苦笑)、玄関の右脇に直行&群がっています。
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何故なら、ここで「なりきりドレス」を無料で貸し出しているからです。ドレスは西洋のお姫様風は勿論、着物やチマチョゴリまであります。着易いよう、後ろは紐で結ぶだけの、言わば「びんぼっちゃまスタイル」。サイズは150cmまであるので、一瞬血迷いました(笑)。しかし3歳の私の姪っ子は、一向に興味ナシ。何故なら、私がプレゼントしたH&Mのピンクのお姫様ドレスを、予め着て行ったからです。
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さていよいよ二階に上がり、工場見学&博物館です。中央一階が工場、その二階回廊が展示室になっています。現在リカちゃん人形の生産は中国がメインですが、ここでは今でも限定特別バージョンなどのリカちゃんを生産しています。ここで作られる国産の人形は、やはり作りが丁寧で質が良いと評価されています。ちなみにリカちゃんキャッスル(略してリカ城)は、現在タカラトミーとは別会社なので、オビツボディー等タカラトミー以外の製品も生産しているそうです。
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ここで、初めてリカちゃんの顔の彩色の様子を見学した際は、ちょっと感動しました。目の中の小さな白い星は、一つ一つ熟練した工員に寄る筆で手描きなんです。現在プリントの瞳のファッション・ドールが多い中、手描きの瞳の人形は、はっきりと可愛さが違います。
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展示室では、歴代のリカちゃん、及び家族、友達、家や家具や小物などのグッズが展示されています。これは初代リカちゃん。顔はタミーちゃんやビンテージ・シンディに似ていますが、全体的な大きさは遥かに小さく設定されたのが、当時としては画期的かも知れません。
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二代目リカちゃんは、頭に白いバラの花(プラスティック)を着けています。
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三代目リカちゃん。かなり今のリカに近付いて来ましたが、まだちょっとおすまし気味な顔をしています。
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こちらは四代目リカちゃん。この時初めて、基本タイプのリカちゃんが金髪になったんですねー。実を言うと子供の頃、主人公のはずのリカちゃんよりも、優しい顔をした金髪の友達のいづみちゃん人形のほうが好きでした。今考えると、クウォーターかハーフのリカちゃんがド金髪なのもちょっと奇妙なのに、純粋日本人のはずのいづみちゃんがパツキンなのは、もっと変ですが。
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現在のリカちゃんは、この5代目リカちゃんを基本としているようです。口元がニッコリして、表情がふんわり優しくなって、リカちゃんはどんどん愛らしく進化して来ました。
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でも昔のリカちゃんの、子供に媚びないピリッとしたモードのファッションも、やっぱり魅力的です。
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現在のリカの家族。母:織江(ファッション・デザイナー)、父:ピエール(音楽家)、双子の妹:ミキ&マキ、三つ子の妹&弟:みく&かこ&げんの、今時マレな子沢山一家(笑)。更に祖母:エレーヌ、祖父:アルベール、従兄弟:シャルルがいます。ジジババまでいるのは、ファッション・ドールの設定としては破格ですね。当初リカちゃんはフランス人とのクウォーターだったはずなのに、…あれ、ハーフじゃねえか。この他、現在消息不明の姉:リエ(スッチー)がおり、もしかしてママの隠し子??
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確か、姉も持っていた「ママの洋裁店」(まだ実家の物置にあるはず)。リカママは、ファッション・デザイナーと言っても、パリコレやロンドンウィークとは関係なく、ローカルな洋裁店のなんですね…。
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こちら「デパート」も、お祭りの出店みたいだし。
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リカちゃんハウスは、当時インテリアがプリントしてあるだけで、家具類はほとんどないものでした。これに比べると、同じ時代のシンディの家のほうが充実していたようです。
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ブランドやメーカー、ショップとのコラボやタイアップもの、○○記念等の高級リカちゃんも、今まで沢山発売されて来ました。これは「ピンクハウス・リカちゃん」。タカラのファッション・ドールのファンと言うと、何故かピンクハウス好きが多かったものです。幾つになっても姫願望が強い表れでしょうか?
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ライトアップのボタンを押すと、様々なシーンが一コマずつ見えるコーナー。ママと仲良くパック中のリカ。見てはいけないものを見てしまった感じ(笑)。
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夜中に、キッチンの食いモンを荒らしたらしいリカ達きょうだい。発見して途方に暮れるパパとママ。ママ、動揺して胸が肌けていますよ。
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小野町は、小野小町伝説に因む町なので、小野小町リカちゃんも販売されています。小野町の代々の町長は、このリカ城の名誉館長を歴任しているそうです。
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着せ替え人形の極め付けは、やっぱりコレなんでしょうねー。
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ジェニーや、他の有名人人形も展示されています。右から吉川ひなの、スターライトYOSHIKI(コロッケがTOSHIの物真似をする際頭に乗っけていた)、パフィーのアミユミ人形、。
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右から、せがた三四郎(藤岡弘)、むじんくん(セイン・カミュ?)、アイルトン・セナ。…こんなのあったのか。F1好きのP太は、セナ人形の出来の良さに感嘆していました。
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工場&博物館見学の後は、第二グランド~、ショップでお買い物です(笑)。このオープンファクトリーには、ここオリジナルの仕様(髪色、髪型、メイクが違う)のリカちゃん&ジェニー&フレンズ人形、ドレスや小物等がたっくさん販売されている充実のショップがあるのです。でもショップは、どちらかと言うと大人のコアなファッション・ドール・ファン用で、子供達に圧倒的に人気だったのが、自分の好きなリカちゃん、ドレスや靴などを選べる「お人形教室」。買った後は認定証が貰え、自分で着付けてから持って帰ります(着付け用のテーブルもあります)。本当に大盛況で、入場は無料でも、この売り上げで十分利益が取れるのでは?と思いました。選べるドレスやアクセサリーは子供っぽいものばかりだけど、もし気に入った仕様の人形が見付かれば、ショップでオリジナル人形を買うよりお得かも知れません。
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結局、私一人だけ長々と買い物していました~。でも甥っ子も姪っ子も、付属のプレイルームで遊びに夢中になっていたから問題ありませんでした。この日は無料のお餅なども振舞われ、弟も御機嫌でした(笑)。やはり女の子には溜まらない場所でしょうが、例え特に人形好きじゃなくても、大人の女性ならきっと楽しめるはずだし、一応男の子でも飽きない作りになっています。
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by derliebling | 2012-02-06 16:58 | 旅行・お散歩


こんにちは!「ぴよよん」です。当ブログに御訪問頂き有り難うございます♪ 英国に住んでいますが中欧好きです。蚤の市等で出会った、または手作りなどの可愛い雑貨たちを紹介していきたいと思います。


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